赤鯱にこんがらがって

再び真の強豪クラブを目指す名古屋グランパス・・・
J1、そしてアジアの頂点を目指すべく共に戦おう!!

2021ACLグループステージ第3節 ラチャブリFC0-4名古屋

2021年06月29日 | 名古屋グランパス

 ラウンド16進出のために勝ち点3獲得が絶対条件だった一戦で、名古屋は自身初となる山崎のハットトリックを含む4ゴールで快勝。今大会3戦目にして経験する激しいスコールのなかでの難しい試合となりましたが、攻撃陣はゴールという結果で期待に応え、自慢の守備もほころびを見せることなく無失点で終えてくれました。

 大量点が入ったことで指揮官は終盤に陽也や森下、石田を投入。解説の佐藤寿人氏も指摘していた通り、彼らにある程度プレー時間も与えられたことで大会の雰囲気やピッチコンディションを多少なりとも体感させられたことは今後の収穫となりそうです。また、レギュラー選手が警告ゼロで戦い抜いたこともありがたいことと受け取っておきましょう。

 この日はホーム扱いだったラチャブリFCはタイのチームらしいパスワークに時折ロングボールを交える攻撃で健闘を見せるも守備に時間をかける試合展開ゆえゴールは遠い印象。当然のように厳しい内容と結果になりましたが、選手達は最後まで真摯かつフェアに戦っていたのではないでしょうか。

 そんなチーム相手に今度は赤いユニフォームで名古屋が戦う次節も引き続き勝利が絶対条件の一戦です。今節以上のゴールラッシュに期待し、めでたく第二子が誕生した柿谷君のためのゆりかごダンスも楽しみにしたいと思います。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2021ACLグループステージ第2節 名古屋3-0浦項

2021年06月26日 | 名古屋グランパス

 名古屋は初戦から5人を入れ替えて中盤のシステムも変更。これが見事的中しただけでなく、この日は初戦で見られた硬さはなく荒れたピッチにも順応してグループ最大のライバルと目されていた浦項戦に快勝。柿谷のゴラッソ、相手DFの退場劇とPK、マテウスの技ありコントロールショットと見どころ満載で、指揮官はもちろんファミリーも内容、結果共に満足できる一戦となりました。欲を言えば時間稼ぎ気味の交代となった森下を含めて、石田や児玉に時間を与えて出場させてもよかったのではと思っています。

 韓国のチームお得意の激しい肉弾戦を覚悟するなかで、名古屋の選手達もひるむことなくアグレッシブに対応していたのは頼もしい限りです。点差が広がってからは相手選手によるラフプレーが目立つようになりましたが、幸いにも現時点で新たな怪我人の情報は無し。あえて不安点をあげるとすればひるまなかった代償として受けた3枚のイエローカードでしょうか。

 この日の結果により名古屋はめでたくグループ首位に立つもまだ2試合を終えたばかり。チームが置かれるピッチ内外での厳しい環境を考えると、心身の疲労が蓄積する前のできるだけ早い段階でラウンド16進出を決めてしまいたいものです。そういう意味で次節のラチャブリ戦は勝利という結果がマストとなるわけで、指揮官がどのような采配を見せ、選手達がどのように戦うのかが楽しみです。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2021ACLグループステージ第1節 JDT0-1名古屋

2021年06月23日 | 名古屋グランパス

 日程は決まるもはたして本当に開催されるのか疑問視する声も上がっていた東地区のACLグループステージが予定通り無事開幕。また、直前まで不明だった試合中継も日テレに代わってDAZNが放映権を獲得してくれたおかげでJリーグ戦と合わせて視聴できることとなりました。

 離脱中の夢生とマルを除くトップチーム全選手に加えてアカデミー2選手も帯同させたなかで初戦に臨んだ名古屋は、立ち上がりから主導権を握りながら例によって攻撃の形がなかなか作れず、逆に現地特有の暑さや荒れた芝にいち早く対応したJDTに苦戦を強いられる展開に。そんななかでも自慢の守備で無失点にしのぎ、少ないチャンスをものにする十八番のパターンで勝ち点3を手にいれた名古屋。ピッチコンディションや球際の厳しさ、主審の判定基準等々、これぞACLといった部分を選手全員で共有し次節以降に活かしていただけたら幸いです。

 その次節の相手はグループ最大のライバルであり、初戦を2-0で勝利してグループ首位に立っている浦項。今節以上に厳しい試合展開が予想される一戦に臨むにあたり、この日もらった計3枚のイエローカードと試合終了直前に負傷を指摘されていた木本の状態が心配されるところです・・・。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第101回天皇杯2回戦 名古屋5-0三菱自動車水島FC

2021年06月10日 | 名古屋グランパス

 当日の入場者数1,886人・・・
 
 名古屋にとっては2年ぶりとなる今大会2回戦の舞台として選ばれたのは豊スタではなく長良川競技場・・・ファミリーにはお馴染みの名古屋港サッカー場を回避したのは単にスケジュール上の理由なのか、はたまた多数抱える過去の苦い思い出ゆえのことなのか・・・。

 名古屋が長良川競技場で天皇杯を戦うのは大雪で語り継がれる2003年12月20日の4回戦(vs東京V)以来で、個人的に訪れるのは杉森考起君目的で参戦した2018年のFC岐阜対町田ゼルビア戦以来となります。県境をまたぐ不要不急の外出行動に疑問と負い目を感じつつも、今月、名古屋が国内で戦う唯一の公式戦ということで参戦を決めた私です。

 今回の対戦相手となった岡山県代表の三菱自動車水島FCは現在中国リーグ所属で2016年には全国社会人サッカー選手権で優勝、過去にはJFLを舞台に戦った実績もある経験豊富な社会人チーム。1回戦では同じ中国リーグ所属で山口県代表のFCバレイン下関を3-1で下し勝ち上がってきております。

 主力メンバー中心で臨んだ名古屋は序盤から主導権を握りながら無得点のまま時間が経過し嫌な雰囲気が漂い始めるも、FKとPKで先制、追加点が決まって気持ち的に楽になるとその後も粛々とゴールを重ね、世の皆様方においしいネタを提供することなくクリーンシートで試合を終えてくれました。試合後、厳しい試合展開の中でも前後半で決定機を作るなど最後まであきらめない姿勢を見せてくれた三菱自動車水島FCの監督や選手達には名古屋のファミリーからも健闘を称える拍手が送られておりました。

 公式戦初ゴールを決めた陽也と石田の活躍という収穫があった一方で、格下チーム相手にも手詰まり感が垣間見えるなど相変わらず攻撃面での課題は抱えたままの名古屋。その課題がこの一戦で解消されたとは思えませんが、心配していた怪我人が出なかったことも含めて、少なくとも気分良くタイの地に向かうことはできそうです。開幕まで2週間を切ったACLに向けて、代表に招集中の中谷と相馬には無事な帰還を、そしてチームには後悔しないように考えうる準備を全うしたうえで臨んでいただきたいと思います。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする