後輩：しぇ、しぇ、しぇんぱーい！名古屋、カップ戦でお疲れの上、久保のいない横浜に負けちゃいました・・・。今や日産スタジアムも鬼門となっちゃったみたいです。高円宮杯ではユースが準決勝進出を決めてるのになぁ。
しぇんぱい：前半０分の大島のゴールが相当効いたみたいだな。システム変更で選手がパニクってたとも言われてるけど、名古屋は依然として危険な時間帯での失点も課題なんだってあらためて気づかされたぞ。
後輩：前節は活躍した杉本も仕事をさせてもらえなかったみたいで。
しぇんぱい：杉本の出来というよりは相手選手の質の違いだろ。
後輩：相手によってシステムを変えるっていう今のやり方ってどうなんですかねぇ。恒久的なものなのか、試行錯誤の段階で理想の布陣を求めてるのか。
しぇんぱい：なんとも言えないな。どんなシステムにも対応できるんならそれに越したことは無いけど、セフ監督は就任会見で選手のクオリティーを把握してシステムを決めるって言ってるからな。ただ、４－３－３だと言われてた布陣もどうやら基本は３バックみたいだし、俺達が言ってるシステム変更だって、もしかしたらセフ監督にとっては変更の内に入ってないのかもな。まあ、横浜戦も試合内容だけ見れば良かったらしいんで、今はとにかくそれを信じるしかないんだよな。
後輩：なんだかストレス溜まるなぁ。ベンゲル監督時代のようなドラマチックな成功物語もちょっと期待してたんだけど、やっぱ無理でしたね。
しぇんぱい：辛いけどこういう状態はしばらく続くんじゃないのかな。
後輩：で、明日の大宮戦なんですけど、昨日の非公開練習ではいつもやってるミーティングも紅白戦も無かったみたいッス。
しぇんぱい：今までやってきた戦い方ってことなのかな。
後輩：今回（10/7)のEURO2008予選はヨンセンの招集が見送られて助かりましたね。
しぇんぱい：それは洒落のつもりか？
後輩：思い起こせば７月２６日、ホームの大宮戦から連勝がスタートしたんだよなぁ。
しぇんぱい：もう忘れてるかもしれないけど、試合内容では負けてたんだぞ。
後輩：現在１０位と名古屋の２つ上の順位だけど油断は禁物ってことですか。
しぇんぱい：前節は２つ上の順位の横浜に負けたんだな。
後輩：大宮はＤＦのトニーニョが出場停止ですね。
しぇんぱい：でも、藤本主税が復帰してるみたいだな。
後輩：なんでそういうネガティブなことには良く気がつくのかなぁ。
しぇんぱい：大宮は３連敗中だけど、そういう相手に弱いんだ、名古屋は。
後輩：だから止めましょうって。
しぇんぱい：しかし、３週間もスタジアム観戦ができないのは辛いな。
後輩：明日はBS-1で生中継があるし、来月はホームゲームが３試合あります。頼むから前向きに考えましょうよ。
しぇんぱい：来月か・・・来月は清水や千葉の上位チームとの対戦があるし、ガーナ戦とインド戦で直志と本田が日本代表に招集されると怪我やコンディションがまた心配だな。ＦＣ東京はルーカスが全治２、３週間の怪我らしいけど、平山がＪリーグデビューって話もあるし・・・。
後輩：・・・・・。
ドロー・ザ・ライン／エアロスミス
１９７７年発表、通算５枚目のアルバム。エアロの傑作といえば「トーイズ・イン・ジ・アティック」と「ロックス」、「ライブ・ブートレッグ」とこの作品だろう。ニューヨーク州アーモンクの修道院でレコーディングされたというこのアルバムは、演奏もスティーヴン・タイラーのボーカルも異常なテンションを放っている。前作「ロックス」の大ヒット、過酷なツアーで当時のメンバーはドラッグ漬けでボロボロだったという。それを物語るかのように、次回作「ライブ・ブートレッグ」以降のエアロは、メンバーの脱退、ドラッグやアルコールの問題、セールスの不振で不遇の時を過ごすことになる。そして彼らの復活は、RUN-D.M.C.がカバーした“ウォーク・ディス・ウェイ”がヒットした１９８７年まで待たなければならなかった。当時から音楽に関して節操のなかった私は、このアルバムとクラッシュの「白い暴動」を一緒に聴いていたのでした。
いま一つ波に乗れないトップチームを尻目に、名古屋ユースが頑張っている。昨日行われた高円宮杯準々決勝で、鹿島アントラーズユースと対戦した名古屋が１－０で競り勝ち、準決勝進出を決めた。前半１７分に決めた花井聖のゴールを守りきっての完封勝利。交代枠を使わず９０分を１１人で戦っているのは、先発した選手の内容が良かったということだろうか。
１０月７日（土）国立で行われる準決勝の相手は初芝橋本高校。準々決勝では昨年の覇者ヴェルディユースをＰＫ戦の末破っている。４－３－３のシステムで中盤の底を支える岡田翔太郎がキーマンのようだ。予選では名古屋が負けているが、今回はベストメンバーでそのリベンジといきたい。
尚、決勝は１０月９日（月）、埼玉スタジアムにてガンバ大阪ユースと滝川第二高校の勝者との対戦となる。ジュニアユース（U-15）では1999年に優勝している名古屋だが、それに続く快挙となるだろうか。
愛知学院大学 １－８ バンディオンセ神戸
天皇杯２回戦から出場する愛知学院大学の相手は、Ｊリーグを目指しているバンディオンセ神戸。ＦＣ岐阜同様に地域リーグ決勝大会出場も決めていて、もしかしたら対戦相手となるかもしれないチーム。選手も元ヴィッセル神戸の和多田をはじめＪリーグ経験者を多く擁している。会場にはＦＣ岐阜のアニキ・平岡の姿も見られた。
豊田市運動公園で行われた試合は、前半の早い時間に愛知学院大のＧＫがファウルで一発退場となる苦しい展開となった。前半は０－３で折り返すが、後半は点を取りに行ったところを狙われ失点を重ねた。ただ、１人少ない愛知学院大もチャンスを数多く作っていた。これには神戸の監督も相当頭にきてたようで、特に後半はタッチライン際でほとんど怒鳴りっぱなしだった。
神戸の実力はというとＦＣ岐阜よりは明らかに劣っている。プレッシャーに弱く、大学生が１人で簡単にボール奪取する場面が何度もあり、１０人の愛知学院大に何度も攻め込まれていた。（実際、終了直前には１点を奪われている）また、サイド攻撃もあまり見られなかったように思う。大量８得点という結果はあまり参考にはならないだろう。
神奈川大学 ０－１ ＦＣ岐阜
天皇杯２回戦の相手は１回戦と同様またも大学生。得点は中尾のゴールのみだったようだが、無事３回戦進出を果たした。対戦相手は念願のＪ２ザスパ草津。柏や神戸などの上位チームではないし、学生よりもむしろ組しやすい相手かもしれない。勿論、油断は禁物だが。
横浜ＦＭ ２－１ 名古屋
前半０分の失点は何だったのだろう。アクシデントか、それとも名古屋が時々見せるユル～イ試合の入りかたをしてしまったのだろうか。後半、ヨンセンが同点ゴールを決めるも、追加点が奪えず逆に決勝点を奪われ敗れている。主審の？な判定もあったようだが、これが今の名古屋の限界なのか・・・。
後輩：しぇ、しぇ、しぇんぱーい！名古屋、苦手の新潟にリーグ戦初勝利です！ここんところ変わらなかった順位も１１位、心配していた試合内容も・・・
しぇんぱい：ダメだったなぁ・・・。
後輩：えっ、ダメでしたかぁ？
しぇんぱい：ダンシング・グララ、ダメだったな。
後輩：・・・・・心配していた試合内容はまずまずでしたよね。
しぇんぱい：斜め前に座ったカップルで来てた女の子が当選してたなぁ。
後輩：・・・・・例によって苦しい時間帯もあったけど、よくしのいで津田の追加点につなげましたし。
しぇんぱい：どうやら彼女は初めてのサッカー観戦みたいだったな。
後輩：・・・・・強豪チーム相手にああいう試合が出来ればもっといいんですけどねぇ。
しぇんぱい：当選に気をよくしてまた２人で観戦に来てくれたらいいけどな。
後輩：観衆9,308人はちょっと寂しいですよね。今月はもうホームゲームはないし、試合内容も再開前に比べれてはるかに良くなってるのに。
しぇんぱい：プレゼント第３弾はやっぱりジュニ坊バージョンかな。
後輩：あのー、そろそろ会話を成立させてもらえません？
しぇんぱい：すまん、すまん。えー、相性の悪かった新潟に勝ったのは良かったけど、結構ヒヤヒヤの連続でセフ監督が言うほど試合をコントロールできてたとはあまり思えなかった。それでも２－１から追加点を取って勝ったのは評価できる。ただ、こういう試合を上位チーム相手に出来ないのが今の名古屋だ。これでいいか？
後輩：・・・・・明日の横浜戦は久保が２試合の停止処分で出場できません。柏原丈二に感謝感謝です。水曜日にカップ戦を戦ってるってのも名古屋にとってはありがたいですね。
しぇんぱい：わからないぞ。巷じゃ水沼親子は今が旬らしいからな。
後輩：息子の宏太ですか。 U-17アジア選手権優勝で俄然クローズアップされてますね。
しぇんぱい：そして父である水沼貴史新監督率いる横浜の売りは、山瀬と奥の同時起用だそうだ。
後輩：名古屋は直志と本田と俊哉の同時起用ッス。
しぇんぱい：福岡戦では久保の退場後に２得点してるぞ。
後輩：確かに今月の対戦相手の中で一番手強い相手ですけど、それでも現在８位で勝ち点差もわずか４です。ホームの豊スタじゃ古賀のＦＷ起用で引分けてるし、なんとか勝てるんじゃないかと。
しぇんぱい：当時は岡田監督だったしなぁ。
後輩：相変わらずマイナス思考なんだから。
しぇんぱい：岡田監督、なんで辞めたんだろうな。ありゃ単なる成績不振の責任だけじゃないだろ。選手達からの不満の声も特になかったっていうし。
後輩：フロントとの衝突が原因とも言われてますけど。
しぇんぱい：サッカー界に戻ってくるかどうか分からないって発言も気になるな。
後輩：まあ、代表監督の時にもサッカー協会とやりあってる人だし、いつかまた戻ってくるんじゃないですか。
しぇんぱい：俺の青春と髪の毛はもう戻ってこないけどな。
後輩：苦しいオチだなぁ。
７日発売のＮｕｍｂｅｒ６６１号の特集は悪童列伝。現役の選手としてＣ．ロナウド、リベリー、ルーニー、ポトルスキ等が紹介されているが、悪童と呼ぶには無理があるような気がする。メッシは私生活ではごく普通の少年で、手がつけられないのはピッチ内でのプレーだけだし、Ｃ．ロナウド、リベリー、ポトルスキは才能ある選手によくある範囲内の異端児といえる。ピッチ内でも私生活でもお騒がせなルーニーが唯一その資格を満たしているが、歴代の悪童選手達に比べれば小粒な部類だろう。現代サッカーでは少なくなったタイプだけに現役選手から選ぶのは難しかったかもしれない。
これがわが国日本となると、才能をともなった悪童といえる選手は過去を振り返っても皆無といえる。日本の場合、この手の選手をもてはやす土壌はないし、出てきたと同時に世論の袋叩きにあって抹殺されるのがオチだろう。考えてみてほしい。ゴールを決めた後、相手サポーターの陣取るゴール裏で自分のオ○ン○ンを揺すっちゃうような選手が国民のアイドルになれるだろうか？
悪童として頂点に君臨するのは、やはりマラドーナだ。私のアイドルのロマーリオも彼にはかなわない。マラドーナの場合は才能が人格を超えてしまっているため、おそらく本人も自覚していないという点でロマーリオを上回っている。今回も彼の武勇伝が特集されているが、すべてにおいて常人の理解を超えたところで生きているのがよく分かって面白かった。
今後のサッカー界はますます悪童の生きにくい状況になっていくだろう。バッドボーイ系の選手が大好きな私としては寂しい気もするが、かといって友達になろうとは絶対に思わない人達でもある。
台風の影響で天気が心配だったが、午前中は日差しも見えていたし、前日の名古屋の勝利で気分も良かったので？観戦を決めた。リーグ戦と違い有料となる天皇杯だが試合前にはかなりの人（1,229人）が入っていた。同じく有料となるＪＦＬ昇格後の観客動員もある程度は期待できそうだ。
試合は松江、片桐の２トップで、ほぼベストメンバー。アルテ高崎から加入していた山田も初出場となった。試合は小島のゴールで幸先良く先制したものの、開始直後から学生相手に少々やりにくそうな雰囲気だった。リーグ戦では大学生との試合もやっているとはいえ、やはり勝手は違うようだ。３１分にはＧＫ曽我部が相手選手にボールをプレゼントしてしまい一時は同点にされている。一発勝負のトーナメントの怖いところだ。幸いその後は片桐、小島のゴールで逆転、後半には松江に代わったゴリさんのゴールも見ることができた。
ＦＣ岐阜は無事２回戦に進出、２３日（土）に神奈川大学と敵地での対戦となる。心配のが相手のファールで負傷退場した平岡の怪我の状態だ。軽い捻挫ということだが、天皇杯だけでなく昇格戦も控えているだけに、次回以降も怪我だけは勘弁願いたいもの。
杉本が本田、ヨンセン、津田の全得点にからむ大活躍だった。５試合ぶりの、そしてリーグ戦で勝ち星がなかった新潟相手の勝利で、順位も暫定ながら１１位となった。
大森が出場停止から復帰、扁桃腺炎で入院していたという本田も先発、名古屋は玉田を除いてほぼベストメンバー。前半の絵に描いたようなカウンターでの２点も勿論良かったが、新潟のブラジル人トリオや自陣ゴール前でのファールに苦しみ、後半も１点差のまましのいだ末での津田の３点目は本当に大きかったと思う。再開前の名古屋ならば確実に同点（または逆転）にされていた展開だった。
不運なオウンゴールがあったが、早い時間帯で先制点を決め、苦しい時間帯で守備が破綻することなく試合の主導権を握れたのは自信になったのではないか。できれば危険な位置でのファールを、そして味方のロングボールに対する渡邊君のトラップミスをもう少し減らしてほしいところ。
後輩：しぇ、しぇ、しぇんぱーい！あの家本が１ヶ月の研修を課されることになってます！もっと早く対応してくれてたら鹿島戦も違った結果になってたかもしれないのになぁ。
しぇんぱい：あの支離滅裂な判定がたった１ヶ月の研修で解消できるものなのか疑問だけどな。不満がたまりにたまった状態のサポーターの一時的なガス抜きのための処分ってとこじゃないのか。
後輩：１ヵ月後の復帰が見ものですよね。
しぇんぱい：名古屋の試合じゃないことを願うぞ。
後輩：他にも問題の審判はいるんですけどねぇ。
しぇんぱい：この処分でそいつらの判定がどうなるのかも見ものだな。
後輩：多分、変わらないんでしょうけど。
しぇんぱい：結局、名古屋戦の担当を外れるのを願うしかないのか・・・。優秀な審判を育てるのには実戦で経験しないと成長しないんだろうし、かといって試合をぶち壊されるのも勘弁してほしいし、難しい問題だよな。
後輩：で、明日は苦手な新潟戦ですね。再開後の成績は２勝７敗１分、先週の磐田戦は大量７失点で海本アニィのいる守備が崩壊状態です。
しぇんぱい：そういうチームに勝てないのが名古屋なんだよな。
後輩：いきなりネガティブなこと言わないでくださいよ。アウェイのリベンジもしたいのに。
しぇんぱい：確かに明日は勝たなきゃいけない試合なんだよな。先週までのように言い訳ができる状況じゃないんだから。
後輩：大森も戻ってくるし、玉田は無理でもほぼベストメンバーで戦えると思ってたら本田が入院してたそうで、出場できるとしても体調が心配ですね。
しぇんぱい：また今回も言い訳ができるってか。前にも言ったけど、ほんと波に乗っていけないよなあ、今年の名古屋って。玉田やジョンウの怪我も、鹿島戦の家本も、ヨンセンの召集も・・・。
後輩：ヨンセンは仕方ないでしょ。優秀な選手の証拠じゃないすか。
しぇんぱい：輝良寛も移籍しちゃうし。
後輩：広島戦のベンチ入りはなんだったんですかね。
しぇんぱい：だから、あれは監督の気配りだったんじゃないか？構想外になったお詫びのしるしっていう意味の。
後輩：ユース時代から世界大会に出場して、サポーターの期待も大きかったけど、結局、トップチームでのレギュラー獲得はできなかったですよね。
しぇんぱい：難しいところだよな。自前の若い選手を育てたい、でも主力選手も見たい。結果には目をつむるから試合に出して欲しい、でも降格はしたくないって、サポーターの希望も常に矛盾してるんだから。
後輩：なんか審判の問題と似たとこがありますね。
しぇんぱい：なんだかうまくまとまっちゃったな今回は。
後輩：たまにはいいじゃないですか。こんな知的な終わり方も。
しぇんぱい：ダンシング・グララのネタが一つあったんだけどな。使いたかったな。
後輩：プレゼントも明日の新潟戦で最後だし、発表しときます？
しぇんぱい：いや、やめとく。
後輩：ホントにあるんですか？そのネタ。
しぇんぱい：ちゃんとあるぞ。教えてやろうか。
＜しぇんぱい、後輩に耳打ち＞
しぇんぱい：どうだ、いいオチだろ？
後輩：・・・・・やめておきましょう。
