赤鯱にこんがらがって

再び真の強豪クラブを目指す名古屋グランパス・・・
J1、そしてアジアの頂点を目指すべく共に戦おう!!

2017 J2リーグ第1節 名古屋2-0岡山

2017年02月27日 | 名古屋グランパス

 当日の入場者数18,918人・・・
  
 聖地・瑞穂での開幕戦は'07年以来、また、瑞穂での開幕戦でチケットが完売となったのは'96年以来だそうです・・・。会場入口ではグランパスのチアガールやユースの選手達が来場者を出迎えをしていて、昨年までとは違ったクラブとしての姿勢をアピールしておりました。

 それはチームも同様で、先発した選手のうち楢崎、考起、和泉を除く8人が新加入という事実に、まずは〝新生グランパス”をあらためて実感した次第。試合は2-0という結果とは裏腹に開幕戦独特の雰囲気のなかで当たり前のように?苦戦、相手の決定力不足やゴールポストにも助けられての勝利で、残念ながら5-0で圧倒するサッカーとは程遠い内容でした。

 GKを含めて徹底してショートパスをつないでいく姿勢には指揮官及び選手達の強い決意を感じるその一方で、それ自体が目的化したように見える時間帯も見られ、目指すサッカーはまだまだ道半ばの印象。それはこの日決まった2ゴールが共にショートカウンターによるものだったことでも明らかではないでしょうか。また、昇格の切り札として獲得したはずの新外国人3選手が揃って主力になりきれていない点も、今後に向けて少々気がかりなところです。

 ただし、これはあくまでもチーム始動から1か月半しか経っていない現時点での話であって、今は目指すサッカーが大成するものと信じてサポートを続けるしかございません。尚、個人的にこの日一番嬉しかったのが考起と青木がピッチに立ってくれたこと。当然、この一戦だけで先発、ベンチ入りが確約されることはないと思いますが、今後も各々出場にこだわって日々精進していただきたいものです。


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2017 J2リーグ開幕前日・・・

2017年02月25日 | 名古屋グランパス

 チームが始動した先月15日からあっという間の1か月半・・・名古屋に対する地元メディアの関心の低さに加えて、クラブ側もタイ及び沖縄キャンプはもちろんトヨスポにおいても練習内容等を極力シャットアウト。発信される情報量が極めて少なかったがゆえに“名古屋での風間サッカー”がベールに包まれたことで余計に期待が高まったのか、J2に降格したにもかかわらず明日の開幕戦のチケットが22日には全席完売となっております。

 記念すべき?J2初陣の相手となる岡山との公式戦での初顔合わせは2012年の天皇杯3回戦。参考までにと思い当時の月刊グランを引っぱり出して確認してみたところ、富山でのアウェーゲームとなったこの試合はケネディと玉田が揃って不在、にわか仕込みの3バックで臨むもこれが全く機能せず当時は格下だった相手に先制を許す展開で、後半に永井のゴールで一度は逆転しながら逃げ切れず、後半終了間際に得たPKにより3-2で辛くも勝利しております。(ちなみにこの日の岡山の先発メンバーには川又堅碁君の名前も・・・)

 皮肉なことに今回は同カテゴリーでの対戦となりましたが、J2で8シーズン戦ってきた経験値という点で見れば明らかに岡山が先輩であり格上でございます。昨シーズン初めてプレーオフに進出した実績と自信を携えて瑞穂に乗り込んで来るであろうチーム相手に、今や何の役にも立たない“元J1クラブ”という肩書にすがり、なおかつ思いあがった姿勢で試合に臨めば、5年前の二の舞どころか最悪の結果を招くことになるでしょう。

 これは何も明日の試合に限ったことではなく、今シーズン待ち受ける42試合全てについて言えること。明日はいろいろな意味で今シーズンの名古屋の立ち位置を確認し、そして左右する大事な一戦になるのかもしれませんが、いまだにクラブに対する心のモヤモヤが晴れず、気持ちの切り替えもできていない私としては、チームに過剰な期待を寄せることなく、長期的かつ冷めた目線で名古屋を見守っていきたいと思っています・・・。


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