会場も同じ浅中で行われた5月のFC琉球戦以来のFC岐阜のホームゲーム観戦。会場が同じなら風が強かったのも同じ。メインスタンドの観戦客も屋根のかかる日陰の席は寒いため、見易さよりも日の当たる場所を選んで座る方が多かった。
試合開始6分にCKから深津のゴールで幸先良く先制。その後も押し気味に進めるが、チャンスを生かせず追加点が奪えないまま前半終了。これまでの悪い試合展開のパターンが頭をよぎる。案の定、後半に相手CKから失点、直後に小島が再度勝越しゴールを決めるが、31分に左サイドからのクロスボールを見事にヘディングで合わされてまたも同点に。結局、終了直前のジョルジーニョのゴールで逃げ切り勝利をおさめたものの、薄氷を踏む思いの試合だった。
対戦相手のソニー仙台も現在15位と後が無いせいか、自陣に引きこもることなく果敢に攻撃をしかけてきたため、試合自体は面白いものとなった。この試合に限ったことではないが、FC岐阜としてはリードしながら自分達のペースで試合を優位に進めることが出来ないのが辛いところ。ただ、JFLも残り4試合となり、今や昇格に向けて内容よりも結果重視の段階にきているのかもしれない。試合終了と同時に喜びを爆発させるサポーターからもそんな空気が感じられた。
尚、11/25(日)の佐川急便SC戦が最後のホームゲームとなっているが、この試合がJFLで戦うFC岐阜をホームで観る最後のチャンスになるのだろうか。