今回はコロナ禍を考慮して屋内施設ではなく豊スタを使用、開催時間も通常より大幅に短縮され参加選手も新加入に限って行われた新体制発表会。13日には愛知県にも緊急事態宣言が出されたこともあり、有観客に対してファミリーの間でも疑問の声があったようですが当初の予定通り決行されております。かく言う私も今回は家族や開幕後の参戦を第一に考えて出席は遠慮させていただきました。
小西社長が「頂点を目指す」と明言した今シーズンのチームスローガンは「All for NAGOYA ~超える~」に決定。厳しい状況下でも躍進を見せた昨シーズンにあやかって?副題のみをバージョンアップした形に。戦力については密かに期待していたサプライズの加入発表はなかったものの、シミッチに続く主力選手の流出や強奪だけは避けられたようでまずは一安心です。
ただ、前日には渡邊柊斗の期限付き移籍が決定し、岩手で契約満了となっていた大垣勇樹も海外クラブでの挑戦が濃厚とのことで、総勢27人と昨シーズンより更に少ない少数精鋭で臨むことになっております。大森SDは「人数が多ければいいというわけではない」というものの選手層の薄さは明らかで、当然のことながら指揮官から更なる獲得リクエストが出ているとのこと。開幕後のチーム状況を見ながらシーズン中に補強に動く可能性もありそうなので期待したいです。
注目の新加入選手6名の背番号は柿谷は予想通り8、木本が14、長澤が5、齋藤が19、森下が17、児玉が27に決定。また、阿部が7、山崎が9、相馬が11にそれぞれ変更となっております。川崎時代と同じ19番の学君は名古屋で気になる選手を問われGX10を挙げていることから、もしかしたら1+9=10を意識しているのでしょうか。また、点取り屋の背番号を与えられた山崎と相馬には得点力アップを希望、個人的には前体制時に加入が決まっていた児玉がはたして現体制の戦術にフィットし即戦力となってくれるのかが興味深いところです。
チームは本日より始動となりますが指揮官と外国人選手及びスタッフは隔離措置のため不在で、合流は沖縄キャンプ初日からになるとのこと。既に選手やスタッフに感染者が出ているクラブも見られるなどコロナ禍は依然として厳しい状況だけに、細心の注意をはらうなかで開幕に備えなければいけない選手やクラブ関係者の気苦労を思うと本当に気の毒でなりません。ことと次第によってはリーグ戦自体がどうなるかさえも不透明ゆえ、我々ファミリーにとっても不安かつ気の抜けない日々は当分続きそうです・・・。