今日は雨降り。関東地方は水不足だというのに大雨に苛まれている地域もある。
自然の成り行きとはいえ、もうちょっと配分よくやってくれないものかと思う
RAINY DAY IN JULYである。
というわけで69回に続いて今日も傘を持った女性の構図が可愛らしいジャケット写真の
ガブリエル・アプリンを聴いている。10年頃から曲を発表している若きSSWで、
掲載写真の「ENGLISH RAIN」は13年リリースのファースト・アルバム。
日本では14年の映画「黒執事」の主題歌を歌っていることで知っている方もいるかも
しれない。
私は「黒執事」を見ている(笑)のだが、その時は全くピンとこなかった、というか
名前すら憶えなかったのだが、昨年この盤をジャケ買いして後からその事実を知った。
何がきっかけで過去に見聞きしたものに繋がるかわからないものだと改めて思った次第。
英国在住ということでこちらの想像は増幅するが、ジャケットの曇天とパステルカラーの傘
という相反する物が重なる時に生じる魅力と同じように、曲の端々に湿り気と瑞々しさ
というどちらの捉え方も可能な魅力を感じさせるのが素晴らしい。
過去にジョニ・ミッチェル(盤は限定されるかも)をよく聴いた、或いはスザンヌ・ヴェガ
をよく聴いたなんていう年代の人が聴いても違和感なく彼女の魅力は感じ取れるだろう。
昨年出た2枚目はロック色が強まり賛否両論だったようだが、それはともかくこの
デビュー盤での彼女の佇まいは本当に素敵だ。
ところで、何で「黒執事」見たんだろう。(笑)見たといっても映画館に出かけた
わけではないのだが、それでも見ていることには変わりない。
ハッ、もしかして剛力ちゃん目当て?まさか・・・。(笑)
>過去にジョニ・ミッチェルをよく聴いた、或いはスザンヌ・ヴェガを
おらは、どちらかというと彼女はジュディ・コリンズ系ではないかしら、と感じました。
なお、いちご白書みたいなPVもあり、なんとなくLATE 60's という雰囲気むんむんです。
このジャケは秀逸ですね。Harryさんがジャケ買いしたのもよくわかります。
ジュディ・コリンズ、なるほど言い得て妙です。
古いけど新しい、という雰囲気がいいのですね。
曲が多く収録された盤は開いた傘を正面に向けた
ジャケなのですが、敢えてこちらを選びました。(笑)