赤鯱にこんがらがって

再び真の強豪クラブを目指す名古屋グランパス・・・
J1、そしてアジアの頂点を目指すべく共に戦おう!!

千葉戦前日・・・

2007年11月30日 | 名古屋グランパス

後輩:しぇ、しぇ、しぇんぱーい!ピクシーも観戦に訪れた瑞穂でのホーム最終戦、J2降格の決まってる対戦相手にまたしてもスコアレスドロー。今月は1勝2分という成績で、結局9月の柏戦以来ホームで勝利をあげることなく、今シーズン最終節をむかえることに相成りました・・・。
しぇんぱい:でもその勝ち点1のおかげで順位が一つ上がってるぞ。
後輩:・・・・・試合後はブーイングこそ無かったけど拍手もまばら。セフ監督の挨拶のあったセレモニーもなんだかしまらないものになっちゃいましたよね。
しぇんぱい:名古屋が最後になるはずだったセフ監督の引退も半年延びたわけだしな。
後輩:その後、一部サポーターの座り込みもあったそうで。
しぇんぱい:クラブの将来に不安を感じてるのは俺だけじゃないってことだ。
後輩:・・・・・でも、いつものホーム最終戦とは違って、お客はたくさん入ってましたよねぇ。
しぇんぱい:やっぱりあれか?
後輩:あれでしょう。
しぇんぱい:それだけじゃないけど、あれだろうな。
後輩:・・・・・27日には仮契約を済ませて、ドラガン・ストイコビッチ氏の来季監督就任が内定しました。
しぇんぱい:ピクシー、自信たっぷりだよな・・・。
後輩:読みました?例のサカダイのインタビュー。天地を揺るがす偉大な成功とか、全てがドラマティックに変わるとか、いやでも期待しちゃいそうなコメントが満載でしたねぇ。
しぇんぱい:記者会見でも同じような発言をしてたけど、相当の確信があるのか、それともあれがセルビア人気質ってやつなのか・・・
後輩:来日前にはロンドンでベンゲル監督と綿密なミーティングをしたそうです。
しぇんぱい:それはいいけどさ、補強とか刷新とかいう言葉を聞く限り、どうやら一度チームをリセットしてゼロからスタートになりそうなのが気になるよな。
後輩:一方、セフ監督は継続、継承を期待していて・・・
しぇんぱい:俺達サポーターが不安を覚えるのも無理はないってことだ。
後輩:集客に関してはどうでしょう。多分、首脳陣連中が一番期待してることだと思いますけど。
しぇんぱい:とりあえず開幕戦の満員御礼は間違いないだろ。だけど、その後は正直なところなんとも言えないな。フロントの目論見どおり結果は出なくてもシーズンを通して客だけは呼べるようになるのか、ゴールデンウィークあたりで効果がなくなるのか・・・
後輩:シーズンを通してとなると、やっぱり成績がともなわないと無理なのかなぁ。
しぇんぱい:3年計画の3年目の目標も生きてるってことだしな。
後輩:・・・・・ピクシーとは単年契約ながら、クラブ側は3~5年の期間を考えているそうで。
しぇんぱい:3年計画の次は5ヵ年計画か。なんだか成功したためしが無い旧ソビエトの政策みたいだな。
後輩:・・・・・補強選手も注目の参謀役もピクシー自身がリストアップしてるとのことですが。
しぇんぱい:補強に関してはクラブ主導でやるんじゃなかったのか。
後輩:どちらにしても、ピクシーが全て主導権を握ってやることになりそうだし、そうしないと気がすまないみたいですね。
しぇんぱい:まあ、彼の性格からしてもそうなるんだろうな。ただ、全権委託はかまわないけど、クラブ側もきちんと目標のクリアラインを定めて、ピクシーの仕事を評価することは忘れないでほしいってのが、GEXでの沢入君の注文だったぞ。
後輩:うまくいきますかねぇ・・・。
しぇんぱい:そう甘くはないと思うけどな、俺は。
後輩:ギャンブルですか、吉と出るのか凶と出るのかっていう・・・
しぇんぱい:大吉と出るのか大凶と出るのかと言った方がいいのかもな。


後輩:・・・・・えー、明日でリーグ戦も最後ということで、一応今シーズンを振返っておきたいんですけど。
しぇんぱい:どうぞやってくれたまえ。
後輩:・・・・・昨年は苦しみながらも7位でフィニッシュというまずまずの成績を残して期待も高まった今年は、開幕4連勝で首位に立つも、その後は勝ったり負けたり引分けたりで大方の予想どおり中位に定着、リーグ終盤は2桁の順位まで落ちてJ1残留を決めるのが精一杯。3年計画の2年目となる今年は上位争いが目標だったのに、開幕前の先輩の「降格争いをしないこと」っていうネガな目標が現実になっちゃった感じですね。
しぇんぱい:去年に比べて内容は良くなってるのは認めるし、目指すサッカーも出来ていたけど・・・
後輩:確かに連携は格段に良くなりましたよねぇ。
しぇんぱい:一方で相変わらずメンタルや決定力の問題もあったし。なにより去年同様、怪我人が多すぎたな・・・。
後輩:スピラールに始まって、米山、楢崎、増川、玉田、ジョンウ、ヨンセン、吉村、藤田・・・なんか怪我人だけで1チーム出来そうです。
しぇんぱい:シーズンの大半がそのやり繰りに追われちゃった感じだもんな。
後輩:櫛野にしても故障を抱えてプレーしてたわけで、現に今も渡邊が長期離脱中だし・・・。
しぇんぱい:出来ればセフ監督にはシーズンを通して万全なチーム状態でやらせてあげたかったし、俺達もそんな試合を見たかったよなぁ。
後輩:印象に残ってる試合はありますか?
しぇんぱい:そうだなぁ、4月7日の広島戦かな。開幕4連勝で迎えた豊スタでの試合だったのに当日の入場者数は2万人も入らず。対戦カードも悪かったのかもしれないけど、連勝が止まったことよりがっかりしたし、これまで散々期待を裏切ってきた名古屋のツケの大きさを実感したぞ。
後輩:開幕4連勝も良かったけど、俺は古賀が退場した雨の柏戦かなぁ。きつかったのはやっぱり巻き返しを信じて迎えたはずの中断明けに続いた大敗と、豊スタで負けた浦和戦。
しぇんぱい:余裕かまして選手を入替えて臨んで負けたホームの大分戦もあったな。
後輩:見事なまでに全てにおいてグダグダだったアウェイの神戸戦とか。
しぇんぱい:ただ考えてみると強烈に印象に残ってる試合って、あまり思い浮かばないんだよな、今年は・・・
後輩:結局連勝も1回こっきり、以後は下降線をたどるばかりで大きな山も谷もなく終わっちゃいましたからねぇ。この2年間のセフ監督はどうでした?
しぇんぱい:クラブが掲げた3年計画という目標は達成できなかったけど、安易な補強に頼らずに若手選手を育ててくれて、チームの底上げだけは間違いなくやってくれたよな。人間的には全く問題のない人格者だったし。
後輩:采配については?
しぇんぱい:試合中のシステム変更や選手交代にしても、戦況をがらりと変えるような采配は無かったし、基本的に前日までのトレーニングと先発メンバーを選んだ時点で仕事の90%は終わりって感じでちょっと物足りなかったかな。
後輩:確かに逆転勝利は少なかったし、とにかく先制しないと辛い状況でしたもんね。
しぇんぱい:まあ、さっきも言ったけど補強も最小限、怪我人や選手層にも問題があったんで仕方ない部分もあるんだけどさ。
後輩:セフさんがPSVでどんな成果をあげるのか楽しみですよね。
しぇんぱい:これでもしPSVをリーグ優勝させちゃった日にゃ、名古屋の面目は丸つぶれだよな。
後輩:・・・・・他に何かありますか?
しぇんぱい:即戦力を期待された巻祐樹は残念なシーズンだったけど、阿部、麻也、小川の活躍は頼もしかったな。
後輩:先輩が後半戦に期待してた青山隼のレギュラー定着は遂になりませんでしたね。
しぇんぱい:そのチャンスさえ与えられなかったのが分かんないな。サテライトじゃいいパフォーマンスを見せてるみたいなのに・・・。
後輩:去年から不振が続いてる直志も気になりますよね。
しぇんぱい:単なるスランプなのか年齢による衰えなのか。多分、一番苛立ってるのは直志本人だと思うんだけど・・・このままだとちょっと問題だよな。
後輩:玉田も相変わらず戦力になりきれない状態で・・・
しぇんぱい:チームがいまだに奴を生かせないんだからしょうがないだろ。天皇杯の草津戦で吉村のスルーパスからGKと1対1になるシーンがあったけど、あれが今年唯一じゃないのか?玉田らしさが出たのって。
後輩:・・・・・。
しぇんぱい:移籍を機に玉田もプレースタイルを変えようとしていて、でもチームメイトはそれをいまいち理解しかねていて・・・なんだかお互いが中途半端な状態になってるような気がするな。
後輩:新外国人選手獲得の可能性はあるんですかねぇ。ヨンセンは先日契約延長してチーム残留が決まりましたけど。
しぇんぱい:どうなんだろう、ピクシーのリストの中に入ってるのかな・・・。ただ、横浜FC戦の途中交代を見るかぎりスピラールはちょっと無理かもしれないな。
後輩:明日の出場も微妙らしいです。日本にもチームにもなじんでるだけに残念ですよね。ジョンウも退団が濃厚みたいなこと言われてるし。
しぇんぱい:現役バリバリの韓国代表だもんな。当然、欧州クラブへの移籍が最優先目標だろうし、それが無理ならせめてACLに出場できるような強豪クラブでプレーしたいっていうのが本音だろ。
後輩:彼ら2人が抜けるとなると、さっきの話じゃないけどそれこそゼロからのスタートになりそうですね。
しぇんぱい:成績が芳しくないうえ、相変わらずのドタバタ劇で醜態をさらしてる名古屋だけに、即戦力となる日本人選手の獲得も難しいだろうしな。
後輩:駒大の菊地も川崎入りが決まったみたいです。
しぇんぱい:・・・・・ホント、苦労の絶えないチームだな、名古屋って。
後輩:・・・・・。
しぇんぱい:もうこの際、来年は成績よりも集客に注目だな。首脳陣の皆様方も多分それを一番期待してるんだろうから。

後輩:・・・・・長々と喋っちゃいましたけど、そろそろ終わりにしましょうか。
しぇんぱい:まさか今年もやるとは思わなかったぞ。
後輩:・・・・・今年は月一回の登場だったんですけど、どうでした?
しぇんぱい:名古屋がこんな成績だったし、はっきり言って疲れたな。こんなことなら開幕前と中断期間とシーズン終了時の3回くらいでよかったんじゃないのか。
後輩:・・・・・そうすると先輩の記憶が心配なんだって、前に言ったじゃないですか。
しぇんぱい:そもそも毎年やる必要があるのか?この会話。
後輩:だって全国の5、6人の皆さんが楽しみにしてるんでしょ?
しぇんぱい:5、6人じゃないぞ、15、6人だろ。
後輩:・・・・・では、お別れの挨拶を。
しぇんぱい:去年同様、引き続き楽しみにしていただいた15、6人の皆さん、どうもありがとうございました。この前日の会話も今回が本当に最後、もう二度とお会いすることはないと思い・・・
後輩:えー、9ヶ月間お世話になりましてありがとうございました。また来年、チャンスがあればお会いしましょう。
しぇんぱい:おい、おい、来年もやるなんて聞いてないぞ。いつ決めたんだ?何年・・・
後輩:何年何月何日何時何分何秒に決めたんだ?って言いながら、いざこの会話が始まると気持ち良さそうに喋ってるじゃないですか。
しぇんぱい:・・・・・気持ちよく喋ったついでにもう少しいいか?
後輩:なんですか?
しぇんぱい:今ふと思ったんだけどさ、ピクシーでコケた時が大変だな・・・。
後輩:・・・・・今からピクシー以後の心配してどうするんですか。しかもコケる話をしなくてもいいでしょう。
しぇんぱい:首脳陣は当然のこと、サポーターのショックも大きいだろうと思ってさ。それともなにか?ピクシー効果でクラブの懐は潤ったことだし、首脳陣連中は何食わぬ顔で粛々と次の監督人事にとりかかるのかな。
後輩:責任論はともかく、ピクシーが去ってもクラブが無くなるわけじゃないし、一応それがあの人達の仕事ですからねぇ。
しぇんぱい:そうなると次期監督の人選も大変だぞ。
後輩:そうなるとって・・・
しぇんぱい:集客を見込める名古屋のOBとなると・・・ゴリはFC岐阜にとられちゃったし、浅野君や沢入君じゃちょっと地味だし、岡山はまだ早すぎるしなぁ。
後輩:別に名古屋のOBじゃなくても・・・
しぇんぱい:今度は女性の人気を考えてイケメンのヴァスティッチなんてどうだ?
後輩:・・・・・。
しぇんぱい:それともピクシーがらみでビニッチか?
後輩:妖精の次は武闘派ですか・・・

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ストイコビッチ監督就任が内定

2007年11月28日 | 名古屋グランパス

 11月27日、名古屋との仮契約を済ませ、ピクシーの来季からの監督就任が内定した。サカダイのインタビューや記者会見での夢と自信と希望に満ち溢れたピクシーの発言を見るにつけ、いやでも来季への期待が高まってくる方も多いのではないか。フロントとしても横浜FC戦で既に証明されたように、集客が約束されるピクシーの監督就任は収入の面で心強いに違いない。

 一方で、補強とか刷新とかの言葉の端々からは、セフ監督が希望している2年間の継承が難しいことも感じられて複雑な心境だ。そして、それがリーグ戦をまだ1試合残し、今年最後のタイトルを残しているこのタイミングで明らかになるという状況に少々の違和感を覚えるのは私だけだろうか。

 今、名古屋で指揮をとっているのは決してつなぎのための代行監督ではなく、PSVとの交渉を断ち切ってまでクラブがこだわったセフ監督だ。ピクシーが華々しく記者会見を行っているその最中にも、セフ監督は自身のサッカースタイルに基づき週末の千葉戦の対策を練っているという状況。こんなところにもサポーターから不透明なビジョンをつっこまれてしまうフロントの甘さを感じてしまう。

 もちろん組織的、攻撃的、スペクタクルなサッカーという点では共通しているし、ピクシーの言う“スーパーハードワーク”にしてもセフ監督のサッカーも同様だったと思う。なによりもこの2年で若い有望な選手が台頭してチームの底上げも出来たし、期待できる部分も多い。私もクラブの決定は尊重するし、夢と希望と少しの不安を持って見守っていきたい。

 奇しくもピクシーの師であるオシム日本代表監督の後任として岡田武史氏が濃厚となっている。一部では正反対ともいえるそのサッカースタイルを危惧する声もあるようだ。当然、昔と今の岡田氏は違うわけで、当時のままのサッカーを目指すことはないのだろうが確かに不安は残る。抱える問題のレベルは全く違うのかもしれないが、継続・継承という意味では置かれた状況が今の名古屋にちょっと似ていないだろうか。


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FC刈谷●、FC岐阜●・・・

2007年11月26日 | FC刈谷

FC刈谷 0-0 アルテ高崎

 瑞穂から帰宅して車に乗り換え刈谷へ直行、試合開始約15分遅れで会場に到着した。18:00キックオフにもかかわらず駐車場は満車に近い状態。スタジアム隣のアリーナではJBLの公式戦も行われていたが、FC刈谷もホーム最終戦ということもあり、いつもより大勢の客で席が埋まっていた。

 ロッソ熊本の昇格や北陸の2チームの統合で降格の心配は無くなったものの、9月のFC岐阜戦以来ホームで勝ち星のないFC刈谷。対戦相手は勝ち点僅か6で最下位に沈むアルテ高崎。試合はお世辞にもいいとは言えない内容ながら、それなりに得点チャンスも作っていた。が、結局決定機にゴールを決められずスコアレスドロー。まるでついさっき観た横浜FC戦を再現したかのような試合だった。昼間の鬱憤を刈谷のゴールで晴らしたかった私としても更にストレスを抱える1日となってしまった。

 結局、残り1節を残して勝敗にかかわらず順位は16位が確定、開幕前はリーグトップ3入りを目指すも結果が出せず監督交代もあって、なにか落ち着かないシーズンとなってしまった。今年のベストゲームをあげるとしたら、やはり平林が逆転ゴールを決めたホームのFC岐阜戦だろうか。来年はトップ3入りは無理としても、せめてあのような痺れる試合をたくさん観たいものです。

 

FC岐阜 1-3 佐川急便SC

 こちらもホーム最終戦だったが観戦には行けず。今季東京と大阪の2チームが統合、既にリーグ優勝を決めている佐川急便SCがその実力と貫禄を見せて逆転勝利。FC岐阜は先制しながらリードを守りきれず、後半に選手交代もあり攻勢に出るも逆に追加点を許しタイムアップとなった模様。

 この結果、FC岐阜の順位は4位に後退。最終節の対戦相手のアルテ高崎に勝利しても、天皇杯のため2試合を残しているHONDA FCの結果によっては5位転落の可能性もあるため、現時点で自力でのJ2昇格圏内確定は残念ながら無くなってしまった。

 昨日の試合で強豪チームに勝てなかったことを悔やむよりも、それまでの勝てるはずだった試合で勝ち点を散々逃してきた事実を悔やむべきか。ただ、まだ試合は残っているし、全て終わったわけでもない。なによりここまで強運をも味方にして戦ってきたFC岐阜。私が言わなくても監督や選手は分かっていると思うけれど、最後まであきらめず戦ってほしい。


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名古屋0-0横浜FC

2007年11月25日 | 名古屋グランパス

 浦和vs鹿島の頂上決戦、G大阪vs神戸でのロスタイムのドラマ、柏vs甲府の因縁の対決、FC東京vs大宮での劇的な勝ち越しゴール等々、各会場で展開された痺れるような試合とは全く無縁といってもいい瑞穂でのホーム最終戦だった。

 昨日は子供達が中日のファン感謝デーに出かけたため1人での観戦。ホーム最終戦だからなのか、セフ監督のホームラストゲームだからなのか、はたまた観戦に訪れたピクシー効果なのかメインスタンドを除いてほぼ満席となった。

 ランクル賞の藤田の名前は無かったものの、出場停止の明けたジョンウ、そしてスピラールが復帰し、ベストといってもいい先発メンバー。今季二度目となる連勝のチャンス、そして既に降格が確定している対戦相手にどんな戦いを見せてくれるのかサポーターの期待も大きかったと思うが、内容及び結果はここ最近の試合で見慣れたものとなった。選手達は一生懸命プレーしているのに、唯一それがゴールという形で報われない。名古屋がほぼゲームを支配していたとはいえ、カズの個人技からのシュートや三浦淳が蹴るセットプレーにヒヤヒヤさせらりたりと、個人的には互角の戦いという印象だった。

 そんなストレスのたまる試合展開に、試合終了後はブーイングこそ聞かれなかったが拍手もまばら。なにかスタジアム全体が消化不良をおこしたような空気に包まれていた。試合後のゴール裏には「フロント様のビジョンが聞きたいなぁ」の横断幕。天皇杯にある意味で必要なチームのノリや勢いもいまいち感じられないし、なによりも来季にむけて覚える不安はどうやらグラサポ共通のようだ。昨日は18:00からのFC刈谷のホーム最終戦観戦ため、セフ監督の挨拶と選手らの場内一周を見届けてそそくさと会場を後にしたのでした。

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横浜FC戦前日・・・

2007年11月23日 | 名古屋グランパス

明日は今季ホーム最終戦なんだし、

連続無得点記録がストップしたことだし、

J1残留も確定したことだし、

スピラールも実戦復帰を果たしたことだし、

セフ監督のPSV監督就任が1月からと決定したことだし、

そして監督が聖地・瑞穂で指揮をとる最後の試合なんだし、

ヨンセンの来季契約が完了したことだし、

チーム残留が微妙なジョンウも出場予定だし、

北京五輪出場を決めたばかりの本田も合流したんだし、

チーム残留が濃厚な藤田がランクル賞を受賞したことだし、

鉄人・秋田豊が引退を表明したことだし、

来季監督に就任するピクシーも観戦予定だし、

今年最後のタイトルも残ってるし、

対戦相手は既に降格が決定してるチームなんだし、

内容をともなった勝利を期待しています!!

いいよね・・・


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五輪最終予選 対サウジアラビア戦

2007年11月22日 | 日本代表

 低調な内容が続き閉塞感さえ漂っていた今回の五輪代表。カタール戦で地獄を見たことがかえって功を奏し、続くベトナム戦で明らかにチームに向上の兆しが感じられた。その戦いから中3日、グループ首位で迎えた日本はサウジアラビアと0-0で引き分け、4大会連続でオリンピック出場を決めた。 

 戦前の予想に反して序盤からサウジアラビアが積極的な攻撃を見せ、日本が押し込まれるシーンが続いたが、これをしのぐとあとは日本のペースで試合が進んだ。前半9分、シュートのこぼれ玉を押し込まれるところを青山敏が太腿に当てて救ったが、これがこの試合唯一といってもいい危ない場面だった。

 この試合、日本は対戦相手を考えて3バックへ戻したものの、ベトナム戦でいい働きを見せた岡崎と李の2トップを引続いて起用した。選手全員が攻守にわたって90分間集中力を切らさず戦うことが出来ていた。特に守備に対する意識は高く、何か選手達の意地のようなものを見せられたような気がする。

 ただ、昨日の試合もそうだったように、数ある決定機を作りながら最後の詰めの部分で外し続けているようではオリンピック本番で結果を残すことは難しい。最終予選を通して見ても、結局大勝できたのはアウェイのベトナム戦のみ。反町監督はメダルを目標としているとのことだが、現時点のチーム状態だと1次リーグを突破できるかどうかといったところだろうか。選手達も十分わかっているとは思うが、喜びに浸るのは昨日だけにして、今後も更なるステップアップを目指してほしい。


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大分1-3名古屋

2007年11月19日 | 名古屋グランパス

 オランダの名門クラブ・PSVから引退を表明しているセフ監督へ短期監督就任のオファーが明らかになり、相変わらずピッチ外が騒がしい名古屋。クラブとして交渉を拒絶する方針にセフ監督も一応理解を示したというものの当然未練はあるだろうし、残りのリーグ戦や天皇杯への影響が気になるところ。

 今回は参戦は勿論TV観戦も出来ず、深夜のグランパスTVでダイジェストを見たのみ。前節同様、本田とジョンウを欠く名古屋だったが、ヨンセンがJリーグで初めてのハットトリックを決める活躍で5試合ぶりの勝利、無得点記録も4試合でストップさせた。後半にはスピラールが開幕戦以来の出場を果たし、試合終了まで無難にプレーした模様。昨日はシュートやFKの数を見てもわかるように、試合内容が良くても勝てなかったこれまでの試合とは逆に、内容は悪くても結果を出した試合だったということでしょうか。はるばる大分まで参戦された皆さんお疲れ様でした。

 次節のホーム最終戦は契約のために来日するピクシーが観戦予定とのこと。そして今シーズン2度目の連勝を決めるラストチャンスでもある。既に降格が確定している難しい相手だが、是非とも次は内容をともなった勝利で締めくくりたい。


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五輪最終予選 対ベトナム戦

2007年11月19日 | 日本代表

 オシム監督の緊急入院で、試合前は何かと感傷的な報道が目立ったベトナム戦。これに対して反町監督は試合に集中することに徹するとプロフェッショナルな発言をしていたとおり、奮起を見せた日本が4-0で勝利。直後に行われた試合でカタールがサウジアラビアに1-2で負けたため、日本が再びグループ首位に立った。

 最終予選を通じて、FWによる得点も、流れの中での得点も、2得点以上も初めてのこと。李と岡崎の2トップで臨んだ日本は、これまでの試合とは明らかに違う内容で数多くのチャンスを作ることが出来ていたし、なにより大きかったのはそれを得点に結びつけること出来たことだったと思う。

 ただ、欲をいえば本田圭のPK失敗を除いてもあと3点は確実に取れていた。特に後半10分過ぎから日本の追加点が決まるまでの時間帯で、たたみかけるどころか逆にベトナムのペースにさせてしまった試合内容に不満を覚えるし、カタールとの得失点差の勝負になる可能性もあっただけに、試合終了直後の時点では物足りなさを感じたのも事実。

 いよいよ21日は最終予選最後の試合。引分けでも北京への切符を手にすることが出来る日本は、勝つしかないという明確な目標で挑んでくるサウジアラビア相手にどのように臨むのか。今度はくれぐれもロスタイムで泣くことの無いよう、選手同士の意思統一を明確にして戦ってほしい。


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大分戦前日・・・

2007年11月17日 | 名古屋グランパス

屋根が故障した豊スタでの磐田戦、

本田とジョンウの不在に加え、

大森も当日に出場を回避、

さらに渡邊の負傷退場があったものの、

磐田を相手に無失点に抑え、

後半相手が10人になったこともあり、

終始ゲームを有利に進めながらも、

結局この日もゴールは遠く、

4試合無得点で、

勝ち点1を積上げたのみ、

木曜日にはPSVによるセフ監督の引き抜き話も浮上し、

引続き混乱が予想される名古屋・・・

明日は大分とのアウェイゲーム、

この試合の注目点といえば、

本田とジョンウの不在でも、

大森の復帰でもなく、

上位チームだったからノーゴールだったのか、

下位チーム相手にもノーゴールに終わるのか、

上位チームだったから勝てなかったのか、

下位チーム相手にも勝てないのか、

が明らかになることでしょうか・・・

オシム監督が無事に回復されることをお祈りいたします・・・


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浦和がアジアナンバーワンに

2007年11月15日 | Football

 昨日はTV観戦も出来ず。家人によると両チーム気合の入った試合内容とは裏腹に、TV朝日の実況Kと解説Mの過剰なまでの感情移入と大げさなセリフまわしで、次第にシラけた気分になってしまったとのこと。毎度のことながらTV朝日のサッカー中継は消音にして観るに限ります。

 日本のクラブとして初めてアジアの頂点を極めた浦和の監督や選手、そして既にアジアナンバーワンを極めていたといってもいいサポーターの皆さんには心から・・・・・いや、もはや名古屋のいちサポーターのお祝いの言葉など全く必要ないでしょう。来月は豊スタを満員にしてFIFAの懐を潤してやってくださいナ。


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