赤鯱にこんがらがって

再び真の強豪クラブを目指す名古屋グランパス・・・
J1、そしてアジアの頂点を目指すべく共に戦おう!!

チャリティーマッチ 日本代表2-1Jリーグ選抜

2011年03月30日 | Football

 発売直後からチケットが高値でオークションにかけられるという本末転倒な行為も一部にあったけれど、主役扱いだった日本代表が勝利しただけでなく、Jリーグ選抜もカズのゴールで一矢を報いる理想的な展開となったこの試合には多くの人が満足したことと思います。なにより両チームともに怪我人が出なかったのは幸いでした。

 この試合の最中にも宮城県を中心に余震が発生しており、それを伝えるテロップが流されるのを見るにつけ、被災地はまだ現在も震災の真っ只中なのだと痛感した次第です。サッカーによる支援がこのチャリティーマッチだけで終わってはいけないし、今後もできる限りのことを続けていかなければいけないと思います。


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Jリーグの再開日が決定

2011年03月24日 | 名古屋グランパス

 被災したクラブにとってはまだクリアすべき課題が多々あるのかもしれませんが、再開のめどが立たない中での練習はいくらプロといえども集中力を保つのは難しく、ともすると怪我につながりかねないだけにとりあえず明確な目標ができたことはありがたいです。

 気になる延期扱いとなったリーグ戦5試合とナビスコカップについては、代表がコパ・アメリカに参加する7月中の開催が濃厚とのこと。過酷な日程になるのは仕方ないとしても、代表選手不在の戦いを強いられたり平日開催による収益の問題など、場合によっては不満を訴えるクラブも出てきそうです。

 また、名古屋と鹿島の場合はACLも1試合残しており、その代替日も気になるところ。名古屋としては本来なら過密日程の真っ只中だったはずの4月がリーグ再開まではACLグループステージ2試合だけになったということもあり、できればこの間に消化しておきたいのですが。今後のAFCの発表を待ちたいと思います。


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被災しなかった人の理性が問われている・・・

2011年03月19日 | 日本代表

 慈善試合として行われる予定だったニュージーランドとの対戦は、同国サッカー協会が代表の派遣を拒否したため中止に。試合会場が安全な地域だとしても海外諸国から見れば宮城も大阪も福岡も同じこと。混乱状態にある国へ大事な選手達を送り出すことができるのかどうかは、逆の立場になって考えれば自ずと分かるというものです。これを受けて協会は急遽Jリーグ選抜とのチャリティーマッチに変更して行うと発表。スポンサーからのプレッシャーなのか、はたまた単なる会長の手柄ほしさなのか、なにがなんでも今月中に開催するというその姿勢には正直なところ頼もしさよりも疑問を感じてしまいます。 

 今回のタイトルは17日の中日新聞夕刊に作家の高村薫さんが寄せた「社会時評」の見出しを拝借させていただきました。紙面では表題こそ「東日本大震災」となっていましたが、とりあげていたのは現在この国が抱えている政治や行政、経済等の問題で、その状況は今回の地震が発生する以前はもちろん、以後も全く変わっていないこと。そして被災者ではない国民が被災者に代わって注視しなければいけないことを指摘しておられます。

 話を震災に限ればどうなのか。日用品等の買占めに走る馬鹿、被災現場等に無意味な激励電話やメールを入れる阿呆ども、義援金と称して詐欺を働く極悪非道の輩、そして発生からまだ1ヶ月もたっていないこの時期、まともな日常生活さえ送ることができない方が多数おられる中、「勇気を与える」などというきれいごとを建前に厚顔無恥な老人の一声で開幕が決まってしまうプロ野球セ・リーグ・・・と、まさに“被災しなかった人の理性が問われる”ことばかり。

 被災者の皆さんを直接手助けする時間も術も持たない者が今できる最低限のこと。それは彼らの存在を気に留めつつ、これまでどおり日常生活を続けること。そしてボランティアや募金活動をする機会にめぐり合えた際にはくれぐれも自己満足で終わらないようにすることでしょう。引き続き一人でも多くの皆さんの命が助かることを祈り、一日でも早く復旧の見通しが立つことを願っております・・・。

コメント (2)
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ACLグループステージ第2戦 アルアイン戦は延期に・・・

2011年03月14日 | 名古屋グランパス

 仙台へ向かっていた名古屋の監督、選手達は新幹線の車両内に長時間缶詰めになるアクシデントはあったものの全員無事に帰還できたようで良かったです。

 そのJリーグ第2節に続き国内で開催予定だったACLグループステージも延期となり、さらに本日、ナビスコカップ予選を含む3月中のJリーグの全試合の中止も発表となりました。

 今なお大きな余震が続き、安否不明の方も多数おられ、そして復旧のめども全く立たない悲惨な状況を横目にサッカーを楽しむことなど出来るわけもなく、ましてや大地震の発生が確実視されているこの地域に住む者としてそれはなおさらのこと。

 今は一人でも多くの皆さんの命が助かることを祈り、一日でも早く復旧の見通しが立つことを願うばかりです。


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J1リーグ第2節 仙台戦前日・・・

2011年03月11日 | 名古屋グランパス

 ここ名古屋でもかなり長い時間揺れを感じた今回の地震。その影響により11、12日に開催予定だったJ1、J2の第2節全ての試合が中止となりました。

 雷等で一試合のみ中止になったことはこれまでもありましたが、今回のように天災により全試合が中止になったのはJリーグ史上初めてのこと。これだけ被害が広範囲に及び、今なお断続的に余震が続いていることを考えれば当然の決定でしょう。

 仙台の監督、選手、サポーターの皆さんはもちろんのこと、この地震で被害にあわれた全ての方に対し心からお見舞いを申し上げます。そして、おそらく仙台への移動の途中だったと思われる名古屋の監督や選手、スタッフ、そして参戦予定だったグラサポの皆さんの無事な帰還を願っております。


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J1リーグ第1節 名古屋1-1横浜FM

2011年03月05日 | 名古屋グランパス

 本日の入場者数27,153人・・・

 

 敗戦濃厚となった後半ロスタイムに永井の突破で得たPKで同点に追いつく劇的展開に思わず狂喜乱舞?するも、直後に試合が終わり我に帰れば勝ち点1・・・。昨年を上回ったとはいえ今年もまた開幕戦の入場者数が3万人に届かなかった厳しい現実と合わせて複雑な気分で家路についたのでした。

 前評判が決して高いとはいえなかった横浜FMに序盤から攻勢を許し先制点まで献上してしまったものの、名古屋のサッカーを見せ得点チャンスも作るなどゴール前までの過程は申し分はなくあとはフィニッシュだけ。くれぐれもシーズンを通して泣かされることがないよう祈るばかりです。

 ただ、土壇場で勝利を逃がした横浜FMと勝ち点1を拾った名古屋とでは気分的に全く違うだけでなく、なによりこの日は永井の実力を確認できたこと、そして相手チームに「高く険しい壁となり、敵を絶望させる」中沢がいたということで納得し、この結果を受け入れたいと思います・・・というのはディフェンディングチャンピオンのサポーターとして大甘なのでしょうか。


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横浜FM戦前日・・・

2011年03月04日 | 名古屋グランパス

 昨シーズンCリーグ4位で'98年創立の新興クラブにJリーグ王者が負けるわけがない・・・心の中にできたそんな油断をサッカーの神様はお見逃しになるわけもなく、極めて高い授業料を払わされることになってしまった杭州緑城戦から中3日。明日はいよいよリーグ開幕戦です・・・。

 横浜FMを豊スタに迎えてスタートする名古屋は早くも第4節には鹿島、第8節には川崎と苦手な相手と激突します。ただ、プレミアム・カンファレンスでピクシーが「鹿島や川崎に勝っても優勝を逃しては元も子もない。トータルで考えて戦っていくことが重要」と語っていたように、まずは取りこぼしだけは絶対に避けたいところ。今年は中断期間が7月となったため前半戦だけでシーズンの半分以上を消化することもあり、昨年以上に前半戦の結果が大きな意味を持ってくるだけになおさらです。

 明日の対戦相手の横浜FMは大幅な選手の入替えがあったこともあり、木村監督が満足するようなサッカーを体現するまでには至っておらず、加えてキャンプ中から故障者が続出していて、「横浜は、俺が引っ張る」中村俊や「高く険しい壁となり、敵を絶望させる」中沢が今も万全の状態とはいえず、さらに栗原も右でん部痛で出場が微妙。チーム状況を考えれば確実に勝っておかなければならない相手ですがそれこそ油断は禁物でしょう。

 名古屋は幸いにもダニルソンに続く大きな怪我人こそ出ていないものの、敗戦による精神的ダメージと連戦の疲労が最大の懸案事項。ただ、そこはリーグ王者らしく気持ちを切りかえ、かつ慢心することなく全力で試合に臨んでくれると信じています。それは我々グラサポも同様で、明日は一人でも多くの皆さんにスタジアムを埋めていただき、今シーズンに懸ける姿勢を監督や選手達に見せたいものです。


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ACLグループステージ第1戦 杭州緑城2-0名古屋

2011年03月02日 | 名古屋グランパス

 BS朝日にてリアルタイムでTV観戦。前日にグループFは杭州緑城の1弱なんて書いてしまったけれど、もしかして1弱は名古屋なの方なのかも・・・。そう思わせるくらい結果はもちろん、試合内容も完敗でした。唯一の救いは大きな怪我人が出ていないということでしょうか。

 最大の敗因は勝ち点3は確実とたかをくくっていた私と同様、選手達にもあった心のスキだったような気がします。また、相手の情報が少なかったという名古屋とは対照的に杭州は名古屋をよく研究してきたところも感じられ、特に阿部のいる左サイドは集中的に狙われていたような印象でした。

 移動日を含めて中2日の強行日程、慣れないピッチや公式球云々という状況は事前に承知の上のこと、ホームの大声援にしても今回は野菜が飛んでくるような民度の低いものではなく、サッカーではごく当たり前のアウェーゲームだったことを考えれば言い訳は許されません。この敗戦を大きな教訓として今後の試合に活かしていくしかないでしょう。

 記念すべきACLの初戦を落としてしまったことによる肉体的、精神的疲労が気になりますが、選手は気持ちを切りかえてリーグ開幕戦に備えてほしいと思うし、そんな選手達を後押しするためにも我々サポーターは全力で盛り上げてあげたいものです。

 


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