自転車のサドルの上で・・・

サドルの上での気ままなひとりごと

アスリート漬物

2008-09-07 | Weblog
 山岳グランドフォンド「青山高原」(ACA主催)の日。予報と違いよい天気。暑くなることが予測される。
 スタートは旧一志町役場。ここから、榊原~青山高原~伊勢見~城立~布引峠~青山町阿保~桔梗が丘~御杖村~逢坂峠~一志町という124kmのコース。山岳とあって、難儀が予想される。
 会場へ着き、空いているスペースへ車を止め、チームジャージに着替えると、隣の方から「いつもブログ見てます」とご挨拶された。同じ市内のK村さん。50歳という。同じ小中の後輩に当たる。恥ずかしいこと限りなし。このブログはどうでも良いようなことばかり書いているし、勝手ながら、あくまで「どんなべ」という架空の人物の書くお話として、受け止めていただきたい(笑)。
 さて、bunさんや、まつださんとも久しぶりにご挨拶していたが、常連の桑名のY田さんがいない。先週の乗鞍ゴール前でバシューンと抜かれたが、その走りについて聞きたかったのだ。
 今日は75名程度が参加。8時にスタート。先頭付近に位置して、榊原まで引っ張ってもらう算段。しかしこの先頭3人は速いので、不釣合いと、離れて次のグループを待つことに。そこにまつださんもやってきて、自分も少し引いたりする。
 最初に青山高原の登りがある。今日は一段と抑えて昇ることに。中盤でbunさんが抜いていく。乗鞍15分台は速いね。
 抑えて登っているが、やっぱりきつい。登坂能力が減退しているのが思い知らされた。七曲りのところでなんと、桑名のY田さんが降りてくるではないか。「今日は実家に来ています」だって。すれ違って唖然でした。
 さて、三重大風車のあるサミットのところではbunさんがカメラを構えている。こちらはそれに応える余裕なし状態。下の角の酒屋から53分でもこれでは全くどうしようもない。
 800mの高原の上は涼しいが、今日は休み無しで降りて再度、青山峠(490m)から伊勢見(662m)へ登る。アミノバイタルゼリーで補給。
 伊勢見も通過して中腹の補給ポイント(570m)でバナナ1本と飲み物の補給があった。バナナは旨かった。ここから、城立(215m)までダウンヒル。
 城立(10:09)でチェック。ここから布引峠(590m)へ登る。さすがに脚が疲れてきた。集落はずれの登り口でストレッチ休息。
 布引から旧青山町165号までは下りで快調。走行しながらアンパンをぱくつく。
 道に迷っていた先行者を案内して、桔梗が丘のコンビニ(206m)まで。しかし、165号の坂で脚がつる。まだピクピクだが、いつ痛くなるかだ。コンビニでは買い物して、レシートが証明書。大休憩・ストレッチ。
 実は今日は先日とくさんに分けていただいた「アスリートソルト」を忘れてきた。これは失敗だ。こんな暑い日には脚が攣らないのが不思議なくらいなのに。
 ここから道の駅「姫石の湯」(463m)まで20kmのだらだら登り。
 攣らないようにするとスピードが出ない。のろのろ走る。しかし奈良県御杖村にはいると坂が強くなり、とうとう両足同時に攣ってしまい、下車。
 何とか姫石の湯までたどり着いた。ベンチでストレッチしたが、立ち上がろうとすると脚が攣る。これでは乗れない。リポDでも売ってないかな、と売店を覗く。しかし、飲み物は売っていない。野菜中心の市場。しかし、冷蔵コーナーで漬物発見。数種類の漬物の試食がある。
 矢も楯もたまらず、爪楊枝に5,6個串刺しして口に放り込む。『辛い!』こんな塩辛いもの売っているのか、と思ったが、私の口の中は甘いもので一杯状態であったのだ。「これも」「これも」と試食を重ねるうち、体の中から、『これこそ求めるもの!』という声が聞こえる。『今度、車で来たら一杯買うからね』と言いはしなかったが、この恩忘れません。
 三重県境までは豪快なダウンヒル。しかし逢坂峠の登りでまた脚が攣る。下車して脚を叩く。再度乗り出して、小さな峠を越し、40km程度で下っていると、ペダルの回りが調子良い。ようやく、漬物の塩が効いてきた様だ。
 平坦にうつっても35.6kmで巡航でき、結果、1時59分、20番目でゴール。
 メーター読みは5時間23分。随分休んでしまった。「アスリート漬物」のおかげで最後の30kmが助かった。気温は34,5度あったようだ。頭から水かけて走ったからなぁ。
 
 帰りに昼の閉店(14:30)前の久居「十得」でざるうどん「ゴマ汁」700円旨い。
 (ぼやけてますが、食べかけの写真です)
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