当日の入場者数6,918人・・・
主力FW3人や離脱中の大武、怪我あがりのダニルソンに加えて事情は不明ながら泰士までも欠場。ベンチ要員として代表合宿参加中の考起を急きょ呼び戻すなど、まさに総力戦で臨むこととなった名古屋。そんな相手のチーム事情に油断をしたのか、はたまた夏を思わせるような敵地の暑さに面食らったのか、攻守において精彩を欠く入り方をしてしまった仙台を相手に前半26分までに3ゴールが決まるという予想外の展開となりました。
その後は本来のチーム力の差が露呈したかのように仙台に主導権を握られ、さらに攻勢をかけて臨んできた後半立ち上がりにはお約束のCKから立て続けに2失点を献上。後ろ向きな私は引分けどころか逆転劇さえ覚悟するも、珍しく?交代枠をフルに使って1点差のまま逃げ切りに成功。この試合で名古屋が与えた15本というCKの数字が示すように終わってみればヒヤヒヤものの辛勝でした。
かように青息吐息で手にした結果がそのままリーグ戦につながるのかどうかは分かりませんが、それでも若手及び控え選手がこの日見せた活躍が主力陣にとって少しでも刺激になってくれれば幸いです。ホーム公式戦初勝利の余韻に浸る間もなく金曜日には中5日でG大阪戦、リーグ戦初勝利に向けて名古屋の試練は続きます・・・。