赤鯱にこんがらがって

再び真の強豪クラブを目指す名古屋グランパス・・・
J1、そしてアジアの頂点を目指すべく共に戦おう!!

対パラグアイ戦

2010年06月30日 | 日本代表


 日本 0-0(延長0-0 PK3-5) パラグアイ
  6/29 @プレトリア ロフタス・バースフェルドスタジアム

 くじ引きに等しいPK戦での敗退も確かに悔しいけれど、それ以上に120分間でゴールを決められなかった実力を悔やむべきではないでしょうか。ただ、一つ間違えればチームが崩壊しかねない開幕直前の戦術変更等にも沈着冷静に対応し結果を出してくれた今回の代表選手達の適応能力と戦いぶりは本当に素晴らしかったと思います。開幕前に思い切りネガティブな予想をしていた私にとって日本代表の健闘を素直に喜ぶ一方でどこか後ろめたさも感じつつ見守った16日間でした。

 巷では早速「感動をありがとう」という常套句が氾濫しているようですが、少なくともサッカー協会だけはオシム及び岡田体制の4年間で明らかになった課題や問題点を結果オーライで済ますことはしてほしくないし、我々は絶対にそれを許してはいけないと思います。これで大方の日本人の皆さんにとってのW杯は終わるのかもしれないけれど、引き続きサッカーファンとして来月の決勝戦までの11日間を純粋に楽しみたいと思います。 

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韓国8強入りならず・・・

2010年06月27日 | Football


 ウルグアイ 2-1(1-0) 韓国
  6/26 @ポートエリザベス ネルソン・マンデラ・ベイスタジアム 

 緊張からなのか、はたまた疲労の蓄積からなのか・・・。後半に同点に追いつきさらに攻勢をかけていた時間帯で追加点を奪えなかったのも痛かったですが、韓国らしくないプレーで受けに回ってしまった序盤にあっさり与えてしまった先制点が悔やまれる試合でした。

 '02年の再現はならなかったとはいえ予選からブレることなく一貫したスタイルで期待どおりの結果を出し、本大会でも小細工なしの真っ向勝負を挑み全試合でゴールを記録。史上最強といわれるとおり当たり前のようにベスト16入りが可能な好チームだったと思います。ベスト16入りという結果は同じでも、ここまでの迷走ぶりを考えると日本との差は依然として小さくないと思うのですが。

 それにしても勝ち越しゴールが決まった終盤に見せたウルグアイのファウルのもらい方や時間稼ぎのパス回しなど試合巧者ぶりはもはや職人の域。スタイルが似ているといわれるパラグアイと対戦する日本も相手にリードを許す展開になるとかなり厳しい試合になることだけは間違いなさそうです。


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対デンマーク戦

2010年06月25日 | 日本代表


 デンマーク 1-3(0-2) 日本
  6/24 @ルステンブルク ロイヤル・バフォケンスタジアム

 引分けでもよかった日本が前半で2点を先行する理想的な展開で快勝。特に押され気味だった時間帯に決まった本田の先制ゴールで選手達は精神的に本当に楽になったと思います。加えて対戦相手が予想以上に日本の長所が活きる相手だったことで、本来目指していたサッカーも垣間見られるようになっていて、深夜(早朝?)のTV観戦も苦になることなく、また前2戦のような退屈さもあまり感じませんでした。

 かようにここまで日々成長を遂げネガティブな私の期待をことごとく裏切り続けてくれている日本代表が決勝トーナメントに進出するのは2大会ぶり・・・というより“まだ2回目”と言った方がいいのかも。思い出されるのは「うまくいっている時はチームを変えない」というサッカーの鉄則に逆らった監督が「これから先はボーナスのようなもの」と言ってギャンブルに打って出るも不完全燃焼のまま終わってしまった'02年6月18日の雨の宮城スタジアム。くれぐれも戦う前から疑問符のつくような試合だけは勘弁願いたいものです。

 対戦相手のパラグアイは伝統の堅守速攻と個人技に加え狡猾さを備え持った曲者チーム。そもそも日本以外のベスト16に弱いチームなどあるわけがなく、当然敗れてもおかしくないし、かといってブラジルやアルゼンチンのように全く歯が立たないわけでもなく、少ないながらも勝機はあると思います。開幕前から日本代表の成功を信じて疑わなかった皆さんは引き続き29日のキックオフまでの幸福な時間をどうか存分に楽しんで下さい。

 ところで、現在W杯関連のありとあらゆるTV番組に出演しまくっているトゥルシエ氏ですが、ラウンド16を戦うことになった今回のチームに対して一体どんなコメントをするのか興味深いところでございます。 


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対オランダ戦

2010年06月21日 | 日本代表


 オランダ 1-0(0-0) 日本
  6/19 @ダーバン ダーバンスタジアム

 今の日本には格上チームを相手に引分け狙いの試合など不可能なこと、負けず嫌いな岡田監督が試合を捨てるとは思えないことを考えると、第一戦と同じ先発メンバーによる(守備的な)真っ向勝負を選択したのはしごく当然でした。はたから見れば不細工で退屈な試合内容にふさわしい敗戦だったのかもしれませんが、悲しいかなこれが今の日本代表の限界だし、選手達が持てる力を発揮した上での0-1というスコアは上出来ではないでしょうか。

 結果的にもデンマーク戦を優位な立場で迎えられることになったわけですが、この試合で途中出場した中村俊がチームから浮きまくり、岡崎や玉田が全く機能しなかったことでも分かるように、いい意味でも悪い意味でも代えの利かない11人になりつつあるのが今の日本代表。開幕直前の戦術変更の影響で守備の整備で手一杯のせいか攻撃面で全く得点を期待できない日本としては、引き続き同じ先発メンバー、同じ戦い方で臨んだ上でのスコアレスドローしかないと考えます。

 それでも第3戦を絶望的状況で迎えることになった前回大会とは違い、期待や希望を持って臨むことができるのはありがたいこと。開幕前から日本代表の成功を信じて疑わなかった皆さんはキックオフまでのこの幸福な時間をどうか存分に楽しんで下さい。


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Red Hot“Chile”Peppers

2010年06月18日 | Football


 ホンジュラス 0-1(0-1) チリ
  6/16 @ネルスプロイト ムボンベラスタジアム

 もしかしたら今大会中ベストチームにあげられるのではないでしょうか。参加国の中で数少ない3バックを採用するも、そのシステム(3-3-1-3)は超攻撃的といわれるチリがホンジュラスをくだした試合を遅まきながら録画観戦しました。

 体格的にそれほど恵まれているとはいえない選手達がスーパースターに頼ることなく厳格な規律に基づき、ハードワークと攻守の素早い切り替えと持ち前の個人技で決して弱いとは思えないホンジュラスを圧倒。結果は1-0のロースコアながら観ていて全く退屈しませんでした。1-0で迎えた試合終盤、前線で少ない人数によるボールキープなんてことには目もくれず、チャンスと見るや4、5人が攻撃に参加していくスタミナとメンタリティは圧巻でした。

 おそらく今のチリはこの日出場した選手だけでなくベンチに座っていた選手の誰が出たとしてもこのサッカーを体現できると思われます。特別秀でた選手がいなくても、与えられた戦術と任務を着実に遂行する能力を持つ選手で強力なチームを作り上げたマルセロ・ビエルサの日本代表監督就任を請う声があるのも納得でございます。

 今やチームの連動性も、スーパーハードワークも、攻守の素早い切りかえも過去の産物となってしまった名古屋の監督と選手は彼らの試合を観て深く反省していただきたいものです・・・。 


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対カメルーン戦

2010年06月15日 | 日本代表


 日本 1-0(1-0) カメルーン
  @ブルームフォンテーン フリーステイトスタジアム

 チーム崩壊寸前といわれるカメルーンに救われたところも多分にあったとはいえ、監督は最善と思われる選手起用と采配で、選手達は集中力と団結力で、3戦全敗などとほざいていた私を含むネガティブな連中に対し反骨心を持って最良の結果で応えてくれました。

 おそらく対戦した両国以外のサッカーファンにとっては退屈きわまりない試合だったのではないでしょうか。ただ、日本としては現時点で唯一残されたといってもいい試合展開だったし勝ち方だったと思います。もっともあの戦い方が日本代表の将来につながるかどうかという疑問は残るのですが・・・。

 昨夜の勝利で気を良くしたのか次戦に向けて威勢のいい論調も一部みうけられますが、直前に行われた対デンマーク戦を観てもわかるようにやはりオランダはグループで飛び抜けた存在。19日の試合ではカメルーン戦の終盤以上の苦戦を強いられるとみていいでしょう。幸いにもチームに慢心や油断という心配はなさそうだし、監督も選手もその覚悟はできているようです。我々も一転して楽観論を展開するような軽薄なメディアにはくれぐれも乗せられないようにしたいもの。

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カメルーン戦当日・・・

2010年06月14日 | 日本代表


後輩:しぇ、しぇ、しぇんぱーい!2010FIFAワールドカップ南アフリカ大会が遂に開幕しました!!いよいよ日本時間の本日午後11時、ブルームフォンテーンにて日本代表がカメルーンとの初戦に臨みます。
しぇんぱい:オーストラリア、負けちゃったな。
後輩:・・・・・ここまで僅差のスコアが続いてた今大会ですがドイツ相手に退場者を出して0-4で完敗。どうしたわけかケネディの出場もなかったみたいです・・・。
しぇんぱい:セルビアもガーナに負けてるぞ。
後輩:終盤に退場者を出しながら攻勢をかけてた時間帯で無用ともいえるあのハンドは痛かったですね。
しぇんぱい:逆に10人のアルジェリアを相手にワールドカップ初勝利をあげたのが同じ旧ユーゴのスロベニアというのがなんとも皮肉だよな。
後輩:同じ旧ユーゴ諸国からは「スキーやってろ」っていつも馬鹿にされてるだけに?
しぇんぱい:1-0でナイジェリアに辛勝したアルゼンチンは監督が目立つばかりで、肝心の試合は物足りない印象だ。
後輩:決定機を外しまくったイグアインは大会を通して足を引っ張りそうな予感です・・・あのー、もしかしてここまで行われた8試合全部を俺にコメントさせるつもりですか?
しぇんぱい:俺の独り言にお前が勝手にコメントつけてるんだろうが。
後輩:面倒くさい人だなぁ・・・。で、我らが日本代表なんですけど開幕直前の強化試合は4戦全敗、冗談とはいえ岡田監督の口から進退伺いが飛び出すなどチームを取り巻くムードははっきり言って最悪の一言で、これじゃあいくら前向きな俺でも夢も希望も持てないってもんです。
しぇんぱい:なによりこれまでやってきたチームのコンセプトをここに至って反故にしちゃうんだから、仮にこれで結果が出たとしても?マークはつくよな。
後輩:・・・・・まあ、それでもなんとか期待したい日本代表に何か光は見えます?
しぇんぱい:光ねぇ・・・・・韓国の勝利で日本の選手達のライバル心に火がつくとはとても思えないし。
後輩:ギリシャはどうしちゃったんですかね。目指すサッカーどころか戦う姿勢すら感じなかったんですけど。
しぇんぱい:中盤なんかほぼノープレッシャーだったもんな。
後輩:あれなら日本も勝てたなんて声もあるみたいですけど。
しぇんぱい:それはどうかなぁ。ただ、韓国には勝利に絶対必要なチームの一体感とかコンディションの良さは試合を観ていて感じるぞ。
後輩:ドイツ大会で代表にもれて名古屋で悲嘆にくれてたキム・ジョンウにはグラサポとして感慨深いものがありますよね。
しぇんぱい:ジョンウ、今の名古屋にいてくれたらな。
後輩:・・・・・えー、その話はまた別の機会にするとして、名古屋といえば楢崎と玉田が先発を外れる苦境に立たされてますね。
しぇんぱい:玉田は怪我で出遅れたから仕方ないとしても・・・
後輩:楢崎はあの韓国戦を境に状況が一変してしまって・・・
しぇんぱい:楢崎に限らず代表メンバー発表後に行われた強化試合って、安心しきった選手がルーティーンで仕事やってるような印象だったじゃないか。
後輩:とりあえず90分戦ったらタイムカード押してハイ終わりみたいな?
しぇんぱい:特にGKは楢崎で決まりというまわりの暗黙のような空気もあって、どこかに気の緩みとか油断はあったんじゃないのかな。
後輩:ある意味レギュラー剥奪は当然だったと・・・
しぇんぱい:厳しいようだけどさ。
後輩:レギュラーに残ってるとはいえ闘莉王も2試合続けてオウンゴールを記録してますね。
しぇんぱい:闘莉王も初めてのW杯だけにもしかしたら普通の精神状態じゃないのかもな。
後輩:・・・・・その楢崎を含めた先発メンバーと戦い方を変更して臨んだイングランド戦で予想以上の善戦を見せて功を奏したかと思ったら、続くコートジボアール相手には手も足も出ず完敗で・・・。
しぇんぱい:一瞬、後藤健生氏いうところの“神が造り賜いしチーム”が頭をよぎったんだけどな。
後輩:はあ。
しぇんぱい:中村俊輔と本田圭祐は'74年西ドイツ大会のネッツァーとオフェラートってとこか。
後輩:・・・・・。
しぇんぱい:今野は'93年W杯アジア最終予選の勝矢寿延な。
後輩:・・・・・結局、光といえば先発が濃厚と伝えられてる本田のワントップが機能することを願うぐらいで、暗闇の中を手探りで初戦を迎えるということですか。
ちなみに先輩の予想ってどうなんです?
しぇんぱい:予想は3戦全敗で目標は3試合で1得点。
後輩:・・・・・すみません、聞くだけ無駄でした。
しぇんぱい:お前はどうなんだよ。
後輩:あわよくば1勝と言いたいところだけど・・・よくやって勝ち点1が精一杯かなぁ。
しぇんぱい:ただ、監督も選手もせめて試合に対する真摯さや懸命さだけは見せて散ってほしいよな。
後輩:・・・・・たしかにドイツ大会のような不甲斐ない終わり方だけは御免ですよね。
しぇんぱい:大会終了後に協会トップがやらかしたことも含めてな。
後輩:結果に対する評価や責任をうやむやにせず明らかにしろと。
しぇんぱい:とりあえず「ベンゲルって、言っちゃったね・・・」っていうのだけは絶対勘弁してほしいぞ。
後輩:・・・・・。


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ナビスコ杯予選第7節 名古屋0-2新潟

2010年06月10日 | 名古屋グランパス


 当日の入場者数3,909人・・・

 

 苦渋の選択として仙台戦に続きホームでも決行された応援自粛も虚しく、プレゼントボールによる2失点で完封負け。'06、'07年と同様、遂に1勝もできないまま今大会を終えることになりました。

 相手を終始圧倒したという仙台戦後半にほぼ準じるメンバーが先発するも、期待していた我々の目の前で繰り広げられたのはこれまでとなんら変わらない負け犬のサッカー。そんなチームにもはや光明など見出せるわけもなく、ましてや内容の向上を確認するどころではございませんでした。試合後にミスターの口からまるで体制末期を思わせる辛辣なコメントがとび出すなどシーズン半ばにしてチーム崩壊の雰囲気さえ漂っております。

 今の名古屋はチームの拠り所となるはずのコンセプトを見失っているという点で、昨年のダヴィ在籍時と同じ状況といっていいでしょう。もしかしたらケネディの加入で解消できた昨年よりも事態は深刻かもしれません。個の力に重きを置くサッカーの弊害が露呈する形となったカップ戦の結果をクラブは危機感を持って受け止めなければいけないと思います。現状のまま不在選手が戻りこれまでどおりのサッカーで快進撃を続けたとしても、おそらく多くのサポーターは心の底から喜ぶことができないのではないでしょうか・・・。 


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ナビスコ杯予選第7節 新潟戦前日・・・

2010年06月08日 | 名古屋グランパス


 2試合を残して白旗宣言を出さざるを得ない情けない状況の中、チャンスを与えられた選手達は意地を見せるもゴールだけが遠く、終わってみればスコアレスドローが精一杯という結果も、その内容にはミスターも一定の評価を与えた仙台戦。

 そんな一戦から中3日で迎えるのが明日のナビスコ杯予選第7節対新潟戦。現在2位のFC東京とは勝ち点差3で、自力での予選突破が不可能となっている新潟は勝利が絶対条件だけに前節の仙台以上に試合へのモチベーションは高いはず。名古屋はブルゾが復帰も、今度は直志と増川の2人が出場停止となっており引き続き手負いの状態で中10日の相手と臨むことになりました。

 W杯前に行われる最後の試合で良いイメージを持って中断期間に入るためにもできれば最良の結果を期待したいところですが、明日は向上の兆しを見せたといわれる内容にまずは注目したいと思います。


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ナビスコ杯予選第6節 仙台0-0名古屋

2010年06月06日 | 名古屋グランパス


 今大会初勝利はならず3度目の引分けで予選敗退が正式に?決定。戦力及びモチベーションの差や地の利など戦前から劣勢は明らかだったことを考えると最低限の意地だけは見せた形でしょうか。京都戦直後に白旗宣言をしていたこともあって特に大きなショックもなく淡々と受け入れております。

 相変わらずゴールは遠かったものの、ミスターが評価を与えたくなるようなサッカーを体現し、特に後半は終始圧倒するなどここにきてようやく向上が見られたという内容については9日の新潟戦にてこの目で確かめて来たい思います。


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