当日の入場者数7,309人・・・
苦戦は予想できたし覚悟もしていたその一方で、ほぼベストメンバーが揃ったこともあってそれなりに期待も持てた一戦でしたが、いざふたを開けてみれば想像していた以上にお寒い内容に終始。そして、そんなチームにサッカーの神様は勝ち点など与えるはずもなく結果もまた妥当なものとなりました。
試合は湘南が90分を通して豊富な運動量と攻守の切り替えの早さで圧倒。そのせいなのか?名古屋の選手達は連戦の影響など無いはずなのに状況判断が遅く体も重そうに見える始末。前線から積極的にしかけてくる厳しいプレッシャーによりディフェンスラインでのパス回しでさえもヒヤヒヤさせられる有様で、当然のことながらシュートどころかそのチャンスさえ作らせてもらえず、完全に相手の術中にはまってしまった名古屋でした。
現時点での立ち位置を思い知らされたこと以外にこの試合で得た収穫はゼロに終わりましたが、今後に向けてチームとして危機感を持っていただくという意味では良い薬になったのかもしれません、というかそうあってほしいです。この日はまだ1、2分咲きだった山崎川沿いの桜を横目に、「名古屋の目指すサッカーが開花する日は本当に訪れるのか」なんてことを考えつつ帰途についた私でした・・・。