優勝争い生き残りのため連敗はもちろん引分けも許されない状況で迎えたC大阪戦。離脱していた玉田が強行出場しシステムも変更して臨むも、ゴールに結びつくようなシーンは少なくやはり苦戦を強いられ試合は拮抗。3試合続けて0-0のまま終盤を迎えるという不吉な展開の末に訪れたのは意外にも?最良の結果。試合後にミスターが「今日は目的を達した」とコメントしているように、今はなによりも現実の追求が最優先(精一杯?)の名古屋です。
そんな試合から中5日で迎えるのが明日のリーグ戦第9節対山形戦。昨年は15位ながら念願のJ1残留に成功、勝ち点50で10位以内を今シーズンの目標に設定した山形は、ハン・ドンウォンや田代、増田の他、キム・クナンや下村らを獲得し攻守共に強化。開幕ダッシュには失敗したものの現在3勝2分3敗の8位で、特に4月は3勝1敗と勝ち越しておりチームは好調をキープ。一昨年から指揮を執る小林監督の目指すサッカーは一貫しており、戦術の理解度とその遂行能力では名古屋より上なのかも。
一方、前節の勝利で得失点差ながら2位に浮上した名古屋は、ケネディ復帰の朗報も束の間で今度はマギヌンの一週間の離脱が決定。復帰戦で結果を出したとはいえ玉田も万全の状態には程遠く、苦戦を強いられることは必至。玉田の復帰により試合内容に多少の光明が見えたとの声もありますが、今回もまた結果重視やむなしとしておきたいと思います。
ワールドカップ前のリーグ戦も残り4試合。控えている上位チームとの対戦も大切だけど、それも山形と仙台との2戦に勝ってこその話。そのために決して手を抜くことなくひたむきに戦ってくれる選手達を信じ、ファミリーとして全力でサポートするのみです。