当日の入場者数12,043人・・・
昨日行われたJ1の試合の中で最低の入場者数・・・。いわゆる“一見さん”が多数来場した川崎戦で惨めな玉砕シーンをお目にかけてしまったせいなのか、残念ながら彼らがリピーターになることはなかったようでございます・・・!?すごしやすかった少し前までの秋の気配から一転して蒸し暑い夏に逆戻りした名古屋。ここ聖地・瑞穂も例外ではなく、少し体を動かしただけで汗が噴出してくる厳しいコンディションでの試合となりました。
注目の?先発メンバーはマギヌンが欠場しケネディが復帰した他は前節の前半と同じ陣容。主力選手の電撃移籍が影響したのか、名古屋特有の蒸し暑さが効いたのか、見事なまでに攻守に精彩を欠いた新潟に対し、気合十分だったグラサポの応援を味方に、主導権を握った名古屋が前半に玉田の3戦連続ゴールで先制。後半は劣勢を強いられたものの、なんとか1点を守りきって完封勝利。
6月のACLラウンド16以来となる瑞穂での勝利、そして少し前までは考えられなかった3連勝という結果に上機嫌で家路につく途中、上の息子がポツリと「今のグランパスってさぁ、去年までの浦和みたいじゃね?」と一言。言われてみれば今の名古屋は“らしいパス回し”は減ったし、DF3人と中盤2人(時には4人)を守備に専念させ、攻撃は組織というより個人技による速攻頼み。なんだかこのところ抱えているモヤモヤを的確な表現で指摘されたようで、複雑な気分になってしまったのでした。
楢崎の離脱は別として、この試合でもマギヌンの不在の影響はさほど感じられず、試合終盤にフレッシュな状態の阿部や隼麿を投入できるようになったことは確かに心強い限りだし、なにより上位争い参入のために勝ち点がほしい状況の中、徐々に連携不足も解消されこうして結果も出ているだけに、今は理想や贅沢は控えて素直に満足しておくべきなのでしょうか。