当日の入場者数20,188人・・・
これもまた波に乗れないチームゆえのことなのか・・・午前中から断続的に降っていた雨は開場時にはいったん止んで日差しまで見られるも、キックオフと同時に再びポンチョが必要な天候に。ピッチ内においてもこの日は出場停止の和也と怪我の豊に加えて和泉も欠場。苦しい台所事情のなかで太田やアーリア、ルーキーの成瀬を先発起用し、直樹をスーパーサブとしてベンチに置き急造3バックで臨んだ名古屋でしたが、事態打開にはつながらずボールは支配するもゴールが遠いサッカーを披露。お約束のようにPKとカウンターで失点を許すと、その後は貫録のゲーム運びを見せる首位チーム相手に直樹の個人技によるゴールでクリーンシートを回避するのが精一杯でした。
かくして「鯱の大祭典」と銘打って行われたイベントは4試合連続でチケットが完売するなどピッチ外では大成功に終わるも、肝心のチーム成績は1勝1分2敗という誠にふがいない結果で終えることとなりました。負の連鎖はとどまることを知らず、この試合ではミッチが負傷交代しており次節以降の出場が危ぶまれる状況。そんな名古屋を来月待ち受けるのは連戦を強いられるルヴァン杯と勝てる気がまったくしないアウェーゲーム2試合でございます。気がつけばリーグ戦も残り9試合・・・今や今シーズンの名古屋の“立派な目標”となったJ1残留ははたしてかなうのでしょうか・・・。