バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

DNAマクロアレイプロテオミクスプラットフォームに基づく前立腺癌関連組成物

2006年12月21日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2004-502932 出願日 : 2003年5月7日
公表番号 : 特許公表2006-518182 公表日 : 2006年8月10日
出願人 : フイラデルフイア・ヘルス・アンド・エデユケーシヨン・コーポレーシヨン
発明者 : スターンズ,マーク 外2名

発明の名称 : DNAマクロアレイプロテオミクスプラットフォームに基づく前立腺癌関連組成物、方法およびキット

本発明は、前立腺癌が包含されるがそれに限定されるものではない、ある種の疾患、疾病もしくは症状においてその発現が増加される、哺乳類PCADM-1遺伝子をコードする新規な核酸およびそれによりコードされるタンパク質に関する。本発明はさらに、PCADM-1発現ならびに/もしくはPCADM-1ポリペプチドの生産および活性を調節することもしくは検出することを含んでなる、前立腺癌を検出しそして処置する方法に関する。さらに、本発明は、DNA結合タンパク質およびそれらと特異的に結合する二本鎖オリゴヌクレオチド配列の同定のための新規なアッセイに関する。最後に、本発明は、PCADM-1遺伝子発現を阻害するようにPCADM-1 mRNAに特異的に結合しそしてそれにより腫瘍細胞および腫瘍組織を破壊するDNAZYMもしくはDNA酵素に関する。

組換えノイラミニダーゼならびに該組換えノイラミニダーゼを適用したワクチンおよびその製造方法

2006年12月21日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2006-27285 出願日 : 2006年2月3日
公開番号 : 特許公開2006-193527 公開日 : 2006年7月27日
出願人 : フラームス・インテルウニフェルジテール・インスティテュート・フォール・ビオテヒノロジー 発明者 : ヴァルター・シャルル・フィールス 外2名

発明の名称 : インフルエンザワクチン

【課題】天然のノイラミニダーゼに対応する抗原特性をもち、正確な作法で折り畳まれる組換えインフルエンザノイラミニダーゼを提供すること。
【解決手段】ノイラミニダーゼ発現ベクターベクターで形質転換された宿主細胞、またはノイラミニダーゼ発現ベクターで形質転換されたウイルスに感染させた宿主細胞を適当な培養培地中で培養し(ここで、発現ベクターには、膜アンカーをコードする領域を欠損しているインフルエンザウイルスのノイラミニダーゼ遺伝子のコード領域の少なくとも一部、またはその修飾バージョンが含まれ、該コード領域に先立ち、シグナル配列が相内で連結している);該発現産物ノイラミニダーゼを培養培地から単離することによって得られる組換えノイラミニダーゼならびに該組換えノイラミニダーゼを適用したワクチンおよびその製造方法ならびに精製方法を提供する。

インフルエンザ感染症に対するワクチンによる予防、および特異的治療製剤が持つ欠点を補う

2006年12月21日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2005-76351 出願日 : 2005年3月17日
公開番号 : 特許公開2006-254777 公開日 : 2006年9月28日
出願人 : 国立大学法人 大分大学 発明者 : 山城 哲 外2名

発明の名称 : インフルエンザウイルスA型H3N2サブタイプを効果的に中和するヒトFab抗体FabIF1A11を発現する遺伝子群IF1A11

【課題】インフルエンザ感染症特異的な治療製剤としてのオセルタミビルは感染初期での投与でしかその効能が発現されないこと、乳児には投与できないこと、インフルエンザ感染症が重症化した際の特異的な治療法が確立されていないこと。また,予防としてのインフルエンザワクチン接種は、その効能が発現するのに時間を要すること。
【解決手段】コンビナトリアル科学法およびファージディスプレイ法を用いてヒトFabを発現する遺伝子群IF1A11を分離し、その遺伝子産物であるFabIF1A11が、インフルエンザウイルスA型H3N2サブタイプに対して効果的に中和活性を有することを発見した。遺伝子産物であるFab IF1A11はヒトFabであり、現在インフルエンザ感染症に対するワクチンによる予防、および特異的治療製剤が持つ欠点を補う可能性のある分子であると思われた。

RNAを添加された抗原提示細胞を用いる癌および病原体感染の治療方法

2006年12月21日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2006-129005 出願日 : 2006年5月8日
公開番号 : 特許公開2006-254920 公開日 : 2006年9月28日
出願人 : デューク・ユニバーシティー 発明者 : ナエア,スミタ・ケイ 外2名

発明の名称 : RNAを添加された抗原提示細胞を用いる癌および病原体感染の治療方法

【課題】開示されるのは、患者の腫瘍形成または病原体による感染を治療するまたは予防するための細胞および方法である。
【解決手段】本発明の細胞は、腫瘍または病原体に由来するRNAを添加された抗原提示細胞(例えば、樹状細胞またはマクロファージ)である。該RNA添加抗原提示細胞を患者に対して投与することにより、腫瘍形成または病原体感染を治療できるしまたは予防できる。或いは、該RNA添加細胞は、CTLの ex vivo 増加の刺激用細胞として用いることができる。次に、このようなCTLを、慣用的な養子免疫療法技術の変法において用いることができる。

短干渉核酸(siNA)を用いる遺伝子発現のRNA干渉媒介性阻害

2006年12月21日 | からだと遺伝子
出願番号 : 特許出願2006-117199 出願日 : 2006年3月1日
公開番号 : 特許公開2006-271387 公開日 : 2006年10月12日
出願人 : サーナ・セラピューティクス・インコーポレイテッド 発明者 : マクスウィゲン,ジェームズ 外7名

発明の名称 : 短干渉核酸(siNA)を用いる遺伝子発現のRNA干渉媒介性阻害

【課題】種々の用途,例えば,治療,診断,標的評価およびゲノム発見用途における使用において遺伝子発現を調節するのに有用な試薬を提供する。
【解決手段】標的核酸配列に対するRNA干渉(RNAi)を媒介しうる小核酸分子,例えば,短干渉核酸(siNA),短干渉RNA(siRNA),二本鎖RNA(dsRNA),マイクロRNA(miRNA),および短ヘアピンRNA(shRNA)分子。該小核酸分子は細胞,組織または生物における遺伝子発現の調節に応答する任意の疾病または状態の治療において有用である。

腎臓移植:がん罹患率、移植後は3.3倍 免疫抑制剤の影響か

2006年12月21日 | NEWSクリッピング
 【ワシントン和田浩明】腎臓移植を受けた患者ががんにかかる比率が、平均罹患(りかん)率の約3・3倍に達するとの調査結果をオーストラリアの研究者らがまとめ、19日に米国医師会雑誌に発表した。移植による拒絶反応を抑える免疫抑制剤の投与が原因と見られる。毎日新聞 2006年12月21日 東京朝刊


論文データねつ造の教授、大阪大が懲戒解雇

2006年12月21日 | NEWSクリッピング
 大阪大大学院生命機能研究科(大阪府吹田市)の杉野明雄教授(63)が米国の科学誌にデータを捏(ねつ)造、改ざんした論文を発表した問題で、阪大は20日、杉野教授を同日付で懲戒解雇したと発表した。読売新聞2006-12-20
◇阪大教授の捏造疑惑論文?J.Biol.Chem.(2006)
 http://blog.goo.ne.jp/riibs/e/9083dfc80f2d7c8d22a88490ecd3a825

肥満、腸内細菌で決まる?…米ワシントン大

2006年12月21日 | NEWSクリッピング
 動物の腸の中にすむ細菌が太りやすさに関係していることを米ワシントン大のチームが突き止めた。21日発行の英科学誌ネイチャーに発表する。
 人間など哺乳(ほにゅう)類の腸内には、1000種類以上の細菌がすみ、消化吸収の補助などに役立っている。ほとんどの細菌が、バクテロイデス(B)類かファーミキューテス(F)類のいずれかのグループに属している。読売新聞2006-12-21