赤鯱にこんがらがって

再び真の強豪クラブを目指す名古屋グランパス・・・
J1、そしてアジアの頂点を目指すべく共に戦おう!!

天皇杯3回戦 ホンダロック戦前日・・・

2009年10月31日 | 名古屋グランパス


 先発陣に攻撃的な駒を揃え、狙いどおりに攻勢を見せるも90分間で奪ったのはたった1得点。健闘を見せたとはいえるもののチームの実力を思い知らされる形で敗退が決まった水曜日の一戦から中3日。落ち込んでいる間もなく明日の天皇杯3回戦を迎える名古屋です。

 対戦相手である宮崎代表のホンダロックは、'06年にFC岐阜との入替え戦で地域リーグに降格するも3年でJFLに復帰、再び残留争いが予想された今シーズンは堅守を武器に現在リーグ戦13位と健闘中。天皇杯2回戦ではJ2の東京Vを1-0で破っており、もしかしたら明日の対戦カードの中でジャイアントキリングの可能性が一番高い試合なのかも・・・。

 一昨年、HONDA FCを相手に演じた大失態をいまさら持ち出すまでもなく、リーグ戦の優勝やACL出場権獲得が難しい状況だからといって、気持ちを切りかえるだけで簡単に優勝できるほど天皇杯は甘くはございません。明日は16日間で5試合を戦う疲労の蓄積と慣れない対戦相手に苦戦を強いられる様子が容易に想像できるけれど、監督及び選手達は「ACLがいい経験になった」ことを証明するためにも試合内容と結果で示してほしいし、水曜日の試合後に選手達をブーイングではなく拍手で迎えた我々グラサポも瑞穂に参戦し共に戦うべきだと思います。


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ACL準決勝第2戦 名古屋1-2アルイテハド

2009年10月28日 | 名古屋グランパス


 本日の入場者数11,046人・・・

 

 終戦。2失点はともかく杉本のゴール以外にも最低限のミッションであった4得点のチャンスは確実にあったのですが・・・。“奇跡は起こるものではなく起こすもの”・・・そう実感した試合でした。

 ケネディ、玉田、ブルゾ、巻らを同時先発させる超攻撃型の布陣で臨んだ名古屋。ベンチには杉本や隼麿は控えてはいるものの、これはようするに“この先発メンバーで得点をとり試合を決めないともう後は無い”という決意表明みたいなものだったはず。それだけに立ち上りからボールを支配し怒涛の攻めを見せながら1点もとれず、逆にカウンターから失点を許してしまった前半が全てでした。

 後半は更に得点が必要な状況になったにもかかわらず、消極的で物足りないプレーが目立つようになり、そんななかで訪れた決定機をも外しまくる低調ぶり。おまけに最初から切り札を使い果たしてしまったことで、守備的な直志や吉村が投入されるという奇妙なことに。疲れが見える小川や阿部をベンチで見守るだけとなった隼麿や佐藤はどういう心境だったのか・・・。

 終わってみれば厳しいアウェイであれだけ攻め込まれて(攻め込ませて?)おきながら最小失点で抑えてゲームプランどおりの結果が出せるアルイテハドはファイナルを戦うにふさわしいチームといえるし、一方の名古屋は選手だけでなく監督やスタッフ、サポーターや街の盛り上がりも含めて、全てにおいて力不足だったことを潔く認めるしかないと思います。

 名古屋グランパスが次にACLに出場するのははたして何年、何十年後のことになるのかは分からないけれど、監督、選手達はくれぐれも「いい経験になった」と口だけで済ますのではなく、明日からの練習や今後の試合でそれを示してほしいし、我々グラサポも「感動をありがとう」などという安易な言葉で終わらせては絶対にいけないと思います。

コメント (2)
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ACL準決勝第2戦前日・・・

2009年10月27日 | 名古屋グランパス


 結果は引分けに終わったとはいえ目指すサッカーを体現しネバーギブアップの姿勢だけは見せてくれた磐田戦から中2日。明日はいよいよ聖地・瑞穂で重要な一戦が行われるというのに、ACLに関しては地元メディアを含めて相変わらず盛り上がりが見られない名古屋の街でございます・・・。

 今さら言うまでもなく強豪チーム相手にハードなミッションが求められる非常に厳しい状況だけど、もしかしたらもう二度と、未来永劫、金輪際、ここ名古屋の地で見聞きすることはないかもしれないACLの大会ロゴマークと英語のアナウンスを目と耳に焼き付けておくために・・・などという超後ろ向きで不謹慎な動機ではなく、「ホームでは力強い声援が後押ししてくれると思います」という第1戦終了直後の吉田麻也のコメントに応えるために瑞穂に参戦したいと思います。

 残念ながら明日は大観衆で埋まった第1戦のような集客は到底望めそうにありません。それならいっそのこと瑞穂限定で冷たい雨か出来れば季節はずれの雪でも舞ってくれないでしょうか・・・それとも試合前に芝に水をたっぷり撒くとか?


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名古屋3-3磐田

2009年10月26日 | 名古屋グランパス


 当日の入場者数15,578人・・・

 

 前日の試合結果によりJ1残留が確定し、今後の試合へどう向き合うかが問われることになったリーグ戦。12:00の開場直後は閑散としていた会場も、キックオフ時にはなんとか無事に格好のつく数のお客が入ってくれたとはいえ、多くの空席が目立った豊田スタジアムでした・・・。

 名古屋はACL第1戦で負った心のダメージを考慮したのか、広野と竹内に代わり長谷川がリーグ戦初先発、巻祐樹をDFで起用するというサプライズな陣容。また小川を45分間温存しマギヌンを途中交代させるなど水曜日の戦いにも気を配った采配でした。この日は出場こそ無かったものの山口慶のベンチ入りは明るい話題といえそうです。

 予想していたほど連戦の疲労を感じさせない内容で序盤からボールを支配するも訪れた決定機を決められず、逆に少ないチャンスをものにした磐田に2点を先行されるという苦しい展開に。後半立ち上がりに前田の3点目が決まった時には2戦続けての惨敗を覚悟したのですが、終わってみれば決して調子がいいとはいえない磐田にも助けられ、オウンゴールを皮切りに3点差を追いつく猛攻を見せ引分けに持ち込んだ名古屋。

 これがもし上位争いでもしているチームなら前半に食らった安易なミスからの2失点が悔やまれる負けに等しい結果なんだろうけど、今はとにかく(置かれた状況はどうあれ)3日後に重要な一戦を控えているというその一点において、勝利への意欲と執念はしっかりと見せてくれたし、ブレることなく目指すサッカーを体現出来ていたということで良しとしておきましょう。

コメント (2)
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磐田戦前日・・・

2009年10月24日 | 名古屋グランパス


 サウジアラビアでの惨敗劇を悔やむ間もなくひっそりと帰国した翌日23日は急遽休養日に変更となり、もはやリカバリーさえもままならない状態で迎える明日のリーグ戦第30節対磐田戦・・・。

 ここまで優勝はおろか3位入賞及び上位争いさえも難しい状況となっているリーグ戦に加えて、唯一といってもいい心の拠り所だったACLまでがあんなことになってしまっただけに、我々グラサポ以上に大きいであろう選手達の精神的ダメージが一番気になるところです。

 明日は引き続き出場停止の直志の他にミスターまでがベンチに入れず、退院したばかりの増川も明日の出場は不可能と、依然として明るい話題が全く聞こえてこない名古屋に対し、ベストメンバーで臨んでくる磐田は中6日で休養も万全、ただでさえ苦手としている相手だけに容易に苦戦が予想されるというもの。

 かように2戦連続の逆転負けに終わった横浜FM戦前日に更に輪をかけて厳しい状況だけど、明日は残り3試合となった貴重なホームゲームなんだし、たとえ内容や結果は悪くてもせめて勝利への意欲と執念の片鱗ぐらいは見せて下さい・・・。


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ACL準決勝第1戦 アルイテハド6-2名古屋

2009年10月22日 | 名古屋グランパス


 深夜に試合結果をチェックしたくなる気持ちをぐっとこらえて、今朝6:00からのBS朝日の録画放送で観戦。事前情報を全てシャットアウトした上で観たのが結果的に正解でした・・・。

 苦しいチーム事情でただでさえ劣勢が予想されるというのに、ほぼ90分間を10人で戦うハンディを背負うことになってしまった中で得た2度のリードを守きれず、体力と集中力を欠くことになった後半に逆転されると、終盤の三都主、玉田の投入も虚しくロスタイムにも2失点。いくらアウェイとはいえ絶望的ともいえる計6ゴールを許す悲惨な結果に・・・。

 当然のことながら竹内の退場を招くことになってしまった名古屋の試合への入り方が悔やまれます。それでも一時はリードする時間帯があり、引分けかそれが無理でもせめて2-3で終われるチャンスもあったわけで、そういう力や狡猾さを持ち合わせていないところが名古屋を強豪チームと呼べない大きな所以・・・と、この状況で決め付けてしまうのは酷でしょうか。

 皮肉なことにナビスコカップの準決勝第1戦と同じく4点ビハインドという状況で迎えることになった来週水曜日の戦いよりも、まずは身も心も疲労困憊状態で迎える週末のリーグ戦が心配です・・・。


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ACL準決勝第1戦前日・・・

2009年10月20日 | 名古屋グランパス


 眼下の敵・横浜FMを相手に先制ゴールを決めた吉田麻也とは対照的に、攻撃陣が全くふるわず90分で放ったシュートはたった7本。その不甲斐ない戦い方を見ればむしろ必然ともいえる?逆転負けを喫してから僅か4日後の明日未明にいよいよACL準決勝第1戦が行われるのですが・・・。

 ここ野球の街・名古屋では当然のことながら“不完全な日本一”を目指す中日ドラゴンズの話題で盛り上がるばかりで、はるか遠くサウジアラビアくんだりまで行って試合をする名古屋グランパスについては、悲しいかな地元メディアを含めて全く話題にもなっておりません。これがもし川崎の地だったならばまた随分違っていたのでしょうなぁ・・・。

 玉田が強行出場覚悟でチームに帯同しているとはいえ、依然手負いの状態の名古屋としては相手がどんなチームであれ厳しい状況に変わりは無く、大事な一戦を控えての今の私の心境は、とにかく第2戦に希望が持てるような結果だけは出し、これ以上大きな怪我人だけは出さずに帰ってきてほしい・・・ただそれだけ。もちろん現地に参戦される熱いグラサポの皆さんの応援と無事な帰還も願っております。


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オーシャンズ首位キープ

2009年10月19日 | 名古屋オーシャンズ


 

 名古屋オーシャンズ 4-3(0-2) デウソン神戸

 今シーズンから2チームが増え3巡で戦うことになったFリーグも今節で一巡目が終了。第6節のホームでの大分戦でまさかの?今季初黒星を喫し2位に後退するも、次節にはきっちりと結果を出して首位をキープしているオーシャンズの試合に参戦。好成績にもかかわらず開幕戦から徐々に減少している入場者数(この日は1,074人)がちょっと気になるところです。

 畠山ブルノタカシや山田ラファエル、山蔦にとって互いに古巣チームとの対決となったデウソン神戸との一戦は、序盤から運動量全開で臨んできた神戸の堅守速攻が見事にはまり2点を先行される苦しい展開。前半のオーシャンズは後方でのボール回しばかりで攻め手を欠くばかりか単純なミスも多く、ゴールの気配が全く感じられないまま0-2で終了。

 後半に入り神戸の頼みだった運動量が落ち始めると、以後は完全なオーシャンズペースとなり着々とゴールを積み重ね逆転勝利。時折見せる相手の速攻に苦しみながら、終盤には第二PKから1点を失うもホームでしっかりと結果を出してくれました。

 今シーズンのオーシャンズは個人技に頼るプレーが減った分、組織で点をとるプレーが機能するかどうかでかなり試合内容が変わってくるために苦労している印象です。当然のことながらリーグ3連覇はなかなか簡単に達成とはいきません・・・。 


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横浜FM2-1名古屋

2009年10月18日 | 名古屋グランパス


 NHK‐BS1でTV観戦。出場停止や怪我等で多くの主力選手が不在という苦しい台所事情の中、ミスターはケネディと小川までも先発から外し、後半にはマギヌンや接触プレーがあったブルゾを早々と下げるなど、明らかに水曜日の一戦を意識した選手起用でした。

 前節と同様に麻也のゴールで先制する理想的な立ち上がりだったにもかかわらず、とたんに心はサウジアラビアへと飛んでしまったのか、その後はゴールの気配どころか攻撃の意図さえ感じられずノーゴール。終盤に坂田の決定的なシュートを阻止する広野のビッグセーブも虚しく、バイタルエリアをがら空きにする毎度おなじみのパターンからロスタイムに決勝ゴールを食らって2戦連続の逆転負け・・・。

 たとえ内容は悪くても勝利してしまうようなあつかましさを持ちあわせていない名古屋が、心ここにあらずといったプレーをしているようでは敗戦は必至。この日はとにかく見ている私達も(特に攻撃に関して)フラストレーションが溜まる90分間でした。思わずボールを相手ゴールに蹴り入れてしまったミスターの気持ちも良く分かるというものです。

 リーグ戦に関しては既にひんやりと秋風が吹いていた名古屋ですが、試合後にミスターが照準をACLへシフトする向きの発言をしているように、残念ながらこの一戦をもって秋風が冬の寒風へと変わったようでございます・・・。


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横浜FM戦前日・・・

2009年10月16日 | 名古屋グランパス


 地域リーグ(=J4)のチーム相手に主力を温存して臨み、案の定苦戦を強いられながらも、心配していたような失態を演じることもなく無事?4-0で勝利した天皇杯2回戦から一週間。明日はリーグ戦第29節、アウェイで横浜FMと戦う名古屋です・・・。

 リーグ戦も終盤を迎える大事なこの時期、しかも大一番を含む過密日程の中での過酷な戦いが控えているというのに名古屋は現在怪我人が続出中。悪いことは続くものでバヤリッツァと玉田の離脱だけにとどまらず、小川がアキレス腱を痛め別メニュー、増川が新型インフルエンザの発症で離脱、おまけに直志が2試合の出場停止・・・と、聞こえてくるのはひたすら後ろ向きな情報ばかり。リーグ戦もいよいよ残り6試合となり、果たすべき公約のためには一戦も負けられないだけに極めて厳しい状況となっております。

 対する横浜FMはGK板倉が4試合の出場停止中に加えて、山瀬の怪我による離脱が発表されたばかり、トーゴ戦に出場した中澤のコンディションも気になるとはいえ、新人FWの渡邊が今や得点王も狙えるストライカーに成長しており、4月の対戦時とは別人の選手に変貌。なにより隼麿にとっての古巣対決で負けられるわけもなくこの試合にかけるモチベーションは高いはず。

 よりによって?明日は2週間の中断明けでNHK-BS1での試合中継も予定。共に苦手としている名古屋だけど、今は全ての逆境を輝ける名古屋の未来のための試練と受け止め、ついでに上位争い参入へのラストチャンスだということをくれぐれも忘れずに強い気持ちで戦っていただきたいと思います。


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