思えば昨年5月22日のルヴァンカップグループステージ第6節神戸戦で負った怪我がこのような結果につながってしまった気がします。仮に昨シーズンも万全な状態で試合に臨むことができていればおそらく実力通りの成績は残していただろうし、今シーズンも始動日から別メニューのまま無断帰国したあげく金銭をめぐる訴訟問題にまで発展することはなかったのではないでしょうか。別の理由として現指揮官が標榜する戦い方への不満とか、単なるサウダージとかその他諸々あったのかもしれませんが、いずれにしてもジョーの心が名古屋から離れてしまったことだけは確実です。
個人的には2月の開幕時から不在だったことに加え、コロナ禍により成績どころでない状況もあって、正直なところ退団のショックはそれほど大きくありませんが、それでも2018シーズンの活躍を見るにつけチームが受けるダメージは小さくなく、そのぶん金崎夢生に寄せる期待がますます大きくなるというものです。今はただただジョーとクラブ間の不幸な終焉を残念に思うのと同時に、ビッグネームと呼ばれる選手の扱いの難しさをあらためて実感しているところです・・・。