赤鯱にこんがらがって

再び真の強豪クラブを目指す名古屋グランパス・・・
J1、そしてアジアの頂点を目指すべく共に戦おう!!

天皇杯決勝戦前日・・・

2009年12月31日 | 名古屋グランパス


 

たとえ決勝の対戦相手が広島でなくても、

たとえ相手GKが松代や藤ヶ谷でなくても、

たとえチームに勢いやノリが感じられなくても、

たとえ延長戦とPK戦を戦って中2日でも、

たとえ増川や阿部が不在でも、

たとえ明日の天気が大荒れの予想でも、

10年ぶりとなるタイトル獲得のため、

再びアジアへ挑戦するため、

そして明日の試合を最後に名古屋を去る選手達、

山口慶、

新川織部、

バヤリッツァ、

引退を表明した広野耕一、

移籍を決意した吉田麻也のためにも、

ピクシーことドラガン・ストイコビッチ監督のもと、

コーチや選手はもちろん、

スタッフやクラブ関係者、

そして我々グラサポとともに、

決して最後まであきらめることなく、

勝利という最良の結果を信じ、

ファミリーとして戦うのみです・・・


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天皇杯準決勝 名古屋1-1(PK5-3)清水

2009年12月30日 | 名古屋グランパス


 当日の入場者数19,578人・・・

 

 エコパスタジアムに参戦するのは'02シーズン1stステージの磐田との開幕戦以来。所用で家を出る時間が遅れ試合開始1時間前に会場入りすると両ゴール裏の自由席は既に満席に近い状態で、試合直前には2階席の一部も開放されておりました。

 欠場した阿部に代わって三都主が左サイドバックで先発。立ち上がりから名古屋がペースを掴みチャンスを作るも、ロングボール一本で先制を許し一転して追いかける展開に。その後は五分の対戦成績を証明するかのように一進一退の攻防が続き、名古屋も玉田のPKで同点とした後のゴールは遠かったものの、相手の追加点だけは許さず結局PK戦へ。

 5人目のキッカーとなった杉本のゴールにはカップ戦に必要とされる“運”も感じられて喜ばしいけれど、この試合の勝利の立役者はなんといっても守護神・楢崎に尽きるでしょう。二週間の中断期間や阿部とマギヌン不在の影響が大きかったとか、ブルゾがこの日もまた0.5人分の仕事さえ出来なかったとか、家本君が相変わらず黄紙を出しまくったとか、そんな不満をも帳消しにしてくれる程の存在感と活躍だったと思います。

 元旦の決勝の相手は粛々とJ2の仙台をくだしたG大阪に決定。今シーズンのリーグ戦では名古屋の2戦2勝で負け無しとはいえ、あくまでも相手のダメっぷりに助けられての結果で、少なくとも今のG大阪はあんなチーム状態ということはないはず。昨日は松代や藤ヶ谷に代わってプロデビューしたGK木村が出場し存在感を示したとか。ということで、もしかしたら決勝戦もまた両チームのGKの出来がポイントになるのかも。

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天皇杯準決勝 清水戦前日・・・

2009年12月28日 | 名古屋グランパス


 周囲からの番狂わせの期待をひしひしと感じつつ?臨んだ天皇杯準々決勝。予想どおりFC岐阜の成長著しい若手選手達が見せる真摯なサッカーに苦戦を強いられながら、それでも前半終了間際の先制ゴールを含むケネディのハットトリックで完封勝利・・・・・も、はたから見ればきわめて当然の結果。

 相変わらず優勝した過去2大会の時のような“勢いやノリ”は感じられないとはいえ10年ぶりにベスト4進出を決めてから早2週間。その間、麻也のA代表初選出、金崎と闘莉王の移籍合意、広野の現役引退、バヤリッツァの退団や麻也のVVV移籍の発表、玉田の入籍が明らかになるなどここにきて大きな動きも見られた名古屋です。

 そんな中で迎えることになった明日の準決勝。天皇杯では11年ぶりの対戦となる相手の清水は、3試合完封勝利と危なげなく勝ち上がり、迎えた準々決勝では延長までもつれながらも新潟をくだすという粘り強さを見せております。リーグ戦では優勝を目前にしながら結局ACL出場権も逃していることもあり、監督も選手も名古屋以上にタイトルに飢えているといっていいのかも。

 準決勝でJ1チームを相手に修羅場をくぐりぬけた清水と、勝って当然と言われるJ2チームとの顔合わせで結果を出したにすぎない名古屋。そしてホーム扱いとはいえ試合会場が清水の地元エコパスタジアムというのが名古屋にとっては分の悪さを感じるところ。ただ、麻也がチームの緊張感の欠如を指摘、警戒しているように、なによりも心配しなければいけないのは2週間という中断期間でしょうか。

 名古屋のスローガンとなっている“再びアジアへ。”の達成のため、我々サポーターとしてもついつい元日の戦いに気が向いてしまいがちだけど、まずは勝利しなければ何も始まらない明日の一戦の重要性をあらためて確認しておきたいと思います。勿論、今大会を最後に名古屋を去る選手達のプレーを目に焼き付けておくことも忘れないように・・・。

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田中マルクス闘莉王獲得・・・

2009年12月25日 | 名古屋グランパス


 個人的に日本で、いや世界中で一番“ナニ”なチームの、しかも象徴的存在でもあった選手の獲得には正直複雑な心境です。クラブが獲得理由の一つに挙げている「精神面での貢献」にしても、鹿島から秋田豊を獲得した時に散々聞かれたような気がするのですが・・・。

 強烈な個性やリーダーシップを持つ選手を欲しながらも一方ではそういう選手をあえて敬遠してきた感もある名古屋で思惑どおりの効果をもたらしてくれるのか、そして一部では彼が3バック向きのセンターバックと指摘されていることも若干の不安を覚えるところです。現に今シーズンから4バックを導入した浦和で結果が出なかったことがそれを証明しているような気もするけれど、こうして正式に加入が決まった以上はそれも監督との確執によるモチベーションの低下が招いた結果と前向きに解釈しておきましょう。

 楢崎、玉田、ケネディ、闘莉王の他にも多くの代表選手を抱えることになった名古屋。戦力アップの期待が高まる反面、ワールドカップイヤーとなる来シーズンに限っては逆に大きなハンディを背負うことになる可能性もあるわけで、もしかしたら今シーズンとはまた違った苦労を強いられることになるのかも・・・。 

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FC刈谷残留ならず・・・

2009年12月20日 | FC刈谷


 

 2009JFL入替え戦 第2戦 FC刈谷 1-1(0-1) ツエーゲン金沢
   (ウェーブスタジアム刈谷 13:00キックオフ 観客数1,605人)

 後半終了間際に日下のFKで同点に追いつくも延長戦に持ち込むためのあと1点が遠かった・・・というより刈谷が終始圧倒していた前半の失点が本当に痛かったです。FC刈谷は2戦合計1-2の1分1敗でJFLからの降格が決まってしまいました・・・。

 アウェイでの第1戦を0-1で落としている刈谷は序盤からボールを支配しチャンスを作りながらもゴールだけが遠いという展開で、あと一歩のところで勝ち星を逃してきた今シーズンを象徴するような試合だったともいえそう。前半の失点もむしろ相手の術中にはまってしまっての結果だったといってもいいのかもしれません。

 今シーズンもたった4試合しか参戦できず、とても真のサポーターとはいえない私ですが、試合後に涙にくれる選手の姿やスタジアムDJの涙声のアナウンスにはさすがに熱くなるものがありました。そしてJリーグとはまた違う面白さを教えてくれたFC刈谷の降格で、そのJFLの試合を気軽に観に行けなくなるのがなにより残念です。

 地域リーグからJFLに昇格する苦労が並大抵のものでないことは知っているつもりだし、それを考えると気が遠くなるところもあるけれど、できればツエーゲン金沢とはJFLの舞台でリベンジを果たしたいところです。来年からチームを率いることが決まったアマラオの「1年でJFLに昇格する」という言葉を信じて、微力ながらこれからもサポートしていきたいと思います。 


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金崎夢生獲得・・・

2009年12月17日 | 名古屋グランパス


 昨夜は珍しく?NHKローカルニュースでも報じられた金崎夢生の移籍合意の一報。名古屋からの1年越しのラブコールが実っての正式発表にまずは一安心。多数のクラブが獲得を競うことになり、鹿島との交渉時には一瞬ドタキャンが頭をよぎったりもしたけれど、金崎がピクシーの大ファンということもあり実際のところは全く心配は無かったようです。「名古屋を優勝させることが生き方に合っている」というコメントが泣かせるではありませんか。

 上手くて強くて速くて若いのはもちろん、今の名古屋には玉田以外にゴールに向かって仕掛けが出来る選手がいないだけに、今回の獲得に関しては全く異論はございません。彼の加入そして活躍が戦力アップだけでなく、出身地である三重県で新たなグランパスファンの開拓につながれば一石二鳥ではないでしょうか。あとは大分時代「8」だった背番号が名古屋でどうなるのかが気になるところです・・・。


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天皇杯準々決勝 名古屋3-0FC岐阜

2009年12月14日 | 名古屋グランパス


 当日の入場者数12,211人・・・

 

 金崎夢生の名古屋入り確定が地元新聞朝刊でも報じられた土曜日に川崎が仙台に敗れる波乱が起これば、その夜のNHK-BS1「天皇杯サッカーダイジェスト」では翌日の対戦相手であるFC岐阜を取り上げ、元名古屋(&元FC刈谷)の秋田英義にスポットをあてるなど、我々グラサポにとっては嫌でも番狂わせを意識させるような試合前日だったのですが・・・

 マギヌンと小川を欠く名古屋は引き続き4-3-3で臨み杉本を中盤で起用。対する岐阜は予想通り立ち上りからアグレッシブかつ名古屋を上回る内容で決定機を作るなど、ケネディの先制ゴールが決まるまではほぼ互角の展開でした。これがもしJ2で12位に終わった岐阜ではなく優勝した仙台が相手だったらどのような結果になっていたのか興味深いところです。

 名古屋は3-0の完封勝利で10年ぶりの準決勝進出も、閉塞感に陥る時間帯もあり、ブルゾも相変わらずの出来で、3トップもあまり機能しているとは思えず、残念ながらこの日もまた“確信が持てるような強さ”を感じることはできませんでした。周囲のアップセットの期待に応えることなく結果を出し、赤っ恥をかかずに済んだことだけをただただ素直に喜んでおきたいと思います。スコアレスドローに終わった今月5日の試合が記憶に新しい清水との顔合わせとなった準決勝は相当の苦戦を強いられることを覚悟しておきましょう。 


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天皇杯準々決勝 FC岐阜戦前日・・・

2009年12月12日 | 名古屋グランパス


後輩
:しぇ、しぇ、しぇんぱーい!2009シーズンも先週5日土曜日の最終節清水戦をもって終了、大躍進を遂げた去年以上の飛躍が期待されていた名古屋ですが、残念ながらリーグ戦は14勝8分12敗の勝ち点50で9位という誠に不甲斐ない成績に終わり、あとは天皇杯を残すだけとなりました。
しぇんぱい:・・・・・。
後輩:先輩の“ろくなことがない発言”のせいで、リーグ戦再開一戦目のホームの千葉戦はまさかの敗戦、直後にダヴィの移籍話が明らかになるとそのまま退団、FC東京戦では2戦続けて惨敗を喫してナビスコカップもあえなく敗退、8月の大分戦ではロスタイムに悪夢の逆転負け、アウェイのG大阪戦では劇的な逆転勝利も楢崎が負傷し3ヶ月の離脱、唯一の希望だったACLもチームの未熟さを見せて準決勝止まりですよ・・・。
しぇんぱい:・・・・・。
後輩:楢崎、バキ、慶、マギヌンの他にも離脱者が続出して満足にベストメンバーで戦えない状況が続きましたし・・・
しぇんぱい:・・・・・。
後輩:ダヴィと共にミスターのリクエストで獲得した隼麿はあまり期待に応えているとはいえず、シーズン途中に獲得したブルザノビッチや三都主もいまいち評価に困るところです。
しぇんぱい:おいおい、それも俺のせいなのか?
後輩:どうなんです?先輩にとっての今シーズンの名古屋は。
しぇんぱい:去年のリーグ3位という好成績が単に勢いだけで掴んだ結果じゃないってことを証明することが目標だったことを考えれば、間違いなく失意のシーズンといっていいんだろうな。
後輩:・・・・・。
しぇんぱい:「所詮、名古屋は万年中位チーム」って陰口たたかれても仕方ないぜ。
後輩:・・・・・それでもACLは国内で1チームだけ準決勝まで進んだんですし、さっきも言ったように怪我人が続出したことも考えれば評価できる点もありません?
しぇんぱい:それで満足してもらっては困るけどな。
後輩:・・・・・戦力と戦術の上積みを目指して臨んだ今シーズンですけど、リーグ戦に関して言えば最後まで安定した戦いが出来なかったですね。
しぇんぱい:上積みどころか逆に目指すサッカースタイルまで見失うことになっちゃったもんな。
後輩:やっぱりダヴィの誤算と新人及び若手を含めた総力戦で戦えなかったというのが最大の原因ですかねぇ・・・。
しぇんぱい:それ以前の問題として下位チーム相手の取りこぼしとか、思い出したように顔をのぞかせるナイーブさとか、ここ一番での勝ちきれなさとか、去年から抱えてる課題さえも克服できなかったんだけど。
後輩:・・・・・ミスターの選手起用や采配はどうでした?
しぇんぱい:確かにチームだけじゃなく新人監督としても壁にぶつかったシーズンだったよな。
後輩:ACL敗退直後の「戦術を理解できる選手がほしい」っていう発言には多くのグラサポが違和感を覚えたようで。
しぇんぱい:あれは好意的に解釈すれば「だからこそ戦術を理解できる選手になってくれ」という意味もあったんじゃないのか?
後輩:で、戦術を理解できる選手だったはずのダヴィが結局最後までチームのスタイルにフィットせず、挙句の果てにああいうことになっちゃって・・・
しぇんぱい:そのダヴィも胡散臭いブローカーとやらに食い物にされちゃったのか、移籍先でとんでもないことになってるみたいだな。
後輩:本人は無給でのプレーを強いられ、奥さんもホームシックにかかるわで、今や家族共々Jリーグへの復帰を希望してるそうです。
しぇんぱい:名古屋へ入る移籍金も来年夏までの分割払いだったみたいだし。
後輩:ま、今後中東クラブへの移籍を考えてる選手達へのいい警鐘になればいいんですけど。
しぇんぱい:ダヴィの他にも今年は特に多くの監督や選手が中東クラブに強奪されたよな。
後輩:今後はどのクラブも若くて有望な外国人選手との契約には細心の注意が必要ですね。
しぇんぱい:最悪、逆にうまくビジネスに出来るようにだけはしておきたいな。

後輩
:今シーズンを通して印象に残った選手っていますか?
しぇんぱい:そうだなぁ・・・麻也の成長と広野の発見ぐらいか。
後輩:確かに活躍を見せた選手って思い浮かびませんよね・・・。
しぇんぱい:なにより新人や若手選手達の台頭がなかったのが寂しいよ。
後輩:今年は出場機会もなかなか与えられませんでしたからねぇ。
しぇんぱい:それだけ主力との実力差が大きかったということか。
後輩:・・・・・ミスター曰く、練習と試合で大きな違いがあったそうです。
しぇんぱい:信頼を植えつけるような激しさや決定力が必要とも言ってるぞ。
後輩:みんなおとなしくて控えめな印象ですからね。まあ、これは名古屋の選手全体に言えることなんですけど。
しぇんぱい:本田圭祐とはいかないまでも、若い連中にもっとギラギラしたところが欲しいよな。
後輩:気になる来シーズンに向けての動きとして先月末に慶と広野と織部が、今週水曜日には筑城の退団が発表になってます。
しぇんぱい:慶を切るなんてクラブもまた思い切った決断をしたよな。
後輩:楢崎の不在中にそれなりの活躍を見せてくれた広野の退団も意外でしたよ。
しぇんぱい:今年は広野の他にも結果的にGK4人全員が先発出場を果たしてるんだよな。
後輩:もしかしたら来季以降に向けての採用試験も兼ねてたりしたとか・・・
しぇんぱい:で、長谷川を本格的に戦力として使えると見込んだわけか。
後輩:ユースから昇格して僅か2年の織部も気の毒でした。
しぇんぱい:今の名古屋のFW陣は中盤で使わざるを得ないくらいの飽和状態だからなぁ。
後輩:それにしても慶の退団にはびっくりしましたよ・・・。
しぇんぱい:選手会長を務めるなど人格的にも申し分なしで、かつトップチームで成功した最初の生え抜きの選手だっただけに俺達グラサポのショックも大きいけど、それ以上に現ユース選手や出身選手達に与える影響が気になるところだよ。
後輩:やっぱり守備力以外に強力な武器が無かったってことなんですかねぇ。
しぇんぱい:あのポジションは守備以外に多くの能力が必要なだけにな。
後輩:新加入の三都主を起用することで若干の向上は見せてるとはいえ、ただでさえシーズンを通しての懸案事項でしたからね。
しぇんぱい:リーグ戦は結局吉村の1ゴールだけか・・・。
後輩:問題解消の切り札として札幌のダニルソンの獲得が濃厚といわれてますが・・・。
しぇんぱい:俺としては徳島にレンタルされてる青山隼を呼び戻して本来のポジションで勝負させてやってほしいんだけど、残念ながらその可能性も無くなったのかな。
後輩:青山、徳島で完全にレギュラーを獲得したみたいですね。
しぇんぱい:シーズン序盤にはレッドカードをもらって出場停止処分になるようなハートの強さも見せてるぞ。
後輩:大分の金崎の獲得話も出てますけど。
しぇんぱい:金崎ねぇ・・・それより来年の名古屋の最終ラインは大丈夫なのか?
後輩:・・・・・即戦力の期待もある中央大の新井辰也の加入が決まっているとはいえ、麻也の海外移籍話も気になるところだし、たしかにCBの人材確保も急務ですね。
しぇんぱい:バキの残留も微妙なんだろ?
後輩:増川もああいう感じで・・・
しぇんぱい:竹内も例の一件ですっかり評価が下がってるみたいだし。
後輩:そこへ出てきたのが闘莉王の獲得話で、どうやらかなり現実味をおびてきたようです。
しぇんぱい:やっぱり麻也のVVV移籍は既定路線ということか。
後輩:・・・・・。
しぇんぱい:高い金出してW杯のための腰掛け気分の選手を獲るぐらいなら、それこそ大分の森重とか深谷を獲った方が良かったんじゃないのか?
後輩:・・・・・G大阪の高木和道の獲得が失敗に終わったなんて話も出てましたけど。
しぇんぱい:闘莉王の保険だったんじゃないのか。
後輩:・・・・・そういえば先日の練習試合で花井がCBに入ってプレーしてたそうで・・・
しぇんぱい:守備意識の向上を狙ってなのか、それとも展開力を買われてなのか・・・
後輩:今、最後尾からの好フィードが期待できる選手って麻也ぐらいですもんね。
しぇんぱい:個人的には単なる一時的な起用と思いたいけどな。花井もゲームでキャバ嬢育てる暇があるくらいなら自分の成長をもっと真剣に考えてほしいよ。
後輩:・・・・・ついでに言えばブルゾってどうなんでしょう。サビチェビッチ2世の評価もあって期待が大き過ぎたせいか、ドリブルにしてもボールキープにしてもなんだかいまいち物足りない印象なんですけど。
しぇんぱい:決定機でのシュートはなぜかキ-パーの正面ばかりで、決まったのはごっつぁんゴールがほとんどだし?
後輩:来シーズンもあの程度の調子で終わっちゃうと思うと正直がっかりなんですけど・・・。
しぇんぱい:その不安は残るよな。
後輩
:・・・・・後半戦のベストゲームってあります?
しぇんぱい:・・・・・ACL準々決勝第2戦ぐらいかな。
後輩:残念ながら選手と同様これはっていう試合がないですよねぇ。アウェイのG大阪戦や鹿島戦にしても相手チームの超ダメっぷりに助けられての勝利で素直に喜べないし。
しぇんぱい:あとはアウェイの横浜戦でミスターが見せたボレーシュートか・・・。
後輩:・・・・・戦術の上積みに関してはどうです?今年は状況に応じて3バックを多用したり、最近は3トップにもチャレンジしてますけど。
しぇんぱい:一応、無難にこなしてはいるようだけど、チームとして上積みになってるかどうかは難しいところだな。
後輩:ただ、ホームの川崎戦から始まったブルゾありきの3バックだけは不評でしたよね。
しぇんぱい:結果は出ても心底楽しめなかったもんな。
後輩:あの戦い方に対して多くのグラサポが覚えた違和感や嫌悪感は相当のものだったと思うんですけど。
しぇんぱい:裏を返せば名古屋のサッカースタイルが定着しつつあるという証でもあるわけで、そういう意味ではいい方向に進んでいるといっていいんじゃないのか。
後輩:俺達サポーターは間違ってないと。
しぇんぱい:それが名古屋の今シーズン唯一の収穫だな。

後輩:えー、最後に明日の天皇杯準々決勝なんですが、対戦相手は何の因果かFC岐阜との顔合わせになりました。
しぇんぱい:喜ぶべきなのか、それとも憂うべきなのか・・・
後輩:名古屋はプレシーズンマッチを含めて岐阜には負け無しで相性はいいですよね。
しぇんぱい:豊スタや長良川ではともかく瑞穂での相性はどうなんだ?
後輩:・・・・・。
しぇんぱい:どちらかというと迷走中の浦和の方が良かったのかもな。
後輩:・・・・・岐阜はJリーグから受けた融資返済の延長を要請するなど財政面は相変わらず厳しいみたいですけど、チームの若返りを図って序盤こそ苦しんだ今シーズンも徐々に戦術理解や連携が深まってきたことで、中盤戦以降は結果がついてきています。
しぇんぱい:待望の胸ユニフォームのスポンサーも決まったみたいだし。
後輩:一方でJFL時代からチームを率いてきた松永監督の退任が発表されてますが・・・
しぇんぱい:それもまたモチベーションの一つになるんじゃないのか?
後輩:・・・・・それでもG大阪との対戦となってしまった去年の準々決勝を思えばはるかに勝算はあるんじゃないかと。
しぇんぱい:いいのかぁ?そんなこと言っちゃって・・・。
後輩:・・・・・名古屋も終盤は6試合負け無しで内4試合無失点、戦列を離れていたバキや楢崎が既に実戦復帰を果たしていて、今までなかったチームへの追い風も感じられます・・・。
しぇんぱい:6試合中3試合が引分けで2試合がスコアレスとか、マギヌンの出場停止とか、A型インフルエンザを発症した小川とかは逆風にならないのか?
後輩:そこは強気にJ2のチーム相手と戦うためのハンディと受け取っておきましょう。
しぇんぱい:・・・・・。
後輩:来年再びアジアに挑戦してもらうためには、それぐらいの試練は乗り越えてもらわないと・・・
しぇんぱい:継続して上位争いさえも出来ないようなクラブがアジアに挑戦する資格があるのかという素朴な疑問は置いといてな。
後輩:・・・・・。
しぇんぱい:ついでにアジアの頂点を目指して戦っているのに地元の盛り上がりが一切感じられないようなクラブが挑戦していいのかという素朴な疑問も置いておこう。
後輩:・・・・・。
しぇんぱい:例によってまた盛り下げちゃったか?
後輩:いいんです、先輩はそうやって勝手にネガってて下さい。へたに前向きになるとまたろくでもないことになりますから。
しぇんぱい:・・・・・。
後輩:・・・・・そんな超後ろ向きな先輩でも名古屋が決勝に進んだあかつきには一家揃って元旦の国立に参戦するんですよね?
しぇんぱい:もちろんそうしたいんだけどさ・・・。
後輩:だけど・・・どうしたんです?
しぇんぱい:その・・・肝心の先立つものがちょっとな。
後輩:ふいになったACL決勝の遠征費はどうしたんすか?
しぇんぱい:わけあって別の旅行の足しとして使っちゃったんだよな・・・。
後輩:そんなぁ・・・。
しぇんぱい:こういうご時勢だし我が家もいろいろと大変なんだよ、君。
後輩:・・・・・。
しぇんぱい:そこで俺とお前の仲を見込んでの相談なんだけどさ。
後輩:はあ?
しぇんぱい:おまえ、たしかUAE行きの貯金してたんだよな?
後輩:なんで俺が金出さなきゃいけないんですか、今からバイトでも何でもして自分で稼いでくださいよ。
しぇんぱい:やっぱだめか・・・。


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清水0-0名古屋

2009年12月06日 | 名古屋グランパス


 すみません、ヘタレな私は自宅で浦和対鹿島戦をTV観戦しておりました・・・。タラレバは良くないけれど結果的に勝っていれば6位に入賞していたこの試合。退団が決まった慶と動向が注目されるバヤリッツァとマギヌンが揃って先発、新しいシステムで臨み悪くないサッカーを体現しながらも肝心のゴールは遠かった模様。結局、昨年の最終節と同様のスコアレスドローでシーズンを終えた名古屋です。

 この試合にかぎらず、昨年からの課題の一つだった“勝ちきれなさ”は今年もついに解消されることが無いまま終わり、その他に持ち越された課題についても特に向上した点が見当たらないことを考えれば、リーグ戦9位という成績は極めて妥当な結果だと思います。

 飛躍を遂げた昨年から一転して低迷した今シーズンの反省を活かして再び上位争いができるのか、それとも今年と似たような成績で“中位力”をあらためて証明することになるのか・・・。来年は名古屋にとって本当の意味で実力が試されるシーズンになることだけは覚えておきましょう。


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清水戦前日・・・

2009年12月04日 | 名古屋グランパス


 期待を裏切ることになった今シーズンの成績を象徴するかのように、空席が目立つ豊田スタジアムで行われたホーム最終戦。残留争い真っ只中の山形を相手に立ち上りからボールを支配し理想的なゴールで先制するも、ケネディがピッチを退くと膠着状態に陥り、ピンチをしのぎつつ待望の追加点が入ったのは後半も終盤のこと・・・。“2-0で快勝”というには若干の抵抗を覚える試合だったとはいえ、リーグ戦4試合負け無しで7位入賞の可能性がかろうじて残った名古屋です。

 明日はいよいよシーズンの締めくくりとなるリーグ最終節。前半戦こそ勝ちきれない試合が多かった対戦相手の清水は、後半戦に入って11試合負け無しと怒涛の強さを見せ急浮上。その勢いのまま最後まで優勝争いに加わるかと思いきや、この終盤にきて5連敗を喫し一気に脱落、手の届くところにあったACL出場権さえも逃して現在は7位に後退。当然チーム状態はよろしくないとはいえ、名古屋と同様に天皇杯優勝の可能性も残しており、なによりホーム最終戦につめかけたサポーターを前にしての6連敗はもちろん、眼下の敵を相手に敗戦は絶対に許されないと思われます。

 一方、現在勝ち点49で9位の名古屋は、前節の試合で負傷退場したケネディは大事に至らずチームに合流も、先月29日に山口、広野、新川の退団が明らかになったばかり。今後も引き続き移籍や退団等諸々の発表が予想され、選手達にとっては何かと難しい時期だけど、ここはひとつプロフェッショナルな姿勢で臨んでくれることを信じ、明日は結果だけではなく来シーズンに向けて希望を持てるような試合内容にもあえて期待したいところです。


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