赤鯱にこんがらがって

再び真の強豪クラブを目指す名古屋グランパス・・・
J1、そしてアジアの頂点を目指すべく共に戦おう!!

J1リーグ第22節 名古屋1-1川崎

2014年08月31日 | 名古屋グランパス

 当日の入場者数15,312人・・・
 
 勝ち点3を前提に乗り込んできた強豪チーム相手にL.ドミンゲスに加えてケネディも欠場となった名古屋。開始早々にセットプレーからあっさり失点を許した時は“大虐殺ショー”の始まりかと思いましたが、意外にも?その後は下を向くことなく立て直し、逆にボールを支配する展開から川又の移籍後初ゴールで同点に。集中力を欠いた失点シーンを除いてそれなりに互角に戦えた前半の戦いぶりには手応えと頼もしさを感じました。

 真綿で首を絞めていくような川崎のボールポゼッションにより多くの時間帯を守備に奔走させられ、時間の経過とともに疲労の色が濃くなっていった後半も、散々攻めこまれながらこの日は紙一重のところで決勝ゴールだけは阻止。終わってみれば1-1という結果に防げたはずの失点があらためて悔やまれるところですが、これが今の名古屋の実力ということ。逆にその失点がレッスン代となり終盤の集中力につながったものと前向きに考えておきましょう。

 これでリーグ戦再開後8試合を終えての成績は1勝5分2敗で手にした勝ち点は8ポイント。夏の2ヶ月間で残留にめどをつけるという目標からすれば到底満足などできませんが、かといって“重要な決断”を迫るにもまた微妙な結果に終わりました。同様に下位に低迷する他のクラブで監督解任の動きも出てきているなか、名古屋は不安を抱えながらもぶれることなく西野監督を信じて戦っていくことになりそうです。気がつけば?リーグ戦も残り12試合、私も腹をくくってチームと共に戦っていきたいと思います。


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J1リーグ第22節 川崎戦前日・・・

2014年08月29日 | 名古屋グランパス

 ザックジャパンの反省と検証はどこへやら・・・今週木曜日には新体制最初の日本代表メンバーが発表され、代表を取り巻く皆様方は持ち前の変わり身の早さを見せて今や気分はすっかりアギーレ・モード。J1の試合結果を伝える明日のスポーツニュースも代表中心の内容でさぞかし盛り上がることでしょう。当然のことながら1人の選出もなかった名古屋は低迷する他チームと共に蚊帳の外扱いで(あるいは引き立て役として)リーグ戦第22節川崎戦に臨むこととなりました・・・。

 J1残留へのめどをつけるべく7、8月の戦いぶりに期待していた名古屋でしたが、今月最後の一戦を残して現在1勝4分2敗で積み上げた勝ち点は7ポイント。理想に遠く及ばないなかせめて五分の成績で終えるためにも明日は勝ち点3を手にしたいところです。対戦相手の川崎には3月のアウェーゲームで実力及び完成度の違いを嫌というほど見せつけられていることもありそのミッションはただでさえ容易ではなく、先週の天皇杯ではターンオーバーの採用が災いして敗退したうえに週末のリーグ戦も落としており、明日の一戦にかける思いは相当なものとなっているはずです。

 名古屋はL.ドミンゲスの欠場が濃厚となるも守備と連携に難があったことを考えると、彼の離脱により守備面ではむしろ向上を望めるものと前向きに受け取りたいです。格上の対戦相手に加えて明日も勝率の悪い記念ユニ着用とアドバンテージを活かせないホームゲームゆえ試合内容に多くを望むのは酷と思われます。必要とあらば結果重視の現実的な戦い方もこの際やむをえないでしょう。とにかく選手達には最後まで攻守に気を抜くことなく全力でプレーを、監督には交代枠を無駄にすることなく戦いきっていただくようお願いしたいです。そして、くれぐれも大量失点だけは本当にご勘弁を・・・。


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J1リーグ第21節 名古屋1-1柏

2014年08月24日 | 名古屋グランパス

 当日の入場者数15,124人・・・
 
 予報通り朝から雷や大雨が降っていたかと思うと時折太陽も顔を見せる不安定な天候となり、開場後には試合中止の可能性もある旨のアナウンスもされていたこの日の豊スタ。鬼門というにふさわしく今年は天候にも恵まれません・・・そして、やっぱり勝てません・・・豊スタで、ホームで勝てません・・・。

 内容自体はさえないチームの現状を思えばまずまずの出来でしたが、追加点が入らないまま頼みのケネディが退くと雲行きは怪しくなり防戦一方の展開。疲労が著しくなった終盤にお約束のように失点を許したのは鹿島戦と全く同じで、その後、事態打開のための手がうたれることがなかったのもまた鹿島戦と全く同じ。西野監督も豊スタの魔物にとりつかれたように静観するだけで今回は交代枠を2つ残したまま試合終了の笛を聞くことに。出場のための準備をし自分の出番を待っていたであろう選手達のモチベーションに影響しなければいいのですが・・・。

 3月以来の連勝でチームの風向きを変える目論見は外れ順位も14位のまま。ただ、終盤及びロスタイムのヒヤヒヤものの展開を観るにつけ鹿島戦の再現も十分ありえたことを考えると、むしろ勝ち点1を失わなかったことに感謝しておくべきなのかもしれません。これで今月の成績は1勝1分1敗・・・次節の川崎戦は本当の意味で重要な一戦となりました・・・。ところでスタジアムから帰る道すがらふと考えたのですが、シーズンを通してホームゲーム1勝のみでJ1残留を果たしたクラブって過去に存在するのでしょうか・・・。


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J1リーグ第21節 柏戦前日・・・

2014年08月22日 | 名古屋グランパス

 J2の京都を相手に主力の多くを温存し予想外の?大差で4回戦進出を決めるも、その内容は限りなく辛勝に近い結果に終わった天皇杯3回戦から中2日、J1残留に向けて絶対に落とせないリーグ戦柏戦に臨む名古屋です・・・。

 リーグ戦再開後は4勝2分で6位と好調の柏は川崎や神戸、浦和を撃破するなど、前節のG大阪に負けじと勢いに乗っているチーム。L.ドミンゲスがチームを去り、田中順也、ハン・グギョンが海外へ移籍、また主力にも怪我人が出ているようですが、栃木からレンタルで獲得したエドゥアルドの活躍もあり、むしろチーム力は上がっている印象です。水曜日の天皇杯ではJ2の千葉を相手に延長、PK戦まで戦ったあげく敗退しており、移動日を含め中2日という日程は肉体的にも精神的にも辛いところでしょう。

 一方の名古屋も中2日の出場となる選手達のコンディションが心配される状況は柏と同じですが、それ以上に気がかりなのはなんといっても明日の試合会場で、残念ながらこればっかりはどうあがいても避けようがございません。しかも今シーズン鬼門突破のために残されたチャンスは明日を含めて2試合のみと、選手に掛かるプレッシャーはさらに大きくなっております。

 ただ、チームは“気持ち”で手にした前節の勝利を期待どおり天皇杯にもつなげてくれました。その天皇杯で我々グラサポが混乱するような選手交代やポジション変更によって可能な限り主力を温存、回避したのも全ては明日の一戦のためだったはずです。巷で話題の「ALS・アイス・バケット・チャレンジ」ではないけれど、今度は天皇杯の勝利を明日のリーグ戦につなげていただければ幸いです・・・。


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天皇杯3回戦 名古屋4-0京都

2014年08月21日 | 名古屋グランパス

 当日の入場者数2,892人・・・
 
 大会規定により出場できないL.ドミンゲス、堅碁、大武の他に楢崎とケネディがベンチを外れ、本多とダニルソンもベンチ入りはするも結果として出場を回避。先発メンバー計7人を入れ替えて臨んだ名古屋に対して、京都も同様に大黒を含めて一部主力を温存、両チーム共にリーグ戦の重要性を考慮した顔ぶれとなりました。

 日は落ちても少し体を動かしただけで汗が噴き出る蒸し暑さの中で行われた試合は、名古屋がラッキーともいえる?力のゴールで先制するも優位に試合を進めることができず、J2チーム相手に多くの時間が守備に費やされる展開。例によって相手の出来と中2日の疲労にも助けられ、結果的に大差はついたものの試合後の西野監督のコメントのとおり“若干上回っていた選手の質”で手にした勝利でした。

 そうはいっても今の名古屋は贅沢を言えるようなチーム事情ではございません。格下相手に敗退も十分考えられるなか、延長戦やPK戦までもつれることなく公式戦2連続完封勝利は上出来といっていいでしょう。現時点で怪我人の情報は入っておらず、敗戦による精神的ダメージを心配する必要も無くなりました。気がかりは3日後のリーグ戦でも先発出場が濃厚な闘莉王や牟田らのコンディションでしょうか。

 何はともあれこれでJ1クラブのメンツだけは保てたと一安心していたら4回戦の対戦相手は浦和ではなくJ2のザスパクサツ群馬に決定・・・どういう巡りあわせか引き続き“番狂わせ”を心配しなければいけない一戦となってしまいました・・・。


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天皇杯3回戦 京都戦前日・・・

2014年08月19日 | 名古屋グランパス

 5連勝中の上位チーム相手に案の定苦戦を強いられながらも、“内容”ではなく“気持ち”で勝りリーグ戦8試合ぶりの勝利をあげてから中3日、久しく味わうことが出来なかった歓喜の余韻に浸る間もなく瑞穂に京都を迎えて天皇杯3回戦に臨む名古屋です・・・。

 明日の対戦相手の京都は毎年あと一歩のところで逃しているJ1昇格実現に向けて6月末に監督交代を行っており、現在リーグ戦ではプレーオフ出場圏一歩手前の7位。両者が公式戦で顔を合わせるのはリーグ戦は'10年、天皇杯は'01年以来となります。今月には至宝ともいえた宮吉を富山へ期限付きで放出する一方で徳島からドウグラスを獲得。昇格のため最優先であろうリーグ戦を考慮してどのようなスタンスで臨んでくるのかは不明ですが、川勝新監督のもとモチベーションを高め総力をあげて挑んでくることだけは確か。石櫃とバヤリッツァの2人とピッチ上での再会の可能性も十分ありそうです。唯一の気がかりは移動日を含めて中2日という厳しい日程でしょうか。

 一方の名古屋も立場こそ違えど京都と似たような状況です。タイトルの可能性が唯一残された大会であり、またJ1チームとしてのメンツを保つ意味でも落とせない一戦ではありますが、G大阪戦の勝利で週末のリーグ戦の重要度がさらに増したことを考えると、西野監督が先発メンバーの一部入れ替えを考えるのも当然といえます。連戦の疲労以外にもただでさえ修正、改善すべき課題は多く、ホームアドバンテージも活かせていないなど名古屋に不安材料は少なくありません。ただ、チームは16日の勝利でこれまでとは違う自信と勢いを得ているはずで、それをリーグ戦だけでなく明日の天皇杯にもつなげていただければ幸いです。それからくれぐれも新たな怪我人と延長、PK戦だけはご勘弁を・・・。


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J1リーグ第20節 G大阪0-1名古屋

2014年08月17日 | 名古屋グランパス

 第13節のG大阪戦から続いていたリーグ戦未勝利を同じG大阪相手にアウェーでストップし8試合ぶりの勝利。4月のFC東京戦以来となる完封劇で西野監督の通算250勝に花を添えております。それにしてもL.ドミンゲスの先制ゴールが決まるも追加点が奪えず、1-0のスコアがタイムアップまで延々続いた時間がどれだけ長く感じられたことか・・・。

 大方の予想通り両チームの実力の差がそのまま表れる試合となったようで、多くの時間帯で劣勢の展開を強いられるも相手のシュートがゴールポストやクロスバーに救われるなど名古屋には珍しく?運も味方した模様。監督も選手も到底満足できる内容ではないだろうし、“相手の出来”に助けられての勝利は相変わらずともいえますが、課題の守備面の修正と改善が見られ絶好調のチーム相手を無失点に抑えた点は一歩前進と前向きに受け取っておきましょう。

 勝ち点3の持つ意味は大きく降格圏を脱出し14位に浮上したものの予断を許さない状況は依然として続いています。一方で怪我の再発が心配された闘莉王はもちろん、この日はケネディもほぼフル出場を果たしベンチには堅碁の他に大武の名前もあって勝利以外にも僅かながら光が見えてきました。監督や選手はとにかくこの勝利を無駄にしないよう何がなんでもチームの復調につなげてほしいもの。最後に途中出場ながら名古屋でのデビューを果たした堅碁君はやはり中盤ではなくトップのポジションで観たいです。


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J1リーグ第20節 G大阪戦前日・・・

2014年08月15日 | 名古屋グランパス

 我が家が一足早いお盆休みを楽しんでいる間、名古屋は本人の意思を尊重し枝村の神戸への移籍を発表、一方でL.ドミンゲスに続く緊急大型補強として新潟から川又堅碁の獲得に成功しております。今回の移籍にあたっては国内の9クラブが獲得に乗り出していたとのこと。リーグ戦では抜群の勝負弱さを見せるも、大物選手の争奪戦ではなぜか無類の強さを発揮する名古屋です・・・。

 開幕当初の想定からおよそかけ外れてしまったであろう戦力プラン、違約金と契約金のための資金繰りや一匹狼タイプの選手がチームに馴染むのかといった心配事はともかくとして、苦境にあえぐ名古屋をあえて移籍先に選んでくれた川又君本人には素直に感謝したいと思います。今の名古屋の選手達のように負け犬精神が染みついていない分、もしかしたら風向きを変えるような活躍も期待できるかもしれません。

 明日の対戦相手G大阪は名古屋とは対照的に再開後は完全復調を果たし、ここまで負けなしの5連勝中と現在最も勢いを感じさせるチーム。低迷していた5月の対戦時でさえ地力の強さと実力の違いを見せつけられているだけに、今回は更に厳しい試合が予想されます。ともすれば“川又の移籍デヴュー”に注目が集まるこの一戦ですが、前節の精神的ダメージが気がかりな牟田を含めた守備面の修正と改善にも期待したいもの。とにかく大量失点だけはご勘弁を・・・。


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J1リーグ第19節 名古屋2-3鹿島

2014年08月10日 | 名古屋グランパス

 当日の入場者数16,369人・・・
 
 まず最初に、失点に直結する初歩的ミスを犯した牟田を私は責めることが出来ません。前日の約束どおりこの日は“若手選手の経験”だけを心の拠り所として鬼門の豊スタに参戦したのですから・・・。もう大昔の話になりますが、デヴューしたての古賀正紘がヘディングで自陣ゴールに叩き込んだオウンゴールをふと思い出しました。

 右SBの人材難に深刻な得点力不足、そして大武がチームを離れたことを受けて矢野、ケネディ、闘莉王を強行出場させた西野監督。賭けといってもいい選手起用が思惑通り実を結ぶも二度のリードを守りきれず逆転負け。実力上位チーム相手に記念ユニを着用して臨んだ試合で“血祭り”は免れたものの、これはこれで精神的にこたえる敗戦となりました・・・。

 ケネディが出場を許された時間内で結果を出したことはもちろん、交代後の戦い方もプラン通りでトレーニングもされていたここと思いますが、残念ながら逃げ切り失敗後はこれといった対応は見られず仕舞い。無理をさせたくなかったのか闘莉王の前線起用もなく 、交代枠も1人残してタイムアップを迎えたところを見ると、どうやら指揮官はそこまでのプランは描けてなかったようです。また、闘将が復帰したこの日も4バックを持続、3バックが本格的に棚上げされたことで、そのトレーニングに多くの時間を費やした中断期間の意味もなくなることとなっております。

 チームは7戦未勝利の2連敗で遂に降格圏の16位に陥落・・・止まらない怪我人、止まらない失点、止まらない未勝利・・・中断前と同様に降格条件をオールクリアしつつ残留争いに臨む名古屋です・・・。


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J1リーグ第19節 鹿島戦前日・・・

2014年08月08日 | 名古屋グランパス

 今月2日の中日新聞朝刊には鳥栖戦前日の名古屋の動向を伝える記事は一切無く、まるで消化試合に入ったシーズン終盤のような扱い・・・。一向に調子が上向かないチームの内情を知りうる立場ゆえのことなのか、リーグ戦前半を終えたばかりだというのに早くも地元メディアにさえ見放されつつある?名古屋です・・・。

 上位チームとの対戦で当然のように敗れ6戦未勝利で15位に後退してから一週間、一刻も早い修正及び改善が望まれる名古屋ですが、負傷交代していた田鍋の長期離脱が確定、矢野の回復も依然として芳しくないようで、悲しいかなチームは右SB問題への対応で手一杯という状況。明日着用が予定されているテレビ塔60周年記念ユニフォームにしても、2年前の惨敗劇がよみがえってしまう私としては“お祭り気分”ではなく“血祭り気分”。前節に引き続き格上・上位チームである鹿島との一戦を迎えるにあたり、名古屋は4試合ぶりの復帰となる闘莉王に期待するしかなさそうです。

 他に今の名古屋にあえて前向きになれる点を探すならば、これから3、4年先にチームの中心になるであろう若手選手達が“(糧にしてくれるか否かは別として)とにかく経験だけは積んでいる”という事実でしょうか。台風の接近に伴なって試合の開催も心配されるなか、明日はその一点だけを心の拠り所にして鬼門の豊スタに参戦したいと思います・・・。


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