赤鯱にこんがらがって

再び真の強豪クラブを目指す名古屋グランパス・・・
J1、そしてアジアの頂点を目指すべく共に戦おう!!

名古屋1-0新潟

2009年08月30日 | 名古屋グランパス


 当日の入場者数12,043人・・・

 

 昨日行われたJ1の試合の中で最低の入場者数・・・。いわゆる“一見さん”が多数来場した川崎戦で惨めな玉砕シーンをお目にかけてしまったせいなのか、残念ながら彼らがリピーターになることはなかったようでございます・・・!?すごしやすかった少し前までの秋の気配から一転して蒸し暑い夏に逆戻りした名古屋。ここ聖地・瑞穂も例外ではなく、少し体を動かしただけで汗が噴出してくる厳しいコンディションでの試合となりました。

 注目の?先発メンバーはマギヌンが欠場しケネディが復帰した他は前節の前半と同じ陣容。主力選手の電撃移籍が影響したのか、名古屋特有の蒸し暑さが効いたのか、見事なまでに攻守に精彩を欠いた新潟に対し、気合十分だったグラサポの応援を味方に、主導権を握った名古屋が前半に玉田の3戦連続ゴールで先制。後半は劣勢を強いられたものの、なんとか1点を守りきって完封勝利。

 6月のACLラウンド16以来となる瑞穂での勝利、そして少し前までは考えられなかった3連勝という結果に上機嫌で家路につく途中、上の息子がポツリと「今のグランパスってさぁ、去年までの浦和みたいじゃね?」と一言。言われてみれば今の名古屋は“らしいパス回し”は減ったし、DF3人と中盤2人(時には4人)を守備に専念させ、攻撃は組織というより個人技による速攻頼み。なんだかこのところ抱えているモヤモヤを的確な表現で指摘されたようで、複雑な気分になってしまったのでした。

 楢崎の離脱は別として、この試合でもマギヌンの不在の影響はさほど感じられず、試合終盤にフレッシュな状態の阿部や隼麿を投入できるようになったことは確かに心強い限りだし、なにより上位争い参入のために勝ち点がほしい状況の中、徐々に連携不足も解消されこうして結果も出ているだけに、今は理想や贅沢は控えて素直に満足しておくべきなのでしょうか。 

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新潟戦前日・・・

2009年08月28日 | 名古屋グランパス


 日曜日の試合にもかかわらず多数のグラサポが参戦した金沢でのG大阪戦。ケネディが不在とはいえ、やれば出来るはずのサッカーを捨て、あえて試験的な布陣で臨んだ前半に2失点。後半に巻が投入され流れが変わり同点に追いつくと、ロスタイムにはマギヌンのFKに反応した相手GKがまたもミスを犯して奇跡とも思える逆転勝利・・・に、浮かれ喜ぶことが出来たのはほんの束の間。

 悲しいかなその後待っていたのは楢崎の長期離脱と、マギヌンの2試合の出場停止処分と、相変わらず相手チームが自滅してくれなければ勝てないという厳しい現実。特に、今シーズン、チームで唯一真っ当な仕事をしていた楢崎の離脱については、巷で言われているような“劇的勝利の代償”などという甘っちょろいものではなく、自ら勝利を放棄したかのような前半の戦い方に対するサッカーの神様の重い罰だと個人的には思っております。

 そんな苦しい状況の中で迎える明日のリーグ戦第24節新潟戦。この時期恒例の失速状態に陥り、ここまで7試合勝利が無く現在2連敗中とか、パリSGから獲得したエヴェルトン・サントスの存在とか、ペドロ・ジュニオールの電撃移籍とかいう新潟のチーム事情など一切関係なく、名古屋はいいところのなかったG大阪戦の前半の戦い方をあくまでも継続するのか、それとも結果を出した後半の流れを重要視するのかが判明する明日のスターティングメンバーに注目したいと思います。もちろん、中位をさまようチームのサポーターらしく、“立ち上がりの時間帯”と“終了間際の時間帯”の戦い方も・・・。 


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G大阪2-3名古屋

2009年08月24日 | 名古屋グランパス


 実力上位チームを相手に頼みの救世主・ケネディを欠いたうえ、前半だけで(お決まりのパターンから?)2点ビハインドという圧倒的不利な展開に、半分以上勝利をあきらめて夕食をとるネガティブな私を尻目に、あくまでも勝利を信じ必死になってPCの画面にかじりつく息子達。

 後半、巻のゴールで1点差という彼らの報告に「得失点差マイナス1なら上出来」としらけ気味に返事をしていた私も、玉田のゴールで同点と聞かされた時には現金なもので狂喜乱舞?。2-2のまま迎えたロスタイムには貴重な勝ち点1獲得のため、祈るように更新ボタンを押し続け、試合終了の文字と共に出て来た結果が<G大阪2-3名古屋>という思ってもいなかったスコア・・・。

 前節と同様3バックで臨みブルゾをFWで起用するも2失点した前半とは対照的に、巻や阿部らが入った後半に3得点という結果からも分かるように、ぶっつけ本番に近い布陣や選手起用ではなく、最初から素直にケネディの代役として名古屋のサッカーを体現できる選手を先発起用するべきだったのではないでしょうか。

 (一応)上位チームをたたき久しぶりの連勝で、このままノっていきたいと言いたいところですが、(またもやってくれた)GK松代君のミスを含めてこの日もまた相手チームの自滅に助けられた感のある試合だったことを考えると、我々サポーターもこの劇的勝利にあまり浮かれてはいけないし、試行錯誤が続くチームの苦戦も覚悟しておいた方がよさそうです。

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G大阪戦前日・・・

2009年08月22日 | 名古屋グランパス


 当面のライバルともいえた千葉を相手に現実的なサッカー?で臨み、浦和戦以来の完封勝利。相手チームの不出来に助けられた感があるその試合内容はともかく、なにより喉から手が出るほど欲しかった勝ち点3を獲得した名古屋。上を見ればACL出場圏内まで勝ち点差7も、転じて下を見れば依然として即残留争い参入の可能性も残る状況で迎える明日のリーグ戦第23節G大阪戦。

 「縦に早いサッカー」へのマイナーチェンジで数試合前までの不振から脱し、目下5戦負け無しで4位に浮上しているG大阪は、少なくとも豊スタで戦った時のようなチーム状態でないことは確実だし、ましてや前節の千葉のような拙攻拙守など望むべくもなく、間違いなく実力上位チームに変貌。

 G大阪のホームゲームとはいえ試合会場が金沢という地理的条件が五分五分なら、中3日という日程も五分五分。あえてアドバンテージをあげるとすれば、満身創痍?といわれる遠藤のコンディションと中東クラブへの移籍を直談判しているというレアンドロのモチベーションぐらいでしょうか。

 名古屋は前節で結果を出した3バックを継続するのか、連戦の疲労を考慮して先発メンバーを何人変えて臨むのかが非常に興味深いところですが、なにしろ実力上位チームとの対戦だけに、例によって中位ちょい下チームのサポーターらしく、まずは“立ち上がりの時間帯”と“終了直前の時間帯”の戦い方に注目したいと思います。 


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千葉0-2名古屋

2009年08月20日 | 名古屋グランパス


 残留争い参入一歩手前という状況を受けて“理想”よりも“現実”を選択したのか、はたまた自らが所望したブルザノビッチと三都主を意地でも先発させたいがためなのか、ミスターはマギヌンを外し吉村を起用したうえで3バックを採用、(一応)名古屋らしいサイド攻撃からケネディーと玉田がゴールを決め完封勝利・・・も、試合後に待っていたのは、もはや試合内容など全く関係なく、ただただ勝ち点3を獲得した結果に喜びそして安堵している自分がいるという寂しい現実・・・。

 昨日は前半にあげたケネディの先制ゴール以降、なかなか追加点を奪えない展開に、昨年のフクアリでの逆転劇や先日の大分戦をついつい想像してしまうなど、戦況をネットでチェックするしかなかった我が家にとっては勝敗にかかわらず精神衛生上あまりよろしくない90分間でした。

 

 


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千葉戦前日・・・

2009年08月18日 | 名古屋グランパス


 シンプルかつ効率の良いサッカーに徹し、試合を優位に進めた川崎に対して、期待の新戦力2人を先発させるも連携不足が露呈し、理想とは程遠い内容に終始して完敗。翌日の試合結果により順位も13位へ後退し、降格圏内である16位のチームとは僅か6ポイント差と、間違いなく残留争いに片足を突っ込みつつある名古屋。そしてその16位のチームが明日のリーグ戦第22節の対戦相手である千葉というのもまた因果なものでございます。

 先月末、成績不振を理由にミラー監督や沢入コーチらが解任され、目下過激なコメントで注目を集めている?江尻新監督の元でリスタートを切ったばかりの千葉は、名古屋にとって相性がいいチームとはいえ、まさかの?逆転負けを喫した昨年のフクアリでの試合以後は2連敗と、その相性にも陰りが見え始めており決して楽観は出来ない相手。

 そんな名古屋の明日の最大の注目はブルゾと三都主の起用法でしょうか。当然のことながらたった3日のインターバルで連携不足が解消出来るわけもなく、例によってリカバリーが精一杯のはず。できれば川崎戦のような商売優先の?スターティングメンバーは控えていただいて、取り戻しつつあったこれまでの流れを考慮し、平等かつシビアな選手起用を期待したいところです。


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名古屋0-2川崎

2009年08月16日 | 名古屋グランパス


 当日の入場者数18,025人・・・

 

 前日までにカテ4、5の前売り券が完売、当日にはカテ3も売り切れとなったようで両ゴール裏とバックスタンドはもちろんのこと、メインスタンドもぎっしり人で埋まった瑞穂陸上競技場。久しぶりに5千本の旗も振られて最高の舞台が整ったのですが・・・。

 要注意だったはずのジュニーニョに2ゴールを許し完敗。2週間のインターバルの影響でも、お客がたくさん入ったからでも、NHK-BS1で中継があったからでも、はたまた相性の問題でもなく、単にチームの実力差がそのまま出た結果だと思います。この日、唯一仕事をした選手は虐殺劇を回避させてくれた楢崎だけでした。

 ブルザノビッチと三都主という切り札2枚を先発に起用したことで、ベンチにはこれまでと同様の面々が座ることに。当然、戦況が悪くなった終盤はお決まりの選手交代に終始し、試合終了時にはピッチ上にFWが4人・・・。この日は頼みのケネディーを活かすことさえも放棄した印象で、一体どういうサッカーがしたいのか最後まで分かりませんでした。

 京都戦以降、(負けた大分戦も含めて)攻撃に関してはこれまでのメンバーでも決して悪くなかったわけで、この試合もブルゾと三都主の2人はベンチスタートで良かったのではないでしょうか。2人の同時起用は興行的には当たりだったのかもしれませんが、かえって今までのチームバランスが崩れたことは明白だったと思います。

 気がつけばこの時期に降格圏である16位の千葉との勝ち点の差は僅か6ポイント。どうやら残りのシーズンは“下の状況”を気にしながら戦うことが濃厚となってまいりました。この日が終戦記念日だったというのがなんとも皮肉・・・。

コメント (2)
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川崎戦前日・・・

2009年08月14日 | 名古屋グランパス


 潜在的に抱える問題の大きさを痛感するとともに、今の名古屋には“上位争い”をする資格など全く無いことを思い知らされた失意の大分戦から早いもので2週間が経過。

 その間、三都主の加入やピチブーの引退、辛勝に終わった清水との非公開練習試合、名古屋U-12が初優勝した全日本少年サッカー大会、平木のFKでドローに持ち込んだサテライトゲーム、存在意義の無いJOMOCUP2009、メキシコ代表の優勝で幕を閉じた豊田国際ユースサッカー、大阪が二連覇を達成したオーシャンアリーナカップ2009・・・と、いろいろありましたが、グラサポの皆さんはいかがお過ごしでしたでしょうか。

 家族とともにお盆休みを満喫しながらも、リーグ戦で負った心の傷はリーグ戦の勝利でしか癒せそうもない私としては、待ち遠しくもあり迎えるのが不安でもあった明日のリーグ戦第21節対川崎戦。ACLに加えてナビスコカップも順調に勝ち上がり、リーグ戦も上位争いに食らいついている川崎とは対照的に、残された唯一の希望はACL(と天皇杯)のみで、リーグ戦に関しては“上位争い”どころか“残留争い”でシーズンを終える可能性も出てきた名古屋。

 ブルザノビッチと三都主の瑞穂デビューも予想され、2人の活躍に期待がかかる一方で、名古屋にとってはただでさえ相性が悪いうえに、今度こそ間違いなく実力上位のチーム。「やべっちF.C.」で名古屋の勝利と読んだ松木安太郎のTOTO予想など到底あてに出来るわけもなく 、そんな名古屋に勝ち目があるとしたら例によって相手チームの自滅を期待するしかないのかも。

 ということで明日は“ACLの前哨戦”などという安易な決まり文句とは一切関係なく、中位ちょい下チームのサポーターらしく素直に?“立ち上がりの時間帯”と“終了直前の時間帯”の戦い方に注目したいと思います。それよりもっと心配しなければいけないのは2週間という(苦手な)インターバルの影響か・・・。


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ピチブー引退・・・

2009年08月05日 | 名古屋グランパス


  

 私と同じくロマーリオを敬愛し、移籍後初先発で早速得点を決めるとその後もゴールを量産、ピクシーから背番号10を受け継ぎ、'03年にはJリーグ得点王とベストイレブンに輝くなど、間違いなく記録と記憶に残る名古屋の名選手の1人です。唯一の心残りは当時の監督との確執から、追われるように名古屋を退団してしまったことでしょうか。

 '00年の2ndステージ清水戦でDFを背負いながら決めたゴールや、'03年2ndステージ横浜FM戦で決めたFKを含むハットトリックは今でも鮮明に覚えているし、ヴァスティッチの日本で最後の試合となった仙台戦で劇的な決勝ゴールをアシストしたのも彼でした。

 年齢を重ねプレースタイルこそ変わったものの、広島や大分ではベテランらしい円熟のプレーを見せてくれたピチブー。彼の最後の試合がピクシーが監督を務める名古屋だったというのがまた泣かせるではございませんか。14年間本当にお疲れ様でした。

 ところで、あちこちでささやかれている?引退撤回の可能性について・・・おおらかなブラジル人のことゆえ十分にあると思います・・・。


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三都主アレサンドロ獲得・・・

2009年08月04日 | 名古屋グランパス


 怪我による長期離脱やチーム事情により出場機会がほとんどなく、年齢的にも終わりに近づいている選手を獲得せざるを得ない状況になったそもそもの原因は、若手選手のブレークや即戦力となるはずだった新人選手の台頭が全く見られなかったことに尽きると思います・・・。

 チームの若返りに逆行するような今回の決定に疑問を感じる一方で、戦況を打開出来る中盤の選手がいないリザーブメンバーに物足りなさを覚えていただけに、私自身も複雑な心境です。とはいえ、三都主の活躍が約束されているわけではなく、現時点で戦力としては全くの未知数なわけで、まずは怪我をすることなくまともに働いてくれるよう願うばかり。

 それにしても先のダヴィの件といい今回の件といい、明らかにブレまくっている今シーズンの名古屋。今回下した判断が結果に結びつかなかった時に、また“面倒なこと”が起きなければいいのですが・・・。


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