日本 0-0(延長0-0 PK3-5) パラグアイ
6/29 @プレトリア ロフタス・バースフェルドスタジアム
くじ引きに等しいPK戦での敗退も確かに悔しいけれど、それ以上に120分間でゴールを決められなかった実力を悔やむべきではないでしょうか。ただ、一つ間違えればチームが崩壊しかねない開幕直前の戦術変更等にも沈着冷静に対応し結果を出してくれた今回の代表選手達の適応能力と戦いぶりは本当に素晴らしかったと思います。開幕前に思い切りネガティブな予想をしていた私にとっては日本代表の健闘を素直に喜ぶ一方でどこか後ろめたさも感じつつ見守った16日間でした。
巷では早速「感動をありがとう」という常套句が氾濫しているようですが、少なくともサッカー協会だけはオシム及び岡田体制の4年間で明らかになった課題や問題点を結果オーライで済ますことはしてほしくないし、我々は絶対にそれを許してはいけないと思います。これで大方の日本人の皆さんにとってのW杯は終わるのかもしれないけれど、引き続きサッカーファンとして来月の決勝戦までの11日間を純粋に楽しみたいと思います。