支離滅裂、独断と偏見、100%自己満足&自己完結
2008年洋楽アルバムベスト10+15?
01:UNTITLED / NAS
02:THE SLIP / NINE INCH NAILS
03:MODERN GUILT / BECK
04:ACCELERATE / R.E.M.
05:RISING DOWN / THE ROOTS
06:CONSOLERS OF THE LONELY / THE RACONTEURS
07:BLACK ICE / AC/DC
08:DEATH MAGNETIC / METALLICA
09:CHINESE DEMOCRACY / GUNS & ROSES
10:THE RED ALBUM / WEEZER
☆ ☆ ☆ ☆
11:PUNKARA / ASIAN DUB FOUNDATION
12:FLAVORS OF ENTANGLEMENT / ALANIS MORISSETTE
13:NEW AMERYKAH PART ONE / ERYKAH BADU
14:UNIVERSAL MIND CONTROL / COMMON
15:THIRD / PORTISHEAD
16:Með Suð Í Eyrum Við Spilum Endalaust / SIGUR ROS
17:THE LUCKY OLD SUN / BRIAN WILSON
18:WARPAINT / BLACK CROWS
19:THE RENAISSANCE / Q-TIP
20:JUKEBOX / CAT POWER
21:ELECTRIC ARGUMENTS / FIRE MAN
22:COLOURFUL LIFE / CAJUN DANCE PARTY
23:PAPER TRAIL / T.I.
24:EGO TRIPPIN / SNOOP DOGG
25:SEEING SOUNDS / N★E★R★D
etc・・・
クリスマスとはいえ平日のため残念ながら参戦できずNHK-BS1にてTV観戦。
・・・・・名古屋が立ち上りから心ここに在らずといったプレーの連続で失点を重ね、鹿島の快勝というより名古屋の自滅といった方がふさわしい試合だった。(中略)・・・・・看板であるハードワークは勿論のこと、連携も集中力その他何もかもが中途半端。名古屋としては実力を出し切ったうえでの敗北ではないだけに残念だった。 ―以上、当ブログ(6/29)より抜粋―
戦前の不安が見事?的中。やはり一度スイッチの入ってしまったバカンスモードを切り替えるのは難しかったのか・・・。休養十分で相手の倍以上走れなければいけないはずの名古屋が、疲労困ぱい状態であろうG大阪に走り負けていてはどうしようもございません。過ちが繰り返される中断期間中の調整と試合への臨み方も含めて、まだまだ精進の足りない名古屋。今季無冠は当然の結果だと思います・・・。
この試合が名古屋でのラストマッチとなったフローデ・ヨンセンには、ただただ「2年半、本当にありがとう」と言いたいです。我々グラサポはあなたを一生忘れることはないでしょう。(対名古屋戦を除いて)清水での活躍を祈っております。
しぇんぱい:・・・・・。
後輩:・・・・・?!。
しぇんぱい:・・・・・。
後輩:あのー・・・
しぇんぱい:なんだよ。
後輩:もう始まってるんで先輩からどうぞ・・・
しぇんぱい:えーっと・・・・・それにしても来年は大変だよな、名古屋は。
後輩:何がですか?
しぇんぱい:確実に今シーズン以上の内容と結果が求められるんだから。
後輩:当然でしょうねぇ。
しぇんぱい:今年は甘く見てもらえた過ちも来年からは厳しい目で見られるんだろうし。
後輩:それも当然でしょうね。
しぇんぱい:来年も優勝争いや上位争いが出来る補償は何もないんだぞ。
後輩:それはどのチームも同じでしょう?
しぇんぱい:C大阪みたいに最終節まで優勝争いをしながら翌年はJ2に降格という例もあるし。
後輩:・・・・・。
しぇんぱい:あれはクラブ幹部、監督、選手、サポーターが見事なまでに勘違いをしちゃった典型的パターンだよな。
後輩:何回も言ってますけど、これまで似たような勘違いや過ちを散々繰り返してきてる名古屋のことだから、そのあたりのことは痛いほど分かってるんじゃないですか。
しぇんぱい:・・・・・いずれにしてもACLの長距離移動や強行日程による今年のG大阪の低迷や鹿島の序盤のもたつきを見るにつけ、選手個人のレベルアップは勿論、戦術及び戦力の上積みは絶対に必要だ。
後輩:戦術について言えば「月刊グラン」で木村元彦氏が触れてましたよね、ミスターは来年また新しい引出しを開けるだろうって。
しぇんぱい:ボールを取ったら全力で前に上がって行くっていう練習は今年も少しやってたみたいだな。
後輩:ズベズダ仕様の鋭いカウンターですか。
しぇんぱい:とにかく上を目指す以上は今年と同じことをやってるだけじゃ結果は出ないし、クラブの将来にもつながらないことだけは確かだな。
後輩:だから素人の俺達が言ってるくらいなんだから、GMや監督や選手達は十分に分かってますって。
しぇんぱい:・・・・・。
後輩:昨日、清水への移籍が正式発表となったヨンセンの放出はどうなんでしょう。岩本テルはGEXで「手放すのはもったいない」って言ってましたけど。
しぇんぱい:今、グラサポが抱えてる最も大きな不安の一つだな。
後輩:長期的視野というクラブの決断も理解できるし、たしかに夏場に物足りない時もあったけど、ポストプレーやゴール前での存在は捨てがたいですもんね。
しぇんぱい:はっきり言って俺にもわからん。確実に言えるのは来年は清水戦で苦戦を強いられるということだけだ。
後輩:・・・・・多額の移籍金を支払って獲得したダヴィはどうでしょう。
しぇんぱい:最下位のチームとはいえJ1でしっかり結果を出してるし、戦術にフィットさえすればそれに見合うだけの活躍は期待していいんじゃないのか。
後輩:契約期間が複数年ではなく1年にして本人に緊張感を持たせるところなんかは久米GMらしいですね。
しぇんぱい:単に予算がなかっただけだったりして。
後輩:・・・・・ヨンセンの他には藤田、米山、三木、大森の退団が発表されてます。
しぇんぱい:ベテラン選手を軒並み切ってしまった影響はちょっと心配だよな。出場機会が少なかったとはいえ藤田の存在は特に大きかったと思うし。
後輩:ホーム最終戦で素晴らしいゴールを見せてくれた米山も惜しまれますね。
しぇんぱい:年明けに獲得が予定されてるという新戦力がどういうものなのか興味深いところだな。
後輩:若手では須藤と片山が横浜FCへ完全移籍、渡邊と井上もチームを去ります。
しぇんぱい:渡邊ってまだ23歳なんだ。長いこといるんでもうかなりのベテラン選手みたいな印象だけど。
後輩:渡邊は怪我に泣かされましたよね。
しぇんぱい:小川にしても阿部にしても麻也にしてもそうだけど、やっぱりトップに定着する選手達って頭角をあらわすのも早いと思わないか?逆に4年も5年もくすぶってる選手は難しいのかもなぁ。
後輩:・・・・・まあ、渡邊も井上もまだ若いんだし、これから決まるであろう新天地での活躍を祈りましょう。
しぇんぱい:このご時世、サッカー界も例外ではなく厳しいみたいだぞ。
後輩:・・・・・「世界のトヨタ」があんな状況ですからねぇ。
しぇんぱい:お前もトヨタの車2、3台まとめて買ってやれよ。
後輩:・・・・・新戦力としては明治大の橋本、流経大の平木、大体大の松尾、流経大柏高の田口と久場の獲得、ユースからは磯村の昇格が発表になってます。
しぇんぱい:さっきの話じゃないけど、この中から1、2年でトップに定着する選手が何人出てくるかだ。
後輩:レンタル移籍中の青山と豊田の動向も気になるし・・・
しぇんぱい:契約満了によるコーチ陣の入れ替えの影響も気になるな。
後輩:来年からは名古屋出身の伊藤や飯島を昇格させて文字通りファミリーで臨むみたいです。
しぇんぱい:ユースを強化、成長させてくれた朴監督の退団は惜しまれるよな・・・。
後輩:実績からいって、当然他のクラブが放っておかないでしょうね。
しぇんぱい:あとは手術に踏み切った楢崎の回復具合か・・・。
後輩:その楢崎に代わって出場してる西村はどうです?以前よりチームメイトとの連携や信頼関係は良くなってきてるとは思いますけど。
しぇんぱい:いい経験をしてるんじゃないのか。時々見せるイージーミスだけは勘弁してほしいけど。
☆ ☆ ☆
後輩:今年先輩が注目していたホームゲームの集客については残念ながら・・・
しぇんぱい:期待はずれに終わったよな。ラスト2試合こそふさわしい数のお客が入ったけど。
後輩:浦和戦とホーム最終戦を除けば、成績に見合った入場者数だったのはG大阪、鹿島、磐田戦くらいですか・・・。
しぇんぱい:雨の日やカップ戦は相変わらず入りが悪かったし。
後輩:平均入場者数も昨年を多少上回る16,500人程度にとどまったそうで。
しぇんぱい:まあ、この不景気の影響もあるんだろうけどな。
後輩:優勝争いをしてるのにもかかわらずホームタウンである名古屋の街としての盛り上がりにも欠けましたよね。地元メディアも応援番組を除いて取り上げられたのはやっぱり中日ドラゴンズが圧倒的でしたし。
しぇんぱい:悲しいかな名古屋グランパスに関して街をあげての盛り上がりはあまり感じられなかったな。
後輩:所詮はプロ野球の街ですか・・・。
しぇんぱい:それもあるけどやっぱり長年期待を裏切り続けてきたツケってことだろ。
後輩:まあ、今年こうして結果を残したことで来年はもう少し期待できるんじゃないですか。来年のシーズンチケットも売れてるみたいだし。
しぇんぱい:いやいや、信用回復までにはあと3、4年続けて優勝争いでもしないと無理かもしれないぜ。
後輩:・・・・・ところで今年初めてシーズンチケットを買った中日ファンの親父さんのこの一年はいかがでした?
しぇんぱい:前回も言ったけど、カップ戦と雨の日以外は一応全て観戦に来てたし、親父なりに楽しんだんじゃないのかな。
後輩:ドラゴンズがああいう結果に終わっただけに、その分グランパスの快進撃でストレス解消できたんじゃないかと・・・
しぇんぱい:それがそうでもないみたいなんだな。
後輩:はあ。
しぇんぱい:うちの親父の場合、中日の快進撃、好成績があってこその名古屋グランパスでさ。あくまでも上から目線でのサポートのわけだ。
後輩:・・・・・。
しぇんぱい:だから心のよりどころである中日がBクラスに転落して名古屋が首位だった時期なんてかなり複雑な心境だったみたいだぞ。
後輩:さすが筋金入りのプロ野球ファン・・・
しぇんぱい:そんなわけでたまに実家に帰った時は俺も気を使っちゃってさ。
後輩:・・・・・来年はどうされるんで?
しぇんぱい:引き続きシーズンチケットの申し込みはしたらしいぞ。
後輩:そりゃ、ありがたいことじゃないですか。
しぇんぱい:まあな。
後輩:「俺のイナット」とか訳の分からないこと言って、今年はあえてシーチケを買わなかった先輩はどうなんです?
しぇんぱい:発売日にいちいちチケット買いに行くのが面倒くさくて、今年も結局ハーフのシーチケを買っちゃったし、今回は素直に申し込んだよ・・・。
後輩:・・・・・これも人を前向きにさせるピクシーのおかげですか。
しぇんぱい:かもな・・・。
☆ ☆ ☆
後輩:えー、じゃあ最後になってしまいましたけど明日の天皇杯準々決勝について。名古屋は5回戦で磐田をやぶったG大阪と神戸で対戦します。
しぇんぱい:G大阪は4日前までクラブワールドカップを戦った影響が、名古屋は休養を含めて実戦から二週間以上遠ざかっている影響がどう出るのかだな。
後輩:20日に行われた試合で準決勝の相手は横浜FMに決まりましたね。
しぇんぱい:J2の鳥栖じゃなくてよかったな。
後輩:・・・・・で、決勝の相手はFC東京と柏の勝者です。どっちが勝っても相手に不足はないけど、国立でパルちゃんに会えないのが残念だなぁ・・・。
しぇんぱい:お前、そんな先のことより明日の試合を心配した方がいいんじゃないのか?
後輩:・・・・・G大阪は二川と佐々木が怪我で欠場が濃厚です。
しぇんぱい:名古屋はヨンセンとマギヌンが強行出場だ。
後輩:・・・・・G大阪は明神もオフに手術を検討してるとかで万全ではないみたいです。
しぇんぱい:それを言うなら名古屋は玉田も怪我を抱えてるみたいだぞ。
後輩:・・・・・。
しぇんぱい:G大阪は来年のACL出場権がかかってるし、なにより名古屋は苦手の中断明けの試合だからな。
後輩:・・・・・名古屋が天皇杯で優勝すればACLの出場権を得られる大分も明日の試合に注目してるんでしょうねぇ・・・。
しぇんぱい:知ったことかよ。隣の庭は一切気にせず戦うだけだろ。
後輩:できることなら元旦にヨンセンの惜別ゴールを見てさよならを言いたいなぁ。
しぇんぱい:俺は名古屋のサッカーを見せてくれれば満足かな。
後輩:勝っても負けても?
しぇんぱい:じゃあ、名古屋のサッカーを見せ続けてくれ・・・としておこう。
後輩:・・・・・前回優勝時にはトーレスの退団が決まってたし、今回も何か起こるかも・・・
しぇんぱい:今回は決勝の相手が広島じゃないからなぁ・・・。
後輩:・・・・・明日はそれこそ“パリのクリスマス”のようなサッカーを見せてほしいですね。
しぇんぱい:この際、勝ってくれれば神戸ルミナリエ程度でもいいけどな。
後輩:・・・・・ちなみに先輩の元旦の予定は?
しぇんぱい:一応、参戦の予定はしてあるぞ。
後輩:おっ、やっと出ました前向きなコメント。それもピクシー効果ですか?
しぇんぱい:いや、そうすりゃ元旦にあげる甥っ子達のお年玉を回避できるかなと思ってさ。
後輩:・・・・・。
後輩:しぇ、しぇ、しぇ、しぇんぱーい!メリ~クリスマス・イブイ~ブ!!長いようで短く、短いようで長かった2008シーズンのJ1リーグが終了、我らがピクシー率いる名古屋は目標のトップ5入りを果たしただけでなく、3位入賞で来年のACL出場権も獲得、悲願のリーグ優勝こそ逃したものの去年の11位からの大躍進でフィニッシュで~す!!!
しぇんぱい:・・・・・。
後輩:去年は予選で1勝さえできなかったナビスコカップも4大会ぶりにベスト4に進出しましたし。
しぇんぱい:・・・・・。
後輩:昨日行われたJリーグ・アウォーズでは楢崎と小川がベストイレブンに選出、小川は新人王とのダブル受賞で、なんと来年から背番号10を引き継ぐそうでーす!
しぇんぱい:・・・・・。
後輩:去年11月のサカダイのインタビューでピクシーが答えていたとおり、まさに「神が地上に降り立ち、すべてがドラマティックに変わり、勝利の喜びを一緒に味わい、微笑を浮かべ、名古屋を誇りに思える1年」となりましたよね!!
しぇんぱい:・・・・・。
後輩:どうしたんすか?先輩、黙り込んじゃって。もしかしてあまりの好成績、好結果に感極まって泣いてるんじゃ・・・
しぇんぱい:泣くかよ、こんなとこで。
後輩:いるならちゃんとしゃべって下さいよ、会話が成立しないじゃないですか。
しぇんぱい:お前がしゃべらせないんだろうが。まったくこんなクソ忙しい時期に呼び出しやがって・・・
後輩:しかたがないでしょ、去年までリーグ最終戦前日にやってた総括が今日になったのも、名古屋が天皇杯も順調に勝ち抜いて6大会ぶりにベスト8に進出した結果なんですから。文句があるんなら「天地を揺るがすような偉大な成功」をもたらしてくれたミスターに言って下さい。
しぇんぱい:・・・・・。
後輩:で、どうだったんです?去年の今頃はクラブ首脳陣に対して不信感丸出しでくだをまいてた先輩にとっての今シーズンは。
しぇんぱい:どうもこうも、降格の覚悟もしてた俺としては予想以上の成績だったんで大満足に決まってるだろ。今までに味わったことがない幸福なシーズンを過ごさせてもらって監督や選手及びスタッフには感謝の言葉もないよ。
後輩:またずいぶんと素直な感想なんですね・・・。
しぇんぱい:もっとも「今年に限っては」っていう注釈がつくんだけどな。
後輩:・・・・・3年計画の最終年にあたる今年の目標でもあった優勝争いまで見せてくれるなんて、とてもじゃないけど考えられなかったですからねぇ。
しぇんぱい:お前はどうだったんだよ。
後輩:リーグ最終節まで優勝争いをする名古屋をサポートできたのはもちろん幸せで良かったんですけど、今思うとただひたすら純粋に悲願のJリーグタイトルを願う自分と、あくまでもステップアップのためのシーズンなんだって自らに言い聞かせる自分が常にせめぎ合うシーズンでもありましたね。
しぇんぱい:なんだかお前らしくないセリフだな。
後輩:でも、多くのグラサポの皆さんがそうだったんじゃないですかねぇ。優勝とチーム再建のはざまで思い悩み苦しむ日々っていう・・・
しぇんぱい:でも聞いた話じゃ、優勝のかかったリーグ終盤は緊張のあまり飯がのどを通らない日もあったそうじゃないか。
後輩:俺は先輩と違って、それくらい真剣だったってことですよ。
しぇんぱい:チーム再建が最優先、上位争いで十分と言っておきながらしっかり優勝を願ってたんだろ?去年までのことを考えたら出来過ぎといってもいい成績なのに、人間の欲望ってのは恐ろしいもんだな、まったく・・・
後輩:まともなグラサポなら当然のことだと思いますけどね。老い先短い先輩こそ目の黒いうちに優勝が拝めるかもしれないチャンスだとは思わなかったんですか?
しぇんぱい:そりゃ、俺だってゴールが決まれば喜んだし試合に勝てば嬉しかったし首位に立てば興奮もしたけど、とにかく今年は極力優勝こだわらないように努めてたからな。おかげでチームやサポーターを客観的に見ることができた貴重な1年になったよ。
後輩:・・・・・だけどどうせならタイトル1つはほしかったよなぁ。
しぇんぱい:まだ天皇杯があるじゃないか。
後輩:先輩が可能性があると言ってたとおり、ナビスコカップにはあとちょっとで手が届くところまで行ったんですけどねぇ・・・。
しぇんぱい:商売優先の浦和枠にも助けられてな。
後輩:・・・・・結果として予想以上の力と運で優勝を果たす大分の前に散ったわけですけど。
しぇんぱい:終わってみれば第1戦が全てだったよな、別に阿部を責めてるわけじゃなく。
後輩:名古屋の選手やサポーターに不評だった大分のあの戦い方はどうなんです?
しぇんぱい:あれは大分サポーターの賛同は得られてるんだし、悔しいけど何も言えないぜ。文句があるなら勝ってからにしろってことだろ。
後輩:リーグ終盤にかけてのもたつきといい、結果的に2位の座を明け渡すことになってしまったリーグ最終戦といい、ああいう勝ちきれなさは課題ですよね・・・。
しぇんぱい:勝ちゲームをたった1ゴールでひっくり返されるメンタリティとかな。
後輩:クロスボールの精度とか・・・。
しぇんぱい:ハラハラドキドキヒヤヒヤ感満載のセットプレーとか。
後輩:・・・・・。
しぇんぱい:だから言ってるだろ、名古屋にはまだまだ渡るべき川が多いって。
☆ ☆ ☆
後輩:・・・・・シーズン後半で印象に残った試合はありますか?
しぇんぱい:J開幕当初から名古屋を見守ってきたオールドファンとしては、やっぱりカシマスタジアムでの初勝利かな。
後輩:ひねくれ者の先輩にしては真っ当な答ですねぇ。
しぇんぱい:そういうお前はどれか当ててやろうか?
後輩:はあ。
しぇんぱい:ロスタイムにヨンセンがPKを決めて優勝に望みをつないだアウェイの京都戦だろ?
後輩:・・・・・。
しぇんぱい:ホント、分かりやすい奴だよお前は。
後輩:先輩だって参戦したじゃないですかぁ、感動しなかったんすか?あの劇的勝利に・・・
しぇんぱい:悪いけど俺は目先の勝利や優勝より5年、10年先のクラブの未来を見てるんで。
後輩:で、結局優勝を見ることもなくそのまま一生を終えると・・・
しぇんぱい:・・・・・。
後輩:ちなみに忘れてしまいたい試合はあります?俺は悪夢の逆転劇を見せられたアウェイの柏戦ですけど。
しぇんぱい:それを言うならアウェイの千葉戦だろ。1-0のリードで終えたハーフタイムを境に名古屋の今シーズンの流れが変わってしまったんだから。
後輩:マギヌンの離脱も重なって勝てなくなりましたよねぇ・・・。
しぇんぱい:謹慎処分の時もそうだったけど、存在の大きさを痛感させられたな。
後輩:今年先輩が期待してた玉田はどうでした?
しぇんぱい:ピクシーのもとで輝きを取り戻したとはいえ、シーズンたった4ゴールはちょっと物足りないぞ。
後輩:でも守備やチャンスメイクにも献身的だったし、プレーでチームを引っぱってくれたことを考えれば・・・
しぇんぱい:俺は11番を背負う選手には厳しいんだ。お前は直志に注目してたんだっけ?
後輩:希望してた中盤の底で見事に復活しましたよね、直志。
しぇんぱい:あれでゴールも何本か決めてたら即日本代表だ。
後輩:本人曰く「ゴールは無かったけど、これまでで一番充実したシーズンだった」そうです。
しぇんぱい:でも、あの決定機でのボヨヨンシュートはなんとかならないのかな。
後輩:・・・・・それにしても本田とジョンウが去って、今年の大型補強といえばマギヌンとバヤリッツァの2人。去年とそれほど変わらない戦力でこんな成績が出せたことは意外だったし今後の自信にしていいですよね。
しぇんぱい:慢心は困るけどな。
後輩:・・・・・期待の大きかったベルデニックやフェルフォーセンも成しえなかった仕事がピクシーにはなぜ出来たんでしょうか。
しぇんぱい:やっぱり巷で言われているとおり、名古屋グランパスというチームを知り尽くしていたのが大きいんじゃないのか?
後輩:選手として7年間過ごしたんですからねぇ。
しぇんぱい:当然クラブ首脳陣の対応も違うだろうし。名古屋の伝説の人物に恥をかかせちゃいけないって。
後輩:・・・・・オシムさんも言ってますね、現役時代から監督に必要な資質・・・即ち勇気と即興性、信念と哲学を持っていたって。
しぇんぱい:以前、スネジャナ夫人が「彼はまわりの人間を前向きな気持ちにさせる」みたいなことを話してたんだけど、それが一番大きいんじゃないのかな。再生した玉田や直志にしてもそうだし、たとえ優勝の可能性が低くてもあれだけ多くのグラサポをはるばる大分の地まで参戦させたのは監督がピクシーだったこともあるだろ。
後輩:そういう星の下に生まれたスペシャルな人ってことですか。
しぇんぱい:6試合勝てなくても神風が吹いて優勝争いに踏みとどまっちゃうんだから。
後輩:やっぱり将来は日本代表監督に引き抜かれちゃうのかなぁ・・・。
しぇんぱい:何しでかすかわからない川渕や犬飼のことだ、そう遠くない話かもしれないぞ。
後輩:勘弁してくださいって・・・。
しぇんぱい:せいぜい現日本代表監督の成功を祈ることだな。
☆ ☆ ☆
後輩:・・・・・シーズン前半同様、試合内容に関しても宣言どおりシーズンを通してスタイルを変えることなく目指すサッカーを見せ続けてくれましたね。
しぇんぱい:その点に関してはクラブ幹部及び監督や選手は勿論、サポーターも含めて一切ブレがなかったよな。
後輩:引分けをはさまない純粋な連敗は2回だけ、去年はたった1回しか無かった逆転勝利が5回です。
しぇんぱい:俺達がずっと求め続けていた将来に希望が持てるサッカーを見せてくれたし、名古屋グランパスの憲法となるサッカーを示してくれたんじゃないのか?
後輩:ただ、アウェイの鹿島戦あたりからその戦い方も少し変わって、リードした試合終盤はあえて守って逃げ切るというパターンの選手交代が目立ちました。
しぇんぱい:でも、逆に守りきって確実に勝つという戦い方は多分開幕当初にはできなかったことだぜ。
後輩:確かにそうですけど・・・。
しぇんぱい:一方でへたに優勝争いなんかしちゃったおかげで若い選手達を起用するタイミングを失って先発メンバーが固定されすぎちゃった感もあるけどな。
後輩:去年の浦和みたいに?
しぇんぱい:それこそ7位とか8位あたりだったらもっと気楽に選手を入れ替えて若手に経験を積ませる采配も許されたんだろうけど・・・
後輩:たしかに一部の選手に負担はかかってましたよね、阿部とか直志とか。
しぇんぱい:個人的にはたとえああいった状況でももう少しチャレンジしてほしかったけどな。花井とか織部とか佐藤とかをもっと出場させて・・・
後輩:それは難しいところでしょうねぇ・・・
しぇんぱい:そう考えると、優勝のプレッシャーもあまり気にせず、のびのびと楽しんで試合をしてたホームの大宮戦や清水戦あたりが一番いい時期だったのかなぁ・・・。
後輩:えー、ではここで一旦・・・
しぇんぱい:CMか?
後輩:・・・・・。
(多分)明日に続く・・・
名古屋 1-3 広島
刈谷ウェーブスタジアムで行われたJユースカップ2回戦。開始1時間前にはガラガラだった席も試合直前には結構なお客で埋まっていた。同夜に豊スタで行われたCWCの取材で来名していたのか、後藤建生氏(←多分)その他メディア関係の方々の姿も多数見られた。
対戦相手が昨年と同じ2回戦で延長を戦ってやぶれた広島だけに、リベンジを胸に秘めて臨んだ選手も多かったと思われる名古屋は、立ち上がりこそ攻勢に出てチャンスも作ったが、徐々に相手のペースの試合となり、途中広島に2人の負傷者が出て予期せぬ選手交代もあったが、この展開は試合終了まで変わらなかった。
前半を0-1で終え反撃に出たかった後半、逆に相手の2点目が決まるとその後は焦りからか攻撃が中央に偏り、無謀な突破を試みては堅い守りに跳ね返されるばかりで、ゴールの気配は感じられず、3-0でほぼ試合が決まってしまった終盤に相手のミスをついて1点を返すのがやっと。結局、選手の交代枠を1人も使うこともなくタイムアップとなった。
これで今シーズンのU-18ユースの全日程は終了。プリンスリーグ1位、高円宮杯準優勝と目に見える形で結果を出したことは自信にしていいでしょう。来シーズンからのトップチーム昇格が決まっている磯村に期待したい。そして、ぬるま湯体質だったユースチームをここまで強化、成長させてくれたパク監督には心から感謝したいし、引く手あまたであろう新天地での活躍を祈りたいと思います。
瑞穂でのホーム最終戦では攻撃はもちろんのこと、前線からの献身的な守備も披露し、おまけにゴールまで決めてミスターに猛アピール?していた札幌のダヴィの獲得が正式に発表された。
テクニック、スピード、得点能力、ファイティングスピリットを持ち合わせポストプレーもこなし(以上、中スポより)、今季は26試合16ゴールで得点ランキング2位とJ1でも通用することを証明、ヨンセンに代わるFWとして十分に期待できる反面、シーズン中に平気で就職活動をやってしまう“素行”の面がやや心配。とはいえ、そのあたりのことは久米GMがしっかりケアしてくれるでしょう。ユベントスの元GM“ドン”ルチャーノ・モッジ曰く「本来ならば飼いならすことが不可能と思われるような厄介な連中を束ねてこそ優れたGM」なんだそうで。
今回ダヴィを手放すことになったコンサドーレ札幌には、シーズン最終戦で名古屋に援護射撃が無かったのにもかかわらず?満額の移籍金を払ったのですから(←多分)、是非とも有効に使っていただき、「市民、道民に愛されるクラブ」となってまたJ1で対戦したいものです。
本日の入場者数メインスタンドほぼ満員・・・
札幌にも大分にも名古屋の風は吹かず、ここ瑞穂には寒風が吹いていた・・・
メインスタンドのみを開放して行われた初のパブリックビューイング。のんびりと開場時間に合わせ到着して目に入ってきたのは正面広場からバックスタンドまで続く長蛇の列だった。グランパス君のお出迎えはうけたものの、先着1000名にサービスの“暖かい飲食”には残念ながらありつけず。
大分のペースで進んだ前半を0-0で折り返し、後半は名古屋のサッカーを体現し決定機を作るが決めきれず、逆に何度も危ない場面を作られるもこれをなんとかしのぎ、結局今シーズンは引分けに始まり引分け終わった名古屋。
優勝を逃したことについては他力本願の展開となった今節を悔やむのではなく、ここまで名古屋に少なくとも3回は吹いた風を味方にできなかったことを悔やむべきなのだろう。そしてタイトル獲得のためには今日のような試合を少なくしていかなければいけないということをあらためて痛感した。
優勝の条件が厳しかったということもあって、ある程度の覚悟はできていたのか試合後に会場を後にするサポーターの顔に悔しさは見られず、むしろ満足感や達成感を感じていた方がほとんどだったと思う。開幕前に降格も覚悟していた私もそれは同様で、目標のトップ5入りを達成しただけでなくACL出場権まで獲得し、将来に希望の持てるシーズンにしてくれた監督と選手達には心から感謝したい。
最後に今シーズンのこの成績が決して来シーズンの優勝争い参入を約束するものではないということ、そして周囲の期待や強行日程等、確実に厳しく苦しいシーズンになることだけは肝に銘じておきましょう。
名古屋に風は吹くことなく、
鹿島が磐田相手に勝利をおさめたその翌日、
聖地・瑞穂で行われたホーム最終戦、
大森、米山、三木、渡邊の退団が発表、
怪我の楢崎と、
吉村と玉田を出場停止で欠きながらも、
開始直後から札幌を圧倒、
小川のFKで先制し、
杉本が追加点をあげ、
降格の決定したチーム相手に大勝かと思いきや、
その後に訪れた決定機をことごとく外し、
後半にミスから1点を返されると、
もはや“パリのクリスマス”どころではなく、
一転して接戦を強いられる展開に、
またも悪夢の再現が頭をよぎるも、
ロスタイムに米山の素晴らしすぎるFKで突き放し、
なんとか優勝争いにとどまった名古屋・・・
明日はリーグ最終戦、
対戦相手の大分は、
ナビスコカップで初タイトルを獲得するも、
一足早くリーグ優勝争いからは脱落、
天皇杯も4回戦で敗退、
念願のACL出場のためには、
リーグ戦での3位入賞しかなくなり、
なによりホーム最終戦で敗戦など許されるわけがなく、
試合に懸ける思いとモチベーションの高さは相当なもの、
一方で“悲願のなんとかかんとか”のために、
まずは勝利が前提の名古屋も同様、
瑞穂では初のパブリックビューイングが決定、
ミスターの家族も来日し、
選手とスタッフを合わせ総勢60人での大分入りを決行、
玉田と吉村が出場停止明けながら、
楢崎のリーグ戦復帰は遂にかなわず、
怪我を抱えるヨンセンも強行出場と、
お互いに厳しい戦いは必至だけれど、
この時期にこの順位で戦える喜びをかみしめ、
隣の庭は一切気にすることなく、
ただ輝けるクラブの未来のために、
名古屋のサッカーを見せてくれ!!!
ればいいのです・・・
ENJOY NAGOYA! ENJOY FOOTBALL!
And Never Give Up For The Win.
当日の入場者数19,890人・・・
お客がたくさん入っても勝てたグランパス・・・
前売りチケットが完売。開場が30分早められホーム側自由席はあっという間に満席となった聖地・瑞穂。日が落ちてからの風が冷たく寒かったけれどサポートは熱かった。やはり満員のスタジアムで試合を観るのは気持ちがいいものです。
小川のFKと杉本のゴールで2点を先行、その後も追加点のチャンスを作りまくるも決めきれず、後半に不運なミスから1点を返されると、楽勝&大勝ムードだった試合が一転して接戦という展開に前節、前々節の再現が頭をよぎったのは私だけではないはず。ロスタイムでの思いもかけない米山の惜別ゴールで終わってみれば3-1のスコアも、素直に快勝といえないところが今の名古屋。引き続きレベルアップに励みましょう。
いよいよリーグ戦もラスト1試合。この時期にこの順位で戦うチームをサポートできる喜びをかみしめて、ミスターの言葉どおり隣の庭は一切気にすることなく選手と一緒に試合を楽しむだけです。