当日の入場者数28,515人・・・
3試合連続となる後半ロスタイムの失点、そして一週間前の悪夢再び・・・。ましてや今回は失点に“黒い服の人”の判断がからんでいることもあって勝ち点2を逃した悔しさは余計に大きいというものです。
とはいっても相手の攻勢を前に試合をクローズさせるどころかひたすら耐え忍ぶ展開となった終盤は大宮戦と全く同じ。この日はカテ2で観戦し試合後に合流した父親の第一声が「負けなくて良かったな・・・」でした。この現実を受け入れるのは容易ではありませんが、ここはとにかく前向きに考えるしかないと思っています。浮上に向けて確実に手応えのある結果がほしかったであろう浦和にしても土壇場で追いつく劇的展開も手にした勝ち点は1。再び未勝利のトンネルに入る(入った?)可能性も十分考えられるわけでそうそうはしゃいでばかりもいられないはずですから。
前半戦の正念場ともいえた厳しい梅雨の5連戦を3勝2分で乗りきり、リーグ戦の約三分の一となる12試合を5勝5分2敗で終えた名古屋。昨年にくらべて引分けの数の異常な多さ(勝ち点にして10ポイントの損失)が気になるところですが、ここまで連敗もなくホームゲームでは無敗、ACLや多くの怪我人を抱えてのこの成績はそれほど悪くないのではないでしょうか。
来月からは延期になっていた未消化分の対戦が始まり、それが終わると中断期間なしで後半戦に突入します。キャンプなど余裕をもって建て直しができる時間がないだけに、各チーム共に短時間で修正する能力が必要となりそう。当然、名古屋も例外ではなく、次節までの貴重な一週間のインターバルをくれぐれも有効に活用していただき、今後の上位争い、そして優勝争い参入に期待したいと思います。