農業生物資源研究所(茨城県つくば市)は29日、スギ花粉症の症状緩和を狙った遺伝子組み換え(GM)米の収穫を公開した。年明けにも人に食べてもらい安全性を確認する試験に入る。この試験に必要な米の量を得るため、今年は2期作を取り入れ、8月収穫分を含め計450キロを確保した。安全面や倫理面で問題がなければ、5年後には商品化できると同研究所では見込んでいる。日本農業新聞 掲載日:2006-11-30
◇スギ花粉症緩和遺伝子組換えイネの問題点
河田昌東
独立行政法人農業生物資源研究所が開発中の、スギ花粉症予防効果ペプチド含有イネ(いわゆるスギ花粉症緩和遺伝子組換えイネ)について、これまで同研究所から公表された論文、新聞記事、および同研究所と共同開発している全農が2004年度に同イネを隔離圃場における栽培試験を行うために農水省と環境省に提出した「第一種使用規定承認申請書」(カルタヘナ条約関連)、2004年5月8日に全農が栽培試験に当たって平塚市の全農・営農技術センターで行った説明会での説明などを検討した結果、以下の問題点があると思われる。遺伝子組換え情報室(2004・5・11)
◇スギ花粉症緩和遺伝子組換えイネの問題点
河田昌東
独立行政法人農業生物資源研究所が開発中の、スギ花粉症予防効果ペプチド含有イネ(いわゆるスギ花粉症緩和遺伝子組換えイネ)について、これまで同研究所から公表された論文、新聞記事、および同研究所と共同開発している全農が2004年度に同イネを隔離圃場における栽培試験を行うために農水省と環境省に提出した「第一種使用規定承認申請書」(カルタヘナ条約関連)、2004年5月8日に全農が栽培試験に当たって平塚市の全農・営農技術センターで行った説明会での説明などを検討した結果、以下の問題点があると思われる。遺伝子組換え情報室(2004・5・11)