赤鯱にこんがらがって

再び真の強豪クラブを目指す名古屋グランパス・・・
J1、そしてアジアの頂点を目指すべく共に戦おう!!

J1リーグ2ndステージ第5節 山形0-3名古屋

2015年07月30日 | 名古屋グランパス

 暑さによる消耗戦となった前節から中3日の日程と長距離移動のハンディを背負う名古屋に対し、2試合続けてホーム開催という恩恵にあずかる山形・・・超の付く凡戦に終わった5月の豊スタの記憶も新しいチーム相手との対戦に第3節清水戦の二の舞を覚悟するも、待っていたのは3-0という予想外?の結果でした。

 守備では闘莉王の復帰もあり柏戦以来の完封、攻撃では可も不可もないプレーが続いていた磯村が2得点と活躍し、堅碁もクラブ最多タイとなる5戦連続ゴールで貢献・・・と、結果だけを見ればまさに言うことなしの快勝ですが、残念ながらその内容は相変わらずの出来に終始し、また最下位に沈む相手の不調にも助けられるというお決まりの展開となったようです。

 前節における永井のように今節も山形からすれば堅碁1人にやられた印象しかないのかもしれませんが、今の名古屋にこれ以上の成果を求めるのはあまりに酷というもの。ここは潔く割り切って内容には目をつむり結果に満足しておくしかございません。

 後向きな私も選手達が精一杯戦った末に獲得してくれた勝ち点3を素直に喜びつつ、同時に2ndステージ2位浮上にも浮かれ驕ることなく地に足をつけて見守っていくのみです。当面(今シーズン?)の目標である勝ち点40まであと8ポイント・・・あとは次節までの長いようで短い二週間、東アジアカップに臨む永井と堅碁を含めてこれ以上の新たな怪我人だけは本当にご勘弁を・・・


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J1リーグ2ndステージ第5節 山形戦前日・・・

2015年07月28日 | 名古屋グランパス

 結局、名古屋への風向きは変わっていないということなのか・・・不細工な内容ながら逆転勝利で勝ち点3を獲得した浦和戦直後のささやかな願いも虚しく、グスタボの怪我が明らかとなり今シーズン中の復帰は絶望とのことで、薄い選手層に苦しむ名古屋はまた一人貴重な戦力を失うこととなりました。

 そんな中で迎える明日の山形戦ですが、今シーズン3度目の顔合わせであり聖地・瑞穂での逆転劇から中3日でのアウェーゲームという状況は第3節清水戦と全く同じ。ただ、かろうじて引分けに持ち込むことができた清水戦とは違って、暑さによる消耗が激しかった前節の影響や長距離移動を強いられる点を考えると、今回はさらに厳しい内容(と結果?)が予想されます。

 山形戦といえば今シーズンワーストゲームともいわれる?豊スタでの1stステージの記憶も新しく、前節ほどではないにせよ明日もまたチーム力の差を思い知らされることになるのでしょう。唯一の救いは出場停止明けとなる闘莉王が比較的フレッシュな状態で臨めることでしょうか。代えのきかない闘将の存在により浦和戦で顕著だった自陣ゴール前でのドタバタ感だけは回避できそうです。

 2ndステージ4試合を終えて2勝1分1敗で現在6位(年間総合7位)の名古屋・・・現状に満足せざるを得ない状況のチームとしては出来すぎの成績であり、ゆえにこれ以上の贅沢を申すつもりもございません。当面(今シーズン?)の目標である勝ち点40まであと11ポイント・・・引き続き内容よりも結果重視・・・相手チームの出来の悪さに期待しつつ勝ち点の上積みを目指すのみです・・・。


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J1リーグ2ndステージ第4節 名古屋2-1浦和

2015年07月26日 | 名古屋グランパス

 当日の入場者数17,624人・・・
 
 この日は名古屋も猛暑日を記録したとのことで、日が落ちても座っているだけで汗ばんでくる過酷な蒸し暑さの中、立ち上がりから圧倒的実力差を見せつけられたあげくあっさり先制点を許し“大虐殺ショー”を覚悟するも、直後に堅碁の4戦連続ゴールで同点に追いついただけでなく、22分には永井の突破を止めた相手選手が一発退場・・・これで多少なりとも名古屋有利で試合が進むと期待した私は大甘でした・・・

 残念ながら今の名古屋にはこの数的優位の状況を活かす術は持ちあわせておらず、ハーフタイムで更に戦い方をクリアにしてきた相手チームに逆に押し込まれる始末。貴章の見事なゴールで逆転した後も拙い試合運びは変わらず、再三ピンチを迎えては相手のミスに救われるシーンの繰り返しで、結局どちらが10人で戦っているのか分からないヒヤヒヤものの展開をタイムアップまで延々見せられることとなりました。

 まさに結果で勝ち内容で負けたこの一戦は対戦相手の浦和にしてみれば名古屋ではなく永井1人にやられた印象しかないでしょう。そして、それ以上に情けないのが、かような戦い方しかできないチームだからこそこの試合内容でも満足しておかなければならないという事実でございます。当面(今シーズン?)の目標である勝ち点40まであと11ポイント・・・あとはお願いですから新たな怪我人が出ていませんように・・・


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J1リーグ2ndステージ第4節 浦和戦前日・・・

2015年07月24日 | 名古屋グランパス

 目標は年間王者と言いつつも1stステージを制した心の緩みからなのか前節の広島戦で無敗記録がストップ、2ndステージは現在1勝1分1敗の9位とスタートダッシュに失敗した感のある浦和。当然のことながら監督も選手もこの状況には納得などしていないはずで、明日は前節の敗戦を教訓として間違いなく心のネジを締めなおして臨んでくると思われます。

 一方、そんな相手のチーム状況に加えて闘莉王が一試合の出場停止・・・と、巡り合わせの悪さを感じてしまう名古屋。浦和と同じ1勝1分1敗という成績にしてもチームの実力というより相手の出来の悪さに助けられた部分が大きく、まだまだ選手達が確信を持って戦うに至っていないことを考えると、明日も1stステージと同様に実力の差を思い知らされる展開となるのでしょう。

 それでも3戦連続ゴール中の堅碁や前節のノヴァの同点ゴール、レアンドロの復帰情報や和泉竜司と高橋諒の加入内定発表等々、チームに僅かながら風向きの変化を感じるのも確か。心配されていた台風12号の接近もなくなり明日の天気は文句なしの好天となっています。名古屋の選手達には特有の蒸し暑さをも地の利に変えて精一杯戦っていただきたいもの。当面(今シーズン?)の目標である勝ち点40まであと14ポイント・・・あとはお願いですから大量失点と新たな怪我人だけは本当にご勘弁を・・・


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J1リーグ2ndステージ第3節 清水2-2名古屋

2015年07月20日 | 名古屋グランパス

 連戦に配慮したのかはたまた戦術的理由からなのか、名古屋は前節から先発メンバー3人を入れ替えて臨むも、アウェーで戦うチームに疲労の色は濃かったようで、序盤こそ攻勢を見せたもののその後は相手に主導権を握られる展開となった模様。立て直しが効かないまま迎えた後半には2ゴールを許し、かつ10人で戦うという苦しい展開となってしまいましたが、終盤に決まったノヴァの値千金のゴールでなんとか引き分けに持ち込むことができました。

 天敵チョン・テセの不在に加えて、最後は下位で苦しむ相手チームの”勝ち運の無さ”に助けられたとも言えますが、順位は違えど名古屋のチーム状況もまた似たようなもの。前節に遠く及ばなかったというその内容はともかく、心もとない戦力と戦術で四苦八苦するなか不可解な判定で闘将を失いながら二度のリードを許したうえでのこの結果は上出来といっていいでしょう。

 かようにささやかながらも名古屋に感じる追い風を頼みの綱として、選手達には闘莉王が不在となる次節浦和戦も前向きに臨んでほしいものです。当面(今シーズン?)の目標である勝ち点40まであと14ポイント・・・あとはお願いですから新たな怪我人が出ていませんように・・・


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J1リーグ2ndステージ第3節 清水戦前日・・・

2015年07月18日 | 名古屋グランパス

 今シーズン3度目の顔合わせとなる明日の清水戦。名古屋にとっては前節の逆転勝利が単に2点リードで油断した相手に戦術がハマっただけなのか、それともチームとしての実力が本物であり反攻へのきっかけとなりうるのかが試される一戦となりました。

 奇跡的にも?ここまで主力陣に新たな怪我人の情報や発表はなく、連戦3試合目となる明日も引き続き同じ先発メンバーが予想されるだけに、疲労の蓄積も心配されるなかでまずは前節と同じように“内容を伴うサッカー”が体現出来るかどうかがポイントとなりそうです。

 一方の清水も前節の鹿島戦では相手に押されながらも無失点でしのぎ貴重な勝ち点1を獲得し、得失点差ながら年間最下位から脱出しております。復調とはいえないまでもこちらもまた反攻への手応えを得ている可能性があり、明日はそれを確かなものとするためになんとしても勝利という結果に結びつけたいところでしょう。

 尚、清水は緊急補強として川崎在籍時に名古屋の天敵だったチョン・テセ君を獲得しておりますが、幸運にも明日は登録が間に合わず出場不可能とのこと。そんなささやかな名古屋への追い風と真摯に戦ってくれるであろう選手達を信じて、後ろ向きな私も名古屋の地で吉報を待ちたいと思います。


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J1リーグ2ndステージ第2節 名古屋3-2G大阪

2015年07月16日 | 名古屋グランパス

 当日の入場者数13,422人・・・
 
 夏休み前の平日開催にもかかわらず名古屋としてはそれなりの集客となった2ndステージホーム開幕戦を勝利で飾るべく選手達は意地と奮闘を見せるも完敗・・・実力上位チームを相手にあっけなく先制、追加点を許し前半30分の時点で0-2となった時には後ろ向きな私でなくてもかような結果が頭をよぎったのではないでょうか。

 そんな前半を含めて名古屋はこれまでとは明らかに違ってチームとして戦えており、実際に決定機を何度も作り出すなど内容は決して悪くなかったと思います。課題となっている選手間の共通理解もこの日はプレーのそこかしこに感じられ、目指している“つなぐサッカー”をある程度体現できていたのではないでしょうか。

 2点リード後はその油断からか相手が攻守に手を緩めてくれた点を考えると、まだまだ手放しで喜ぶ気には到底なれませんが、それでも逆転勝利など限りなく不可能と思われた一戦で選手達が真摯に戦い、ファン、サポーターと一体となってつかんだこの結果を素直に喜んでおきたいと思います。

 当面(今シーズン?)の目標である勝ち点40まであと15ポイント・・・あとはお願いですから新たな怪我人が出ていませんように・・・


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J1リーグ2ndステージ第2節 G大阪戦前日・・・

2015年07月14日 | 名古屋グランパス

 今回のノヴァの一件の原因が「交代を不本意に思う気持ち」などという単純なものでないことは一目瞭然であり、場当たり的な采配や戦い方で連携が遅々として進まないばかりか、その約束事さえ存在しないように見えるチームに対してのいらだちから出た行動と見て間違いないでしょう。

 とはいえ、ノヴァの不振が指揮官及びチーム全体の問題と考えている私としては彼のそんな行動を責める気にはなれないし、むしろ同情を感じずにはいられません。と、同時にこの件に対して出場停止等の処分を課さなかったクラブ側の措置にも疑問を感じています。おそらくただでさえ駒不足に陥っているチーム状況に配慮してのことと思われますが、とすると昨年、同じような理由で帯同を見送られた泰士への処分は一体なんだったのか・・・明らかに一貫性を欠いているのではないでしょうか。

 いずれにしてもこの手の出来事が起こったクラブが“良いシーズン”を送った例などないはずで、不振が続く現体制の今後の成り行きが心配されます。とういうことで、正真正銘の実力上位チームが相手となる明日の一戦についても、かようにダメっぷりを露呈しているチームに大きな期待を寄せるのはあまりに酷というもの・・・ゆえに大量失点と新たな怪我人だけはご勘弁願いたい・・・ただもう、それだけでございます。


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J1リーグ2ndステージ第1節 湘南2-1名古屋

2015年07月12日 | 名古屋グランパス

 名古屋はノヴァが1トップ、竹内がボランチで先発するも5日間のリカバリーと4日間の戦術練習ではいかんともしがたく、ただただチーム力の差を見せつけられて結果は完敗。試合内容もこれまでの戦い方を引き継ぐがごとく、ピッチでは相変わらず見慣れた光景が繰り広げられた模様。指揮官の「第18節という気持ちで臨む」という2ndステージに臨むにあたってのコメントはもしかしたらこういうことだったのでしょうか。

 試合前日の当ブログの会話の中でしぇんぱいに「リーグ戦は内容より結果重視」なんて発言を安易にさせてしまいましたが、考えてみれば結果を出すためにはゴールが必要なわけで、そのゴールが遠い今の名古屋にかようなミッションなど遂行できるわけがございません。したがって勝手ではありますが「リーグ戦は対戦相手の出来頼み」と訂正させていただきたいと思います。当面(今シーズン?)の目標となった勝ち点40まであと18ポイント・・・お願いですから新たな怪我人だけは出ていませんように・・・


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J1リーグ2ndステージ開幕戦前日・・・

2015年07月10日 | 名古屋グランパス

後輩:しぇ、しぇ、しぇんぱーい!3月に開幕したJ1リーグですが、4か月というのは早いもので1stステージは1試合を残して浦和が優勝、俺達の名古屋は6勝4分7敗の勝ち点22の9位でフィニッシュしました。15位で中断期間に入った昨シーズンとは順位こそ違いますが今シーズンも相変わらず苦しい戦いを強いられることになってます。
しぇんぱい:まるで去年の再現ビデオを見ているような3か月間だったな。ついでにこの会話も昨シーズン前半戦の総括をそのままコピペして済ませたらどうだ?
後輩:・・・・・今年もまた開幕戦からつまづきました・・・レアンドロが古傷を悪化させて欠場、その代役として指名された青木も直前の練習試合で負傷して今シーズン絶望、試合自体も不甲斐ない内容で初昇格チームに一時はリードされる展開を許して危うく赤っ恥をかくところでした。
しぇんぱい:・・・というか浦和を思わせる観客動員力を見せつけられた時点で赤っ恥かいちゃったんじゃないのか?
後輩:・・・・・その後も他のチームが次々初勝利をあげるなか名古屋は未勝利が続きましたね。
しぇんぱい:リーグ戦初勝利をあげたのが第5節の広島戦だ。
後輩:ミキッチ対策で採用した3-6-1がフィットして完勝、手応えを得た西野監督はこのシステムを継続しますが・・・
しぇんぱい:調子の上がらない清水や神戸相手に結果を出すも実力上位の浦和戦では全く通用せず完敗、横浜戦で3バック対策が講じられるようになると勝てなくなったな。
後輩:以後は2トップとか4バックとか試行錯誤が続くばかりで目指すサッカーには程遠く最後まで安定した戦いが出来ませんでした。
しぇんぱい:目の前の試合への対応で精一杯で連携も確立されなかったこともあって、選手達に自信や確信を持ったプレーが見られなかったよな。
後輩:J1で自身のスタイルが定まっていない唯一のチームですよね・・・。
しぇんぱい:ある意味それが強みになってたりして・・・
後輩:・・・・・加えてお約束のように続出したのが怪我人です。
しぇんぱい:レアンドロと青木に続いて大武、泰士、田鍋・・・
後輩:本多、義成、ダニ、闘莉王、和樹、堅碁、貴章・・・
しぇんぱい:なんか強力なチームが一つできそうだよな。
後輩:ステージ終盤はほぼ毎試合新たな怪我人を出してますね。
しぇんぱい:今や「ハムストリング肉離れ」は名古屋の怪我人の代名詞だ・・・
後輩:・・・・・。
しぇんぱい:しかも今年は試合中だけじゃなくてウォーミングアップや練習中の怪我も多いよな。
後輩:選手達の集中力の欠如が原因ですかね。
しぇんぱい:2年目にして早くも練習内容にマンネリ感が漂ってるのかな?
後輩:単純に集中力やモチベーションの問題ならまだしも、それが原因だとちょっと心配ですね。
しぇんぱい:いずれにしても2年続けてこの怪我人の数は異常だよな。
後輩:・・・・・そんな状況に疑いの声も聞かれます・・・名古屋のフィジカルトレーニングや選手獲得時のメディカルチェックはどうなってるんだって。
しぇんぱい:去年から引き続き長期離脱となってる野田は3月の練習試合に出場したきりで結局いまだに復帰できてないもんな。
後輩:母国での手術を選択したレアンドロも帰国したまま音さたなしです。
しぇんぱい:ブラジルの某名門クラブへの移籍を模索しているなんて情報はあったけどな。
後輩:・・・・・。
しぇんぱい:それにしてもこのチーム状況でよくぞ6勝もできたもんだ・・・
後輩:先輩の目標だったボトムハーフもかろうじて回避できましたし。
しぇんぱい:それよりなにより前半戦で勝ち点20をクリアできたのは大きいぞ。
後輩:・・・・・えー、今シーズン加入した3選手についてはどうです?
しぇんぱい:ノヴァコはもちろん、大武も実質2年目ということもあってプレシーズンでは精神的に守りに入っちゃったみたいだし、合格点をあげられるのは竹内だけだろ。
後輩:大武の離脱で空いた穴を埋めただけでなくそれ以上の働きをしてくれてますよね。
しぇんぱい:獲得しておいてホント良かったよな。でなかったら名古屋は今頃どうなっていたことか・・・
後輩:逆に心配なのがノヴァコでリーグ戦、カップ戦共に2ゴールはあまりにも寂しい数字です。
しぇんぱい:巷ではチーム不振の象徴のような言われ方をしてるけど、俺としてはノヴァコ一人の問題というより彼を活かせない監督やチームメイトの問題だと思うけどな。
後輩:タイプが同じ堅碁との共存が解決出来てませんね。
しぇんぱい:4か月たっても改善の兆しさえ見られないというのがプロのチームとして情けないよな。そもそも彼のプレースタイルは獲得する時に分かってたはずだし。
後輩:決定機を演出できる泰士不在の影響も大きかったんじゃないかと。
しぇんぱい:岐阜とのプレシーズンマッチを見る限りあまり期待はできなかったかもしれないけど、それでもいないよりましだったかもな。
後輩:・・・・・終盤には追い打ちをかけるようにダニも長期離脱となって、名古屋はノヴァコに加えてボランチの問題も抱えることになってます。
しぇんぱい:残ったのは攻撃的でフィジカルに難がある選手ばかりで手の打ちようがなかったな。
後輩:泰士の復帰は9月以降と大幅に遅れるみたいです。
しぇんぱい:2ndステージも引き続き同じ悩みを抱えたまま臨むわけだ・・・
後輩:直志があと1年でいいから現役を続けてくれてたらなぁ・・・
しぇんぱい:お前、それは禁句だろ。
後輩:・・・・・ですよね・・・今シーズンから復活した2ステージ制についてはどうです?
しぇんぱい:冒頭にお前が言ったようにあっという間に終わった印象で、開幕ダッシュに失敗したチームが立て直して巻き返す余地はほとんどないよな。
後輩:4月から5月にかけての連戦も厳しかったです。
しぇんぱい:そういう犠牲を払って成り立ってる2ステージ制でJリーグのメディアへの露出が変わったのかというと・・・
後輩:相変わらず粛々と行われててほとんど変わってないですからねぇ。
しぇんぱい:というかむしろ減ってるんじゃないのか?中日新聞なんか消化試合となった終盤は名古屋の記事が片隅扱いだったぞ。
後輩:・・・・・先輩が指摘してるように注目されるのはチャンピオンシップ決勝戦だけなんでしょうね。
しぇんぱい:ついでに言わせてもらうとステージ間のインターバルがたった2週間っていうのはどうなんだ?
後輩:チームとして腰を据えて立て直す時間がないし、俺達サポーターも気持ちの切り替えができないですよね。
しぇんぱい:好調で勢いを持続したいチームには有利かもしれないけど、2ステージ制を謳ってる以上は最低でも3週間は欲しいよな。
後輩:ただ、そうするとただでさえ厳しい連戦がさらに増えることになるわけで。
しぇんぱい:結局、全てはポストシーズンによる弊害なんだよな。
後輩:・・・・・そんなリーグ戦とは対照的にナビスコカップは5勝1敗という好成績でグループ1位通過を決めてますね。
しぇんぱい:チームとして強かったというより「こんなんで勝っちゃうの?」的な“ツキ”が名古屋にあったよな。
後輩:・・・・・。
しぇんぱい:最終節の神戸戦が今の名古屋の真の実力じゃないのか。
後輩:・・・・・。
しぇんぱい:準々決勝の相手は連覇を狙うG大阪か・・・
後輩:Aマッチデーと重なるため1、2戦共に代表選手不在で臨むことになりそうです。
しぇんぱい:G大阪は宇佐美、東口、丹羽、名古屋はノヴァコ、堅碁、永井あたりか・・・
後輩:宇佐美や東口の不在はありがたいです。
しぇんぱい:名古屋もそれこそ神戸戦と同じような戦力状況で戦うことになるわけだ。
後輩:・・・・・準決勝は浦和と新潟の勝者と顔を合わせることとなります。
しぇんぱい:よりによって厳しい組み合わせになっちゃったよなぁ。 
後輩:どうですかねぇ、名古屋の初タイトル獲得の確率は・・・
しぇんぱい:とにかくまずは準々決勝だろ。特にアウェーの第1戦は大事に戦いたいぞ。
後輩:最悪引分けでもOKですね。
しぇんぱい:それも0-0以外の引分けならなおOK。でもってグループリーグと同じような“ツキ”があればもしかしたらもしかするかもしれないな。
後輩:・・・・・準々決勝のある9月には天皇杯2回戦もありますし、ナビスコカップを戦うチームは更にタイトな日程になりますね。
しぇんぱい:へたをするとリーグ戦の成績にも影響しそうなのが気がかりだ。
後輩:・・・・・そのリーグ戦2ndステージを迎えるにあたって名古屋は7月1日から古川で恒例のキャンプを行っていますが、インターバルが僅か2週間ということもあって今回は5日という日程となりました。
しぇんぱい:故障者が多くて戦術練習や紅白戦は出来ず、結局リカバリー中心のトレーニングで終わったみたいだな。
後輩:こういうチーム事情から西野監督の2ndステージ開幕に向けてのコメントも弱気なものとなってます。
しぇんぱい:なにせキャンプでの収穫が「新たな怪我人が出なかったこと」だもんな。
後輩:・・・・・当然のことながら選手達からも前向きな言葉が聞こえてきません。
しぇんぱい:前向きなのは闘莉王ぐらいか・・・
後輩:ファン感のあいさつでも「1敗もせず優勝するくらいの強さを持って戦う必要がある」って志の高さを見せてます。
しぇんぱい:キャプテンゆえの発言とはいえ、そのあたりのチーム内の温度差も気になるな。
後輩:・・・・・ピッチ外で名古屋の大きな出来事として4月には久米GMが社長就任とトヨタ自動車の豊田章男氏の会長就任が発表、さらに6月には小倉隆史氏がGM補佐として15年ぶりに古巣に復帰してます。
しぇんぱい:俺達グラサポとしては強化費とか補強費とか期待するなと言われてもしちゃうよな。
後輩:その点については本人が発表会見で「私は財布ではない」ってしっかりクギをさしてますね。
しぇんぱい:とはいえ単にお飾りのままで納まってるとは思えないし、今すぐじゃないにしても何らかの大きな動きはあるのかもな。
後輩:実際にここまでのところ補強の動きは見られませんね。
しぇんぱい:今の名古屋に財政的な余裕はないだろうし、また売る選手もいないからな。
後輩:・・・・・一方でオグのGM補佐就任は指導経験はおろかその方面の経験も皆無で未知数ということもあって驚きました。
しぇんぱい:GMという立場上、監督や選手に対して時に冷静かつ冷酷な選択も必要なわけで、真っ直ぐで義理人情に厚いオグに清濁併せ持つ仕事が務まるのかっていう疑問はあるよな。
後輩:この要請にはオグ本人も迷ったそうです。
しぇんぱい:当然だと思うぞ。ただ、就任会見で名古屋への思いを語るオグの言葉にはピクシーに通じるものを感じたけどな。
後輩:久米社長もそれを感じとっての指名かもしれませんね。アトランタ五輪代表時代はその度量の大きさにあの中田英寿もオグには一目置いてたそうですし。
しぇんぱい:将来的にはオグにしかない人脈にも期待できるのかもな。監督にヒデ、参謀にゾノとか・・・
後輩:・・・・・6月26日には俺達のジョシュア・ケネディが現役引退を発表してます。
しぇんぱい:彼の現役最後のピークを名古屋で見れられた俺達は幸せだったよ。
後輩:まだ32歳だし持病の腰痛さえなかったら放出も当然なかったし名古屋もこんなことになっていなかったですよね。
しぇんぱい:そのかわり堅碁やノヴァコは名古屋に来てなかっただろうけどな。
後輩:・・・・・で、明日の開幕戦です。名古屋の対戦相手はアウェーでの湘南戦となってます。
しぇんぱい:1stステージは自身のサッカーが通用し難い状況に戸惑いながらも10位と健闘して昇格チームの中では一番いい結果を残してるな。
後輩:監督、選手共にある程度の手応えをつかんでるんでしょうね。2ndステージに向けて特に大きな補強も行っていないようですし。
しぇんぱい:現有戦力で十分戦えるという自信を持っている証拠だし、その点だけでも名古屋との大きな差を感じるぞ。
後輩:・・・・・対する名古屋は古川キャンプを終えて名古屋へ帰還後は別メニューだった貴章や本多らも合流して戦術練習に取りかかっています。
しぇんぱい:オフをはさんで僅か4日間のトレーニングではなんとも心もとないな。それこそ新たな怪我人が出ていないのがせめてもの救いか・・・
後輩:・・・・・復帰が遅れる泰士はもちろん、レアンドロはそのめどさえたっていないそうで引き続き中盤のキーマン不在のまま臨むことになりそうです。
しぇんぱい:ダニの復帰も間に合わなかったみたいだな。
後輩:・・・・・ボランチ問題の緊急策としてDFの竹内を起用して小川と組ませ、システムもどうやら3-6-1で臨むことになるようです。
しぇんぱい:結局、ノヴァコと堅碁の共存もかなわないままか・・・
後輩:そんななかで闘莉王の復帰は頼もしいです。
しぇんぱい:唯一の朗報だな。
後輩:あとは湘南相手に3バックが再びはまることを願うだけです。
しぇんぱい:思い起こせば去年の中断明け初戦も昇格チームだったよな。
後輩:なにもわざわざ思い出さなくてもいいのに・・・
しぇんぱい:1か月間のトレーニングの成果が全く出せず不甲斐ない内容で引分けが精一杯・・・2週間弱で臨む明日はその二の舞も十分ありそうだな。
後輩:・・・・・それでもなんとかいいスタートをきっておきたいですよ。その後はいきなり連戦でG大阪とか浦和とか厳しい相手との対戦も控えてますし。
しぇんぱい:というか試合内容で上回れるチームが一つもない名古屋にとってはどのチームも厳しい相手だろ。
後輩:・・・・・期待したい選手はいます?
しぇんぱい:ボランチの竹内だろ。お前は?
後輩:ノヴァコの覚醒ですね。それで堅碁との共存がかなえばなおいいです。
しぇんぱい:で、目標はプレーオフ進出とか言うんだろ?
後輩:リーグ戦については指揮官の弱気なコメントを聞いちゃったんで、前向きな俺もさすがに今回は威勢のいいことは言えませんよ。タイトルはナビスコカップと天皇杯に期待したいです。聞くまでもないと思いますけど先輩は?
しぇんぱい:リーグ戦は内容より結果重視、とにかく怪我人を出さずこつこつと勝ち点を積み上げてまずは残留のめどをつけてもらうだけだ。ナビスコカップと天皇杯は繰り返しになるけど“ツキ”次第かな。
後輩:・・・・・。
しぇんぱい:その上で5年後なのか10年後なのか分からないけど来たるべき黄金期につながる何かをほんのちょっとでも感じさせてくれればいいかな。
後輩:10年後ですか・・・
しぇんぱい:俺はあくまでも長期的視野で見てますんで。
後輩:それってもしかして・・・
しぇんぱい:最後は今年3月の会話のコピペになっちゃったな・・・
後輩:・・・・・。


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