当日の入場者数18,215人・・・
瑞穂でダフ屋を見かけたのはピクシーラストイヤー以来だろうか。予報どおり15:00頃から雨が降りだしたものの、お客の出足は良く予定時間を30分繰り上げて開場、試合開始時にはアウェイ側の緩衝区域を除いてほぼ満席となった。
鹿島サポーターを除いて瑞穂が盛り上がったのは、試合前のグランパスJrとドアラのPK対決とマスゲームが行われたキックオフまで。結果は名古屋が立ち上りから心ここに在らずといったプレーの連続で失点を重ね、鹿島の快勝というより名古屋の自滅といった方がふさわしい試合だった。
中村やマギヌンの不在、ヨンセンのゴール取り消しや玉田のPK失敗を嘆く以前の問題で、看板であるハードワークは勿論のこと、連携も集中力その他何もかもが中途半端。名古屋としては実力を出し切ったうえでの敗北ではないだけに残念だった。ただ、一方で鹿島の実力がそれをさせなかったという考え方もできるわけで、悔しいがこれもまた名古屋がまだ渡らなければいけない川の一つとして受け止めたい。