バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

抗血栓活性を有する融合蛋白質及びその製法

2006年12月31日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願平7-143707 出願日 : 1995年6月9日
公開番号 : 特許公開平8-333400 公開日 : 1996年12月17日
出願人 : 味の素株式会社 外1名 発明者 : 鬼頭 守和 外6名

発明の名称 : 抗血栓活性を有する融合蛋白質及びその製法

【目的】 ヒトフォンビルブランド因子に由来する安定性の高い抗血栓活性フラグメントを提供する。
【構成】 ヒトフォンビルブランド因子の血小板表面の糖蛋白質Ib結合部位(但し、ヒトフォンビルブランド因子と血小板との結合を阻害する活性に実質的に影響を与えない1若しくは2以上のアミノ酸残基の変異、欠失若しくは挿入を有していてもよい)の少なくとも一部を有するペプチドと、安定性の高い蛋白質とを融合させ、安定性が高く、ヒトフォンビルブランド因子と血小板との結合を阻害する活性を有する融合蛋白質を得る。

藻類由来の生理活性物質を利用した医薬、食品または飲料

2006年12月31日 | 生薬・植物成分と薬効 漢方
【解決手段】式1:で表される3,6-アンヒドロガラクトピラノース、そのアルデヒド体、その抱水体およびそれらの2-O-メチル化体より選択される化合物ならびに該化合物を含有する可溶性の糖化合物からなる群より選択される少なくとも1種の化合物を有効成分としてなる該化合物に感受性を示す疾患の治療、改善または予防用の医薬組成物、飲食品、化粧料等を提供する。該化合物は、アポトーシス誘発、制がん、活性酸素産生抑制、過酸化脂質ラジカル産生抑制、NO産生抑制等の活性を示し、抗酸化剤や、鮮度保持剤の有効成分としても有用である。

出願番号 : 特許出願2006-179538 出願日 : 2006年6月29日
公開番号 : 特許公開2006-282675 公開日 : 2006年10月19日
出願人 : タカラバイオ株式会社 発明者 : 榎 竜嗣 外8名

発明の名称 : 藻類由来の生理活性物質を利用した医薬、食品または飲料

【課題】天然物由来のアポトーシス誘発作用等の生理機能を有する安全性の高い物質を開発し、該物質を有効成分とするアポトーシス誘発剤等の、該化合物に感受性を示す疾患用の医薬品、該物質を構成成分とする機能性飲食品等を提供すること。


「フコイダンエキス400」を新発売 タカラバイオ

2006年12月31日 | NEWSクリッピング
タカラバイオ株式会社(社長:加藤郁之進)は、ガゴメ昆布から抽出した「フコイダン」含有の食品を、製品名「フコイダンエキス400」として平成19年1月15日より発売いたします。

当社は、すでにガゴメ昆布「フコイダン」を含有する健康食品として、ドリンクタイプと顆粒タイプを発売していますが、フコイダンシリーズのラインアップとして 従来品よりフコイダン含量を増やし、飲みやすいパウチタイプとして「フコイダンエキス400」を製品化しました。「フコイダンエキス」には、厳選した国内産ガゴメ昆布を原料に当社独自の製法で抽出したガゴメ昆布「フコイダン」を400 mg含有しています(特許第3505185号)」。タカラバイオ㈱ニュースリリース2006-12-08

【特許番号】特許第3505185号【登録日】平成15年12月19日
【発明の名称】食品又は飲料
【特許権者】タカラバイオ株式会社

 ガゴメ昆布またはマ昆布由来のフコイダンを含有する食品又は飲料であって、アルギン酸及びフコイダンの重量の合計値に対するフコイダンの重量の比が43%以上のフコイダン含有抽出物もしくは純化されたフコイダンを含有する、穀物加工品、油脂加工品、大豆加工品、食肉加工品、乳製品、野菜・果実加工品、菓子類、アルコール飲料、嗜好飲料から選択される食品又は飲料。

米、クローン食品承認へ 肉、牛乳、表示の是非焦点に

2006年12月31日 | NEWSクリッピング
【ワシントン=渡辺浩生】米食品医薬品局(FDA)は28日、クローン技術で生まれた家畜の肉や牛乳を食用として初めて承認する方針を決めた。安全性に問題がないと判断した。90日間のパブリックコメント(意見公募)を経て正式に認可する。しかし、消費者側の拒否反応は根強く、表示の是非など商品化に向けた課題はなお残されている。 FujiSankei Business i. 2006/12/30

心筋細胞:再生、ブタで実験 ヒトへの応用、視野--自治医大など

2006年12月31日 | NEWSクリッピング
 自治医科大と東京女子医大の研究チームが来年1月、ブタの心筋細胞から作ったチューブを別のブタに移植し拍動させる実験に乗り出す。ラットを使った同様の実験は既に成功しており、研究チームの小林英司・自治医大教授(移植免疫)は「将来はヒトの細胞から心不全治療に使える『拍動動脈』を作りたい」と話す。毎日新聞2006-12-30

ミクロ世界の電源となる新素材開発 1万倍の光伝導効果

2006年12月31日 | NEWSクリッピング
光をあてると電気が流れる微小チューブ

 将来、SF映画「ミクロの決死圏」のような超小型の機械を動かす電源になるかも――光で照らすと電気を流す、太陽電池のような微小チューブを、日本の研究チームが開発した。米科学誌サイエンスに論文が掲載された。朝日新聞 2006年12月29日

花子、古里はミャンマーです 円山動物園のゾウ、DNA鑑定で判明

2006年12月31日 | NEWSクリッピング
 札幌市円山動物園で飼育されている全国で二番目の長寿のアジアゾウ「花子」(雌・推定六十歳)の出生地が、ミャンマーとみられることが二十九日、北大のDNA鑑定で分かった。花子は一九五三年に同園に移ってきたが、出生地は不明だった。北海道新聞2006/12/30

花粉症緩和米 収穫を公開/茨城の生物資源研

2006年12月30日 | 植物&農業
 農業生物資源研究所(茨城県つくば市)は29日、スギ花粉症の症状緩和を狙った遺伝子組み換え(GM)米の収穫を公開した。年明けにも人に食べてもらい安全性を確認する試験に入る。この試験に必要な米の量を得るため、今年は2期作を取り入れ、8月収穫分を含め計450キロを確保した。安全面や倫理面で問題がなければ、5年後には商品化できると同研究所では見込んでいる。日本農業新聞 掲載日:2006-11-30

◇スギ花粉症緩和遺伝子組換えイネの問題点
   河田昌東
 独立行政法人農業生物資源研究所が開発中の、スギ花粉症予防効果ペプチド含有イネ(いわゆるスギ花粉症緩和遺伝子組換えイネ)について、これまで同研究所から公表された論文、新聞記事、および同研究所と共同開発している全農が2004年度に同イネを隔離圃場における栽培試験を行うために農水省と環境省に提出した「第一種使用規定承認申請書」(カルタヘナ条約関連)、2004年5月8日に全農が栽培試験に当たって平塚市の全農・営農技術センターで行った説明会での説明などを検討した結果、以下の問題点があると思われる。遺伝子組換え情報室(2004・5・11)


新規抗腫瘍剤およびソヤサポゲノールBの製造法

2006年12月30日 | 菌類 細菌
出願番号 : 特許出願平9-55459 出願日 : 1997年2月25日
公開番号 : 特許公開平10-234396 公開日 : 1998年9月8日
出願人 : 日本化薬株式会社 発明者 : 錦織 隆昭 外2名

発明の名称 : 新規抗腫瘍剤およびソヤサポゲノールBの製造法

【課題】新規な抗腫瘍剤を提供する。
【解決手段】ソヤサポゲノールBを有効成分とする抗腫瘍剤。
ペニシリウム属に属し、生理活性物質ソヤサポゲノールB生産能を有する微生物を培地中で培養し、培養液中に生理活性物質ソヤサポゲノールBを生成蓄積せしめ、これを採取することを特徴とするソヤサポゲノールBの製造法。
ペニシリウム エスピー NF03900株およびその変異株

ジベレリンの調製および糖尿病での使用

2006年12月30日 | NEWSクリッピング
出願番号 : 特許出願2003-522584 出願日 : 2002年8月12日
公表番号 : 特許公表2005-501864 公表日 : 2005年1月20日
出願人 : 504080836 発明者 : ジェンキンス, ピーター ジェームス 外2名

発明の名称 : ジベレリンの調製および糖尿病での使用

本発明は、糖尿病およびその合併症および関連する状態(肥満、微小血管疾患および大血管疾患、ネフロパシー、ニューロパシー、眼疾患、糖尿病性潰瘍などを含む)の処置のための、薬学的組成物または医薬の調製のための、式(1)の化合物(ジベレリン)およびその誘導体の適用に関する。この方法は、血清グルコースレベルおよび他の生理学的状態の正常化を生じる。糖尿病およびその合併症および関連する状態についての処置方法であって、式(1)の化合物(ジベレリン)ならびに/または、そのラクトン、グリコシド、エステル、活性エステルおよび塩を含む薬学的に受容可能な誘導体を、そのような処置を必要とする患者に施す工程を包含する、方法。