赤鯱にこんがらがって

再び真の強豪クラブを目指す名古屋グランパス・・・
J1、そしてアジアの頂点を目指すべく共に戦おう!!

FC刈谷1-0三菱水島SC

2007年07月29日 | FC刈谷

 4月のTDK SC戦以来の観戦。18:00キックオフとはいえ、日差しも強く十分暑さの残る中で始まった試合。FC刈谷が気迫の守備と集中力を見せて中山のゴールを守りきり、ホームで嬉しい後期初勝利をあげ連敗を5で止めた。刈谷の勝利は6月9日のガイナーレ鳥取戦(ちなみにこの試合も1-0の完封勝利)以来。

 原賀に代わり高橋がDFとして先発するなど若干のメンバー変更をして臨んだこの試合、三菱水島が終始主導権を握りチャンスを作っていたが、この日の刈谷は守備意識が高く、絶対に得点を与えないという気迫が選手全員から伝わってきたし、攻撃についても前への意識が強く出ていたと思う。

 後半もホームゲームとは思えない判定もあり苦しい時間が続いたが、ファウル覚悟の厳しい守備を最後まで続けることが出来ていた。監督もチームが機能していると感じたせいか、選手交代も終了間際に(それも時間稼ぎ気味に)おこなっただけ。今回の戦いぶりにかなり手応えをつかんだのではないだろうか。次節以降、三菱水島SC戦がターニングポイントだったといえるような快進撃を期待したい。


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アジアカップ 3位決定戦 

2007年07月29日 | 日本代表

 日本はオーストラリア戦と同様、多くの時間を1人多い状況で戦い、数多くのチャンスを作りながら延長戦でもゴールを奪えず、PK戦にまで持ち込まれ敗れた。韓国も3位に入賞したとはいえ今大会はわずか1勝、総得点3点という低調な成績。その内容も乏しく明るい未来は感じられないもので、大会終了後にピム監督は辞任を表明している。

 この試合にはメンバーを入替えて臨むことも示唆していた日本だったが、結局代わって先発したのは山岸1人だった。前日までの移動のトラブルもあり選手の疲労は相当なものだったはずだし、フレッシュな選手の先発起用、活躍に期待していたのは私だけではなかっただろう。オシム監督によればレギュラー選手にもう一度与えたかったとのこと。そして今回の結果を受けて今後は代表メンバーを一新する考えだという。

 そもそも今回の代表に関してはレギュラーと控え選手との間に明らかに質の差があったことで、ここまでの試合で主力選手を温存して戦うことが出来なかったことの方が問題だった。固定化されたレギュラーと固定化された交代メンバー。登録された選手全員で戦えなかった不満は残るが、それはオシム監督自身が一番感じていることだと思う。 

 三連覇は勿論、次回予選免除のシード権まで失ったことは残念だった。が、前大会二連覇を果たしたものの、その後は停滞してしまった日本代表に比べれば、今の代表は進歩のための伸びしろはまだ十分あると思うし期待出来ると思っている。オシム体制の継続と今後の成長を見守っていきたい。


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アジアカップ 対サウジアラビア戦

2007年07月26日 | 日本代表

 今大会二度目の?「実質上の決勝戦」。日本はサウジアラビアに二度のリードを許しながら中澤と阿部のゴールで追いつくも、三たびリードを許し力尽きた。昨夜はジョンウのPK失敗と日本の敗戦という辛いシーンを2回も見ることになってしまった。

 昨日のサウジアラビアは日程や移動による負担を感じさせず、逆に日本の選手は我々が思った以上に疲労の蓄積があったようで、動きが鈍くプレーにキレが見られない。頼みの組織的プレーも精彩を欠き、その上日本が終始追う展開になってしまったのだから余計に苦しかった。

 試合後に中村俊が「個人技を出すタイミングがまだ難しい」とコメントしているように、日本は攻守において組織的なプレーの中での個の力がまだ生かしきれていない。それが今後の課題の一つといえる。

 3位決定戦の相手は第一試合でイラクに敗れた韓国。2試合続けてのPK戦で疲労は大きいかもしれないが、対日本戦ではまた特別な力を発揮するだけに厳しい試合になるだろう。


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FC岐阜●、FC刈谷●・・・

2007年07月24日 | FC岐阜

FC岐阜 0-2 栃木SC

 FWにDFの櫻田を先発させる奇策も実らず完封負け。これで後期は依然勝ち星なしの1分3敗で順位も一気に5位に後退、今季初めてのJ2昇格圏外にランクされた。前半だけで2失点はただでさえ得点力不足(守備力も?)に悩むチームにとって重かったに違いない。J昇格を目指すクラブだけに試合結果は勿論大切だが、そもそも組織的なサッカーへの移行は進んでいるのか、その試合内容が一番気になるところ。次節は12位の佐川印刷SCとのアウェイゲーム。

 

TDK SC 5-2 FC刈谷

 前節FC琉球戦では8得点で圧勝したTDKに先制を許すも、伊藤と宮田のゴールで一時は逆転に成功。が、その後崩れるように失点を重ねて逆転負け。後期4試合を終わって早くも12失点、1試合平均3失点はさすがにキツイでしょう。次節は三菱水島FCとのホームゲーム。まずは守備を最優先して無失点で90分を終えたい。


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アジアカップ 対オーストラリア戦

2007年07月23日 | 日本代表

 両チームともに無得点で前半を終えて迎えた後半24分、オーストラリアのCKから失点。低い弾道で入れられたボールをニアサイドで処理しきれずファーサイドまで流してしまい、これをアロイージに決められてしまった。それまで集中を切らすことなく戦っていた日本の唯一といってもいい大きなミスだった。が、1年前に続く日本の敗戦を考える間もない3分後、高原の技ありのゴールで同点に。単なる起死回生のゴールではなく、「あの時とは違う日本代表」を証明するゴールでもあった。

 その直後には相手選手が退場となり、更に優位に立った日本だったが、結局1-1のまま延長戦でも決着がつかずPK戦へ。前大会と同様に川口の神がかりセーブもあり、最後は中澤が落ち着いて決め日本が勝利を手にした(高原の「宇宙開発」はお粗末でした)。

 この日の日本は良い内容のサッカーをしながらも、ゴールへの意欲が希薄に感じられた。1人少ない相手チームの守備が整うのを待つような遅攻しかできず、またバテバテの相手DFに対してドリブルでチャレンジするシーンもなかった。延長戦では矢野を入れてパワープレーを狙った(私はそのように受け取った)にもかかわらず律儀にパスをつないでいたし、同点ゴールのシーンにしても、中村俊のクロスボールを巻が折り返し、高原がフェイントでかわしてシュートを打つまでの間、FW2人以外に日本の選手は誰もゴール前につめていなかった。試合後のオシム監督が「日本のサッカーが完成の域に達していない」と表現した理由の一つかもしれない。

 オーストラリアに対するリベンジについても、90分で決着できずPKにまでもつれてしまったということで、個人的には半分達成といった心境。ただ、今後も様々な状況下で顔を合わせることを考えれば、今回の勝利は「リベンジ」以上に大きかったともいえる。準決勝の相手は予想通りサウジアラビアとなった。相変わらず個人技頼みの堅守速攻のサッカーだが、UAE戦での失点シーンを頭に入れて戦えば道は開ける・・・と思っています。


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アジアカップ 対ベトナム戦

2007年07月17日 | 日本代表

 開始早々に相手CKからの失点で先制を許すも、直後に中村俊のアシストから巻の(待望の)ゴールで同点に。試合のペースをつかんだ日本が遠藤のFKで逆転、さらに中村俊と巻のゴールで得点を追加し4-1の快勝。グループ1位で決勝トーナメント進出を決めた。

 心配された高原と鈴木も無事に出場、先発はUAE戦と同じメンバーとなった。立ち上りからぎこちないプレーの続く日本を攻め立て、CKからオウンゴールによる失点。中盤でのプレスが甘く、一時はボール支配率でベトナムが上回る時間もあった。ただ、失点後も日本の選手達は冷静だったとのこと、それが5分後の同点ゴールにつながったのかもしれない。

 疲労が心配された後半も、大差がついてしまったことでベトナムの運動量も上がってこない。というより、その時点で1-1だったUAEとカタールの結果待ちに切り替えていた感があり、終盤にはグループ2位が濃厚になったことで、ベトナムも無謀な攻撃をしかけることもなくそのままタイムアップとなった。無用な失点は勿論、怪我やイエローカードが心配だった日本にとっても好都合だった。

 カタール戦のドロー劇で始まったグループリーグも、3戦を終えて2勝1分の勝ち点7でB組1位と実力どおりの結果となった。準々決勝の相手はほぼ1年前、ドイツで苦い思いをさせられたオーストラリア。今大会の優勝候補といわれた彼らも、初めてのアジアでの戦いに戸惑い気味のようでグループ2位。試合会場の移動、環境の変化で選手への負担は必至。なにより今の日本は戦術も秩序も無かった昨年とは全く別のチームといっていい。当然油断は禁物だが雪辱のチャンスは十分にあると思う。


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FC刈谷●、FC岐阜●・・・

2007年07月17日 | FC刈谷

FC刈谷 1-3 Honda FC

 軟弱者の私は台風の接近で予定していた観戦を断念。大雨のなか行われた試合、一時の不調から脱したHonda FCが刈谷のミスをついてあっさりと2得点。後半に酒匂のゴールで1点差に追いすがるも、その後とどめの3点目を決められ試合終了となった。上位チーム相手に刈谷が攻め込む時間帯もあったようだが、これは改善(または復調?)の兆しと見ていいのでしょうか。次節は昨日FC琉球に8-0で圧勝したTDK SCとのアウェイゲーム。

 

流通経済大学 2-1 FC岐阜

 台風の影響で1日延期となった流通経済大学戦。勝ち点3をとりたかった中位チーム相手に2得点を許し、終了間際に岩田のゴールで1点を返すのが精一杯。決定力不足は深刻のようです。順位こそ3位と変わらないものの、5位以下との勝ち点差が気になる状況になってきている。この試合、怪我で戦列を離れていた高木和正が復帰、即先発出場したのが唯一の?明るい話題でしょうか。次節は現在10位の栃木SCとのホームゲーム。


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アジアカップ 対UAE戦

2007年07月14日 | 日本代表

 高原の2ゴールと中村俊のPKによるゴールで勝利。何としても欲しかった勝ち点3を獲得しグループ首位に立ったとはいえ、1人少ない相手にドリブルからの速攻を許して1失点。あの時点で相手チームの唯一の戦い方だと分かっていてもやられる「アマチュア」な一面も見せた試合となった。

 この試合は巻と高原との2トップ、怪我の癒えた駒野も先発で復帰。初戦とは違って、後が無いUAEが序盤から積極的に攻め込んできたこともあり、ボールも人も良く動いていた。そのいい流れの中から先制、追加点も決め優位に試合を進め、運動量が落ちた後半もなんとか凌ぎきり、また終了間際の時間もうまく使って試合をクローズ。不用意な失点を除けば理想的な試合内容だったのではないだろうか。

 敗退が決まったメツ監督率いるUAEは、1月のガルフカップ優勝後あらためて代表の再構築にかかっているとのこと。確かに現時点ではチーム作り半ばという印象で、もしかしたらグループ中最も状態の良くないチームだったかもしれない。後半には精神的にもキレてしまったせいかラフプレーが増え、日本の選手が削られるたびにヒヤヒヤして見ていた。

 引分け以上で1位通過が決まるとはいっても、次のベトナム戦は厳しい試合が予想される。主審の判定を含めて地元の利を最大限に生かして挑んでくるだろう。運動量が確実に落ちるであろう後半の戦い方が最大のポイントか。あとは体調不良の高原と接触プレーで退いた鈴木の状態が気になるところ。

コメント (1)
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U-20ワールドカップ 対チェコ戦

2007年07月13日 | 日本代表

 当ブログではフォロー出来なかったけれど、グループリーグを堂々たる試合内容で戦い決勝トーナメント進出を決めたU-20日本代表。1位通過できたことで会場の移動もなく、またナイジェリア戦で主力を温存できたことは文句なしの結果だった。

 ベストメンバーで臨んだ日本は前半22分にCKから槙野の豪快なヘッドで幸先良く先制。試合前の情報どおりコスタリカと似たようなチェコを相手に、1対1での競り合いでは手を焼く場面もあったが、ほぼ日本のペースで1-0のまま前半が終了した。

 後半開始早々に獲得したPKでの追加点のチャンスに森島が決めて2-0。しかし、直後から中盤を省略する戦法をとってきたチェコに終始押し込まれ、立て続けにPKをとられて2失点。1点目のPKとなったファウルは微妙な判定だったが、延長戦を含めてこの試合で唯一といっていいくらい自分達のサッカーが出来なかった時間帯での出来事だった。その後はチェコに退場者が出て延長戦を数的優位で戦うも得点はならず。PK戦の末(3-4)前回と同様ベスト16での敗退となった。

 とはいえ今回の健闘には心から拍手を送りたいし、涙にくれる選手達の姿を見て感傷に浸るのもいいだろう。が、間違っても「感動をありがとう」だけで終わらせてはいけない。私達はユース代表時代に大活躍しながらその後消えていった選手を何人も知っている。彼らにとってはこれからが本当のスタートだし、更にレベルアップを目指して1人でも多くの選手がフル代表に名を連ねるよう見守っていきたい。そのために今大会の結果が糧になってくれればとせつに思う。


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アジアカップ 対カタール戦

2007年07月10日 | 日本代表

 怪我の駒野に代わって左サイドバックに起用されたのは今野、FWは高原の1トップで、中盤は右に中村俊、左に山岸という布陣。前半は日本がボールをほぼ支配しながら無得点で終えるも、後半日本が攻勢をかけた時間帯に高原のゴールで先制するという理想的な試合展開。だったのだが、試合終了直前に相手のFKで失点を許し、1-1の引分けに終わった。

 同じ日の南米選手権の準々決勝。ペルーを相手に4-0の大量リードで迎えた試合終盤、あのアルゼンチンでさえ恥も外聞も無く執拗なまでに相手陣内でボールキープをして見せた。指摘されている阿部のファールやFKに対する壁云々よりも、むしろそこまでに至る終了間際の試合運びが「アマチュア」だったといえる。

 昨日は90分間を効率よく戦うために省エネプレーに徹したせいか、日本選手の運動量は少なく動くのはボールのみで、しかも足下へのパスが異常に多かった。時折、日本らしいパス回しも見られたものの、理想とするサッカーとは程遠い内容に批判もあるようだ。しかし、今大会の気候やピッチコンディションを考えると、日本としてもこういう展開の試合が多くなるのは仕方ないのではないだろうか。

 同じBグループのベトナムがUAEに勝ち日本が初戦で引分けたことで、明らかに当初描いていたプランは狂ったといえる。が、日本にはこれくらいのハンデがあっていい。残り2戦の戦い方も当然変わってくるだろうし、個人的にはかえって面白くなったと思っている。なにより日本の三連覇を当たり前のことのように吹聴する(それこそアマチュアな)メディア連中には昨日の結果がいい薬になったに違いない。 


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