
待望のザ・グルーヴァーズの新譜「MODERN BOOGIE SYNDICATE」が
一般発売に先駆けて到着した。先日も書いたがアドヴァンス・
メンバーシップ・カードを持っている人には「アルバム未収録CD-R」
が送られることになっていて、おまけ好きの私は本末転倒ながら
いつものように「おまけ」から聴くことになる。
曲は「SWEET JANE」。V.U.のカヴァーである。
今までも幾つかのカヴァー・ソングを発表しているので
驚きはしないが、選曲が意外な感じがした。
勿論嫌いな曲ではないので、喜び勇んでプレイヤーにセット。
おお、CD-Rではなく、プレスCDではないか!。
歌詞が日本語なのがいい。もちろん藤井一彦の訳によるものだが
なかなか渋い訳である。英語を日本語に変えて曲に乗せると
どうしても言葉数が多くなってしまう。これは言語の問題だから
仕方ないことだ。多くなってしまった言葉の音をどう曲に
乗せるか・・・。ルー・リードの原曲のメロディーを活かしながら
ポエトリー・リーディングに近い形で日本語を乗せるという
アイディアは実に冴えている。
同時に私が佐野元春の「ナポレオンフィッシュと泳ぐ日」収録の
ある曲を想起したのも事実。
ルー・リード自身も曲に呟くように歌詞をのせていくパターンが
昔からいくつかあるが、こういった手法、アイディアの格好いいところが
日本のロックに活かされ消化されるのは何とも嬉しい。
グルーヴァーズは友部正人訳詩の「LIKE A ROLLING STONE」の
カヴァーを過去に発表している。正直なところ、今回の「SWEET JANE」の
出来はそちらにはかなわないと思うが、これはあくまで高次元の話。
そこいらのバンドと比べての話ではないのだ。
将来、グルーヴァーズのボックスとかが編まれる時に収録される
可能性があるが、レア云々以前に「ファンへの贈り物」としては
これ以上何を望めばいい?というくらいに満足している私がいる。
アルバム本体は12月7日、店頭に並ぶ。
ジョン・レノンにも聴かせたかった・・・・・。
一般発売に先駆けて到着した。先日も書いたがアドヴァンス・
メンバーシップ・カードを持っている人には「アルバム未収録CD-R」
が送られることになっていて、おまけ好きの私は本末転倒ながら
いつものように「おまけ」から聴くことになる。
曲は「SWEET JANE」。V.U.のカヴァーである。
今までも幾つかのカヴァー・ソングを発表しているので
驚きはしないが、選曲が意外な感じがした。
勿論嫌いな曲ではないので、喜び勇んでプレイヤーにセット。
おお、CD-Rではなく、プレスCDではないか!。
歌詞が日本語なのがいい。もちろん藤井一彦の訳によるものだが
なかなか渋い訳である。英語を日本語に変えて曲に乗せると
どうしても言葉数が多くなってしまう。これは言語の問題だから
仕方ないことだ。多くなってしまった言葉の音をどう曲に
乗せるか・・・。ルー・リードの原曲のメロディーを活かしながら
ポエトリー・リーディングに近い形で日本語を乗せるという
アイディアは実に冴えている。
同時に私が佐野元春の「ナポレオンフィッシュと泳ぐ日」収録の
ある曲を想起したのも事実。
ルー・リード自身も曲に呟くように歌詞をのせていくパターンが
昔からいくつかあるが、こういった手法、アイディアの格好いいところが
日本のロックに活かされ消化されるのは何とも嬉しい。
グルーヴァーズは友部正人訳詩の「LIKE A ROLLING STONE」の
カヴァーを過去に発表している。正直なところ、今回の「SWEET JANE」の
出来はそちらにはかなわないと思うが、これはあくまで高次元の話。
そこいらのバンドと比べての話ではないのだ。
将来、グルーヴァーズのボックスとかが編まれる時に収録される
可能性があるが、レア云々以前に「ファンへの贈り物」としては
これ以上何を望めばいい?というくらいに満足している私がいる。
アルバム本体は12月7日、店頭に並ぶ。
ジョン・レノンにも聴かせたかった・・・・・。
お引越しに合わせてこちらも模様替えですね。
おお。あのナンバーは友部正人の訳詩だったのですか・・・(と、今ごろ・・・)“どんな気分だい?宿無しになるって”とこの若さでよくこんな風に訳したなぁ、と思ったものでしたが(笑)友部さんは“I shall be released"の日本語訳も秀逸でしたね。グルーヴァーズの“Sweet Jane"はin東京というかんじになってるのかな?
自分がジョン・レノンより年上になっていくのはそのことを思うたびいろいろな意味でセンチメンタルになります。ストーンズ新作のキースのじじ声を聴くと「ジョンのじじ声も聴きたかったなぁ」と思います。
そうなのです、あのイマジネーションを刺激する
訳は友部正人によるものです。
今回の「SWEET JANE」の訳はまあ、直訳に近いです。
ただ、日本語で歌われるとドキっとします。
例えば。
And anyone who ever played a part
Oh wouldn't turn around and hate it!
これは曲の最後の歌詞なのですが
「何かを演じておきながらその役を憎まないヤツが
いるか!」と歌われます。
死ぬために生きていると先に歌っておきながら
なんとか先に(よりよい暮らしに)進みたいという
前向きなこの詞がグッとくるのです。
キース・リチャーズの歌唱は酔っ払いのカラオケのように
気持ち良さそうで、こぶしまわしに賛否が別れる
ところですが、いい感じでジジイになったと思います。
今年も12月8日まであと少し・・・・。