赤鯱にこんがらがって

再び真の強豪クラブを目指す名古屋グランパス・・・
J1、そしてアジアの頂点を目指すべく共に戦おう!!

ナビスコ杯予選第1節 FC東京戦前日・・・

2010年03月30日 | 名古屋グランパス


 悲願の優勝に向けて開幕早々の連敗など許されるわけもなく、選手もサポーターも危機感を持って臨んだ磐田戦。試合開始16秒で決まったブルゾのゴールで幸先良く先制しながら、その後は主導権を握るどころか一進一退の展開となり、終了間際にケネディのゴールが決まるまではどちらが勝っていてもおかしくないハラハラドキドキの内容・・・も、この日相手ゴール裏に掲げられていた「結果にこだわれ」という弾幕ではないけれど、今年の名古屋も同じように結果にこだわる試合も必要と、自らを納得させている私でございます。 

 そんな中で明日迎えるのが地味に?開幕するナビスコカップ予選第1節。なんの因果か初戦の対戦相手は昨年の覇者FC東京で、しかも名古屋とはアウェイゲームの一戦のみ。石川直が大怪我から完全復帰し、快勝した大宮戦ではルーキーの重松がデビュー戦初ゴールをあげる一方で、梶山と米本が怪我で離脱中のFC東京。連覇に向けてカップ戦にかけるモチベーションは高く、加えて名古屋が苦手としている事実は昨年の対戦で証明済み。先の怪我人の他に不安要素をあげるとすれば中2日という日程と味スタで戦えないことでしょうか。

 逆にリーグ戦第4節が来月に振り替えとなっている名古屋は中9日という微妙なインターバルが一番気になるところ。週末に野洲高校と練習試合をこなしているとはいえ、サブメンバーの試合勘とモチベーション維持が主な目的。また、ここまで大きな怪我人こそ出ていないものの、磐田戦を欠場したダニルソンに加えて玉田や増川も万全ではないとのこと。

 3試合を終えて2勝1敗という数字上はまずまずの成績にしても、開幕戦の相手だったG大阪が依然としてリーグ戦未勝利と予想以上にチーム状態がよろしくなく、手負い状態の川崎には競り負け、最下位に沈む磐田相手に苦戦を強いられるなど、現時点での真の実力が今一つ図りかねる状況だけに、明日は今シーズンの名古屋を占う試合になるのかも・・・。


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J1リーグ第3節 名古屋2-0磐田

2010年03月22日 | 名古屋グランパス


 当日の入場者数12,749人・・・

 

 目標入場者数15,000人という強気の設定をしていた今シーズン最初の瑞穂でのホームゲーム。心配していた雨は明け方までにあがり午後からは天気の心配がなくなったことで急遽観戦を決めた方も多かったのか、目標には遠く及ばなかったものの一万人を割ることだけはなんとか避けられました。

 ローテーションを採用していくというミスターの言葉通り、好不調に関係なく先発3選手を入れ替えて臨んだ名古屋。強風の中で決めたブルゾの秒殺ゴールで先制し楽に試合が運ぶかと思いきや、その後は主導権を握ることができず攻守が激しく入れ替わる拮抗した展開に。

 課題のセットプレーはもちろん、カウンターからたびたび危ない場面を作られるも失点だけは許さずという物足りない試合内容はともかく、終了間際に悲劇が待っていた前節とは違い、歓喜のゴールで締めくくっての完封勝利は1勝1敗で迎えたこの試合の重要性を全選手が共有して戦った結果だと思います。

 ダニルソンが怪我で出場を回避も直志が代役を果たし、初先発のブルゾと三都主も使命を全う、ベンチにはマギヌン、吉村、阿部、千代反田が控える(しかも阿部は温存)という事実に、大型補強の恩恵をあらためて実感したのでした。 


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磐田戦前日・・・

2010年03月20日 | 名古屋グランパス


 相性の悪い川崎を相手に開幕2連勝を目論んで臨んだホーム開幕戦。同点に二度追いつきながらその後訪れた決定機をことごく外しまくり、阻止されまくる出来の悪さに、当然サッカーの神様がそれを許すわけもなく、やむなしと思えた勝ち点1さえもお与えになることはありませんでした。終わってみれば前半に許した不用意な2失点が限りなく重かった名古屋でございます・・・。

 そして明日のリーグ戦第3節、対戦相手の磐田はオフに中山らベテラン陣を放出する一方で、イ・ガンジンとパク・チュホを獲得しイ・グノと共に韓国代表コンビで攻守を強化。チームに部分合流したばかりの川口の復帰はかなわないものの、開幕戦を欠場した前田は既に復帰を果たしており、加えて明日は松浦の今季初先発が濃厚とのこと。

 昨年のホームゲームでは前田にやすやすとハットトリックを決められ、天皇杯でも先制を許しているだけに、それこそ前節の二の舞になるような失点は勘弁願いたいもの。一朝一夕では解消不可能なチーム作りやダニルソンの覚醒は仕方ないとしても、集中力の改善だけは早急に望まれるところです。そんなこともあってか18日にはセットプレーに対する守備練習も行われた模様。

 GW最終日の浦和戦までにリーグ戦7試合を消化する名古屋ですが、この間の取りこぼしだけは避けたいし、ましてや連敗など絶対許されないはず。'06年以来リーグ戦で勝ちのない磐田が相手とはいえ、ここまで1分1敗と苦しい船出をしているチームにホームで負けるわけにはいかないでしょう。残念ながら明日は全国的に天候が相当よろしくないようだけど、そんなことにめげることなく今シーズンのホーム初勝利を信じ、ファミリーとして全力でサポートするのみです。


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AFCフットサルクラブ選手権2010

2010年03月17日 | 名古屋オーシャンズ


 昨年7月開催のはずが治安悪化等で延期となり、一時は開催自体が危ぶまれていた今大会。1次リーグを2勝1敗のBグループ2位で通過したオーシャンズは準決勝でアル・サッド(カタール)に4-7で敗れ決勝進出を逃すも、3位決定戦ではポート・オーソリティ(タイ)をPK戦で制し今大会3位に終わりました。

 準決勝まで順調に勝ち進みながら中東クラブ相手に本来の力を発揮する前に失点を重ねて散り、対戦相手のアル・サッドも決勝戦で敗れて2位に終わっている点など、ACLを戦った昨年のグランパスとそっくり。もし、グランパスが3位決定戦をやっていたらはたしてどんな結果になっていたのでしょうか。尚、記念すべき第1回大会の優勝クラブは開催国のフォーラド・マハン・セパハン(イラン)となっております。

 同時期に国内で行われていた第15回全日本フットサル選手権大会ではシュライカー大阪が優勝。以前、3冠達成などと調子のいいことを書いてしまいましたが、クラブ選手権出場のため当初からオーシャンズの不参加が決まっており、そもそも3冠そのものが不可能でした。今シーズンはまたも1冠に終わったとはいえ、国際大会で貴重な経験を積んだオーシャンズの来シーズンの更なる飛躍に期待したいと思います。


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J1リーグ第2節 名古屋2-3川崎

2010年03月14日 | 名古屋グランパス


 当日の入場者数25,176人・・・

 

 一昨年はもちろん、昨年の開幕戦を更に下回る入場者数にがっかり・・・まるで練習のようにあっさりと決められてしまったFKでの2失点にがっかり・・・この日の名古屋の出来の悪さを見るにつけ、引分けで十分と思っていた矢先のチョン・テセの一発にがっかり・・・収穫はホーム通算500ゴール達成とハリケーンポテトだけでした・・・。

 それにしてもジュニーニョ、中村憲ら主力を怪我で欠き、雪のACLの敗戦から中3日、加えてこの日は菊池と稲本が負傷退場。誰がどう見ても手負い状態のチームのはずなのに、相性と言うのは本当に恐ろしいものでございます・・・。

コメント (2)
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川崎戦前日・・・

2010年03月12日 | 名古屋グランパス


 悲願の優勝への記念すべき第一歩となったG大阪とのリーグ開幕戦。完成途上のシステムの欠点が浮き彫りになるも粘って同点で前半を終えると、ダニルソンとブルゾを投入する強気な采配とスーパーハードワークを見せた後半に勝ち越しに成功。依然チーム作りは道半ばで、まだまだ反省及びクリアすべき点の多い名古屋ですが、それでも強豪チームを相手に敵地で好スタートをきった事実は素直に喜んでおきたいと思います。

 そして明日は待ちに待ったホーム開幕戦。ジュニーニョと中村憲の主力2人が長期離脱中という対戦相手の川崎は白星スタートとなった開幕戦に続き火曜日にはACLを消化。連戦に加え雪上の戦いを強いられたことによる肉体的疲労はもちろん、結果もホームで1-3の完敗と精神的にもよろしくないチーム状況と思われます。

 一方の名古屋はここまで主力選手に怪我人もなく、開幕戦を欠場した直志も練習に復帰しており、一週間のインターバルで休養もトレーニングも万全のはず。昨年のACLで一矢を報いているとはいえ、リーグ戦では依然として相性の良くないチームだけにこのあたりを確実に有利な材料に変えていきたいところです。

 残念ながら前売りチケットは完売とはいかず、3日のバーレーン戦のような満席の豊スタはとても望めそうもありませんが、明日は「ベストを尽くして全ての力を出す」というミスターのコメントと、選手達の現時点での最上かつ最善のプレーと、それによってのみ得られる最良の結果を信じ、ファミリーとして全力でサポートするのみです。 


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J1リーグ第1節 G大阪1-2名古屋

2010年03月08日 | 名古屋グランパス


 悲願の優勝に向けての記念すべき開幕戦だというのに当日は所用で参戦はもちろんTV観戦もできず、昨晩ようやく録画で堪能させていただきました。

 名古屋はケネディと小川以外は先週のPSMと同じ誰もが納得の先発メンバー。チームが目指す理想的なゴールで先制するも、直後に与えたCKからあっさりと失点を許すと、その後は中盤で全くプレスがかからずG大阪にやられ放題。それでも粘って追加点だけは許さず同点のまま前半を終えたのは大きかったと思います。

 ハーフタイムの修正が効いた後半は労を惜しまない守備が功を奏し一転して互角の展開に。ケネディの勝ち越しゴールはそのハードワークの賜物だったと思います。ダニルソン投入時には先週のPSMが、終盤の急造5バックは昨年の大分戦の悪夢が頭をよぎるも、相手の拙攻にも助けられ今回は裏目に出ることなく粛々と逃げ切った名古屋でした。

 この日のMVPはやはり2得点にからんだ金崎でしょうか。特に2点目のゴールで見せたボックス内での仕掛けは玉田も見習ってほしいところです。まだまだクリアすべき課題が目だったとはいえ、強豪チーム相手に“だましだましの4-3-3”で呼び込んだこの勝利を、過信ではなく自信にして13日のホーム開幕戦に臨んでいただきたいと思います。


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開幕戦前日・・・

2010年03月05日 | 名古屋グランパス


後輩
:しぇ、しぇ、しぇんぱーい。待ちに待った2010シーズンがいよいよ開幕します。今年はオフに大型補強を敢行したこともあり悲願のリーグ優勝に期待がかかる名古屋なんですが・・・やっぱり元旦の話から始めないといけませんかねぇ・・・。
しぇんぱい:辛いけどやっぱり触れないわけにいかないだろ。
後輩:・・・・・えー、10年ぶりに天皇杯決勝に進んだ俺達の名古屋ですが、残念ながらG大阪の前に散り3度目の戴冠はならず準優勝に終わりました・・・
しぇんぱい:「勝つなら接戦、負けるなら大敗。90分を通して名古屋のサッカーが持続できるかがポイント」というゴリ・森山君の戦前の予想が見事に当たったよな。
後輩:・・・・・序盤にあっさり先制を許しながらもその後は追加点を与えず粘って同点に追いつき、試合終盤になって足が止まるという展開は準決勝の清水戦と全く同じでしたね。
しぇんぱい:清水戦ではPK戦にまで持ち込んで運を味方に勝つことが出来たけど、さすがに決勝の相手は違ったな。
後輩:その運も杉本のPKで使い果たしちゃったのか終わってみれば名古屋の完敗で、G大阪はペドロ・ジュニオール不在も全く関係なかったですよねぇ・・・。
しぇんぱい:スコアこそ最終的に1-4と点差がついたけど、実際は遠藤の勝ち越しゴールで試合が決まったよな。同じ国立で10年前にピクシーが決めたゴールを思い出しちゃったよ、俺は。
後輩:・・・・・。
しぇんぱい:名古屋は目指すサッカーは体現出来ていたしそれで得点もしたけど、
残念ながら今のチームに遠藤や10年前のピクシーはいなかったよな。
後輩:それだけが敗因とは思いませんけどね。ただ、チームにフィットしたダヴィがいたらまた違った展開になってたのかなって気はします。
しぇんぱい:組織と個の融合を目指してスタートした名古屋だったけど、結局大成しないまま臨んだシーズン最後の試合で、組織と個の融合を体現したG大阪に敗れたのは皮肉だったよ。
後輩:・・・・・。
しぇんぱい:考えてみたらタイトルのかかった試合で名古屋が敗れたのは2000年のスーパーカップ以来なんだな。
後輩:俺達グラサポが真の敗北を久しぶりに味わった試合だったってことか。
しぇんぱい:少しは川崎サポーターの気持ちが理解できたのかもな。
後輩:・・・・・えー、天皇杯はこれくらいにして、そろそろ今シーズンに向けた話に移りたいんですけど。
しぇんぱい:移ってくれたまえ。
後輩:・・・・・まず戦力面からいくと、チームを去る選手では既に発表されていた4人の他に平木が熊本、佐藤が草津、津田が徳島へ期限付き移籍、青山も同じ徳島へ完全移籍となりました。
しぇんぱい:ユース出身選手の流出が止まらないな・・・。
後輩:今年からサテライトリーグが無くなった影響もあるみたいですね。
しぇんぱい:存在意義が問われていたサテライトリーグだけど、確かに実戦でアピールする機会がなくなるのは若手にとって辛いよな。
後輩:先輩が熱望してた青山の名古屋復帰もなくなりました。
しぇんぱい:本来のポジションで一度も勝負させてもらえなかったのが気の毒で仕方ないよ。
後輩:まあ、今の状況で復帰したとして出場できるかどうかを考えた青山本人が徳島に残ることを選択したというのが本当のところなんでしょうけど・・・
しぇんぱい:それにしても最近の名古屋の期限付き移籍ってほとんど片道切符になってるよな。
後輩:ここ最近で復帰を果たしてるのは深津康太ぐらいですか・・・。
しぇんぱい:その深津にしてもシーズン途中で再びレンタルされてるし。
後輩:・・・・・今年はさらに状況は厳しいと思いますけど、若手からせめて1人くらいは台頭もしくはその兆しだけでもいいから見せてほしいですね。
しぇんぱい:今年はナビスコカップ予選もあって少ないながらもアピールのチャンスはありそうだしな。
後輩:ユース出身選手には特に頑張ってもらって・・・
しぇんぱい:トップ昇格を目指す現ユース選手達のためにも。
後輩:変わって加入選手に目を移すと、大分から金崎、札幌からダニルソン、浦和から闘莉王、新潟から千代反田を獲得したわけですが・・・
しぇんぱい:その昔、楢崎、山口素、呂比須ワグナーの獲得で世間をにぎわせた時の状況に似てるかな。
後輩:今回はそれをしのぐ大型補強だと思いますけど。
しぇんぱい:あの年は開幕前に優勝候補にあげられながら見事に期待を裏切ったんだよなぁ・・・。
後輩:でもその後は立て直して天皇杯で優勝してます。
しぇんぱい:今回はそれじゃあまずいだろ。
後輩:あの時とは違うって楢崎も言ってますから大丈夫でしょう。加入した選手に何か注文はあります?
しぇんぱい:名古屋の選手となった以上は全力でサポートするんでとにかく期待通り働いてほしい、それだけだな。
後輩:・・・・・闘莉王には他に言っておきたいことがあるんじゃないかと。
しぇんぱい:そうだな・・・海外移籍は名古屋がタイトルを獲ってからにしてくれ。
後輩:・・・・・。
しぇんぱい:何はともあれ戦力が揃ったことだけは確かなわけで・・・
後輩:当然、注目されるのはミスターの手腕ですね。
しぇんぱい:昨シーズンは監督としても壁にぶち当たってるだけにな。
後輩:オフにはアーセナルやチェルシーを訪問して練習を見学、監督とも話をしたようです。
しぇんぱい:選手達とは例のゴールの話で盛り上がったんだろ?
後輩:・・・・・名古屋は昨シーズン途中から導入している4-3-3を今年も引き続き採用していくようですが、先月末に行われたFC岐阜とのプレシーズンマッチは1-1という結果はともかく、ケネディ不在を差し引いても開幕に向けて不安が残る内容となりました。
しぇんぱい:悲しいかなチームの成熟までにまだ道半ばといったところだよな。
後輩:まずまずだった金崎と闘莉王に対して期待のダニルソンが残念な出来で・・・
しぇんぱい:同じく途中出場した千代反田が気の毒だったぞ。
後輩:ミスターもフィットするまでに時間が必要と認めてます。
しぇんぱい:攻守の要となるポジションだけに心配だよな。
後輩:そしてこの日も露呈した相変わらずの決定力不足・・・
しぇんぱい:名古屋にはそれ以外にも延々と抱えている課題もあるし。
後輩:メンタル面とか・・・
しぇんぱい:クロスボールの精度とか・・・
後輩:シュートを打つ意識とか・・・
しぇんぱい:目的化したパス回しやバイタルエリアをがら空きにする守備とか・・・
後輩:あれは戦術なんだからあきらめるしかないのか、それとも修正の余地があるのに出来ないのかいまいちはっきりしないんですけど・・・
しぇんぱい:千代反田もあの守備にはかなりとまどったみたいだな。
後輩:闘莉王が最初にキレるとしたらそのあたりですかね。
しぇんぱい:それで修正出来るものならむしろ期待したいところだ。
後輩:いずれにしてもミスターの要求に選手達が100%応えられている状況ではないですよね。
しぇんぱい:シーズンを戦っていく中でチーム作りをしながら優勝を目指す・・・難しいミッションを課せられたわけだ。
後輩:・・・・・今年期待する選手はいます?
しぇんぱい:ブルゾの覚醒だろ。期待というより今シーズンの必須事項だと思うぞ。
後輩:去年のままじゃホント辛いですよね。
しぇんぱい:でないとチームの弱点になりかねないし、もし向上が見られないようならたとえシーズン途中でも決断した方がいいのかもな。4月には日本にセルビア代表もやってくることだし。
後輩:・・・・・。
しぇんぱい:お前は?
後輩:やっぱダニルソンでしょう。潜在能力はあると思うんでチームにはまった時が楽しみです。
しぇんぱい:同じ札幌から獲得したダヴィがああいうことになってるだけにな。
後輩:・・・・・どうなんでしょう、今シーズンの名古屋は。
しぇんぱい:今年はACLによる過密日程は無いんだし、リーグ戦に100%集中できる条件が揃ったわけで、たとえワールドカップイヤーといえども言い訳は許されない状況じゃないのか?
後輩:・・・・・。
しぇんぱい:就任3年目のミスターが優勝を狙うって断言してる以上、結果を出してもらわないと困るし、俺達もそれを信じるしかないだろ。
後輩:なんか後ろ向きな先輩の言葉とは思えないんですけど・・・
しぇんぱい:そういうおまえはどうなんだよ。
後輩:リーグ戦優勝は義務。それがだめなら最悪でも優勝争いに加わってACL出場権獲得、ナビスコカップと天皇杯のどちらかで優勝。
しぇんぱい:おまえこそ脳天気に3冠と言わないところがらしくないぞ。
後輩:・・・・・。
しぇんぱい:今、ふと思ったんだけどさ。
後輩:はあ。
しぇんぱい:逆に不甲斐ない成績でシーズンを終えることになった時のことを考えると恐ろしいよな。
後輩:・・・・・。
しぇんぱい:それこそクラブの受けるダメージは計り知れないものになると思うぞ。
後輩:・・・・・今からそんな心配してどうするんですか。
しぇんぱい:だから今年は本当にそれぐらい大事なシーズンだってことだよ。
後輩:・・・・・で、明日の開幕戦なんですけど、元日に顔を合わせたばかりのG大阪となりました。
しぇんぱい:続くホーム開幕戦の相手は川崎だ・・・
後輩:苦手チームとの連戦でいきなり試練のスタートとなりそうです。
しぇんぱい:連敗だけは避けたいところだけど・・・
後輩:逆に連勝出来ればノッていけそうです。
しぇんぱい:・・・・・とりあえず第3節からゴールデンウィークの浦和戦までの試合で取りこぼしだけは避けたいな。
後輩:両チーム共2月末にACLがスタートしていて実戦を経験してます。
しぇんぱい:名古屋も天皇杯で優勝してたらスーパーカップやACLでいきなり過密日程を強いられることになってたわけだ。
後輩:バーレーン戦から中2日となる代表組はさらにハードです。
しぇんぱい:楢崎と闘莉王、遠藤がフル出場か・・・名古屋はケネディの疲労も気になるな。
後輩:ここまで怪我人の無かった名古屋ですが、花井が全治3週間、西村と直志も全治10日と程度は軽いものの怪我で離脱してます。
しぇんぱい:補強のおかげで選手層が厚くなったとはいえ、ダニルソンがああいう状況だけに直志の離脱は痛いな。
後輩:対するG大阪はゼ・カルロスやドドを獲得してFWを大量に抱えることになりました。
しぇんぱい:毎年のように中東クラブに強奪されてるもんな。
後輩:なんでも今年から違約金を倍に設定したとか。
しぇんぱい:それでも奴らにとってははした金なんだろうけど・・・。
後輩:その一方で不調や怪我人も多くて、山口が怪我で離脱中、チョ・ジェジンや中澤、明神も怪我を抱えた状態で、ACLやスーパーカップではペドロ・ジュニオールやゼ・カルロスも欠場と、必ずしも万全なチーム状態とはいえませんが。
しぇんぱい:それでも天皇杯でやられまくった遠藤や二川や天敵・ルーカスは健在だし、スピードが武器の平井も苦手なタイプじゃないのか?
後輩:・・・・・。
しぇんぱい:むしろ名古屋にとってはちょうどいいハンデだったりして。
後輩:・・・・・。
しぇんぱい:そう考えると明日は戦術理解や連携に不安を抱える名古屋の守備の出来次第ってとこかな。
後輩:・・・・・。
しぇんぱい:それこそ「勝つなら接戦、負けるなら大敗。90分を通して名古屋のサッカーが持続できるかがポイント」になるのかも、だ。
後輩:・・・・・明日は参戦されるんですか?
しぇんぱい:悪いけど今回は諸事情で参戦は回避なんだ。
後輩:それは残念です・・・。
しぇんぱい:ただ、俺が参戦しなかったここ2シーズンは勝ってるんだよな。
後輩:明日はNHK-BS1で中継があるんですよねぇ・・・。
しぇんぱい:去年はホントに勝率が悪かったよな、NHKの試合中継があると。
後輩:今年は是非逆にしたいですね。
しぇんぱい:ついでにホームゲームの勝率も上げたいな。
後輩:それは優勝するための絶対条件ですから。
しぇんぱい:今年も毎試合5000人の上乗せでホーム年間総入場者数38万人を目指すらしいし。
後輩:それには優勝争いが絶対条件です。
しぇんぱい:要するに全てが優勝に直結してるということだ。
後輩:・・・・・。
しぇんぱい:どうしたんだよ。
後輩:そろそろ締めの時間にきてるんですけど、今回はいつになく前向きな会話で進んでません?
しぇんぱい:たまにはこういう真面目な締めもいいだろ。
後輩:ていうか、去年は先輩の前向きな発言でああいうことになってるんで・・・。
しぇんぱい:だから名古屋の成績不振を俺のせいにするのはやめていただけないかな、君。
後輩:・・・・・。
しぇんぱい:闘莉王も入団会見で言ってたじゃないか、クラブに関わる全ての人がその気にならないと優勝出来ないって。
後輩:じゃあ、今回はいつものしょーもないオチも無しということで。
しぇんぱい:そのかわり明日は俺達の名古屋に強烈なオチをつけていただこうじゃないか。
後輩:もちろん前向きなオチですよね?
しぇんぱい:それは神のみぞ知る、だ。
後輩:・・・・・。


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アジアカップ最終予選 対バーレーン戦

2010年03月04日 | 日本代表


 

 日本 2-0(1-0) バーレーン

 前日に会場で悲しい出来事があったものの予定通り開催が決定。チケットは昨年5月以来の完売。海外組の選手が揃い、それなりに内容を伴ったサッカーを体現し、元名古屋の本田圭もゴールを決め、日本代表が2-0の完封勝利。この日訪れていたであろう多くのライトなサッカーファンには楽しめた試合だったと思います。

 一方、今回の国際マッチデーでカメルーンはイタリアと、デンマークはオーストリアと、オランダはアメリカと戦っているにもかかわらず、日本の対戦相手はバーレーンとの消化試合という現実。そしてそんな試合にもかかわらず追い詰められた岡田サンが頼りにしたのはやっぱり海外組4人(いや3人か)を含む“いつもの11人”という現実。とても手放しでは喜べなかった私です。Jリーグ開幕を3日後に控えて怪我人が出なかったことだけが救いでしょうか。あとはケネディの無事な帰還を願うだけです・・・。


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プレシーズンマッチ 名古屋1-1FC岐阜

2010年03月01日 | 名古屋グランパス


 当日の入場者数6,819人・・・

  

 前夜から降っていた雨も予報どおり朝9時頃に上がると、昼前には太陽が顔を出し一気にサッカー観戦日和に。ミスターの「現時点でのベストメンバーを起用する」というコメントのとおり顔見せ興行のようなスタメンではなく、新加入選手で先発したのは金崎と闘莉王の2人だけで、小川もベンチスタートというシビアな選手起用となりました。

 大量点も期待された名古屋は玉田の突破であげた1点のみ。日本代表と同じくパスはよく回るもののフィニッシュに問題を抱えるという状況は相変わらずでした。ただ、森山泰行氏が指宿キャンプ視察時に指摘していた「ゴールを奪うための動き」については先週の清水戦よりは出来ていたように思います。

 また、交代で選手が大幅に入れ替わった終盤には連携不足からボールポゼッションさえ出来なくなっており、ロスタイムの失点の基点にもなってしまったダニルソンを含めて、今シーズン採用されるであろうローテーションにも不安を残すこととなりました。

 開幕1週間前にしてかように期待を裏切る内容と結果に終わった名古屋ですが、それでも昨年のPSMのようにダヴィの問題点が明らかになることなくあっさり勝ってしまうよりは良かったと前向きにとらえておきましょう。今の時点で“最上の準備”は無理だとしても“最良の準備”だけは怠らず開幕戦に臨んでほしいものです。

 最後にいつものことながらPSMにもかかわらず手を抜くことなく全力で戦ってくれるFC岐阜の選手及びサポーターには感謝したいと思います。対名古屋戦での初ゴール、初ドローをほんの少しの自信にして開幕を迎えていただければ幸いでございます。


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