当日の入場者数26、124人・・・
降格した2016シーズン終盤と同じく快勝直後に中断期間をはさんで迎えた下位直接対決は両チーム共に欲しかったゴールが遠く痛み分けという結果に。難しい対戦カードが控えるだけに今節で残留を決めておきたかった名古屋ですが、守備では無失点に抑える一方で攻撃はポゼッションもカウンターも中途半端な出来に終始。よそ行きのサッカーから本来のサッカーに立ち返ったチーム相手に最後まで攻め手を欠いてのスコアレスドロー劇はなんとも複雑な気持ちでございます。
ただ、失点こそ回避したものの試合開始早々にPKを献上、許した決定機も少なくなく、終わってみれば90分を通して相手のペースで試合が進んだ印象で、終盤には豊の負傷というアクシデントもあるなかで勝ち点1を手にしたうえに自動降格の可能性もなくなったことを考えると、この結果を前向きに受け止めるべきなのでしょう。
前節の勝利で名古屋への風向きが変わるかという期待も小さくなるなか、次節に控えるのは全く勝てる気がしないアウェーゲーム。欠場が濃厚と思われる豊に加えて和泉とシミッチが出場停止で、おまけに相手は今節の劇的勝利で残留へ望みをつないでいるなど巡りあわせの悪さは否めません。結局、今年もまたハラハラドキドキの展開が最終節まで続くことになりそうです・・・。