赤鯱にこんがらがって

再び真の強豪クラブを目指す名古屋グランパス・・・
J1、そしてアジアの頂点を目指すべく共に戦おう!!

ピクシーの監督招聘を断念・・・

2007年10月31日 | 名古屋グランパス

 またも某スポーツ紙の飛ばし記事かと思いきや、ピクシーの監督招聘断念が早くもその日の球団会見で明らかになった。退任が決まったはずのドワイトコーチを含めて、人選はほぼ白紙に近い状態だという。もともと安易な発想としか思えないピクシーの監督就任に反対だった私も、こんなお粗末な展開になってくると一安心どころか、後味の悪い思いと更なる不安だけが残る。そして、なによりも今回の混乱に振り回される格好となったピクシーに申し訳ない気持ちでいっぱいだ。

 断念決定の理由とされている日本国内でのライセンス云々については事前に分かりそうなものだし、場合によっては特例での承認の可能性もあったという。その努力をしなかったところをみると、実際は首脳陣の対立により意見を一本化できなかったのが一番の大きな原因ではないだろうか。選手やサポーターは懸命に生まれ変わろうと努力しているのに、肝心のトップの連中がこの体たらくではどうしようもない。

 迷走するばかりで一向に見えてこない来季への展望。今、はっきりわかっていることといえば、名古屋のドタバタ劇がこの先もまだまだ続くということか・・・

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FC刈谷●、FC岐阜○

2007年10月30日 | FC刈谷

FC刈谷 1-2 YKK AP

 9月のFC岐阜戦以来のFC刈谷のホームゲーム観戦。前日の台風の影響による雨とは一転して秋晴れとなった。観戦者にとっては絶好の日和だが、13:00キックオフでプレーする選手にとってはちょっと暑いくらいの日差しだったかもしれない。今回の対戦相手のYKK APは、アローズ北陸と来季からの統合が決まっているため、JFLでのプレーは今年で見納めとなる。

 FC刈谷は上位争いをするチーム相手に終始ゲームを支配される展開ながら、一時は同点に追いつくも直後に失点。宮田の個人技で奪った同点弾からあっという間に奪われた決勝ゴールも悔やまれるが、前半のゴール前の混戦で来栖が飛び出したスキをつかれての失点が痛かった。ちなみにこの混戦は刈谷が相手ゴール前に攻め込んだところでのつまらないパスミスから始まっている。

 スコアだけを見ると1点を争う好ゲームのように思われるが、実際の試合内容はというと、順位が示しているとおりチーム力の差がかなり感じられるものだった。ハーフタイムの抽選会では刈谷ハイウェイオアシスの「天然温泉かきつばた」の入泉券が当たったけれど、それよりもなによりもFC刈谷の勝利が一番見たかったです・・・。

 

三菱水島FC 2-3 FC岐阜

 前半を1-0でリードしながら後半に一時は逆転されるという最悪の展開だったが、高木和のゴールで同点に追いつき、終了直前には相川のゴールで勝ち越しに成功。これまでの岐阜とは思えない試合運び?で勝利をおさめた。7位にまで落ちていた順位もいっきに昇格圏内の4位に浮上。もちろん油断は出来ないが、この試合の勝利は大きな意味を持つような気がする。9月末にJ2札幌から期限付きで獲得したFWの相川進也が、期待に応えて結果を出しているのも心強い。次節、ソニー仙台との浅中公園総合グラウンドでのホームゲームを久々に観戦予定。


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浦和0-0名古屋

2007年10月29日 | 名古屋グランパス

 先発濃厚と思われていた増川ではなく吉田を起用し、阿部と大森の3バックで臨んだ名古屋。ACLの影響で疲労困ぱい状態だった浦和を相手に、3倍となる計12本のシュートを放ちながらスコアレスドローに終わった。強豪チームを相手に貴重な勝ち点1をもぎ取ったというべきか、3試合ノーゴールでまたも勝ちきれなかったことを嘆くべきか悩ましい。試合前日にかなりネガティブな文章を書いてしまった私としては「負けなくて良かった」というのが正直なところ。

 昨日はグランパスTVも休止だったため、各局のスポーツニュースで浦和目線のハイライトシーンを見たのみ。後半、ヨンセンに訪れたビッグチャンスが、昨年の同じく浦和とのアウェイゲームで本田が外したシュートシーンとダブってしまったのは私だけでしょうか。

 これで10月は勝ち星なし。チームはいまだ残留が決められず、来季の新体制も依然として不明のまま。選手達も契約問題もあって難しい時期だけれど、この混沌とした空気を少しでも振り払うためにとにかく勝利がほしいのだが。草津戦、大丈夫ですよね・・・(←既に弱気?) 

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浦和戦前日・・・

2007年10月27日 | 名古屋グランパス

セフ監督の退任(引退)表明後初の公式戦、

藤田がベンチ入りし、

ヨンセンと増川が先発で復帰、

カタール帰りの本田も強硬出場したものの、

たいしてよろしくもないFC東京相手に、

終始ゲームを支配しながら、

やはりゴールは遠く、

ワンチャンスで先制を許して万事休す、

2試合連続完封で2連敗、

順位も13位に後退した名古屋・・・ 

明日は浦和とのアウェイゲーム、

かたや現在J1リーグ首位をひた走り、

水曜日には日本勢初のACL決勝進出を決め、

天皇杯連覇をも狙う強豪クラブ、

かたや3年計画さえもろくに達成できず、

相変わらずピッチの外でもドタバタ劇を演じ、

今や降格争い参入一歩手前の未熟なクラブの対戦・・・

鼻骨骨折で強行出場中のワシントンも、

水曜日の試合による疲労も、

闘莉王の不在も、

さほど名古屋のアドバンテージになるとは思えず、

頼みといえば過去の対戦成績による相性だけで、

勝利どころか引分けさえ厳しそうだけど、

とにかく来季につながる試合を見せてくれ・・・ 

ればいいです・・・


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ロマーリオが暫定監督に

2007年10月26日 | Baixinho

 現在バスコ・ダ・ガマに所属するロマーリオが、成績不振により解雇されたセルソ・ロス監督の後任として同クラブの選手兼暫定監督に指名された。

 「疑惑の1000ゴール」達成直後は現役引退もほのめかしていたが、現在も現役続行中のロマーリオ。ただ、足首の故障でここ4ヶ月はほとんどプレーしておらず、事実上は引退したものと見られていたようだ。

 国を代表するスター選手とはいえ、監督経験のない(一応)現役選手になんのためらいもなく任せてしまうクラブ、そしてそれを引受けてしまうロマーリオ、(多分)大喜びで認めてしまうおめでたいファン・・・。ここまで徹底した場当たり的クラブ運営を見ていると、来季に向けて繰り広げている名古屋のドタバタ劇がまるで子供のように思えてくる。いや~、ブラジル人っていいなぁ・・・。

 尚、記念すべき?彼の初采配はクラブ南米杯準々決勝のCFアメリカ戦(第2戦)となった。結果は1-0で勝ったものの、第1戦で0-2で負けていたため敗退が決まった。この試合ではロマーリオ自身も後半に出場した模様。我が愛するロマーリオの物語はまだまだ続きそうだ。


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Fリーグ 浦安1-1名古屋

2007年10月23日 | 名古屋オーシャンズ

 名古屋と勝ち点2差で首位を行く浦安との頂上決戦は引分けに終わり、残念ながら首位奪取はならなかった。前半は相手の激しいプレスもあり両チーム無得点で終えたが、後半5分に名古屋が丸山のゴールで先制。その後は攻め手を欠き追加点がとれないまま終盤を迎えたところで、相手のパワープレーから痛恨の失点を許してしまった模様。

 先週のオーシャンズTVの監督交代に関するコメントの中で、スタンディングフットサルからムービングフットサルへの移行には最低3ヶ月はかかるとのことだった。初代リーグチャンピオンを義務付けられながら、シーズンの半分以上をチーム建て直しの時間に費やさなければいけないという状況はなんとも情けない限り。

 次節は27日(土)15:00から小牧パークアリーナで4位の湘南ベルマーレと対戦。まずはきっちり勝ち点3をとって浦安に食らいついていきたい。


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名古屋0-1FC東京

2007年10月22日 | 名古屋グランパス

 2-2で引分けた川崎戦(6/9)以来の豊スタでのホームゲーム。前日から市内では挙母(ころも)祭りも行われていて、スタジアムへの道は祭りで使われた紙ふぶきが風に舞い、観戦客に混じって祭り客の姿もちらほら見られた。

 監督退任発表直後の試合ということで、ゴール裏は選手の不安を振り払おうとウォームアップ時からフルスロットル状態。名古屋はヨンセンと増川が先発で復帰。玉田が外れ出場停止の吉村のポジションに山口、増川が右サイドバックに入り、これまでと同様の4-1-4-1で臨んだ。尚、右膝関節半月板損傷で離脱した櫛野に代わって長谷川が復帰した藤田と共にベンチ入りした。

 試合は名古屋が終始押し込む展開ながら例によってゴール前での詰めが甘く得点できず。後半12分に右サイドを突破され天敵ルーカスに先制ゴールを許す。FC東京にとっては本当にこれが数少ないチャンスだった。名古屋も杉本や藤田を投入して再三チャンスを作ったが今回もまたゴールは遠く、前節の清水戦に続いて完封負けを喫し2連敗、順位も13位に後退した。昨日の試合は一見、名古屋が圧倒していたように見えたが、シュートやFK、CKの数を見るとほぼ互角の数字となっている。はたから見れば共に下位に沈む2チームが繰り広げた精一杯の凡戦といえたのかもしれない。

 ピッチの外が騒がしい状況の中、なによりも勝利という結果がほしかったがその願いは叶わず。敗戦後の選手達を迎えるゴール裏はブーイングも無く、拍手もまばら。そして選手達もまた丁寧に挨拶をして控え室に戻っていった。両者共、今はただそうする以外何も出来ないという空しい光景。試合終了後、昼間から打ち上げられる何発もの祭りの花火が、まるで相手チームの勝利を祝っているかのようで、この日の敗戦をよりいっそう辛いものにしていたのでした・・・。


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FC東京戦前日・・・

2007年10月20日 | 名古屋グランパス

開幕以来の連勝を期待する一方、

不安を抱えながらも参戦した清水戦、

不様な試合内容だった神戸戦とは一転、

素晴らしいパフォーマンスを見せながら、

なによりも欲しかった先制ゴールは遠く、

逆に2連敗中の清水に先制を許すと、

チョ・ジェジンにハットトリック、

GK山本にリーグ初先発で完封勝利を献上し、

筋書き通りに?またも完敗を喫した名古屋は、

上位争いをするはずだった今季の最終目標順位を9位に下方修正・・・

翌週にセフ監督が「家庭の事情」で一時帰国すると、

それを見計らったかのようにまことしやかな飛ばし記事が横行、

遂には地元メディアでもとりあげられることとなり、

14日にセフ監督が今季限りでの退任を正式に表明、

フロントはまるで既定路線のようにピクシー招聘を示唆、

今一番重要なはずのチーム建て直しよりも、

商売を優先させる球団首脳陣を見るにつけ、

選手もサポーターも来季に向けて不安がつのるばかり・・・

明日は芝の張替えが済んだ豊スタでのFC東京戦、

ヨンセンや、

藤田や、

増川の実戦復帰が濃厚とはいえ、

水曜日の練習試合では佐川印刷SCに1-2で敗戦と、

名古屋だけがストーブリーグに突入したような状況に、

選手達の精神状態が気になるところだけど、

とにかく来季につながる試合内容を見せて下さい・・・

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五輪最終予選 対カタール戦

2007年10月18日 | 日本代表

 ドーハの悲劇、再び・・・。日本はアウェイで先制ゴールを奪いながらも、終盤に同点ゴール、ロスタイムには逆転となるPKを決められて1-2。悪夢のような逆転負けを喫してしまった。

 前半、CKからのラッキーな先制ゴールの他にも数多くあったチャンスでゴールが奪えず、後半25分あたりから日本が後手にまわる守備が多くなると、相手に押し込まれる苦しい時間が続く。CKからカタールに同点とされると更に流れは悪くなり、引分けでもいい日本は余裕があるはずなのに焦ってミスを連発。一番悔やまれるのは逆転のPKをとられたハンドのシーンよりも、そこまでに至る数分の時間の使い方だろう。あの時間帯はどんなに苦しくても、またどんな不細工な形でもいいからとにかくボールキープをしてほしかった。

 この結果、日本は勝ち点と得失点差では並ぶものの、総得点でカタールに首位を明け渡すことになった。第1戦でベトナム相手に(しかもホームで)たった1得点しかできなかったツケが、ここにきてまわってきた格好だ。ここまで3試合で3得点は全てセットプレーから。しかもFWの得点は未だに無く、得点力不足は深刻だ。そして毎回言うが、このチームには本当に苦しい時に声を出せるリーダーがいない。

 2試合を残して自力での首位が無くなった日本。もはや家長と森島の出場停止云々や星勘定ではなく、「勝利のみ」という明確な目標が出来たことは、このチームにとってかえって良かったといえるかもしれない。


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対エジプト戦

2007年10月18日 | 日本代表

 今年最後の代表戦。日本は大久保と前田のA代表初ゴールを含め4-1で勝利。3-0でリードした後半に相手FKから1点を失いエジプトのペースになりかけた時間帯もあったが、加地の効果的な追加点で逃げ切り、来年へ向けて理想的な結果で締めくくった。

 怪我で不在の闘莉王に代わりDFラインに入ったのはアジアカップと同様に阿部だった。FWは大久保と前田が先発。「もっとたくさんのレギュラーがいる状況を作りたい」という試合前のオシム監督のコメントとは裏腹に、あまり代わり映えしない先発にはちょっとがっかりだった。今回は親善試合ながら交代枠が3人だっただけに、藤本や坪井など違った顔ぶれのメンバーをもっと見たかった気もする。

 今回の対戦相手は2006アフリカネーションズカップを制したエジプト。しかしながら欧州組2人を含む主力メンバー9人を欠くという。不在の国内組は全員がクラブW杯に出場するアル・アハリの選手で、今回はチーム強化を優先させたとのこと。これについて例のベストメンバー問題でF川崎に噛み付いた川淵会長は、何か物申すことはないのだろうか。 

 この試合の収穫はやはり大久保と前田の活躍だろうか。前回のカメルーン戦では限界を感じさせたものの、二度目の招集となった今回はレギュラー選手との連携も良く、チームとして機能していたと思う。それに対して後半出場した今野や藤本は戦術的というよりも、どちらかというと顔見せ的な起用だったため、たいした見せ場もつくること無く終わってしまったのがちょっと気の毒だった。

 オシム体制の2年目の今年、最大の目標としていたアジアのタイトルは逃してしまったが、そのアジアカップをもチーム強化の場としたことで、着実に成長を遂げたといっていいのではないか。来年2月にはいよいよW杯予選が始まる。五輪世代の選手の融合も含めて、A代表のさらなる進化を願いたいと思う。


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