先発陣に攻撃的な駒を揃え、狙いどおりに攻勢を見せるも90分間で奪ったのはたった1得点。健闘を見せたとはいえるもののチームの実力を思い知らされる形で敗退が決まった水曜日の一戦から中3日。落ち込んでいる間もなく明日の天皇杯3回戦を迎える名古屋です。
対戦相手である宮崎代表のホンダロックは、'06年にFC岐阜との入替え戦で地域リーグに降格するも3年でJFLに復帰、再び残留争いが予想された今シーズンは堅守を武器に現在リーグ戦13位と健闘中。天皇杯2回戦ではJ2の東京Vを1-0で破っており、もしかしたら明日の対戦カードの中でジャイアントキリングの可能性が一番高い試合なのかも・・・。
一昨年、HONDA FCを相手に演じた大失態をいまさら持ち出すまでもなく、リーグ戦の優勝やACL出場権獲得が難しい状況だからといって、気持ちを切りかえるだけで簡単に優勝できるほど天皇杯は甘くはございません。明日は16日間で5試合を戦う疲労の蓄積と慣れない対戦相手に苦戦を強いられる様子が容易に想像できるけれど、監督及び選手達は「ACLがいい経験になった」ことを証明するためにも試合内容と結果で示してほしいし、水曜日の試合後に選手達をブーイングではなく拍手で迎えた我々グラサポも瑞穂に参戦し共に戦うべきだと思います。