FC岐阜2-0アルテ高崎
試合開始1時間前にスタジアムに到着。会場の周辺道路には特にJFL開幕を知らせるような看板等は無し。今シーズンからは有料観戦となるため、どの程度の観客が入るのか気がかりだったが、既に会場は沢山の人でにぎわっていた。観戦者数5,082人はまずまずの入りだろうか。私も今回はご祝儀を兼ねてメインスタンドで観戦した。
中2日の試合ながら片桐、北村、小島のほか主力メンバーが先発。試合開始とともに岐阜が圧倒的にボールを支配、アルテ高崎は徹底して引いて守ってきた。後半、相手に退場者が出てPKで先制するまでは、得点チャンスもあまり無く攻めあぐむ時間がとても長く感じられた。今季はこういう展開の試合が多くなるのかもしれない。
長良川競技場の芝の状態があまり良くないのはちょっと気になったものの、和多田の名物?ロングスローとゴールも見ることが出来たし、なにより記念すべきJFLホーム開幕戦の勝利で2連勝と好スタート出来たことで、選手達の自信にもなったのではないだろうか。
FC刈谷0-2栃木SC
岐阜の試合が終了すると、和多田のインタビューを横目に一路刈谷へ。途中、給油と夕食を調達、到着したのは17:20頃。無事試合開始に間に合った。名古屋の試合結果をチェックすると1-2で敗戦とのこと。3チームの同日勝利はなくなってしまった。
前節は敗戦したものの素晴らしい試合内容だったようなので、かなり期待していたのだが、残念ながらその期待を裏切るような試合だった。中2日の影響があったのか、気合が空回りしたのか、好守共にいいところが無いまま終わってしまった印象。
栃木SCもJリーグ昇格を目指し、多くの元Jリーグ選手も所属しているだけに弱い相手ではないだろう。ただ、得点チャンスが全くなかったわけではなく、決定的なシーンも作ってはいた。2点リードされてからは焦りも出たのか、中央突破をさかんに試みていたが、攻撃に工夫を見せてほしかった。
FC岐阜とは開幕からはっきりと明暗が分かれてしまったFC刈谷。2試合続けてそのスコアまで正反対の結果となったが、これにめげず今後に期待したい。試合終了後はキャプテン浮氣の挨拶とサインボールの投入れを見届け、栃木サポの勝利の歌声が続く会場を後に寂しく家路についた私でした。