第1戦を1-1で終えるも続くリーグ戦の快勝で多少なりとも期待が高まっていたルヴァンカップ準々決勝第2戦でしたが、結果はアウェーゴールルールの適用など全く必要の無いスコアで敗戦。終わってみれば主力が復帰した対戦相手に敵地でのリーグ戦と同様にチーム力の差をまざまざと見せつけられることとなりました。
残念ながら名古屋はこの一戦でも怪我人の復帰がかなわず、指揮官は直近の試合で起用したメンバーでのやり繰りを強いられております。札幌戦を含めて連戦4試合を消化することになる選手達にとって心身の疲労の蓄積はもちろん、加えて声出し応援の解禁で更に強まった完全アウェーの影響もあり、この日は目指すサッカーの体現すら難しかったようです。個人的には数々の逆境にさらされながらも8強まで駒を進められたことで、前回王者として最低限の意地だけは見せられたのではと思います。
大会連覇の夢が破れる準々決勝敗退を嘆き悲しむ間もなく、中3日で容赦なく待ち受けるのは敵地でのリーグ戦でございます。可能性は残るも今シーズンの無冠がほぼ決定的となり、チームとしてのモチベーションも心配されるなかで、難敵が相手となる連戦5試合目の一戦もまた先発メンバーのやり繰りに悩むことになるであろう名古屋の試練は続きます・・・。
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