当日の入場者数21,327人・・・
名古屋は中断前のリーグ戦15試合を2勝3分10敗という見るも無残な成績で終了。敗退が決まっているルヴァンカップと共にホーム、アウェーでそれぞれ1勝のみという結果はそれ相当の苦戦を覚悟していた後ろ向きな私にとっても予想外の結果でございます。
悪夢の2016シーズンをも上回る低迷の最大の原因は(GMをないがしろにして行われた)J1リーグを甘く見たチーム編成に尽きるでしょう。控えどころか主力にもJ1経験の乏しい選手が揃うなか、ジョーという一点豪華主義で?臨んだチームは少数精鋭と呼ぶには程遠く、また、青田買いで登録可能となる特別指定選手での頭数合わせ?にしてもいくら才能があるとはいえあまりに心もとなかったと思います。
この日の試合後の挨拶で小西社長は指揮官の続投をさせたうえで残留を目指すと明言。クラブが掲げる中長期的な計画の中に「J2再降格も有り」と勝手に理解している私のような変わり者は別として、J1残留は多くのグラサポの皆さんが望んでいることだと思います。当然、チームもそれを目標として再開を迎えることになるわけですが、残留確定のための勝ち点獲得が既に絶望的になっている状況を考えると、おそらく「入れ替え戦も視野に入れたギリギリの残留」を目指すことになるでしょう。
なにはともあれJ1リーグは約2か月の中断期間に入ります。浮上の条件を個人の成長に求めるチームだけに劇的向上は期待できないし、クラブが示唆している補強についても状況を一変させてくれるような優れた選手の獲得は極めて難しいと思われます。それでもクラブにはたとえ悪あがきと言われようとも悔いの残らない仕事をしていただくしかないし、チームには少しでもレベルアップした姿を見せられるようにトレーニングに励んでいただくしかありません。そんな名古屋の動向を見守りつつ、精神衛生上よろしくない日々から解放される中断期間を満喫したいと考えている私です・・・。