当日の入場者数4,968人・・・
疲労の蓄積がピークに達する真夏の7連戦最後の試合に臨む名古屋の対戦相手はよりによってここまで負け無しの10連勝と波に乗る首位・川崎。戦前から記録更新(もしくは連勝ストップ)をネタにした巷の関連記事を目にするにつけ、12日のルヴァンカップで実力差を見せつけられた名古屋としては引き分けで上出来などとネガティブな結果を予想していたのは私だけだったでしょうか・・・。
15:30の開場と同時に降り始めた激しい通り雨のおかげで暑さは一時和らぐも逆に湿度が高くなるなかで行われた上位対決は、相手の攻勢をしのぎ切って迎えた前半終了間際に決まった1点を最後まで守り切って名古屋が勝利。この日は趣向を変えてアウェーゴール裏での観戦を試みたのですが、素早いサイドチェンジを経て供給されたクロスボールに頭で合わせた夢生の復帰初ゴールと守備陣の気迫のこもったプレーを目の前で見ることができたのは幸運でした。
疲労により守備にまわる時間が多かった後半はもちろん、前半も序盤から決定機を作られるなど90分を通して相手のペースで進む厳しい試合となりましたが、選手達は攻撃では数少ないチャンスを活かし、守備では集中力を切らすことなく戦ってくれたと思います。強豪チームの独走を阻止するためにも今後川崎と対戦予定のチームにとって今節の名古屋の戦い方が多少なりとも参考になったのであれば幸いでございます。
ウノゼロで終えた勝利の余韻に浸るのも束の間で、中5日のインターバルをはさんで控えるのはルヴァンカップ・ノックアウトステージを含めた5連戦です。引き続き目指すサッカーをブレずに追求するべく、とりあえず選手達には心身の疲労回復につとめていただきたいと思います。