風間体制のもとでJ1に復帰するも深刻な成績不振に陥っていた2018年夏の補強で加入し同年の残留に大きく貢献、自身の大怪我も含めてどんなに苦しい時も”名古屋を守る盾”としてマルはチームの支柱になってくれました。巻き返しを図った今シーズンも好調を維持するなかで負傷離脱を強いられ、復帰後もベンチスタートが多くなり時にベンチ外にさえなる状況は本人としても相当に辛かったと思われます。
そんなマルにとって名古屋での忘れられない思い出がマッシモ体制時の優勝争いやACL出場権獲得、ルヴァンカップ初優勝ではなく’18年最終節でのJ1残留だったというのはファミリーとしても申し訳ない限りだし、だからこそリーグ優勝のチャンスがあった今シーズン終盤の大失速がより一層悔やまれるというものです。クラブ側の配慮もあってリーグ最終戦で我々ファミリーと別れの場が持てることになったことがせめてもの慰めでしょうか。
気がつけば今年も選手の退団や引退、移籍の報道が飛び交う時期となりましたが、名古屋ではマルの他にも主力DF流出の情報が聞こえてきていて、今オフは得点力不足に苦しむ前線のテコ入れだけでなくDF陣についても大幅な再編が迫られることとなりそうです・・・。