バイオの故里から

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体外操作胚の正常性の判定又はスクリーニング方法

2006年12月22日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2004-59803 出願日 : 2004年3月3日
公開番号 : 特許公開2005-245294 公開日 : 2005年9月15日
出願人 : ニプロ株式会社 外1名 発明者 : 宮崎 幸司 外1名

発明の名称 : 体外操作胚の正常性の判定又はスクリーニング方法

【課題】動物胚における遺伝的な異常を早い段階で検出するための手段を提供し、動物胚の効率的なスクリーニング技術を提供すること。
【解決手段】
胚の後期発生(胚性ゲノム活性化後)、着床、分化に重要な関わりがある少なくとも1の遺伝子に着目し、これをマーカーにすればより簡便に遺伝子発現の異常を判定することができることを見出し本発明を完成した。本発明によると、胚の正常性を早期に確認する事ができ、動物胚作製技術の優劣の指標とすることができる。また、本発明の方法により、遺伝子レベルにおいて正常であるとスクリーニングされた胚、又はスクリーニングによって正常な核移植胚の作製が保証された技術を用いて作製された再構築胚を胚受容雌に移植すれば、動物胚作製技術の開発における効率の向上、及び実験に供試する卵子や胚受容雌などに用いる雌動物個体自体の削減にもつながる。

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