上砂理佳のうぐいす日記

7月18日(木)~23日(火)まで、茶屋町の「ギャラリー四匹の猫」で「夏への扉」展に参加します★

この時期がやってきた★

2011-01-28 | 10-11コンペとショー
キム・ヨナ「世界選手権は完璧に準備出来る」かあ~。共同通信より。
見せてもらいまひょ!(^O^)/

全米とユーロを同時にやるのはやめて!…って言ったのに、どうして私の要望が通らないのだろうか(知らん)。
でも全米女子解説は藤森さん・男子はおすぎさんなのよね。良いわ良いわ。
ほとんど解説を聞きたいがために録画予約。
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P・チャンVS日本男子★

2011-01-25 | 10-11コンペとショー
カナダナショナルでP・チャンがす~ごい点を出して優勝したようですが
ほれ。私言ったでしょ。2006年N杯で、パトちゃん生観戦した際のレポ。
「…パトちゃんがクワド入れだしたら、もう誰も勝てなくなるのでは?」って。
いや、点数はホレあのカナダナショナルですから、正直300点は出してもおかしくないよって、思ってましたから(笑)。
でも、ここまでの流れでは圧倒的にチャンの優勢ですね~
しかし

世界選手権は3月後半。ピークをそこに持っていった人が勝ち!
今からまだ2ヶ月もあります。どうなるのでしょうね
私はパトちゃん好きですが、せっかくの地元開催なので日本勢に優勝して欲しいですね。
小塚君
全日本で初優勝を遂げましたが、FSの内容は余り良くありませんでした。でも勝てちゃう!というところが今の彼の強み。
PCSがジリジリと上がってきているので、80点台後半に持っていきたいところです。正直、PCSって「実績点のようでいて実績点ではない」。80点台で定着してない人は、その時の演技の盛り上がりもおおいに影響するでしょう。
今季のFSの曲は、完璧にやれば、自然とお客さんも高揚していく作りなので、そこは期待できそう。あとはTESで稼ぐとすれば、4Tの加点とステップの加点でしょう。安定したスピンも強み。
織田君
SPは、普通にやればPCSは出る良プロなので、ここで4+3を決め確実に88点は稼ぐ。SPで貯金が出来れば、FSで思い切って4+3+3などをトライ出来ます。
後半のスタミナ切れでステップなどの加点で損をしてるので、今からの練習でそれを克服出来れば、エリックの小塚君ぐらいの点は出せるのでは。
SPの小気味良さに比べ、FSのプロがどうもイマイチ平凡で、「織田にしか滑れない!」強烈なアピールに欠けます。もしかしてもしかしたら…FSプロ変更あり?私はそれに賭けてみるのも良いと思うな
彼は今季ずっと2位、2位で来てるので、案外プレッシャーは一番少ないのかも?

大ちゃん
さて問題の高橋大輔ですが(笑)。
パトリック・チャンの点数を見て、ファンの方なら何か思い出しませんか。4回転2本入れたシーズンの、四大陸ですよ。世界最高得点出したFSですよ。
あの時「…これでワールド制覇でしょ!?当然でしょ」と思った人が大多数。
長年フィギュアを見てきてる私でもそう思いました。「今でこれなら、1ヶ月後のワールドでは、これを更に上回る点だよね!?」と。
誰が1ヶ月後の惨敗を予想しえたでしょうか。。。私は「長年のフィギュアファン」として胡坐をかいていた自分を反省しまくるのでした。

「フィギュアは何が起こるか解らない」だから面白いのです(笑)。
パトちゃん絶好調なもので、大ちゃんは危機にあると言えますが、そうは問屋が下ろさないの(笑)。
私は年末の全日本FSで、「信じられないこと」をナマで見て、大ちゃんが何をやらかしてくれるのか、そのここ一発!の才能に賭けます。やっぱりこの人「持ってる」よ
怒ったら怖いよ。大ちゃんも宇宙人だよ(笑)。あなどれず。

次は、ヨーロッパ選手権で、欧州勢の様子をうかがうとしましょう★
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長野の奇跡★

2011-01-05 | 10-11コンペとショー
もはや、昨年末「クリスマスの思ひ出」となってしまいますが。
全日本フィギュア、男子の日程(+女子SPなど)で見にいってきました。チケットはMさんのパワーのお陰なり。感謝。

初日の24日は、はい長野ですから見事な雪~ ふぶいてる~。
バナー貼りもあるし…行列してたら凍えた凍えた。でもお仲間と一緒なので助かり!
この日のペアSP…といっても、なるみちゃん&トラン君の組だけなんで寂しいですね。
でも、毎年試合ごとに成長が見られて嬉しい 世界のTOPグループまでいけると思ってます。何か、持ってるオーラつうかパワーみたいなものが?感じられる。なるみちゃんの男前!っぷりと、がっしり逞しいトラン君。いいヘペアやわ。ぜひ仲良く続けていってほしいな~。

男子SPは32人。FSに進めるのは24人なので、「SP足切り」が8人も出るのですね。厳しいよー。
昨年の全日本FSで最終組に入った「殊勲の人!」の郡山君は、今年はみやけん振付の「ラテンなノリノリ」でした。黄色のシャツの胸にマラカスが描いてあって、派手派手。すごい!
みやけんが「やりすぎちゃったかな」と語る程のことはあります。濃いよ~^^;でもジャンプミスが大きく、残念ながら25位でFSに進めませんでした。場内からタメイキが
刑事君とか健人君とか佐々木君とか近藤君とか。トップではないけど中堅~若手がなかなか面白いです。私は、若手では羽生君以外、田中刑事君に一番着目してるんですが、やはり「大ちゃん系列」というか、ステップや表現、「音のとらえ方」に才能を感じるのです。ジャンプも癖が無いし「正統派」。
この日は刑事君ちょっとミスがあり、あまり点は伸びませんでしたが、中村健人君(あともう一人は木原君?)と共に、世界Jr派遣も決まり、ぜひぜひ期待したいところ。
佐々木君面白かったね~(笑)。まず衣装ね…全身シマシマで囚人服
FSも赤パンでミッキーマウスしてるし。そうFSは「エレクトリカルパレード」。
「こーひーるんば」でノックアウトされた私ですが、今回もやられた(笑)。豪快なルッツはタノ入りでしたが、ミスも豪快。スピンまるごと抜けてもうむちゃくちゃでも、大好きな佐々木君です(笑)。

翌日の男子FSがやっぱり一番感動しましたね
大ちゃんは…SPがアレだったもんで心配していましたが。いつもなら有り得ないミスでしたし。
動きが何かヘンというか、右足の踏ん張りがきかない感じがしましたが、衝突事故の影響が残っていることは明らかでした。しかし何のアナウンスもないし、棄権しないのならば見守るしかありません。全日本もし4位以下になったら、世界選手権代表の座は得られるのか?もしかしてここで引退となってしまうのかも。。。
奇跡が起こって欲しい、という気持ちと、現実を受け入れようという気持ちと。
いろんな感情で頭が混乱し、お仲間と「昨夜は眠れなかったね~」としゃべりあうのでした。本当にこういうときは、一人でTVの前とかPCに張り付いているのが一番良くない!同じ気持ちの人と発散するのがいい。そして目の前の選手達を懸命に応援することに、集中しきった方がいいのです。

果たして。。。私の予想をくつがえし、フリーでは大ちゃん「奇跡」を起こしたのでした。
冒頭の4回転は4Tと申告してたらしいのに、跳んだのは4F!
こらえました。転倒せず降りてきました^^;
この時点で「ああ。良かった」と。
あとのジャンプを次々と危なげなく跳んでいく大ちゃん。そしてその気迫。表情!
私は3階一番奥(上)の遠い席だったにもかかわらず、演技からダイレクトに伝わってくるものがある。
「演技」をしているというより、曲とその世界に没頭しきっている大ちゃん。満身創痍でもこんなことができるなんて。。。信じられない思いの私。
終盤になるほどお客さんの歓声は大きくなり、悲鳴のようでした。会場はカオスとなって、手負いの大ちゃんを応援する「気」が渦巻いていました。
演技後、私の周りも全員スタオベしていましたが、隣の友人とめちゃくちゃにバナーを振る私は、声も枯れてただ泣くばかり。
あれほどの「全身全霊」を見たのは、数々の生観戦を経験した私にも、初めての体験と言えました。もはや「名古屋のファントム」「東京ワールドの地鳴り」「五輪」「トリノワールド」を超えていたかも。いや「全身全霊度」では№1かも。
怪我のことがなければここまで感動したかな…いやそんなことは関係ないな。自分に問いかけても。
真央ちゃんを見ててもそうでしたが、世界チャンピオンになる人というのは、何か他の選手とは違う「特別なもの」を持っているように思えました。ミラクルを起こす力というのですか。信じられない事を起こす能力を持っているのですよ。

男子最終グループは、大ちゃん以外の選手は、やや緊張で固さがうかがえ、これが全日本か!と。
小塚君と織田君、優勝を狙う人はやはり伸びやかさを欠いているように思えましたが、地力は十分発揮できていました。町田君と無良君、トップをうかがう羽生君、精一杯の演技を見せました。個人的には村上大介君も好きだったなあ。4回転サルコゥの挑戦も素晴らしかった!
南里君や中庭君、今季で最後だろうか。。。と思われるベテラン勢も、気合の入った好演技で盛り上がりました。日本男子が格段にレベルアップし、国際大会で必ずメダルを取ってくるという、すごい時代になりました。
それもこれも、佐野さんや五十嵐さん(古くは佐藤信夫先生ですね)から本田君へと続く、エース達の奮闘があったからこそ。
大ちゃんも今回は小塚君に優勝を譲り、これでエース交代となるのかどうかはまだ解りませんが、あんな演技を見てしまってはもう…世界選手権に期待せざるを得ない!
体を治して大ちゃんのペースで調整していって、最高のものに到達して欲しいと願うばかりです。
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GPFエキシビション~★

2010-12-13 | 10-11コンペとショー
ファイナルのEXを見てちょっと和みました~。
緊張の日々から解放され、思いつくまま書き散らし。

さすがに皆、お疲れ感はぬぐえんかったけど…全員ノーカットで見るにはCSかなあ。
佳菜子ちゃんのEX見てると、本番前にあれだけ緊張する人にはとても思えん…いや逆に、いったん舞台に立ったら、豹変して役にハマりこんじゃう、天性の役者さんなのかもしれませんね。
あのエキシビのナンバーは、何度もナマで見ましたが、最初から最後まで圧倒されます。とにかく生き生きとしたパワーが、3階席の奥まで伝わってきて、まるごと空間を支配してる。佳奈子ちゃん、あんだけ小柄なのに!

大ちゃんの「アメリ」は、不謹慎かもしれませんが、このような試合の後ではかえってハマり感がありました。「寂寥」というのですか。敗戦のあとに滑るとかなりグッとくるという…やっぱ、「王者のEX」ではないのかも。
いややややや、もう1本、華やかポップ系か感動のバラード系のEXを用意した方が、今後のためにいいかなあー。個人的には「アメリ」好き。

パトちゃん、だんだん顔の系統がジェフに似てきたなあ(笑)。でも、こういうナンバーで沸かせるって難しいですね。芸達者なジェフを見てるからかもしれないけど、曲の持ってる「ニュアンス」を出すのがまだまだ。そういう意味では、同じカナダのレイノルズは上手いかな。でも、パトちゃんもこれから色んなプロを滑って、幅を広げていくのでしょう。

あっこちゃんのベリーダンスが一番好き♪楽しい♪あれは、おなかを揺らすのが難しいらしく、玄関のドアなど「戸口」に立ち、両腕を広げて練習するといいそうです。ウエスト細くなるって。あっこちゃんFOIでの談。
日本男子メダル二人はやや元気無いような。。。試合で全力使い果たしたような(笑)。
でも、小塚君の足元のさわやかさは、やっぱ素敵やね♪風に乗って滑ってるみたい。夢幻的イーグルも素敵。
大ちゃんに衝突してしまった事の精神的ダメージはやはりあったと思いますが、試合を通して全体的に足がフワフワ浮いてる感じがしました。やはり前の試合で高得点をたたき出した事で逆プレッシャーになっていたのでは。体は疲れているのに精神的には「GPFも獲りたい!」と、ハイになっている。
いかにも真面目できちんと躾けられてきた小塚君なので、自分の引き起こした事の責任を、ビシバシ感じたことと思います。かわいそうだけど、それもまた「いかにも日本人」らしい繊細さ。それもいいやん?人間らしいやん?私はそう思う。
織田君のジャズナンバー。やはりもう少し「ニュアンス」が欲しい~。色んな舞台やら映画やらを見まくって、体で感じ取っていけば、まだまだ進化しそう。でも、試合は頑張りましたよね。少しずつ地力を上げていってるし、環境が変わって新鮮な気持ちも持てているのかも。
でも、この二人もしっかり「大人」の滑りになってきたわ^^ 少し前は「少年」だったけど。早いもんだー。織田君、パパやもんねー。

時間がたったら「ショック」も「希望」に変化し、大ちゃんのさらなる進化が楽しみになってきました。報道されてる大ちゃんのインタビューの内容が、すべて前向きだからかもしれません。
帰ってゆっくり養生して…と言いたいところだけど、もう全日本の練習に打ち込まねば~なのですよね。アクシデントに見舞われても、自分に非が無くても、勝てなければそれまで。次の全日本は、ワールドの代表を決める試合ですから、もう負けていられません。
北海道で吹雪に降りこめられている友人と長電話。互いに、
「なによあれは~」「有り得ない~!」「このクラスの公式練習男子で、あんなことが起こるなんて~」「しかも相手が小塚君だもの~」「ありえん~」「やっぱ大ちゃん、“持ってる”のかも」「これも大きな意味があるのかも」「言葉が出んよね」「ごはん食べられない」「はあー」
…そんなこんなで84分(笑)。
でもね。いつもいつも大ちゃんってね。「普通の人間では有り得ない」ことが起こるのよ。
そして「起こったこと」は必ず、「後に起こること」の伏線になってるの。
そういう人いません?周りに。数奇な運命の人だな~って。
全ての事には意味がある。
大ちゃんはたぶんね。「日本男子初の○○○」記録ばっか作ってきたけど、そういう運命の人なんだと思う。
「あんたが日本男子フィギュアの歴史を背負う人になりなさい。日本男子の先駆者として盛り上げる人になりなさい」
神様が仕組んでると思うの。なんか、「使命」がある人に思えるんですよ。
そう思ったら、今回のアクシデントにも、何か絶対意味があることと。
フィギュアの神様が
「大輔!連覇は甘くないぞ!“勝てちゃった”ではいかんぞ!気を引き締めろ!」
って忠告してくれてる。そんなふうに思えるんですよ。小塚君にも同様に。

。。。蛇足ですが、先日の朝日新聞のP・チャン談話
「世界選手権でも金メダルを取りたいけど、ダイスケだってこのままでだまってないでしょ。僕はこのGPFのあとは、スキーを楽しみに行きます^^」
にちょっと笑ってしまった(笑)。笑うといっても「ほっこり」ね。
日本人ならここで「○○に向けてますます練習に打ち込みます!」って言うところなんだけど、欧米の方というのは、なんざんしょ(笑)。脱力感あるわー。
国民性の違いということもあるけど、案外、パトちゃんの強さはこのあたりかもね★
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終わってしまったことだけど★

2010-12-12 | 10-11コンペとショー
GPF、大ちゃんファンの私にはとても辛いことになってしまいました(涙)。
かなり期待していただけに…でも、本当に「フィギュアは何が起こるかわからない」を実感。
公式練習での小塚君と大ちゃんの衝突事故は、思ってたより影響が明らかに…出てみたいですね。小塚君も心理的に動揺しただろうし、大ちゃんはフィジカル面でかなり。
SPはなんとかおさめられても、長丁場のFSでは持ちきれなかった。予想できたことでした。
どの選手もそうですが、それまで細心の調整をしてきて、アクシデントによって持てる力を発揮できなかったことは、身を切られるほど辛いに違いありません。
言い訳せずに小塚君をかばう大ちゃんも、悪かったと思ってる小塚君も、胸中を思うと悲しい。危険をともなうスポーツだから仕方のないこととは言え、「何もこの局面でこんなことが起こらなくても。。。」と悔やみます。

フィギュアスケートの公式練習では、自分の使うプログラムの曲がかかってる選手が最優先で、他の人はその隙間をぬって、ジャンプしたりスピン練習したりするのですが、今回の場合は大ちゃんの曲がかかってたので、小塚君は十分配慮してジャンプしなければいけなかった。
でも、二人は普段から仲が良いので、しこりは残さないことと思っています。ただ、今後じゅうぶん注意しなければいけないよ~。場合によっては再起不能の大怪我になるのですから。

余りにも辛いので、録画見直してないんですが、もう少し時間がたてば落ち着いて見られるかな。
大ちゃん、棄権せずに良く滑りきったよ~。終始立派な態度でした。
これもまた「必要な試練」なのかなあ。。。★(今日は仕事なのに凹みまくり)
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いよいよファイナル★

2010-12-10 | 10-11コンペとショー
いよいよ…なのかどうかは分かりませんが(笑)、とりあえずファイナル!
朝日新聞よ。ベルナーとアモディオを「小粒感は否めない」ってそりゃ無いでしょ。今の時代は、誰が勝つか分からないんだから!
男子公式練習の際の衝突ニュースもありましたが、大ちゃんも小塚君も大丈夫みたいなので、信じる事にしよう。しかし、びっくりしたよ~。
選手の皆が精一杯頑張れますように★
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第6戦終了★

2010-11-29 | 10-11コンペとショー
GPシリーズも遂に最終戦、フランス大会が終わりました~。
しかし、ショートサイドはまんま空席。。。うらやましくってしゃーないわ。。。

エリック=おふらんすというと、「ウミエ・スグリ」「ダイスケ・タカアシ」を連想しますね。
はい。
男子は「タカイコ・コヅカ」小塚君が今季2勝目!しかもFS170点!!!
大ちゃんのFS歴代最高得点に次ぐ歴代2位であります。ぱちぱち。
でも、点数云々より、FOIの時に感じた「思わずスタオベしたくなる」感動的なものがありました。
地道に一つ一つ課題をクリアして、実績を積み上げてきた成果が、今ここに結実。そんな感じがしたさわやかな勝利でした。やっぱり今季は早くからプロを作り仕上げてきたので、如実に結果が出ている。地元ワールドでのメダルが濃厚になってきたか!?

ジュベのFS棄権が無ければ、より喜べたのだけど…どーしちゃったんだろー。
中国に続きSPであまりにも点が低い感じがしたので、戦意喪失したのだろうか。怪我でなければいいが…と心配しています。
なんだかんだ言って、ランビ、ライサ、ジョニー、ジェフ、と「花のおっさん世代」が軒並み不在になってしまい、とても寂しい。ジュベールはおっさん世代の中でも長男格でしたから。大ちゃんは末っ子ですな。
長男に頑張ってもらわないと、フィギュアファンとしては寂しいのよね。そう、ジュベには永遠にガキ大将(でもやや気が弱い)でいてほしいわ。

代わりにといってはナンですが、アモディオがN杯の時より更に自信をつけて、フランスの新エースの座につきそうな勢いです。これは。。。国内選手権も目が離せん!(見れんけど)
ムロズ君は一昨年の衝撃の全米で目をつけていたワケですが、あれから洗練度が増したのか。でも、あの時の勢いというか「きらめく才能」は、今季は余り感じない?プログラムが好きでないからかなー。でも、SPから4Tを入れてくるという、大胆不敵さが素晴らしい。逆に言うと若手だから大胆になれるのかも。
ケビン・レイノルズや無名のフランス新鋭ベセイエ(?)、若手が台頭してきました。今季のGPはまさに「じゅうくはたち」の若者達が躍進する、「五輪・その後」の世代交代現象が顕著なのでありました。

女子は、今季はユナちゃん、ロシェット、レピストがお休みしててちょっと寂しい。フランス優勝のコルピは、3日見ても飽きない美人だよね~~~~。プログラムも彼女の美しい容姿に合った美しい振付です。
私が今季一番好きなプロって、女子ではシズニーの「Winter into Spring」かなあ。これは後半が「Ocean Waves」なんだもの。
大ちゃんが「オーシャン」を滑ってからというもの、このジョージ・ウィンストンのアルバムを何度聞いたことでしょうか(!)
冬から春に変わって、劇的に「オーシャン」の曲が始まる…この曲順の流れを生かしてプログラムが作られていて、泣けそうに感動します。美しいブルーの衣装も良く合ってるし、シズニーのなめらかなスケート、繊細さにぴったり。速いスピンとピアノ音がこれまたぴったり。
2番目に好きなのがコストナーの「牧神の午後」なんすが、これはまた別記するとして。
真央ちゃんはN杯よりジャンプが良くなってきてるので、少しずつ復調を感じました。真央ちゃんはもともと、とても真面目というか完璧主義な人だと思うので、ほんのちょっとした踏み切りの狂いとかタイミングのズレで、「ダメだ!」と思ってしまうのかも。
全日本の頃には、今より更に進化した滑りが見られますように…と祈る思いです。やっぱり全体の流れや滑りは別格。でもちょっとスピードが無いような気がします。17歳の今井さんを見ていたら、突進していくような凄い勢いを感じたので、それこそが「若さの輝き」なのかなー。
村主さんは前回よりも良い出来でちょっとホッとしました。彼女の本をパラパラ立ち読みで読んじゃったけど、何故今も現役を続けるのか。その気持ちが少し解ったような気がしました。
今もなお、スケートを探求することが楽しい。まだ自分には勉強したいものがある。新しい発見がある。だから続けるのだという。
しーちゃんのように、頂点を極めて「やりきった!」と引退するも良し。でも、村主さんのようなタイプの人がいてもいいんではないかと。
彼女は「続けていく手段」も自分で開拓してきたワケですから、周囲が何と言っても、とことん追求していって欲しい。
なかなか点数が上がらないのが辛いですが、村主さんは「これもまたスケート人生」と全身で言っているような気がします。
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GPシリーズ中盤戦★

2010-11-09 | 10-11コンペとショー
中国大会、小塚君が完勝いたしました!ぱちぱち★だんだんと落ち着いて、試合慣れしてきた感じです。
「中国のお客さんは日本の選手にも温かかった」と語ったらしいですが、ああ良かった。どうなることかと思いました。
しかし、ショートサイドなんて席ガラガラ…SPの時なんて、観客いないんだもの。寂しい。バナー貼るのも楽だろな~。
第3戦まで終わり、スケカナのパトリックの点と、中国のジュベールの点に疑問。新ルール対策ばっちし!の人と、対応しきれてない人との差だろうか…。それでも、スケカナのチャンは高過ぎるでしょう(笑)。
ジュベールはSPのマラゲーニャ、ちょっと笑ってしまうのよ^ロ^; やはり、ランビとは踊りのセンスが…。でもま、力強いジュベらしいSPなのに、えらく低い。
フリーの第九は、プログラムに魅力が無いんですが~。振り付け構成が…迫力が…なんかイマイチ。まだ昨年のプロの方が良かったのでは。衣装も全然「第九」ちゃうし(笑)。
ジュベならもっと力強さを強調した、ダイナミック路線があるんじゃないでしょうか。でも、いまどき「スパルタカス」とかやっても時代遅れ過ぎるわな…。
なんなんでしょう、この採点傾向。中盤戦では「やや異変」を感じるものの、シーズン進んでいったら、採点も落ち着いてくるのでしょうか★
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芸術堪能日和★

2010-11-01 | 10-11コンペとショー
男子フリーは見応えたっぷり!
トップバッターのジェレミー・テンが彼比で素晴らしい出来で、今日は良い日になるかも~!?と予感がしたらその通り。
ケビン(バンデルペレン)、クワド跳んだー!よもやの3+3+3!アクセル降りた!最後までスタミナ持った!大歓声のスタオベ。
思えば3月の世界選手権で今日と同じ見事なフリーで、歓喜のケビンでした。有終の美を飾り「ありがとうケビン!」「さよーならケビン!」「奥さんと幸せにね!」と、テープ降って見送った私。でも、引退撤回なんだね(笑)。
あちゃちゃちゃちゃーとコケそうになりますが、無類のケビン好きの私としては嬉しい。大ちゃんが世界ジュニア優勝した時、一緒に台乗りしたのがケビンなのよ。その時フリー一位はケビンだったのよ!旧採点法時代の事でした。

ロス・マイナー…誰かを思い出すなあ。4回転をFSで三度跳んだ人。そうゲーブルね。ゲーブルを小粒に薄味にした感じね(いやゲーブル決して濃い人ではなかったが)。どうもアメリカの若手は小粒感が。ジョニーとライサが出てきた時が強烈だったんで、それに比べるとやや物足りないかな。

無良君と羽生君。ウォームアップからばんばんばんばん!4!3A!跳んでました。時々転んでも「そんなもん知るかい!(べらんめえ!)」ってな勢いでした。
無良君って、もはやクワドが一番跳びやすいんちゃう?3Aも他の3も「回りすぎ」な感じで、むしろ「どーやって回転を止めるか(体をほどくか)」の筋力が問われるかのような。

羽生君は、あ~んなにクリーンな4回転を、シニアGPデビュー戦で決められたのだから、もう今や鼻息100万ボルトぐらいでしょうね(笑)。「絶対にやったる!」と決心するのは誰でもできるけど、ちゃんと自分の体に反映させてるところが素晴らしい。
ジョニーがデザインした衣装を着るって図太さも素晴らしい。。。ひと昔前のジュニア上がりなら、そんな大それたことは考えもつかないじゃないですか~。デザインの良しあしは置いておいて(笑)、デザイナー・ジョニー先生は楽しそうに作ってますねえ。肩のヒラヒラとかヒモとか色合いとか、いかにもジョニー的だわ(笑)。
なんというか全身に「やる気!」がみなぎっていた、怒涛の羽生君デビュー戦でしたが、彼はスポーティタイプですよね。実は私の好みのスケーティングは、田中刑事君の方なのです。刑事君は「ググッとくる」琴線に触れるものがあるよ。刑事君もはよ上がってこないかなあ♪

ここから台乗り3人組。
フランスの若手(といってももう20歳過ぎてたんだね…)アモディオは、昨年の「アメリ」で一気に好きになってしまったのですが、今季はモロゾフにコーチ&振付をスイッチしたもよう。SPはなんだか?いまひとつ薄い印象でしたが、FSの「じゃいけるまくそん」はノリノリでおおいに湧きましたね♪ジャンプも3Aまで好調で、最後までテンション落ちませんでした。
キスクラの「師匠と弟子」歓喜の様子も楽しかったけど、演技中の「モロゾフのガン見」がレベル4(笑)。
モロゾフはやはりヨーロッパの若手フェルナンデスも見ているわけですが、彼もこの先伸びそうな良い選手です。美少年リッポンを抱えたと思ったら「あっという間に」さよーなら。エキゾチックなフェルナンデスに心変わりかい!と思いきや、また新たなるミューズを抱え込むという。
織田君も結局2年で師弟関係を解消しましたが、やっぱりね。モロゾフとなが~く関係を保つって難しいのかな???

J・アボットはシックなスーツ姿で登場。何の曲かと思ったら「ライフ・イズ・ビューティフル」であった。お隣席のN嬢は「NYのエリートビジネスマン♪」と言ってましたが、私にはアメリカの田舎の教会牧師・あるいは新任教師に見えた(笑)。
SPに比べたらFSは「淡々と流れている~」という感じで、まだ滑り込んでない印象でした。靴を2週間前に変えたばかりで、クワド含め「これから!」なのでしょう。彼はもともとソフトな持ち味は十分なのだから、もっと男らしい強い!メリ・ハリ!をつければ、一段とドラマチックになると思います。だって背は高いし見栄えするじゃない?
以前はほとんど無名だったのに、来日するたびにファンを増やして「とってもいい人」度上昇中のアボット。余談ですが、EXのフィナーレで黒タンク姿の青年を見て「誰これ?」と思ったわ。珍しくない?黒タンクよ!?白いお肌に柔らかい筋肉。はー。でもあんまセクシーじゃないのよ。なぜだ(笑)。

最終滑走にも慣れている大ちゃん(私、最近彼の1番滑走って見ないよな)。
ピアソラのFSを遂に「生(なま)」で鑑賞いたしました。やはりフィギュアスケートとビールは「ナマ」に限ります。このFSに限って言えば、圧倒的にナマがいい。私、背面でしたが、動きが大きくスケールアップしてました。昨年までに比べ。
バレエを舞台で見る時の。あの高揚した気持ち。ギエムやデュポンの踊りを見るときの「息を止めて」「まばたきもせず」食い入るように踊りを堪能する。あの感覚です。あれを味わいました。やっぱり大ちゃんは「スポーツ」っていうより、「踊り」表現なんだよね~。ゲイジュツなのね。
とはいえこれはスポーツなので、最初のクワドは緊張しました…思わず目をつぶろーかと。公式練習情報でも、若手はバンバン跳んでるのに、大ちゃん1回しか成功してない…。
この日の6分間アップでも、終盤3Tを跳んで最後に4を跳びましたが、回転不足気味でステップアウト。ま~どうなるかな~こりゃ~でした^^:
いざ本番のクワドは余りスピードがない助走で「大丈夫かい!?」と思うほどでしたが、フワリと軽く上がり、なんなく着氷。どわー!と観衆湧きました。
次のアクセルも緊張する…でも大丈夫。後半のアクセルが決まったらもう、優勝は大丈夫!というノリになりました。いや本当は3ループも緊張してたんですけど(笑)。
最後の3ルッツ+2ループ転倒は、3+3が3+2になったり3サルコゥが抜けたりしたので、挽回で2ループくっつけたのだろうか?普通に2Tつけときゃいーじゃないですか(笑)。
終盤がスタミナ落ちちゃった感じですが、緻密に構成された素晴らしいプロです。カメレンゴさんの本気度というか、「選手と共に高めあっていく」感、しゃれたスパイスが効いてます。
カメさん振付って、やっぱりモダンダンスのテイストですよね。バレエでいうと…誰なんだろ。
動きそのものの奇抜さでなく、リズムや間合いの表現・音楽の活かし方、が面白く、あまり「解釈」して見ようとしない方がいい。音楽が持ってる「感情」を味わいながら、楽しんで見る方がいい。でもコンペだと緊張しちゃうんだけど…この日は何故か「緊張してるんだけどゆったり芸術を鑑賞しているわたくし」に完全になっちゃって、とても幸せでした。
大ちゃんはいつも「感じるままに演じる」タイプだと思いますが、それを長年やってるとどうしても手詰まりになるので…自分の得意なことばかりやってしまうから。その辺りを打開して、新しい魅力を開拓したいのだと思います。
でも、ワンシーズンでずいぶん大人っぽく、真の表現者になってきたな~と思いませんか?まだまだ50%ぐらいの出来だと思いますが、3月にはどんな風に完熟しているのか。本当に楽しみです。
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芸術鑑賞日和★

2010-10-31 | 10-11コンペとショー
名古屋NHK杯、もう一週間前になるんですね。
大阪へ帰ったらPCを買い替えるハメになり、あわてました。。。ようやく復活。
(どーでもいーけどWindows 7はまだ慣れない。慣れなさすぎ)

暑くってTシャツ姿の人もチラホラ。外よりリンク内が暑いってどうざんしょ。
男子SPは全員緊張気味で、さすがに初戦の中の初戦です。
大ちゃんは赤シャツでなく、サイケ模様シャツ!キラキラをつけてはいたものの、どうも遠目で見ると地味にグレーに見えます?思い切って、むか~し本田君が着てたような、袖がレインボーカラーでフリフリ~のものとか如何でしょうか?商店街の売り出しみたいなヤツね。
6分間アップでは2Aのあと3Aを一つ綺麗に跳んだものの、そのあとはステップアウトかな。どうも、まわりすぎというかタイミングを掴み兼ねてる感が。
そして多くのファンが目撃・指摘したように「靴ひもを結びなおす」しぐさが(笑)。そしてそして「…見なかった事にしておこー」という心理も同じだったのであった。
アクセルのミス以外は、どうも慎重に滑ってる感じで、イマイチ「ハジケ感」に欠けていました。「マンボ!」を作ったシェイリーン・ボーンは、苦笑いしてたのでは。でもこれも、シーズンが進む毎に良くなっていくと思います。

羽生君は「白鳥の湖」。高校1年生ならばもうちっと、速いテンポで「どっ派手」な小気味良いプロがいいんじゃないかな~。若手は「動いてナンボ」じゃっ!まずまず上手くまとめました。
ただ一人、SPから4-3決めてきた無良(むら)君。コーチはご両親でしたが、長久保コーチではなくなったのかな。
若き日の無良パパを知るモノとしては、「似てきたなあ。。。ますます」と笑ってしまうのです。豪快なジャンプ。ゲージツよりとにかくジャンプ!死んでもジャンプ!あっぱれです。その潔さや良し。

デニス・テン君のSPがランビエール振付デビュー作品ということで(おまけに大ちゃんのFSとカブる「ピアソラのブエノスアイレス」)、とても注目してました。が、今回の来日は時差ボケなのか具合が悪いのか?本調子ではなく、独特のキラメキに欠けていました。まだ、ランビ先生振付解釈中という感じ。もっともフランク・キャロルコーチに拠点が変わったということで、これから本格的に上がっていく可能性大。
アボットはいつもの地味めな色彩からガラッと変えてきて、ナハロさんのプロとか。上半身のしぐさが確かにナハロっていたか!大ちゃんがミスしたので、一見完璧なアボットが83点ぐらいで首位かな?と私は読んだのですが、74点と出て会場が「え~~~~~!?(なんでだ!)」モードに。
あのー。点数はジャッジの責任ですから。大ちゃんが悪いんじゃありませんから。
あとで、アボットのスピンがノーカウントと判明し、ことなきを得ました。でも、アボット後半になるほどノリが良くなってきて、とても素晴らしかったです。今季中に、たとえ4回転を入れなくても、80点台半ばまではいくかも~。

女子SPはTV観戦だったけど、コストナーのフラメンコ、村上さんが良かったよね。コルピも体を絞ったのか?お美しゅうございました。
真央ちゃんのSPはタラソワさん作品で、とても素晴らしいだけに、ジャンプが惜しまれます。
マスコミはぎゃんぎゃん言いますが、真央ちゃんはタダの人にあらず。今の状況から必ずや上げていくことと思います。そうでないと、世界のトップシーンに君臨なんか出来ない!真央ちゃんの底力を信じています。
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ハマるなあ。。。★

2010-10-12 | 10-11コンペとショー
よくよく録画を見返したら、真央ちゃんの「愛の夢」は、中盤がピアノバージョンでした。。。やはりこの部分がとても好きやわ。ちょっと軽いかなー?と思ったけど、冷静に見てたらこのプロ、ジャンプの出来次第でグ~ッと盛り上がりそう。
衣装は、肩から指先にかけてシフォンのヒラヒラがあるといいような。真央ちゃんの滑りってつくづくと「風」を感じますよな。ヒラヒラが上半身にもあると、より「風」が表現出来るように思うの。私ならこのラベンダー紫でなく、白にするかもしれん(あ、白はEXで着るのですね…)。

BS版で見たら、ゲスト武史君のプログラム「Awwke」がノーカット!やった!金沢PIWも横浜FOIもこのナンバー滑ってたのですが、「花水木みたいな素敵なナンバー…なんちゅう曲じゃろ」と悩んでいたのが、やっと解消された(笑)。ジョシュ・グローバンですか。武史君は、こういうスケール感のある滑りがホンマにええなー。
そして、荒川さんの「夕顔」にもハマってます。クールだけど芯の強い、「日本の女」の魅力全開。
しーちゃんってズバリ「東洋」って感じだから、今後もこういう曲で色々展開して欲しいな、と少し思いました。スケートで「源氏物語全編」どーでしょね。長いな。配役が…光源氏は誰っ!?(「大ちゃん!」といいたいところですが、ここはランビエールでしょう…)

ブエノスアイレスの春と冬…いかん。ハマるわ。3ループ跳ぶあたりの、ちょっとエキゾチックなメロディになるとことかゾクゾク。いや全編が「みどころ」だ!
このJOでは、大ちゃん後半が明らかにバテバテ(笑)。ヤバイよ~~~。スピンでレベル取れてないのは、キャメルのポジションになった時とか、ちょこちょこ回転数が足りてないように思えました。この辺りは滑り込み不足なんでしょうね。
あかん。
触発はされるけど、私にはピアソラは高尚過ぎて絵画化できん(笑)。
触発された後に絵を描く予定だったのに(笑)。どないしよ!(でもやはり麻薬)
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何故か「鐘」が懐かしく★

2010-10-11 | 10-11コンペとショー
JO女子は、欧州勢の人選がちょっと気の毒感が。セバスチャン選手はもう引退か、と思いきやプロ枠で引っ張り出されたのか?トリノで「さよ~なら~」と涙を拭いた私は、ちょっと複雑な気持ち。長いですねえ。ソルトレイクの頃から出てたんだもんね。誠にお疲れ様でした。
サラ・マイヤーは久々にちゃんと見た気がする?ちょっとしばらく第一線から遠ざかっていましたよね。「ボレロ」を滑ってた頃の先鋭的なイメージがとても好きだったので、私としてはもっと強い曲・構成で滑って欲しい。「スペイン奇想曲」とか。
欧州代表として、コストナーとかレピスト、コルピが出ていたら、もうちょっとムードが違ったかもしれません。ああ、コストナー大好きの私、N杯が待ち遠しい

北米はカナダの先輩+後輩二人が出場。シンシア・ファヌフはトリノワールドで復活の兆しが見えたので、今季はトップにぜひ定着して欲しい。
ファヌフはジュニアの頃、と~っても光ってましたよね。繊細で情感溢れるスケートで、とても華奢な少女でしたが、その後ブランクがあり、ようやく昨季カムバック。「クレオパトラ」は、美姫ちゃんよりこの人の方がハマっていたと思うな。ちょっとエキゾチックで、面白い個性があります。
ロシェットは今季はお休み宣言ですが、もう少し現役で見ていたい人。お母さんが急死した直後の五輪のSP、泣けました。別に、あの悲しいニュースのことを聞かなくっても私は泣いていたと思う(?) 何か、全身で泣いているような切ない滑りで忘れ難いです。
さて、五輪でも滑ったサム&デリですが、解説の有香さんも言ってる通り、彼女に良く合った魅惑的なプロ。スピードとキレの良さ&女性らしいまろやかさ、みたいな一見相反するものが上手くからみあって、一つのドラマとしても完成されています。
それにしても、この衣装のブルーグリーンと明るい金髪って良く合うなあ~。ロシェットは「衣装…似合ってない?」と思うことが一度も無い。EXもいつも面白い。選曲や振付師のチョイスといい、色んな意味で感度が高い人ではないでしょうか。

日本の二人は2トップでのぞみました。美姫ちゃんは今季、なんだか「ひとかわむけた」感あり。FOIで見てても振付師が変わった?のかな。いやモロゾフは監修してるでしょうけど。何かこう今までの「モロゾフが作り上げる美姫ちゃん像」から、変貌したように思います。本来の美姫ちゃんというか。妙に作りこまないというか。
この空気感は、トリノシーズンのウィルソン振付の「マイ・ファニー・バレンタイン」を滑ってた頃に似ているような。あの時は「ちょっとまだ早いかな?あと数年後に(大人の女性になった時に)滑って欲しいかな?」とフィギュア仲間としゃべってたんですが、まさにそれが「今」なのかなー。
真央ちゃんは、「愛の夢」ということで、本来の柔らか~い軽~い真央ちゃんの魅力が全開か!と期待していました。でもこれ、オーケストラでなくピアノかバイオリン1本の方が良くないだろうか。どうも、「大時代的」というか、やや古い感じがしてしまうのよ。
ジャンプが不調でしたが、真央ちゃんも大ちゃんと同じく、いつもシーズン前半は良くないので、今季も後半上昇するする~と楽観しています
信夫コーチになって変化が現れるとしたら、1~2年後じゃないかなー。コーチも選手も一流の人だけに、そうそうゴローッと変わらないと思うのですが。すぐに変化が現れたら、今まで積み上げてきたものは何だったの!?ということになる。
それにしても、新プロを見ると、昨年の「鐘」が懐かしくいとおしく思えてしまうという不思議。あれほど「真央ちゃんには…鐘は合わないのでは…」とずっと不信感を抱いていたのに、やっぱタラソワさん、重厚な五輪用の名プロを持ってきてたんだな~と。
ユナちゃんもコーチが変わり新体制になって、二人のライバルは「仕切りなおし」でしょうか。この二人がレベルを高めあってどこまで行くのか、姫川亜弓×北島マヤのごとく(笑)、ずっと見続けていたい~★
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「今季」があるなんて★

2010-10-10 | 10-11コンペとショー
埼玉のジャパンOPENは私は現地に行けませんでしたが、TVでも充分に熱気が伝わってきました。「今季の情勢」を占う点で、新プロのお披露目、ジャンプ、全体の仕上がり具合など、見応え満タンです。

アメリカ若手のA・リッポン君の新FS「ラフマニノフ」を見て、トリノシーズンの大ちゃん@JICを思い出しましたね~。
苦難のシーズンから春と夏を経て、再び私の眼前に現れたのは、「え~~~~!?これが大ちゃん!?(うそっ)」と、驚愕のピカピカスケーターであった…。まさに「男子3日会わざれば」…夏休みの間に急に背が伸びて声変わりした少年、でありました。
リッポン君は、コーチのオーサーがユナちゃんから離れたので、独占状態なんでしょうか。精神状態がすごーく良さげに思えます。ややスピードと伸びに欠けるスケートなんだけど、美しい身のこなしと容姿で、PCSもガンガン稼いでしまう。これに伝家の宝刀「タノ・ジャンプ」がありますから~。このラフマニで一気に世界のメダリストに上がるかも。
166点って凄いですね。バンクーバー五輪に当てはめたらメダリストっ!?

プルシェンコはもう、自分のお楽しみの為にスケートやってるだろっみたいな。いいですね。「好きに生きてます」感が(笑)。懐かしの「ニジンスキー」です。この「牧神の午後」のキメポーズ。何回やるねん。もうええがな。とか言いながら、最後まで強引に惹きつけてしまう。やはりプルは面白い人。
アマ資格剥奪ってニュースも、どこまでホンマなんだろか。ソチ五輪でまたしてもメダルを獲りそうな気がします。ガチンスキーがプルさんを越えてロシア帝王になったら、晴れて正式引退かなー。

ミハル君は昨年と同じ「パリのアメリカ人」ですが、ずぼんの色が茶→黒に。そこに意味はあるのだろうか。「染めただけです」とか言わないでね^^;
4サルコゥ。跳んだー!(だよな?)彼は確かトウループも綺麗に跳べるハズ。でも、4回転如何に拘わらず、そこそこまとめれば彼も世界の表彰台クラスですよね。でも、トータルの才能は、ベルナー君の方がはるかに上だと思うんですが。
当てればデカイが最下位も有り得るベルナーか。堅実だが小粒感ありのブレジナか。私はだんぜんベルナー派(そろそろ星回りも味方するのでは!?)。

小塚君のフリーはフレンズ・オン・アイスで初見でしたが、私が見た日は午前・午後ともFS丸々を滑るハメになり、スタミナが大変そうでした^^;いっぱい転んでたけど、でも、2回ともスタオベだったなあ。私も立ったよ。なんか、清清しいものがあったわ。
「東京ワールドでメダルを勝ち取るには!この地獄の特訓が後に生きるのよ!」などと、しー姉さんの影なる声が聞こえてきそうでした。姉さんって絶対「S」。
冒頭のクワド、降りてただけに惜しかったですね。でももう五輪でクワドを降りた事で、大きな自信になってると思います。このプログラムは「ザ・クラシック」だそうですが、全体に大き~な流れがあって、品も良く素晴らしい。クワド含めジャンプ全て入ったら、スタオベ+世界の表彰台。絶対。
ということで、リッポン・ブレジナ・小塚、と「完璧だったら東京ワールド表彰台の可能性」がおおいにある若手3人が台頭してきました。その為にも、SPでどれだけ点を貯金出来るか、が大きな鍵となるでしょう。

ジェフはこないだ書いたので。。。最後は大ちゃんの新FS。ピアソラです。
もはや、「ピアソラに食い付くピラニア」と化してるファンも多いことと(笑)。もうすぐ私もCDショップに買いに走りそうです。扇情的な。「キテる」音楽。「キテる」演技。
こういうの。。。モロに好みです。「マンボ!」は、万人に安心してお楽しみ頂けるエンターテイメントプロですが、これはちょっと違う。
カメレンゴ先生の「ひとひねり」が効いた、大人のプログラムです。まさに「亀スパイス(!)」。病み付きになる人と、そうでもない人に分かれるかもしれません。
クールなんだけど熱い。。。つまり、表面は冷たい氷なんだけど、その中身は熱い熱いマグマ。噛り付いたら、「あっちゃっちゃ!」とヤケドしそうです。いろんな感情や情景が、複雑に入り混じってる。
まだ完成形には至っておらず、本人談では「30~50%」だそーですが、シーズンが進む毎にどのような進化を遂げるのか。楽しみ過ぎます。

ああ、ここでもまたジェフの格言、
「シーズン初めに簡単に滑りこなせるプログラムは、
 決してその選手を成長させてくれることはない」
。。。が生きてきます!
「帰ってきた4回転」も超嬉しかったけど、何より、更なる進化を目指す大ちゃんの心情がうかがえて、「現役として“今季”がある」ことが嬉しくてなりません★
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コリー・ハートって。。。★

2010-10-05 | 10-11コンペとショー
ああ。びっくり。
JOに続き、COI(昔はチャンピオンズ・オン・アイスの略でしたが、
今やカーニバル・オン・アイスの略になっている)の録画を、
お友達のために編集確認していたら。
ジェフ~~~~~~。
それはいい。ジェフはいい。
でもさ。曲名が「サングラス・アット・ナイト」なんですよっ!!!!!
誰ですか。コリー・ハートですよっ!
目を疑って編集画面から再生画面に戻って、よーく見たら。
確かにジェフが「サングラス・アット・ナイト」で、激しく踊ってるではないか。
この曲が大ヒットしてた頃って、ジェフは小学生位だったのでは…。
今のお若い人にコリー・ハートって解るんでしょうか。そりゃカナダのスターですが。
カナダにおけるブライアン・アダムスが、日本におけるサザンの桑田さんとすれば、
コリーはなんじゃろ。。。世良正則?あ、違うか(笑)。
うーん。シャネルズの「ランナウェイ」か。とにかく懐メロですよ。
今でも、シングルレコード持ってるんだから。ジャケ写真コリー23歳。若すぎ。

わたくし、なんたってコリー・ハートのファンクラブに入ってたんですから(笑)。
「SHADES」ってファンクラブがあったの。カナダに。
そしてその「日本支部」みたいなのがあって、私も申し込んで確か会員番号「157」?
三桁ってのも寂しい話ですが、まあ彼はカナダのスーパーアイドルでしたから。
カナダにはもっとわーんさかファンが居たのでしょうが、とにかく会員証と
会報みたいなのが(手書きコピー)送られてきて、オフ会のお誘いもあったりして。
コンサートも行きましたよ。大阪厚生年金会館でしたか。
…その後だんだん「ベストヒットUSA」のチャートにも出なくなって。
新曲情報も来なくなって、ファンクラブも解散したのかしら。。。
余りの懐かしさでもう、大ちゃんの大興奮新プロの事書こうとしてたのに、
「コリー・ハート」で、ブッ飛んでしまった私でした(笑)。

いやジェフは良かった。コンペの方の「グールド」も泣けてしまいました。
確か初披露は、それこそ5年前のシーズン開幕戦・ジャパンオープンでなかったか。
(当時は“ジャパン・インターナショナルチャレンジ”=JIC)
「グールド」もやれば「サングラス・アット・ナイト」もやる。
「テイク・ファイブ」もやれば「アララト」もやる。
「アディオス・ノニーノ」もやれば「サムソンとデリラ」もやる。
(そーいや「道」も、ジェフであった)
本当にジェフって変幻自在。役どころが幅広いねー。
久々に見て、やっぱり素敵なスケーターだな~とつくづく★
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