上砂理佳のうぐいす日記

7月18日(木)~23日(火)まで、茶屋町の「ギャラリー四匹の猫」で「夏への扉」展に参加します★

フィギュア新シーズン★

2022-08-28 | うぐいすよもやま日記
(写真はニッカンスポーツからお借りしました)
新横浜で開催されていた「フレンズオンアイス」も、今日は千秋楽。盛況のうちに幕を閉じたようです。
行きたかったけど、今年は無理やったね~。
知子ちゃんの本格的プロデビューに、ステファン先生と昌磨くん、ジェイソン初参加に「かなだい」新プロ披露でしょ。
豪華!
しーちゃん(荒川静香嬢)のご報告とファンの皆様のSNSで、「ミス・サイゴン」のプログラムが特別上演されたことがわかりました。
知子ちゃん、ステファン、しーちゃんの三人で繰り広げられるミス・サイゴン。どんなんやろ。想像するだけでため息が出ます。大人のドラマですね。
そうです。私はミス・サイゴンの音楽が大好きなんす。
舞台は見たことないけど、ユナ・キム選手の2007-2008シーズンのフリーを見てから、大好きになってしまいました。
今でも彼女のフリーの中では「レ・ミゼラブル」と並ぶお気に入りです。
(なぜかこのシーズンのユナちゃんは前半は良かったのに世界選手権本番ではイマイチで、17歳の真央ちゃんが「幻想即興曲」で優勝しました)

大輔さんとかなちゃんのアイスダンスカップルは、新プログラムの「コンガ」を披露したとか。
リズムダンスの今季の課題は「ラテン」で、この「コンガ」はグロリア・エステファンとマイアミ・サウンドマシーンと書いてあるよ。私も知ってるあの大ヒット曲!?
大輔さんのラテンといえば、ピンクのシャツで度肝を抜いた「マンボ!」思い出しますね。
もともとああいう濃い~いラテンはお得意分野だから、良いんじゃないかな。

昨年は惜しいところでオリンピックを逃したので、今季は心機一転頑張って欲しいです。ミスさえ無ければ全日本優勝できると思うんだけどな。。。ミスさえ無ければ。
フィギュアスケートは、オリンピックが終わって7月1日が「お正月」。新シーズン始まりになりますが、引退したり休養をとる選手、コーチを替える選手、怪我から復帰する選手、みんな色々と変化があります。
ロシア選手はやはり出ないし、グランプリシリーズはロシアと中国大会は中止。そしてルールがかなり変更になりました。
どうなるのかな!?
フレンズオンアイスが終わると、夏休み終了~いよいよ新シーズン本格的に始動!という感じです★
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大詰め★

2022-08-26 | うぐいすよもやま日記
今、新しい版を彫っているのですが、最後の大詰めです。
ここで失敗すると今までの苦労が水の泡になってしまうので、必死です。集中しまくりです。
銅版画の原版は、彫って腐食→彫って腐食→彫って腐食→試し刷り。
また彫って腐食→彫って腐食→彫って腐食→試し刷り。
この繰り返しで、幾重にも線を重ね、だんだんだんだん濃くしていきます。
でも、彫って腐食した線は消すことが出来ないので、失敗出来ず緊張しまくりです。
最近はもう拡大鏡で、こんな風に彫っています。
クーラー仕事場にないし~根性しかないー。

来月9/25~10/15まで、南森町の「アートカクテル」というギャラリーの企画展に出品します。
テーマが「World」。
頑張って仕上げるぞ★
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

冷房で回転率上げる説★

2022-08-23 | うぐいすよもやま日記
このパン、可愛いでしょ~!中にクリームが入っているラッコとライオンくん。
クローバーベーカリーというお店のパンです。
この間たまたま発見して買ってしまいました。まだオープンして二年とか。
パンの生地自体がモチモチして美味しいし、なんちゅうか一個一個に心がこめられてる感じ。
ふんわりした店内の雰囲気にふさわしく、小さい子供が遊べるようなスペースも作ってあります。ママと一緒に来店したら楽しいやろね。

さて今日初めて行った某パン屋さんは、イートイン出来るのでランチしてたんですが、寒い!
気をつけて冷房直撃を避けた席を選んだつもりが、熱い紅茶を飲んでもこりゃたまらん。上着は羽織っててもスカーフを忘れてしまっとる!
隣の隣の席の小さい男の子が「寒いよ!」と若いお父さんに訴えていて、「はよ食べ。はよ出よ」とせっつかれていたから、私だけが寒いんじゃないわ。
私のお向かいの窓際の席にすれば良かったのかな。。。と思ってたら、そこに居た年配の女性二人組が「風邪ひくわね」「こりゃうどんでも食べなきゃ(笑)」と、そそくさと退出なされました。そこも駄目だったか。
私は今日はこれから大事な用事があるので、絶対風邪をひいたらアカンのですわ。
全勢力を傾けて体内の熱をかき集め?5分で食べ終わって退散。ああ外の暑さが今は嬉しい(と2分だけ思った)。

なんであんなにシベリヤ並みなんだ!?
思い返せばクローバーベーカリーも寒かったわ。
パン屋さんってパン焼き釜の仕事が熱いから、冷房効かせないと働いてる方が倒れちゃうのかなー。

なんて思ってたら、「カフェは冷房を寒く寒くして、お客さんが長居出来ないようにしてある」なんてネット記事を読みました。
そういうことか!
回転率ね。
でも今年はあれだけ節電を呼び掛けておいて、これはないやろー!変なの★
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夢占い★

2022-08-18 | うぐいすよもやま日記
今日はちょっと涼しかった関西。やっぱり3℃低いだけで随分違いますね。
初めて秋の虫の声を聞きました。はよ夏終わってくれ!

さて先日「夢で父に聞きたいことがあるから、お盆の間に出てきてくれんかしら」と思っていたら。
なんと昨夜登場したのです。
それがっ!
父に殺されかける夢でしたっ( ;∀;)
「お父さん、やめてよ!私よ!」と必死で訴えてる時に、「あ。これ夢だ。早く覚めなきゃ!」と金縛りから脱出する時のあの感じになりました。
なんとか夢から脱出。あー怖かった~。汗びっしょり。

思わず翌朝、「親に殺される夢」で検索しましたら、「あなたが新しい局面を迎える吉兆です」とあるじゃないですか。
あー良かった(笑)。悪い夢じゃなかった!
でもあんまり怖くて、父に聞きたいことな~んも聞けなかったわ★
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

77年も経ったのに★

2022-08-16 | うぐいすよもやま日記
終戦記念日からお盆休みも終わり。今日は大文字です。
一度、「京の秘密スポット」から大文字焼きの「大」を拝みたいのですが、まだ実現ならず。
めっちゃ巨大な「大」が見える某所なんです。ま、生きてるうちに行けるでしょう。
「秘密」だから書けませんが(笑)。

終戦記念日前、「世界ふれあい街歩き」のウクライナ・キーウ編をBSで再放送していました。
2019年に放映されたもので、私も所々覚えていました。同時は「キエフ」呼び。
街が美しくひまわりを露店で売る人も笑顔。野菜や果物も艶々。道ゆく若者も明るい。平和そのものです。
公園の巨大な虹のアーチのモニュメントは、少し黒い筋=ひび割れが入っている。
虹はウクライナとロシアを結ぶ友好の架け橋なんだけど、ひび割れているのは「クリミア侵攻」をあらわしているのだそうです。
今はこの虹のモニュメント、どうなってるのかな。友情の銅像?取り壊されましたよね。

戦没者の写真プレートがずらりと並ぶ壁の前で、小さな兄妹とベンチでくつろいでいる若いお父さん。
彼もクリミア侵攻時には兵士として前線にいて、友人は亡くなった、とプレートの顔写真を指差しました。
深い悲しみが、穏やかな表情の内側から滲み出てくるようでした。
家庭の善きパパだった彼もまた、今は兵士になってるんだろうか。子供たちは疎開してるんだろうか。
そう思ったらいたたまれません。

キーウの街中のしゃれたピザ・レストラン。
優しげな青年が、子供たちにピザ教室を開いています。自分で作って釜で焼いたピザは、家族で食べると最高でしょう。
青年は「ここは、元兵士の精神的療養を兼ねて開かれた場所なんです。戦地で傷ついた心を、子供にピザ作りを教えることで癒すんです」と話し、仲間たちと笑顔で働いていました。
たくさんいるスタッフは皆、若い男性で、元兵隊さんなのでしょう。

番組終了後、ピザレストランの青年たちの集合写真と共に、「2022年2月、ロシアのウクライナ侵攻と同時に店は閉鎖」とナレーションが入りました。
多くのスタッフが再び前線に赴き、店のオーナーの男性は、マリウポリの戦いで戦死した、との事でした。
あの、取材に応じてくれた、子供たちにピザ作りを教えていた青年は、どうしているのだろう。
涙が止まりませんでした。
2019年の番組では「戦争は過去の苦難」だったのに、キーウは美しい平和な街だったのに。
再び爆撃に合い破壊される街と、死んでいく人たち。これが現実だなんて信じられない。でも現実なんです。

77年たってまだ戦争をやっている世界を、憂えている人は多いでしょう。
私は「街歩き」ファンなのですが、こんなに衝撃を受けた回はありませんでした。
「平和」は、必死で守り作りあげるものなのでした。
どの国にも複雑な歴史と政治事情があり、様々な思いが交錯します。
今後、もしロシアの「街歩き」があったとしたら、プーチン政権の悪行が完全に「過去の歴史的大罪」となっていて欲しい★
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いつもよりちょっと★

2022-08-13 | うぐいすよもやま日記
施餓鬼法要の際にいつもご住職が「法話」をされるんですが、今年は「お供えについて」でした。
「お盆にはお仏壇に、いつもよりちょっと豪華なお供えをしてあげてください。故人の好きだったものとか」
ということで、スイカ。父も兄もスイカ好きでした。無類のスイカ好き一家?
「故人がお肉を好きだったら。。。それはちょっと。餃子とか玉葱とか、匂いの強いもののお供えは控えてください。基本、精進料理と思ってください」。
「提灯に灯をともさないと、仏さんが道に迷って帰ってこれなくなってしまう。必ず灯りを」。
うちは、親戚の人 たちが提灯を送ってくれましたが、逆に親戚が亡くなった時は、共同でうちからも送りました。
他の地域はどうなんでしょうね?
なすびときゅうりに箸を差して馬に見立てるアレは、全然やってません。ほおずきが盆の花に入ってます。

いつもよりちょっと豪勢にしたお仏壇。
私は最近、父に聞きたいことがあるので、夢で会えないかなと思っています。
8月は今年も「祈りの月」。
で、そろそろ稲川淳二の怖い話が聞きたいんですけど。。。★
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

不思議な京都の日★

2022-08-10 | うぐいすよもやま日記


今日の京都は37℃ぐらいの体感気温ですが、もはや慣れてしまいました。とことん酷暑お見舞い申し上げます。
お墓のある真如堂の恒例、施餓鬼供養の法要に私が行くために、母のデイサービス出発を見送ることが出来ないので、デイの職員の方に玄関まで迎えに来てもらい、ちゃんと施錠して出るのを見届けてもらう。先週からお願いしていました。
この段取りを母に何度言っても忘れるし、お迎えの人が来る前に勝手に出ようとしてしまう。メモに書いて手に持たせても、ポイッと捨てる。プライド的に私に指示されるのが気に入らないのですわ。
なので出かける寸前まで大わらわで、バスに乗って一人になった瞬間、「はあーッ」とため息。
いけないいけない。墓参りの日は神妙に?過ごして喧嘩しないこと。


夏ですね。


お寺らしく。


帰りに烏丸御池の新風館に寄りました。


リニューアルされて素敵になってます。中庭の雰囲気とか、地下のアングラ風味映画館とか。

喧嘩で始まった施餓鬼法要の1日スケジュール、順調にこなしてさあお墓を去ろうとしたら、びっくりなことが起こりました。
もう20年ぐらい会ってなかった音信不通の親戚、父の弟のおじさんとばったり。
生きてるうちに会うのはもうないだろな、と思っていました。
あと10秒ほどタイミングがズレてたら会わなかった。不思議。

おじさんは父と共同の事業をやっていましたが、上手くいかず喧嘩別れのようになっていました。父は借金を背負い込んで、うちも一家離散の手前までいきました。
父の葬儀の時も来なかった。
だから親戚中の誰も、おじさんの連絡先を知らない。
でももうおじさんも、86歳となっていました。
若い時に色々あっても、もはや「あの世」が近いこの墓場で会うと、すべてどうでもよくなってくる。
執着が無くなるのね。理不尽がいっぱいあっても。

なんかそんな気にさせられた、不思議な日でした★




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「PLAN75」と「ソイレントグリーン」★

2022-08-05 | うぐいすよもやま日記
是枝裕和監督の「ベイビー・ブローカー」と、早川千絵監督の「PLAN75」をたて続けに見ました。
お二人の監督は師弟関係にあるそうですが、緻密な脚本作りは共通してます。
是枝監督は「上手いなあ」
早川監督は「リアリティ!」
細かなリアリティは圧倒的に早川監督に軍配が上がります。でも、映画としての魅せ方・エンタメ力は是枝監督。
どちらも佳作でしたが、私は女性の早川監督の「PLAN75」の方により深い感銘を受けました。
自分自身がこれから「人生の終い方」を考える時期に入ったから。。。なのも大きいです。
自分が若かったら、父親に認知されない赤ちゃんをめぐる物語の「ベイビー…」の方がよりインパクト大だったかも。

75歳になったら「安楽死」を選択出来るようになった近未来日本で、旦那さんに先立たれた78歳、ホテル清掃業で生活している主人公のミチさん。
倍賞千恵子が上手いですね~。リアル・ミチさん。吉永小百合ではこの役無理だよな。。。とか思っちゃった。
都営団地?でつましくも身綺麗に暮らし、たまに仕事仲間とカラオケに興じるのがお楽しみ。
なのに、たたみかけるように仕事・友達・住居を失い、生活保護を勧められるようになります。
そもそも78歳で気楽なご隠居さんになることも許されない日本って。なんなんだろう。

国の財源が苦しいから、老人は切っていきましょう。。。という姥捨て山思考は、古い古い映画「ソイレント・グリーン」を思い起こさせます。
確かスティーブ・マックィーン?が主人公の青年で、劇中のテレビからは「食糧危機を解決してくれる奇跡の食べ物、ソイレント・グリーンが発売されました」とニュースが流れてます。
ソイレントグリーンってなんだ?原材料が謎。
主人公が疑問に思ううちに、彼の尊敬する友人でもある高齢の男性が、「俺も年老いた。ホームに行くよ」と言い出しました。
「ホーム」とは、安楽死センターのことなんです。
広い個室ベッドで寝かされると、目の前の巨大スクリーンに花畑や森や川や自然の美しい映像が流される。バックにはクラシックの名曲。そう、最後に見るのは「極楽」の世界なんです。
気持ちよくなるうちに目は閉じられ眠り、完全に死に至ります。
主人公はこの「ホーム」にこっそり忍び込み、老人の最期の一部始終を目撃。
死体はベルトコンベヤーの向こうに消えていったのに、工程の最後のところで、淡いグリーンのビスケットみたいなものがどんどん吐き出される。
これは?
ソイレント・グリーンでは!

警察に見つかり捕らえられますが、彼は「ソイレントグリーンは…ソイレントグリーンは!人間の肉で出来てるんだ」
と叫びます。ここで映画終了。
小さい時にテレビで見て、ゾーッとしましたね。印象深いSF映画でした。

PLAN75 では、さすがに食べ物には加工されませんが、やはり「安楽死センター」みたいな所に行き、眠るようにご臨終。
遺体が「ただのゴミ」として扱われることも悲しいし、ご遺体になった人の所持品も、外国人バイトに「あ。この時計いいやつだから貰っとこ」とネコババされるのが腹立たしい。
ミチさんは最後の最後で、ある選択をします。そのおかげで「ソイレントグリーン」みたいな「モヤるラスト」ではなく、救いと希望が見えました。

私は実は「そんなに長生きしたくない。人間は75歳ぐらいで死ぬのがちょうど良い」と近年思ってたんですが。
この映画見た後には、その願望が粉砕されてしまいました。
つくづく、「生きている限り人は懸命に生きねばならないし、また生きる尊厳は保たれなくてはならない」と思うのでした。
治らない病気で痛くてたまらない、とか、重度の認知症になったら、安楽死もアリかもしれませんが。
少なくとも映画の中のミチさんは高齢でも健康で、生きる意欲もあり努力もしてるのに、行政側から「死んだ方が楽ですよ」と促されるのは間違ってる。
国って、人が健全に生きられるために機能してるはずで、生きたい人には全力でサポートをしないと、動物と同じになってしまう。

早川監督が映画留学先のアメリカから日本に帰ってきたとき、「“自己責任”という言葉が横行する日本社会の空気に驚いた」という。
確かに近年、何でもかんでも「自己責任で」ばかりです。
貧乏になること、無職になること、住む所が無くなること。社会に身の置き所が無いこと。
みんな、自己責任ばっかりじゃない。本人の責任だから助けないよ、ではあまりに悲し過ぎる。
こんな社会はゴメンだわ。。。さりとて、今後も高齢者は増えるばかりなんですが。そして私もそのうちの1人になるんですが。
ミチさんみたいな人が、幸せにラストまで走り抜けられるような、社会にしていく。市民レベルで出来ることを考えて実行する。
高齢者自身も動いて頭を働かせる必要があります。そしてそれがマストかも。
自民党政府に期待してるばかりでは、そのうちPLAN75システム作られちゃうかも。
色々なことを考えさせられる、深い映画でした★
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする