当日の入場者数10,175人・・・
先行入場時には小雨から本降りとなっていた雨も両チームのファン、サポーターの願いが通じたかように試合前にはあがってなんとか雨中観戦は回避。リーグ戦6試合負けなしと好調、水曜日の天皇杯では山形を相手に敵地で敗退するも、主力11人全員を温存しこの日のために備えてきた長崎との一戦でしたが、残念ながら今回は田中輝希と永井龍の両古巣対決は実現しませんでした。
連敗阻止がかかった名古屋はラッキーなオウンゴールで先制しながらその後はお約束のように?停滞感が漂いはじめるも、前半終了間際に天皇杯に続いて青木のJ初ゴールとなる追加点が決まるとこれが精神的に大きくものをいい、リーグ開幕戦以来となるクリーンシートで6月のリーグ戦全敗だけは免れました。
とはいえ2-0というスコアとは裏腹に自分達のミスからピンチを招くなどハラハラドキドキの展開は相変わらず。特に受けに回ってしまった後半は再三にわたってセットプレーのチャンスを献上、相手の決定力不足にかなり助けられた内容となりましたが、それでも青木のゴールの他に復帰した楢崎が存在感を発揮し、ルーキーの深堀もプロデビューを果たすなどいろいろな意味で見どころと収穫のある試合となりました。
まもなく迎える後半戦に向けての気がかりは負傷交代を余儀なくされた内田君の怪我の程度と、新潟への完全移籍を決断した大武と契約解除が決まったシャルレスの抜けたDF陣の穴でしょうか。この点についてはクラブの今後の動向に注目したいと思います。