ここ1~2週間が重要な時期という政府専門家会議の見解を受けてJリーグは2011年の東日本大震災以来となる試合延期を決定。名古屋はカップ戦2試合とリーグ戦3試合が対象となり、そのうち3試合がホームゲームとなっております。
本日開催予定だったルヴァンカップ清水戦については、先発メンバーの大幅な入れ替えで戦術の浸透度が確認できる一戦であり、加えて21日に二種登録されたばかりの甲田英將君が出場との情報もあっただけに残念ですが、仮に開催を続けるなかで万が一感染者が出るような事態になればJリーグのイメージダウンにつながるばかりか、収束後の試合にも影響しかねないだけに賢明な判断と受け取っています。
ただ、来月18日のリーグ戦から確実に再開される保証はなく、今後の状況次第ではさらに試合が延期される可能性もあり、クラブの資金繰りや選手の心身のコンディション調整等の不安や心配は尽きませんが、チーム構築途上である名古屋のようなクラブにとっては逆に好都合と前向きに考えるしかございません。
尚、今回延期された試合は平日開催での消化を考えているとのことですが、その場合、超過密日程を強いられるのは確実で、できるものなら暑い最中の連戦だけは選手のためにも御免こうむりたいところ。個人的には五輪期間中に余裕を持った日程での消化を検討してもいいのではと思います。とにかく今はただ一日も早い収束を願うばかりです。