4月のTDK SC戦以来の観戦。18:00キックオフとはいえ、日差しも強く十分暑さの残る中で始まった試合。FC刈谷が気迫の守備と集中力を見せて中山のゴールを守りきり、ホームで嬉しい後期初勝利をあげ連敗を5で止めた。刈谷の勝利は6月9日のガイナーレ鳥取戦(ちなみにこの試合も1-0の完封勝利)以来。
原賀に代わり高橋がDFとして先発するなど若干のメンバー変更をして臨んだこの試合、三菱水島が終始主導権を握りチャンスを作っていたが、この日の刈谷は守備意識が高く、絶対に得点を与えないという気迫が選手全員から伝わってきたし、攻撃についても前への意識が強く出ていたと思う。
後半もホームゲームとは思えない判定もあり苦しい時間が続いたが、ファウル覚悟の厳しい守備を最後まで続けることが出来ていた。監督もチームが機能していると感じたせいか、選手交代も終了間際に(それも時間稼ぎ気味に)おこなっただけ。今回の戦いぶりにかなり手応えをつかんだのではないだろうか。次節以降、三菱水島SC戦がターニングポイントだったといえるような快進撃を期待したい。