昨年7月開催のはずが治安悪化等で延期となり、一時は開催自体が危ぶまれていた今大会。1次リーグを2勝1敗のBグループ2位で通過したオーシャンズは準決勝でアル・サッド(カタール)に4-7で敗れ決勝進出を逃すも、3位決定戦ではポート・オーソリティ(タイ)をPK戦で制し今大会3位に終わりました。
準決勝まで順調に勝ち進みながら中東クラブ相手に本来の力を発揮する前に失点を重ねて散り、対戦相手のアル・サッドも決勝戦で敗れて2位に終わっている点など、ACLを戦った昨年のグランパスとそっくり。もし、グランパスが3位決定戦をやっていたらはたしてどんな結果になっていたのでしょうか。尚、記念すべき第1回大会の優勝クラブは開催国のフォーラド・マハン・セパハン(イラン)となっております。
同時期に国内で行われていた第15回全日本フットサル選手権大会ではシュライカー大阪が優勝。以前、3冠達成などと調子のいいことを書いてしまいましたが、クラブ選手権出場のため当初からオーシャンズの不参加が決まっており、そもそも3冠そのものが不可能でした。今シーズンはまたも1冠に終わったとはいえ、国際大会で貴重な経験を積んだオーシャンズの来シーズンの更なる飛躍に期待したいと思います。