01: ゲット・ビハインド・ミー・サタン/ザ・ホワイト・ストライプス
02: ウィズ・ティーズ/ナイン・インチ・ネイルズ
03: アンコール/エミネム
04: ザ・クック・ブック/ミッシー・エリオット
05: エクストラオーディナリー・マシン/フィオナ・アップル
06: ザ・ライジング・タイド/フォート・マイナー
07: カーテンズ/ジョン・フルシアンテ
08: ザ・マッサカー/50セント
09: ザ・ドキュメンタリー/ザ・ゲーム
10: モンキー・ビジネス/ブラック・アイド・ピーズ
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11: タンク/エイジアン・ダブ・ファウンデイション
12: レイト・レジストレーション/カニエ・ウェスト
13: アンプラグド/アリシア・キーズ
14: デュエット:ザ・ファイナル・チャプター/ノトーリアスBIG
15: TAKK.../シガー・ロス
ジェネレーション・テロリスト/マニック・ストリート・プリチャーズ
「30曲入りの2枚組アルバムを1枚だけ作って終わりにしたい。それを世界中でナンバーワンにして解散する。やりたいことはそれだけだし、これだけを目的に生きてきたんだ。ナンバーワンになって解散。そうじゃなきゃだめなんだ。上手くいかなかったらその時も解散だ。いずれにせよ、アルバムを1枚出したら俺達は終わる」。デビュー直後のメンバーの有名な言葉だが、その最初で最後の作品になるはずだったこのアルバムは2枚組でなく1枚になり、世界中でナンバーワンにもならず、結局バンドも解散しないまま今なお活動を続けている。当時の彼ら自身も決して計算や戦略等ではなく、本気だったのだと思う。恥ずかしいことに?私は冒頭の発言に高揚し、迂闊にも信じてしまった。それはジョン・ライドンの「ロックは死んだ」の言葉以降、久しぶりに聞いたロック的な発言だったからだと思う。昔も今もロックはある意味でいい加減だった。酒と薬漬けのやさ男が反戦を歌い、元ギャングが暴力反対をラップするように、このバンドにもロックの「いい加減さ」を改めて教えられたというわけだ。