赤鯱にこんがらがって

再び真の強豪クラブを目指す名古屋グランパス・・・
J1、そしてアジアの頂点を目指すべく共に戦おう!!

横浜戦前日・・・

2010年07月30日 | 名古屋グランパス


 現在の順位とチームの戦力の違いを見せつけるかのように、幸先良く先制点が入り待望の追加点も決まる理想的な展開も、試合運びの拙さからまたも辛勝に終わった湘南戦を振り返る間もなく、明日はリーグ戦第16節対横浜戦に臨む名古屋。

 対戦相手の横浜は今シーズンから木村和司氏が監督に就任。マラドーナ率いるアルゼンチンを彷彿させる“理屈じゃないサッカー”を展開するも現在6勝4分5敗で8位という成績は、電撃復帰した中村俊を含む充実した戦力を考えると今一つ乗りきれていない状況といえるのかも。そんな中で再開後にユースから抜擢され評価を上げている小野裕二は、新人及び若手選手にめっぽう弱い名古屋にとってやっかいな存在となりそうです。

 上位チームに食らいついていくためになにより結果が求められている名古屋ですが、両チーム共に中2日という条件は同じながらこの時期のアウェイという条件の違いは少なくないはず。出場停止も新たな怪我人も出ていないとはいえ連戦も3試合目となり、ターンオーバーを採用するか否かが興味深いところです。思い出されるのは昨年の横浜戦での悔しい逆転負けと伝説?の“あのゴール”。明日はベンチのピクシーではなくピッチ上の選手のビューティフルゴールを期待したいものです。


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J1リーグ第15節 名古屋2-1湘南

2010年07月28日 | 名古屋グランパス


 本日の入場者数7,991人・・・

 

 ここ瑞穂で名古屋の勝利を観たのは5月の山形戦以来・・・。闘莉王のゴールで先制し、ダニルソンが移籍後初ゴールとなる待望の追加点を決め、その後も格の違いを見せて完封勝利で終わる試合のはずが終盤に失点を許すと一転してひやひやの展開に。相変わらずすっきりとは勝てませんでしたが、なにより欲しかった結果だけは出してくれました。

 前節に比べればいくぶん暑さがやわらいだ日だったとはいえ、やはり連戦の疲労の影響は両チーム共に大きく、特に試合終盤はもはや中2日も中3日も関係ない状態でした。更に厳しい戦いを強いられるであろう3日後の横浜戦は当然結果重視のサッカーもやむなしと考えております。


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湘南戦前日・・・

2010年07月27日 | 名古屋グランパス


 3度先行する優位な展開を生かすどころか逆に拙い試合運びから追いつかれ、結局獲得した勝ち点が1で終わってしまった清水戦。上位対決でまたも勝利を逃し、チームの実力不足を痛感した試合から中3日で迎えるのはリーグ戦第15節対湘南戦。

 反町監督のもとで11年ぶりにJ1に復帰した湘南は現在3勝3分8敗の16位。リーグ戦4試合勝ち無しのまま中断期間に入ると、続いて行われたナビスコ杯予選も5戦全敗とふるわず、再開後も前節の敗戦で1勝2敗と黒星が先行中。事態打開のため怪我の回復が遅れているアジエルを登録抹消し、北京国安から長身FWヴァウドを獲得して前線の強化を図っております。14日に戦った未消化分の試合を含む疲労の蓄積に加え、前節から中2日の影響が気になるところでしょうか。

 一方の名古屋は清水戦のドロー劇を意味のあるものにするためにも明日は絶対に落とせない試合のはず。ベルマーレ平塚時代に対戦しているとはいうものの、ほとんど初顔合わせに等しいチームだけに不安もあるかとは思いますが、湘南とはリーグ終盤にアウェイ戦が控えていることもあり、まずはホームで力の差を見せつけておきたいもの。前節負傷したケネディが万全の状態ではないだけに、明日はフレッシュな状態で復帰するブルゾの奮起に期待したいと思います。


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J1リーグ第14節 名古屋3-3清水

2010年07月25日 | 名古屋グランパス


 当日の入場者数17,534人・・・

 

 お客さんがたくさん入るとやっぱり勝てないグランパス・・・それでも上位対決4戦全敗だけはまぬがれたグランパス・・・

 グラサポが3回歓喜し4回落胆した試合は清水の粘り勝ちというより名古屋の自滅といった方がいいのでしょうか。スーパーハードワークなど絶対不可能と思える猛烈な暑さの中、目指すサッカーを体現しようと努力し実際に見せてくれた一方で、この日は失点シーン以外にも課題であるゴール前での守備の甘さや脆さが随所に出ていたことを考えるとむしろふさわしい結末だったといえるのかも。

 結果は引分けとはいえ上位チーム相手に見せる勝負弱さは相変わらず。悲願の優勝に向け今後も前途多難が予想される名古屋です。

コメント (2)
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清水戦前日・・・

2010年07月23日 | 名古屋グランパス


 チームのレベルアップを確認するテストとなるはずが一転して数的不利の戦いを強いられるという状況の中、闘莉王やケネディ、楢崎の奮闘でなんとか勝利をもぎとったアウェイの大宮戦から早一週間。明日は待ちに待ったJ再開後最初のホームゲームとなるリーグ戦第清水14節対清水戦でございます。

 開幕から好調を維持しリーグ戦を7勝4分1敗の暫定首位で終えた清水は、ナビスコ杯もグループ2位ながら予選突破を決め、また中断期間中にはグルノーブルから伊藤翔を獲得し、おそらく夢と希望と期待の中で再開を迎えているはず。あえて気になることをあげればリーグ戦は中断をはさんでここ3試合白星から遠ざかっているところでしょうか。

 とはいえ現在2位の実力どおり強敵に変わりはなく、名古屋にとっては4試合目となる上位対決もこれまでの3戦と同様に厳しい戦いになりそうです。当然、前節では一試合を通して出来なかった目指すサッカーの体現にも期待したいところですが、明晩も予想されるすさまじい暑さと今後の連戦を考えると、悲願のタイトル獲得のために結果重視の省エネサッカーになってしまうこともある程度覚悟しておいた方がいいのかも・・・。


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J1リーグ第13節 大宮0-1名古屋

2010年07月19日 | 名古屋グランパス


 名古屋が中断明けの試合で勝利を収めたのは一体何年ぶりのことなのでしょうか・・・。強制?出場の闘莉王も含め主役達が揃った名古屋の先発メンバーに「3-0で圧勝!」と威勢が良かった息子達だったのですが、いざ試合が始まるとPCの画面はいつまでたっても0-0のまま。逆に後半を10人で戦う展開になると今度は0-0で終えることばかり願っていた中での嬉しい勝利でした。

 惜しまれるのはブルゾの退場で内容よりも結果オーライの試合になってしまい、ミスターがテストとして位置づけていたように中断前のトレーニングの成果を90分間を通して確認できなかったことでしょうか。それでも名古屋のペースで進んだ時間帯には目指すサッカーも体現出来ていたとのことなので、選手達がこの試合で何らかの手応えをつかんでくれたのなら幸いです。

 一方でそんな前半の間に肝心のゴールを決められないままもつれる展開を許し、結局この日もまた闘莉王とケネディが勝利の立役者だったという点も気になるところです。上位対決第4弾となる次節の清水戦ではそんな不安を一掃してくれることを信じて、この幸先のいいスタートを素直に喜んでおきたいと思います。


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大宮戦前日・・・

2010年07月16日 | 名古屋グランパス


後輩:しぇ、しぇ、しぇんぱーい!2010FIFAワールドカップ南アフリカ大会もスペインの初優勝で無事幕を閉じまして、いよいよ待ちに待ったJリーグが再開されました!
しぇんぱい:日本代表の健闘のおかげもあって、あっという間の1ヶ月間だったな。
後輩:怪我の功名というか、ひょうたんから駒というか、開幕直前の戦術変更が見事功を奏して、ほとんど期待をしてなかった俺達の予想を見事に裏切ってくれました。
しぇんぱい:2勝1敗のグループ2位で国外大会初の決勝トーナメント進出なんて思ってもみなかったな。
後輩:先輩は3戦全敗の予想で3試合で1得点が目標でしたっけ?
しぇんぱい:あの状況で2勝1敗なんて脳天気なこと言える奴って松木ナントカさんぐらいだったと思うぞ。
後輩:そういう俺も人のこと言えないんですけどね・・・。
しぇんぱい:そんなこともあってせっかく日本が結果を出してるのに心の底から喜べなかくてなんだか損した気分だったな。
後輩:まあ、今回はほとんどの良心的サッカーファンがそうだったことを思えば、素直に喜んじゃってかまわないんじゃないですか。
しぇんぱい:そうやって簡単に割り切った考え方ができるお前が羨ましいよ。
後輩:・・・・・それにしてもチーム崩壊寸前の状態で監督はあの決断を下したし、選手達も短期間でよく対応しましたよね。
しぇんぱい:守備に関してはほぼ完璧だったからな。
後輩:いいか悪いかは別としてあの戦い方が世界に通用することを示せたのは大きかったです。
しぇんぱい:決定力を含めた攻撃面の課題は相変わらずだけど。
後輩:部外者のファンにとってはさぞかし退屈なサッカーだったんだろうなぁ・・・。
しぇんぱい:そうはいっても岡田監督が本来目指していたサッカーが通用しない現実があってあの戦い方だったわけで、悲しいかなあれが今の日本の限界なんだろうな。
後輩:ただ、あれが日本の目指すべきサッカースタイルかと言われると・・・
しぇんぱい:俺も抵抗を覚えるけどな。
後輩:かといってあっさり捨て去るのももったいない気もするし・・・
しぇんぱい:たとえば格下相手もいるアジアカップやワールドカップ予選であのサッカーをやるのかって話だぞ。
後輩:・・・・・。
しぇんぱい:堅守速攻型サッカーの継続か、併用か、はたまた応用か・・・日本はまた一つ大きな課題を抱え込んだわけだ。
後輩:・・・・・えー、ワールドカップはこれくらいにして、そろそろ我らが名古屋の話に移りたいと思います。
しぇんぱい:名古屋、開幕前の日本代表と同じぐらいのダメっぷりを発揮してるな。
後輩:・・・・・リーグ戦は12試合を終えて7勝1分4敗で暫定2位と一応期待に応えてくれた名古屋ですが、リーグ中断後に行われたナビスコカップが0勝3分3敗という惨たんたる成績で・・・
しぇんぱい:なんか思い出すだけで気が滅入ってくるな・・・。
後輩:いくら代表や怪我で主力が抜けたとはいえちょっと酷すぎますよね。
しぇんぱい:明らかにタレント不足だった攻撃陣はともかく、DF陣はそれなりのメンバーが揃っていたはずなのにな。
後輩:振り返ってみればCBに花井を起用して臨んだ第3節の大宮戦が分かれ目だったですかね。
しぇんぱい:たしかにあれで逆に結果が出てればまた違ったのかもな。
後輩:結局、楽しみにしてた若手の台頭に関しては収穫ゼロでした。
しぇんぱい:それ以上に主力の抜けた穴を埋めなければいけないはずの控え選手達の不甲斐なさにはがっかりさせられたな。
後輩:・・・・・あげくの果てに飛び出したのが新潟戦終了後のミスターの一部選手に対する戦力外発言です。
しぇんぱい:いくらなんでもあれはちょっとまずいだろ。これで「We are family.」って言われてもしらけるだけだぞ。
後輩:就任3年目で結果も欲しいだろうし、サポーターの応援ボイコットも行われていて、さすがのミスターも精神的に追い込まれていたのかな。
しぇんぱい:もし俺が思い当たる選手なら速攻でシーズン中の移籍を考えるところだ。
後輩:・・・・・えー、カップ戦だけじゃなくリーグ戦にしても、とりあえず大型補強の効果もあって順調に勝ち点を積上げている名古屋ですが・・・
しぇんぱい:取りこぼしが少ないと言えば聞こえはいいけど、実際は下位チームに辛勝するのが精一杯で3試合あった上位対決は全敗。今の名古屋の本当の実力が見えた12試合だったな。
後輩:・・・・・。
しぇんぱい:そして最大の不満はその試合内容だ。
後輩:明らかに戦い方が変わりましたよね・・・連動性やハードワークや攻守の切り替えの早さをあまり必要としない個人技に頼るサッカーに。
しぇんぱい:現にミスターはスタイルに関係なく結果を重要視するってはっきり言ってるもんな。
後輩
:以前はマンUやチェルシーだったミスターのコメントに、今シーズンはモウリーニョ率いるインテルの名前が出てくるようになって・・・
しぇんぱい:現実的なサッカーというわりには相変わらず終了間際の失点が多かったりするし。
後輩:・・・・・何かと期待を裏切ってきた名古屋が開幕前の公約どおり優勝争いが出来てるってことだけで上出来って考え方は甘いですか?
しぇんぱい:一発屋でもかまわないならいいけど、俺達が望んでるのは名古屋が強豪クラブになることなんだろ?
後輩:・・・・・それこそ内容、成績共にかんばしくなければ分かりやすいんですが、一応結果がともなっているだけに俺達サポーターとしても複雑な心境ですよね。
しぇんぱい:仮に今のサッカーで優勝したとしてもそれはそれで嬉しいんだろうけど・・・それこそケネディや闘莉王がチームを去った後に何が残るのかってことを考えると、やっぱりいつでも立ち返ることが出来るスタイルが必要だと思うんだよな。
後輩:できればそれが就任1年目で見せたようなサッカーであってほしいと。
しぇんぱい:考えてみたら去年もこの時期同じような状況だったんだよな。
後輩:去年はケネディの加入でなんとか格好がついた名古屋ですが・・・
しぇんぱい:もしかしたら去年よりも状況は深刻かもしれないな。
後輩:・・・・・移籍してきた選手達はどうです?
しぇんぱい:闘莉王と金崎はほぼ期待どおりといっていいんじゃないのか。
後輩:一方でダニルソンが主力になっていないというのが誤算ですか。
しぇんぱい:闘莉王や金崎以上に期待されていた選手だったんだけどな。
後輩:スピードとフィジカルの強さの一方で、肝心の守備で脆い一面も見られましたね。
しぇんぱい:ミスターとしても自信を持って起用できないのが辛いだろうな。
後輩:期待していたブルゾの覚醒も見られないままですし。
しぇんぱい:神戸戦のFK2発で目覚めたかと思ったらその後はいつものブルゾで・・・
後輩:依然として守備に目をつむるだけのストロングポイントが見当たらないですよね。
しぇんぱい:かといって途中出場で何かやってくれるっていう選手でもないし・・・
後輩:・・・・・昨シーズンと同様に悩んでいる感のある小川はどうです?
しぇんぱい:たしかに精彩を欠いているのも事実だけど、今年に限っていえば今のサッカーの犠牲になってるところもあって不調をあまり責めることもできないんだよな。
後輩:使われて生きるタイプの選手ですからね。
しぇんぱい:それこそ小川を生かすプレーがもっと出てくれば攻撃の幅も広がるんじゃないのか。
後輩:小川の活躍具合がチーム向上のバロメーターになると。
しぇんぱい:後半戦のカギを握るのはダニルソンと小川かな。
後輩:怪我でいうとマギヌンや金崎や三都主の離脱も痛かったです。
しぇんぱい:しかも3人ともまるで示し合わせたかのように太腿裏の負傷だ。
後輩:トレーニングに問題があるとか?
しぇんぱい:花井や新太も同じ怪我で離脱してるみたいだし、そう考えたくもなるよな。
後輩:考えてみると中断以降の名古屋って、ホント明るい話題が無いですよね。
しぇんぱい:楢崎と玉田はワールドカップでレギュラーを外れるし、強いてあげるとしたら田中輝希の来季加入の決定と直志の入籍ぐらいか?
後輩:・・・・・どうなんでしょう、悲願のリーグ優勝は。
しぇんぱい:はっきりしてるのは中断前のチーム状態のままじゃ難しいということだ。
後輩:ですよね・・・。
しぇんぱい:素人の俺達が言うまでもなく監督や選手は分かってると思うけど。
後輩:今月8日まで行われた古川キャンプでは計130kmにもなる走り込みと連携の確認やDFラインの裏を突く攻撃の練習など、体力強化と戦術の積み上げを目指したようです。
しぇんぱい:それだけじゃなく試合に臨む意識も相当変えていただかないと・・・
後輩:その古川キャンプで吉村が全治2ヶ月の負傷で離脱してますね。
しぇんぱい:懸案のポジションで唯一計算できる選手なのに・・・再開にあたっての最大の不安材料だな。
後輩:代表組では闘莉王の合流が遅れてまして、一度は引退も考えたという精神面やコンディションの問題が心配される中、あえてミスターはチームに帯同させて出場も考えているようですが。
しぇんぱい:俺としてはどれだけ修正及び改善が出来たのかを明確にするためにも、この際ナビスコカップと同じDF陣で臨むのもいいんじゃないかと思ってたんだけど。
後輩:・・・・・で、それが明らかになるであろう明日の試合の対戦相手がどういう廻り合わせかナビスコカップで完敗を喫した大宮です。
しぇんぱい:大宮は一足早く中断明けしてるんだな。
後輩:未消化だったアウェイの川崎戦から中2日ですね。
しぇんぱい:なにより中断明けが苦手の名古屋のことを考えると、中2日の疲労より試合勘や地の利という点で見て大宮にアドバンテージがあり、か?
後輩:・・・・・でもナビスコカップの借りもあるし、次節の清水戦のためにも絶対に勝ってもらわないと。
しぇんぱい:その後に控えてる対戦相手も一筋縄ではいかないチームだけにな。
後輩:横浜、FC東京、浦和、川崎、G大阪ですか・・・。
しぇんぱい:こうしてみると7、8月の成績次第で名古屋の今シーズンの大勢が決まるといってもいいのかな。
後輩:・・・・・
しぇんぱい:9月を待たずに秋風が吹く可能性も十分あるってことだ。
後輩:・・・・・えー、今シーズンも集客で苦労してる名古屋ですが、日本代表効果でJリーグの観戦に来てくれる方もいると思います。
しぇんぱい:まあ、たとえ1人でもサッカーファンになるきっかけになればありがたいよな。
後輩:・・・・・楢崎や玉田や闘莉王、本田、川島以外にもケネディ、キム・ジョンウ、カルロス・ケイロスと、今回のワールドカップでは名古屋グランパスの露出が多かっただけに瑞穂や豊スタへの初参戦を考えてくれてる方も多いのではないかと。
しぇんぱい:そういうありがたい人も少ないとはいえいると思うんで、だからこそ名古屋には美しいサッカーで魅了してもらいたいぞ。
後輩:なおかつ勝ち試合がみせられれば最高です。
しぇんぱい:それでリピーターになってもらえれば言うことなしだけど。
後輩:・・・・・そんな人達も一緒に12月のホーム最終戦を歓喜の涙で終えたいものです。
しぇんぱい:それはどうかなぁ。
後輩:・・・・・俺は信じてますよ。それこそ先輩みたいにワールドカップで超ネガティブな予想をして結果的に損した気分にならないためにも。
しぇんぱい:・・・・・ワールドカップで思いついたんだけどさ。
後輩:はい?
しぇんぱい:今シーズンの名古屋の行く末を蛸のパウル君に占ってもらうっていうのはどうだ?
後輩:結局、決勝戦の勝者まで見事当てて的中率100%でしたからね。
しぇんぱい:どうせやるなら1から18までの箱を用意してもらって。
後輩:優勝か否かではなく?
しぇんぱい:お前、どうする?8とか選んだら。
後輩:・・・・・。
しぇんぱい:いかにもありえそうな結果に思わず納得しちゃいそうだよな。
後輩:・・・・・。
しぇんぱい:俺なら16でも信じちゃうかも。
後輩:・・・・・。
しぇんぱい:パウル君がご老体で無理なら名古屋港水族館の蛸君でやってくれないかな。ちょうどタイミング良くタイアップ企画も行われるみたいだし。
後輩:・・・・・やらなくていいです。


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オレンジ軍団散る・・・

2010年07月13日 | Football


 オランダ 0-0(延長0-1) スペイン
  7/11 @ヨハネスブルク サッカーシティスタジアム

 ヨハン・クライフの「1-0で勝つくらいなら4-5で負けろ」の言葉に象徴される美しいサッカーを封印し、極めて堅実な戦い方で決勝戦までたどり着いたものの、結局1-0で勝つことも4-5で負けることもできなかったオランダでした。この結果にクライフ氏は当然のことながらお怒りの様子ですが、2年後の欧州選手権に向けて今回体現したサッカーを踏襲するか否かが興味深いところです。

 一方、移籍がささやかれるセスクや既に入団が決まったビジャを含め、主力の多くをバルセロナのメンバーで固めバルセロナのスタイルで頂点に立ったスペインにしても、期待通りのサッカーを体現してくれたとはいえ、高い次元での個の力が占める割合が決して少なくなかったことを考えると、将来必ず訪れるであろう“彼らが去った後”のスペインのサッカーが気になってしまう私です。


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アディオス、アルヘンチナ・・・

2010年07月04日 | Football


 アルゼンチン 0-4(0-1) ドイツ
  7/3 @ケープタウン グリーンポイントスタジアム

 理屈じゃない力技のサッカーで相手をねじ伏せてきたアルゼンチンが、規律正しい理路整然としたサッカーを体現するドイツを相手に惨敗。

 現代サッカーにおいてはむしろ当然といえるこの結果を一番喜びそして安堵しているのは、もしかしたら世界中の監督業に就く皆様方ではなかったでしょうか。自転車しか乗ったことがない人間が高性能戦車を駆るが如く、優秀な選手を擁するチームの監督がカリスマ性とモチベーターの才能だけでW杯の頂点を極めてしまった日には、モウリーニョやカペッロはもちろん、それこそ寝る間も惜しんで戦術や戦略をねり、それでも結果が出ない時もある監督の皆様方はたまったものではなかったと思います。

 そのアルゼンチンとは全く正反対のアプローチで手堅いサッカーを標榜するも、同様に脆さを見せて準々決勝であっけなく散ったドゥンガ率いるブラジルと共に今大会で稀有なチームだったと思います。


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