W杯期間中もJ2はもちろんJ1以外の各カテゴリーのリーグ戦は続いています。岐阜では大会期間中に限り前売券¥500で入場できるワンコイン観戦を実施していて、なおかつこの日は対戦相手が考起キュン所属の町田ということで久しぶりに長良川へ参戦・・・来シーズン、再び名古屋の戦いの舞台になるかもしれないJ2リーグの下見目的などでは決してございません・・・。
岐阜はここまで4連勝中で順位も7位ということもあってスタジアムへ向かうサポーターは皆さん明るい表情でうらやましい限り。対する町田も目標であるプレーオフ圏内フィニッシュに向け4位と好調を維持していてお互いに負けられない大事な一戦となりました。
背番号7を託され第9節以降レギュラーに定着しここまで2得点の考起は、この日も左サイドハーフのポジションで先発。残念ながらゴールはならず後半24分に途中交代となりましたが、攻撃でチャンスに絡むシーンが数多く見られるなどチームに欠かせない存在となっているようで、グラサポとしては嬉しい反面少々複雑な心境でもございます。
試合は前半から終始主導権を握って優位に進めていた町田がCKの流れからオウンゴールを誘発して先制。厳しいチェックで得意のパス回しを封じられた岐阜は自分達がやりたいサッカーが体現できず放ったシュートも僅か8本、スコアは0-1とはいえ力の差を感じさせられる結果となりました。
この一戦で3位に浮上した町田にしても8位に後退した岐阜にしても、選手達は皆自身のサッカーに自信と確信を持って戦っていて、当然のことながらそれが好調の要因の一つであり、悲しいかなそれが今の名古屋と決定的に違うところでございます。冒頭で下見観戦目的などではないと断った私ですが、「少なくともこの2チームには絶対に勝てないなぁ・・・」などと考えてしまいつつスタジアムを後にしたのでした・・・。