
(画像は、映画.comからお借りしました)
今月から私は、訪問診療と訪問看護の契約をして、抗がん剤の外来治療と並行していくことにしました。「通院」と「在宅」の二刀流。
痛み止めの薬をたくさんもらいました。
「なるべく痛み止めは飲まないようにしてるんですが。。。(慣れると効かなくなる?)」と訪問の看護師さんに言ってみたら「いやいや!これは一番軽い痛み止めだから、毎日頻繁に使って全然大丈夫なんですよ!」というお答え。なので上手く使って外出もしようと思います。あとは腰痛に効く体操の本とYouTube動画を見て、自己トレーニング。
結局、腰痛の原因って、何なのかよくわからない。
でもどっちにしても対処方法って、薬という「他力」と、自分でなんとかする「自力」の組み合わせなんで。動かないとますます筋肉が固まるから、動けるなら動いた方がいい。
そういうことが相談出来るのも、訪問診療の良いところだと思います。
ということで前から興味のあった映画「教皇選挙」を見てきました。面白かった~!\(^∇^)
タイムリーなせいか平日なのに満席で、滑り込みセーフ。
今朝、現実世界でも初のアメリカ人の方が教皇に決まったそうで、いやはや映画の方はどれだけリアルなんだろ。内部世界は面白いです。様々な陰謀がうごめいていて、聖職どころじゃないよ。マフィアの巣窟かい!と思っちゃったよ。
選挙期間中はドアを閉じて外界とは遮断されますが、事務方のシスターは立派なパソコン使ってるし、全然遮断になってないやん~。
世界中から枢機卿が集まってきて、みんなゴロゴロでっかいカートを転がしてくる様は圧巻です。
爺さん達がみんな、赤い法衣で赤いちいちゃいベレー帽みたいなの被ってて可愛い。
主演のレイフ・ファインズって、昔はイケメンアイドル的なポジションだったような。
今は立派な?イケオジとなられまして、なかなかの存在感でした。
彼は教皇選挙を仕切る「首席枢機卿」なのですが、ある意味「普通の人」です。「普通の人」らしく考え、いろいろ動きます。
終盤、そんな堅実な彼の感情がちょっと揺れた時、「ある事」が起こり、そこからはトンデモ展開となります。人間の悲哀や滑稽さが滲み出る上手い脚本・演出。
今、「多様性」が叫ばれていますが、世相反映という意味でも大変興味深く、テンポも良いのでエンタメ映画としても楽しめました。
ただ、大量のおじさんとお爺さんが同じ服でゾロゾロ出くるので、なかなか顔の見分けがつかない(笑)★