守護神・楢崎が不在でも、
吉村が出場停止でも、
6試合勝利から遠ざかっていても、
なお優勝争いに留まっているという奇跡的な?状況に、
グラサポが大挙して訪れたアウェイの京都戦、
マギヌンの2ゴールで優勢に立ち、
古巣相手に気合が空回り気味の西村がミスを連発しながらも、
それなりにゲームを支配していた前半に対し、
相手が戦術を変え攻勢をかけてきた後半、
消極的なプレーで受け身にまわり、
課題のセットプレーの流れから失点すると、
まだスコアは2-1にもかかわらず、
とたんに潜在する“負け犬根性”が顔を出し、
お約束のように同点ゴールを献上、
不安定で一貫性のない主審の判定も重なり、
選手達はただ苛立ちをつのらせるばかりで、
ただむなしく時間が過ぎていく展開に、
引分けを覚悟したロスタイム、
ヨンセンのPKで勝ち越し、
ネバーギブアップを体現、
リーグ戦7試合ぶりとなる劇的な勝利も、
まだまだクリアすべき課題は多い名古屋・・・
明日はリーグ戦第33節、
対戦相手の札幌は、
10月に早々とJ2降格が決まり、
今月には三浦監督の退任も発表、
天皇杯も4回戦で敗退し、
攻守の要・クライトンもブラジルに緊急帰国、
漏れ聞こえてくるのは名古屋対策よりも、
来シーズンに向けての情報ばかりで、
もはや失うものは何もないチーム、
対する名古屋はといえば、
楢崎の復帰はいまだかなわず、
吉村に加えて玉田までが出場停止、
なによりも繰り返し見せるひ弱で心もとない試合運びに、
相当の不安を覚えるけれど、
明日は今シーズンのホーム最終戦、
聖地・瑞穂でプレーする名古屋のヨンセンと藤田も見納め、
鹿島の劇的勝利とか、
川崎の大勝とか、
今はもう一切関係なく、
ただ輝ける名古屋の未来のために、
名古屋のサッカーを見せてくれ!!!
ればいいのです・・・
CLIMAX Never Give Up For The Win.