この日も中日新聞朝刊で試合前日の名古屋の情報が記事にされることはなく、大会自体もまた高校野球決勝戦の陰で?地味に行われたナビスコカップグループリーグ第2節。苦手とする敵地で前半だけで2点のリードを許す劣勢の展開も、後半にベテランの奮起と若手の躍動で意地を見せた新潟戦から中3日、この試合で得た貴重な収穫と課題を励みにリーグ戦第6節広島戦に臨む名古屋です・・・。
三連覇の期待がかかる広島は開幕から実力通りの強さを見せ3勝1分1敗で現在3位。火曜日に行われたACLでFCソウルとのアウェーゲームに臨んでおりますが、明日は中4日ということもあり選手達に連戦の疲労はあまり望めそうもありません。今の名古屋が完成度の高いチームを相手にした時に“どういったこと”になるかは前節で実証済み。明日も当然のごとくかなりの時間帯において劣勢を強いられる展開が予想されます。
牟田、田鍋、森と怪我人が続出中の名古屋にとって朗報は大武のチーム再合流でしょうか。大学側の配慮で今月のリーグ戦への出場が可能になっただけでなく、本人は名古屋との早期のプロ契約をも希望しているとのこと。また、処分が心配された小川も明日の出場が可能となっており微弱ながら追い風も感じられます。森山氏はこの試合のキープレーヤーとして磯村、ダニルソン、枝村をあげておりますが、なによりまず広島のお株を奪うような攻守の早い切り替えが重要となりそうです。そしてそのためには先にあげた3選手だけでなくフィールドプレーヤー全員のハードワークが要求されるはず。私もそんな選手達を後押しすべく豊スタに参戦し全力でサポートしたいと思います。