バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

生体内遺伝子発現検出用組成物

2006年12月22日 | からだと遺伝子
出願番号 : 特許出願2004-7548 出願日 : 2004年1月15日
公開番号 : 特許公開2005-198545 公開日 : 2005年7月28日
出願人 : 国立大学法人福井大学 外1名 発明者 : 藤林 靖久 外3名

発明の名称 : 生体内遺伝子発現検出用組成物

【課題】近年、胚性幹細胞や組織幹細胞の発見とその培養細胞株の樹立、さらに特定細胞への分化誘導条件の相次ぐ開発に伴い、再生医療における胚性幹細胞を用いた細胞移植治療が現実のものとなりつつあり、遺伝子治療も実際の臨床治療の選択の一つとして確立されてきた感があるが、多くの場合取り出して調べる他に正確に把握する術を持たないのが現状であり、細胞移植治療における機能性細胞もしくはES細胞等の生死判別や、遺伝子治療における治療遺伝子の発現モニタリングなどの方法として、インビボ遺伝子発現検出システムの開発が切望されていた。
【解決手段】天然エストロゲンとの結合能を有しない変異型エストロゲン・レセプターをコードする遺伝子(Mer)をレポーター遺伝子として組み込んだプラスミドを有する形質転換細胞が発現して産生するMer蛋白と選択的に結合する合成ステロイド誘導体を含んでなるMer蛋白により非侵襲的に生体内遺伝子の発現検出が可能となった。


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