名古屋にとっては、もはや勝敗よりもオランダ合宿へのアピールのためだけの試合となったナビスコ杯の磐田戦。後半、本田のゴールで同点に追いつくも結局1-2で敗れた。これで公式戦14試合勝利なし。尚、主審が悪名高い?柏原丈二ということで、名古屋の選手には3枚の警告が出されているが、幸い退場者は出なかったようだ。
鹿児島への帯同メンバー及び先発が気になるところだったが、出場停止のジョン・ウー以外のレギュラーメンバーがほぼ先発している。それからルーキーの青山が4バックの右サイドで公式戦デビュー、後半にはボランチに入ってプレーしたようだ。深津、有村、阿部、渡辺、平林、豊田といったところが帯同メンバーから外れている。
最近先発を外れることが多い藤田は、今日もベンチスタートだったが、青山との交代で出場して本田のゴールをアシストしている。セフ監督はフィジカル的な理由で彼のフル出場は難しいと判断しているのだろうか。いずれにしても背番号10番をつける選手が毎回サブというのは、我々サポーターとしても残念だし、リーグ再開後もこの状況が続くようだと、藤田本人ももしかしたら考えることになるかもしれない。私としてはFWの問題以上に気になっている。
とにかくこれで中断期間に入る。監督や選手は、危機感を持ち全力でチーム作りに励んでほしい。全ては7月19日の広島戦にかかっている。開幕戦のような単なる勝利ではなく、内容をともなった勝利という高いハードルをクリアしなければサポーターは許さないし、名古屋の未来は無いといってもいいだろう。